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ブリジット・ジョーンズの日記

評価 : ★★★★
(2001/9/22公開 アメリカ/イギリス ユニバーサル 97分)

原作は読んでいませんが、もとはイギリスの新聞「インディペンデント」で1995年1月から12月までの一年間にブリジット・ジョーンズという架空の出版社のOLが書いた日記形式のコラムをまとめたもので世界23ヶ国で翻訳されて大人気のベストセラー(もちろん日本語訳も出版されてます)。作者はヘレン・フィールディングというジャーナリストで作家でもあるキャリア・ウーマンで、ブリジット本人は実在していません。あくまでもこれは架空の物語なのです。

それなのに。
この妙なリアリティさは何?・・・いや、現実にいてもおかしくはないんだけど、現実にいたら確実にイタい(どないやねん)。
主役のブリジット・ジョーンズを演じるレネー・ゼルウィガーはこの役のために6キロも体重を増量したらしいですが、すんごいデブって感じではなくどこにでもいそうな隣のおねえさん的キュートな魅力が満載。ただちょっと眉間の皺が気になりますがそこは忘れましょう。ていうか、どこにでもいそうなちょっとイケてない三十代独身女性を演じるのですから、その人物像としてはやたらキレイな女優を使うよりリアリティがあっていいのです。そういう意味でレネーの起用は成功でしょう。公開前には、細身の上にイギリス出身の女優ではなかったため原作ファンからイメージに合わないのではという声も多々あったようですが、公開後にはもうブリジットはレネーじゃなくちゃできないって言われたりもしてるもんね。
ただ、あそこまで大げさにやるとちょっとイケてない独身OLというより、ちょっとイタい人になっちゃっているような気がしますが、そこは映画なんで大げさでもいいや。
でも会社の上司がヒュー・グラント(イギリスでは昔から美男子で通っていた俳優)ってことは現実にないし、それよりなによりあそこまでイケてなさを強調しているのに二人も男が、それも自慢できるような美男子がよってくるっていうことは普通ないだろうよ~?太目で失敗続きでも、愛らしさゆえ許されるのでしょうか。

劇場公開された当時は、三十過ぎて独身だとああなってしまうのかという恐怖さえ感じるほどリアリティを感じました。冒頭の歌ってるシーンなんかはある意味鬼気迫るもんがあります(謎)まあ、恐怖っていうより滑稽ですけど、やっぱちょっとイタすぎ。・・・そういえば昔、三十代独身女性の横に座って鑑賞しながら『・・・30歳までに結婚しよう』と密か心に誓ったことを思い出しました・・・実際27歳で結婚しましたけど、べつに30歳越えたってどうってことないよなぁと今なら思います(^^;。原作だともうちょっとおとなしめなのかなぁ?
前に読んだ人から原作は面白かったけどあの一年間分の日記をどう映画にするんだろう、とか言ってるのを聞いたのでわざと読まなかったんです。原作のほうが面白かったっていうことはよくありますから。

しかし、なんでR-15指定なんだろう?ブリジットのムチムチのバニーちゃん姿(でも全然セクシーではない(^^;)か、勝負パンツと腹を締め付けるデカパンツを目の前で広げて見比べているシーンがあるからか、デカパン履いたまま不意打ちのベッドインに大慌てするシーンがあるからか、下ネタ満載(のわりには全然いやらしく聞こえませんけど)のセリフのせいか。規制厳しいのかなあ、昔だったらこの程度でR-15ってことはなかったろうに。

# パンフレットはやや小ぶりで500円。原作者のページもあって文章たっぷりです。

※ 旧CinemaFile掲載文章を一部改変しました。

「ブリジット・ジョーンズの日記」関連サイト
BRIDGET JONES'S DIARY

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