スライディング・ドア


評価 : ★★☆
(1999/9公開 アメリカ 100分)

この恋、ひとつじゃない。
もし、その電車に乗り遅れたら・・・
もし、その電車に乗れたら・・・
彼女の恋の運命は、一枚のドアから始まった。

グウィネス・パルトロウが男児を出産したそうで(本日のFlixMovieSiteより)。
あー、べつに好きな女優ってわけじゃないけど(どっちかといえばどんな役でもほとんど同じ印象しか残らない役者なのであんまり好きではないかも( ̄▽ ̄;))、そういえば最近、見かけないねぇ~と思ったのでグウィネスの出演している映画をとりあげてみようと思います。

多分『恋に落ちたシェイクスピア』のほうがアカデミー賞をとったこともあって有名なんだろうけど、あえてこっちをチョイスしてみました(笑)
・・・いやあ、初めてこれ観た時に「うーん・・・なんでグウィネスは『タイタニック』の主演を蹴ってわざわざこれに出たんだろう( ̄へ ̄;)?」って思ったから、内容は好みではないけどずっと覚えていたんだよね( ̄▽ ̄;)

内容は、ヘレン(グウィネス・パルトロウ)が、電車に乗れた場合と、乗れなかった場合、その後に起こったであろう二つのドラマ(乗れた場合は隣の席の人と意気投合、恋人の浮気現場に遭遇。乗れなかった場合は、ひったくりのせいで怪我をして、恋人の浮気相手とは鉢合わせしない)を同時進行させて交互に描いたラブ・ストーリー。

おいらはべつに『タイタニック』が何度もリピーターになって映画館に足を運んでまで観るほどの素晴らしい作品だとは思っていないし、レオナルド・ディカプリオのファンでもないけれどさぁ~、こっちに出てくる全く魅力皆無の男二人に比べたらやっぱりスターのオーラがでてる作品だからさぁ・・・そういう意味ではグウィネスがこの作品にわざわざ出演した理由がわからないんだよねぇ・・・当時のインタビュー記事か何かで脚本に魅力を感じたっていうのを読んだ気がするけど、ハッキリ言って発想はそこそこ面白いけどキャスティングミスに脚本ミスもいいとこでおいらには何の魅力も感じられなかった( ̄▽ ̄;)(←毎度ながら酷評)
だいたい、2パターンの未来を用意したわりには結末は同じようなもんなのかよというつまらなさと(どうせなら全く違う未来を用意しろよ!)、どっちの男も本当に全く魅力なしでなんであんな男に?って思ってしまって気持ちが全く入り込めないのもキャスティングミスすぎるし、台詞も設定も寒すぎ・・・発想と凝った撮り方は認めるけど、ちっとも活かしきれていないのがダメすぎて、このレベルなら『世にも奇妙な物語』くらいの短編ドラマでいいような気すらした・・・ってかおいらは『世にも奇妙な物語』のほうがもっと面白いとすら思えたよ( ̄▽ ̄;)
まあ、大作を蹴って出演したわりにはさほどヒットもしなかったような気がするので観客は正直ということか~、『タイタニック』ほど大掛かりな宣伝や多数の劇場で上映はしなかったから興行成績を比べるのは間違いではあるけれど、単館モノでも売れるものは売れるし記憶に残って話題にもなるもんなぁ。おいらの中では「なぜこれに?」という記憶しか残ってない(笑)
いや、「人生は自分で切り拓くのだ」というメッセージ性もちょっとばかりあって面白いっちゃ面白いんだけどなんせキャストが魅力に欠けるので( ̄▽ ̄;)(←しつこい)
しかしAmazonのレビューではなんかものっすごく評価が高いんだけど何でなのかな、まあ趣味の違いか(笑)

# レンタルで観たのでパンフレット未購入。

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大怪獣東京に現る


評価 : ★★
(1998/09/26公開 101分)

えーと、GyaO Cinemaでやってたんですけどね(っていうか4/25まで配信中だからまだやってるんだけどね)、このB級くさいタイトルにあやしさを感じつつも、なぜか気になってついつい観てしまいました。だって桃井かおりが出てるんだもん。

いやぁ・・・なんというか。
あらゆる意味でちょっとした衝撃をくらいましたよ(謎)

内容は、福井県にあるのどかな町を舞台に、東京に現れた大怪獣出現事件のニュースを見て慌てふためく人々や、ごく普通の生活を続ける人々の人間模様を描いたコメディ。

えーと。
タイトルが「大怪獣東京に現る」なんだけど舞台は福井県だし、その大怪獣(ゴジラか( ̄▽ ̄;)?)とやらも東京から大阪方面へ周辺を破壊しながらうろうろしてるし、なんだかよくわからないけど九州地方からも亀型大怪獣(ガメラか( ̄▽ ̄;)?)が現れてきてぶつかったところで戦いだしたり、米軍やら中国・北朝鮮・韓国連合軍が狙い打ちするという設定なんだけど、致命的なことに大怪獣が出てきません(笑)
ぜーんぶ、テレビニュースで伝えられるだけ(しかも映らなくて赤と緑の矢印で日本列島内での進行方向が示されるだけ)という・・・なんだこれ、ありえない、ありえないよー!?の連続( ̄▽ ̄;)
撮り方がグランドホテル形式(THE有頂天ホテルと同じ)でたくさんの人の人間模様をそれぞれ描いて最後にまとめるという形式なんだけど、またこのオチがひどい・・・無理やりすぎて唖然。ある意味、衝撃(・∀・;)

・・・あれだけの俳優を使ってよくこんなの作ったなぁとは思うけど・・・多分、もう二度と観ないだろうなぁ( ̄▽ ̄;)
ゴジラとガメラを戦わせるコメディを作ろうとして、製作会社が違うから版権の問題で訴えられたら嫌だなーとわざと怪獣をださなくて周囲の人の反応だけであおるという逃げ道作ったような映画なんだもん・・・B級っていうかC級っていうかD級っていうかなんというか。
発想は大胆だと思うけどさぁ・・・これってどうなの( ̄▽ ̄;)?

・・・っていうかそれ以前の問題として何で観てしまったんだろう( ̄▽ ̄;)←バカ

# ネット配信で観たためパンフレット未購入。・・・ってか映画館でやってても観に行ってないと思う(笑)

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マスク・オブ・ゾロ


評価 : ★★★★☆
(1998/10/10公開 アメリカ/トライスター 137分)

20世紀最後のヒーローがやってくる!

2006年1月21日から続編の「レジェンド・オブ・ゾロ」が公開になるってことで、先日、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが映画の宣伝のために来日してましたね。数日前の朝、テレビで見たんだけど思ったより気さくそうな人だなあと思いました・・・いやー、いろいろビックリな噂がある人だったからさぁ~(謎) 
めざましテレビで軽部さんが噂の真相について直接聞いてるのを見て「ひょえええ!それって気分損ねたりしないか( ̄▽ ̄;)?」ってちょっとドキドキで見てたんだけど全然OKみたいだった(笑)
・・・もっとも、その直撃インタビューをしている軽部さんが某ハリウッド噂ネタのコーナーを持ってて、仰天噂を撒いている張本人の一人だということを知ったらキャサリンはどう思うか知らないが(笑)

まー、そんなことはさておき、前作「マスク・オブ・ゾロ」について。
1998年に公開ってことでもうあれから8年になるんですね・・・早っ!

この作品は、たしか父と一緒に2人で観に行った記憶があります。
うーん・・・何か忘れたけれど、たしかもう一本別の映画を見ていて、それがあまりにもつまらなくって腹が立って、「もう一本見て記憶から削除してやるーっ!」って入った気がするなあ。・・・で、すっかりその前に観た一本がなんだったか忘れてしまったんだけど・・・まあそのくらいこの作品が面白かったということでしょう(笑)

内容は、300年にわたるスペインの支配からの独立を宣言したメキシコで、民衆に慕われるゾロとして暗躍していた町の有士ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガ(アンソニー・ホプキンズ)はカリフォルニア知事のドン・ラファエル・モンテロ(スチュアート・ウィルソン)に捕らえられ、妻エスペランザ(ジュリエッタ・ローゼン)を殺され生まれたばかりの一人娘を奪われた上、失意の中、長い間投獄されていた。20年後、脱獄したデ・ラ・ベガはモンテロが本国から戻ってきたことを知って殺そうとするが、成人した娘のエレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)がモンテロの実の娘として育てられていたことを知り思いとどまる。デ・ラ・ベガはモンテロ配下のラブ大尉(マット・レッシャー)に兄を殺され自暴自棄に陥っていたお尋ね者のアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)に出会い、彼がかつて自分がゾロとして活躍していた時に手助けした少年だったと知り、彼をゾロの後継者として育てそれぞれ復讐をとげようとするという勧善懲悪の痛快アクションのお話。

とってもわかりやすいストーリーで娯楽の王道ともいえるアクション映画になってます。
アントニオ・バンデラスがかっこいいし(最初は「えー・・・主人公がこのおじさんっぽい小汚いチンピラ( ̄▽ ̄;)?」って感じだったんだけど、初代ゾロに仕込まれてだんだんかっこよくなっていったんで見てるうちによくなった)、それよりなにより初代ゾロ役のアンソニー・ホプキンズがものっすごく素敵!
オジサマの魅力全開なんですよ!てゆーか、年齢的にはこの時61歳で還暦過ぎてるから、おじいさんの領域だと思うけど、ものすごくセクシーでかっこいいったらないんですよ!そこは力いっぱい主張しちゃうね(笑)
あのゾロのトレードマークの「Z」のマークをシャッシャッて剣で書くところなんか痛快でかっこよくてたまんない。もう気分爽快。最後の戦いのシーンなんかもすごくワクワクするしね。
この時、アントニオ・バンデラスも38歳だったし、やっぱり男は年取ってからだよね!(何が?)
だからって決して、自分の家のお父さんとか夫とか兄や弟と比べちゃダメですよ、そこは現実を見なきゃ・・・現実を・・・_| ̄|○ (悲)(←失礼)
そしてキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。もう、超キレイ。なんですかあのキレイさは。
この時、29歳ですよ。今のおいらと年齢かわんないですよ_| ̄|○ (←比べんな)。もー、こんな年齢になるまでどこにこんなキレイな女優さんが眠ってたんだろうって思いましたよ、おいらは。それまでは見たことない女優さんだったんでね。こんなにキレイでインパクトのある女優さんならそれまでに見たことあったら覚えてそうなもんだったんですけど・・・って、この頃はまだそんなに映画を見ていない時期だったので当然っちゃ当然なんですけど。
でもどうやらこれがハリウッド映画デビュー作だったみたいですね。それまでにロンドンのミュージカルに出ていたり、1990年にイギリス・フランス合作の「シェラザード/千夜一夜物語」で映画デビューはしていたらしいんですけどね。テレビのミニシリーズ「タイタニック」でキャサリンを見たスピルバーグが彼女を推薦して本作の役を射止めたらしいです。・・・あ、そういえば「マスク・オブ・ゾロ」は監督はマーティン・キャンベルだけど、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグだったっけ。
このすぐ後の作品もショーン・コネリーと競演の「エントラップメント」だったし、やっぱりキレイなおねーちゃんにおじさまも首ったけってことだよね!・・・って、その結果が私生活で25歳年上のマイケル・ダグラスとの結婚になるのか?(最初に結婚報道を聞いた時には年齢差で「親子じゃん!」ってマジでびっくりしましたけど、最近、年の差婚も多いので慣れてきました・・・あ、自分が年とったからか( ̄▽ ̄;))

そういえば、映画館で観た後で父が「あの女の人(キャサリン)はキレイだったなあ・・・」とそれしか言わず、おいおいストーリー全然覚えてないんじゃないか( ̄▽ ̄;)?って思った記憶があるなあ・・・この前も、今度続編が公開だよって言ったら「あのキレイな女の人がでていたやつか!」って言ってたから、それしか覚えてないのかよって思ったもんなあ(笑)

もうすぐ公開予定の続編は、近々、観に行く予定です♪

# パンフレットは500円。私は生まれていない頃の話なのでよく知りませんが、ゾロの映画って1920年のダグラス・フェアバンクス・シニア主演に始まって本作までで16作も作られてたんですね!ガイ・ウィリアムズ主演のテレビシリーズもあったそうで、そのあたりのゾロ人気の背景や今回のロケについてなどの情報も書かれています。

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レインメーカー

評価 : ★★★★
(1998/6/27公開 アメリカ ギャガ 135分)

ぎゃーっ、パソコンの調子が悪くって書いてた文章全部消えたよΣ( ̄ロ ̄lll)・・・くっそー、気を取り直して(T-T)

今日は、9月の月間ロードショーとしてパソコンテレビGyaO〔ギャオ〕 Cinemaで取り上げられていた「レインメーカー」について。10/1まで無料で観られますので興味のある方はどうぞ!(ってまた取り上げるの遅かったから残り上映期間短いなー、すみません(^^;)

原作は日本でもファンの多い作家、ジョン・グリシャムの『原告側弁護人』。
グリシャム原作の映画化は本作で6本目になるので、原作ファンは観た人が多い映画でしょう。
ちなみにグリシャム原作で映画化された他の作品は、「法律事務所」「ペリカン文書」「依頼人」「評決のとき」「処刑室」・・・1本ぐらいはご存知の方も多いのでは? 特に有名なのはトム・クルーズ主演「ザ・ファーム/法律事務所」とジュリア・ロバーツ主演「ペリカン文書」でしょうか。私はこのテの映画もけっこう好きなので多分「処刑室」以外は観てますね(多分っていうのは映画化された時のタイトルは「処刑室」ではなかった気がするんだけど思い出せないので)。

レインメーカーとは「雨のごとく金を降らせて成功する弁護士」という意味だそうです。
ということで、ストーリーは、レインメーカーを目指す若き法律家のルーディ・ベイラー(マット・デイモン)が相棒デック・シフレット(ダニー・デビート)と共に、白血病患者に対して支払いを拒否している悪徳保険会社グレート・ベネフィット社とその弁護士・ドラモンド(ジョン・ボイト)と裁判で争う法廷ドラマ。・・・ここにクレア・デーンズ演じるケリー・ライカーとのサイドストーリー的なお話も絡んできますが、こちらは驚くほどあっさり終わってしまう展開なんでどーでもいいです。普通なら正当防衛とはいえ暴力夫を殺した妻があんなにあっさりうまく出て来れると思わないし・・・ルーディとケリーの間にロマンス?みたいなシーンがあったので、ケリーが実は計算ずくで正当防衛になるように仕向けた犯罪だった!とかなら面白いなーって考えながら観てたんだけど何のひねりもなくて残念でした(^^;(←深読みしすぎ(^^;?)。まあそこがうーん・・・って感じなんだけど、法廷内での新米弁護士とベテラン弁護士との緊張感あふれるやりとりが見ものです
アメリカは訴訟社会と言われていますが、その現場を垣間見るような裁判所での戦いは見応えがあります。そういえば、アメリカで弁護士(役でなくて本物の弁護士ね)になるには演技力が必要と聞いたことがあるのですが(多分、ジム・キャリーの「ライアーライアー」か何かで観たような)、なるほどね~というシーンも多々。陪審員に感情論で訴えかけるにはやはり演技力は必要。あとどんな細かいことでも揚げ足をとるようにねちっこく突付いていったり、時間をかけて調査していく地道さも必要。弁護士という職業が決して華やかではないということ、そして訴訟社会アメリカの病んだ部分をクローズアップして考えさせる作品になっています。

主演のマット・デイモンはハマリ役です、苦悩系が似合う人。
脇役では相棒役のダニー・デビートのコミカルさや、ボスのミッキー・ロークのチャラ男っぷりも面白いです。
そして保険会社側の弁護士役のジョン・ボイト。さすがだね~!本作でゴールデングローブ賞(助演男優賞)を受賞していますが、もー悪役といえばこの人!ってくらい悪人面です、悪人役が似合いすぎます(笑)「アナコンダ」の時も「ミッション:インポッシブル」の時も、うわぁこの人すっげー悪いオッサンだーっ悪どさが顔ににじみでてるよ!って思いましたけど、今作もかなり悪人度高いです、ここまで悪人が似合い過ぎると逆に素敵(笑) ちなみに、この人は「トゥームレイダー」などで人気のアンジェリーナ・ジョリーの実の父であります。(似てるような似てないような・・・)

そんな感じで、脚本も(ケリーの件以外は)良く出来ていてキャストにも恵まれており、135分という長さでもあまり中だるみせず充分な見応えのある作品でした。法廷モノと言っても難しい企業と企業の間のスパイ的犯罪や殺人などの複雑な話ではなく、日本でも充分あり得る話だと思いますので観て損はないと思いますよ、オススメ。

# パンフレットは600円。さすがコッポラ監督とグリシャム原作と鳴り物入りで公開しただけあって2人の紹介ページもあります。

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