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亡国のイージス

評価 : ★★★★
(2005/7/31公開 ヘラルド 127分)

平和ボケした日本に警鐘?ともいえるような、とてもよく出来た映画でした。
でも登場人物の背景や関係がイマイチ説明不足で映画だけでは全然わからない。べつにわからなくてもだいたい観れるようにできてるんで特に困らないんだけど、やはり所々「?」があります。
その「?」を補うつもりなんだか知りませんが、台本と関係説明付きのパンフレットが売られてます。観る人の全員が全員パンフレット買うわけじゃないってことわかってんのかなあ?まさに「映画で足りない分はこれで補足しろ」といわんばかりの内容。充分内容も濃くて分厚いんだけどパンフレット一冊千円って高くねぇ?映画の日やレディースデーで観る人なら他に映画一本観れますよ・・・。
多分、原作の「亡国のイージス巻」は2冊に分かれているくらいだからもっと深いんだろうね(いつも原作を先に読むと映画が薄っぺらく感じるのでまだ読んでません)。
・・・とか思って本屋を覗くと、関連本もこれでもかとたっくさんでてました。
もうひとつの 「亡国のイージス」 ~オールアバウト・如月行~っていう写真集や、水平線の光の中、また逢えたら―another『亡国のイージス』ジョンヒ~静かなる姫~(これは著者が原作者と違います)とかC-blossom(1)(こちらは原作者がかかわってます)とかいうサイドストーリーのマンガなんかもあるらしいです。

まあとにかく、そんな感じで原作未読なので原作のイメージに合わないとかはわかりませんので普通に観た感想を。
防衛庁全面協力がないと撮れない映像満載。あの映像だけでも一見の価値有り(最後のほうの衛星画像はちょっとどうかと思うが)。
ただし、一般人には全然わからない役職名とか(真田広之が演じていた仙石の役職の先任伍長ってどういう立場なのかとか勝地涼が演じていた如月が特殊部隊に入るまでの過去ってどうなってるのとか)、そもそもの人間関係やその背景の解説不足で所々「?」が積み重なるのが難。悪役の中井貴一と女工作員の関係もパンフ見るまでわからなかったし(娘かと思ったら兄妹なんですね・・・年齢差がありすぎな気がしますが)、だいたいテロリストも宮津(寺尾聰)率いる海上自衛隊謀反グループがなんであんな事件を起こしたのかっていう理由が全然わからない。わからないんだけど、とりあえず観れるんで特に不満はありません。細かい所を言えばキリがないんだけど、多分、原作そのままに映画化するとあの時間内には絶対おさまらないような感じがするんでこれでも充分かなと思います。
そういえばけっこう知った役者ばかり出ていたんだけど、吉田栄作や谷原章介(役名忘れた)なんか見せ場がもうちょいあるだろうに帽子を深くかぶりすぎていたからか一緒に観ていた人は誰かわからなかったって言ってたし、あの一瞬で血まみれだし、もう少し見せ方とかあるんじゃないかなあと余計なことも思いました(^^;

(2005/8/18補足)
友人に聞いたところによると原作と背景設定がかなり違うらしいです。仙石の妻は映画では死別になっているけど原作は離婚だとか、他にもいろいろあるのですが映画のほうがキレイにまとめてるそうな。

# 先に書いた通り、パンフレットは1000円(高っ!)。横長で、映画補足解説(登場人物関係設定)と台本付き。原作読む予定がないならパンフを買わないと理解できないシーン多々。

「亡国のイージス」関連サイト
goo 亡国のイージス Official Site
亡国のイージス : HERALD ONLINE

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