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この胸いっぱいの愛を

評価 : ★
(2005/10/8公開 東宝 131分)

試写会に応募していた友人がペアで当たったので一緒にと誘ってくれたので行ってきました。本作は10月8日から劇場で一般公開されますので、まだ試写会でしか上映されていませんが、いやー・・・ひどかった~、稀に見るひどさだったよ、うん、あんなに最悪が重なることって珍しすぎる。
あまりの出来の悪さに公開前なのに、酷評を書かないと落ち着かないねっ(宣伝マン泣かせ)。

たまたまその劇場初の日本映画の試写会となったようで、話題づくりのためなのか、上泉アナウンサーの司会のもとで主演の伊藤英明、ミムラ、塩田明彦監督の舞台挨拶なんかもございました。まあ、15分程度だったんでバイオリンを猛特訓したということ以外あんまりたいした話はなかったですけど。
たまたまやっていた舞台挨拶前の別のイベントでの主演二人のファンサービスの悪さにも「エーッ!? Σ( ̄ロ ̄lll)」だったけど、試写会でも途中でピントずれ、フィルム停止、どこかよくわからないシーンからの再上映という上映トラブルにも見舞われてもう最悪
最初に画面がブレだした時(開始15~20分くらいだと思われる)は、私が飽きて眠くなってきて画面がぼやけて見えてるのかもと思いましたが、そのうちガタガタしながらものすごくずれて映像の上半分しか映らなくなり、プツンと切れるような音がして場内が真っ暗になりました。何事!? 
そして途中で止まったにもかかわらず1~2分後に前後のつながりがよくわからないシーン(多分、途切れたシーンより少し後)に飛ばされ、客席の「エーッ!?」というブーイングを無視してそのまま突っ走って上映しちゃうというすごい試写会でした・・・どんな話題づくりだよ!?
終わってから「一部お見苦しい点がございましたことをお詫び申し上げます」というアナウンスが場内に流れましたけど、一部か?一部だったかっ!?(怒)

でも、それ以前の問題として映画が拙いのはよろしくないですなー。
チラシに『「黄泉がえり」のスタッフが贈る、未来からの黄泉がえり』とあったので、とりあえず「黄泉がえり」のスタッフが作ったのなら・・・とそれなりの期待をしてたわけですよ。かなり裏切られました、いやぁもうびっくりです。
1800円払って観る価値はありません。私なら千円でも「金返せ」です(きっぱり)。
わざわざレンタルするほどでもなく、このレベルで許されるのは(許せるのは)テレビの2時間ドラマまでだな
テレビ放映したとしても・・・うーん、あの前半15分くらいして途中で飛んだシーンの確認だけしたらもういいかも・・・。

内容は、故郷である九州の門司に向かった主人公・鈴谷比呂志(伊藤英明)がなぜか20年前にタイムスリップしていることに気付き、かつて自分が子どもの頃に遊んでくれた近所のおねえちゃんで難病にかかり手術を拒否して死んだ青木和美(ミムラ)を救おうとするというストーリー。ここにサイドストーリーとして、布川輝良(勝地涼)、臼井光男(宮藤官九郎)、角田朋恵(倍賞千恵子)のエピソードが途中で挟まってきます。
(・・・これもねー、チラシに書いてある登場人物関係図と内容紹介文を先に読んでないとちょっと理解しづらい)

「亡国のイージス」が記憶に新しい勝地涼などのけっこう好きな役者も出ているのに残念です。
役者達の演技はともかくとして、とにかく脚本が最悪で何それ?の連続。
飛行機とバスを乗り継いで自分が幼少の頃に育った家へ向かって歩いていたら、家の前で自分の幼い頃の姿に出会って過去へタイムスリップしたことに気付くってなんですかそれ。歩いてたらタイムスリップ?・・・はぁ?何それ?いきなりすぎてありえなさすぎ。(いや、まあ実際はそうじゃないんですけどね。冒頭がそういう作りなんです)
それに主人公の子ども時代役の富岡涼が20年後に伊藤英明になるようには見えない・・・(配役設定ミス?)。
中途半端なCGもどうかと思うし(「黄泉がえり」の時よりCG少なめだけど使い方がヒドすぎ)、なんであの4人だけ同じ時代の同じ土地へタイムスリップしたのかも謎だし、それぞれの思いで納得できたのは倍賞千恵子のエピソードだけだったし、ラスト10分ほどの全く必要ないシーンの時間軸は無茶苦茶すぎて理解不能。あれがなければまだマシだったのに。最後にとってつけたように映画のタイトルをミムラのセリフに入れてみたのも無理矢理すぎ。はっ?なにそれ?(宮崎叶夢のペリー風に読んで下さい。ペリーを知らない人で興味ある方はこちら。←ちょっと長いどうでもいいネタですが(^^; 個人的にはペリーネタならこちらのほうが好き(笑))
ていうか、あのラストなら伊藤英明の努力ってあんまり意味ないんじゃ・・・?
ついでに、柴崎コウの歌・・・「黄泉がえり」の時は本人も出演してたし歌も作品とマッチしていてとてもよかったんだけど、今回は出てないしストーリーと歌の内容があんまり合ってません。
そこもふまえて、多分この映画はそんなに売れないと思います。ていうか「?」がいっぱい脳内に舞うから個人的にはオススメはできませんね。
さっき友達に映画感想メール(毎回観た直後に十数名に蒔いてます)を出して不満をぶつけたら「・・・あなたがそこまで言うんだったらよっぽどひどかったんだね(^^;」とお返事がきました。きっと試写会で無料じゃなかったらもっと怒り狂っていたことでしょう・・・。

はー・・・ものっすごーっく消化不良ーっ!
ちゃぶ台でもひっくり返したくなるよねっ、うぉりゃーっ!(ノ-"-)ノ~┻━┻ガチャン!
あんまり怒りにエキサイトしすぎて書いてて熱が出てきちゃいましたよ・・・本当は昨日の試写会の帰りに雨に打たれたからだと思いますが(友人も風邪ひいたっぽいし)。降水確率低かったのに天気までも悪いのかよッ!というあたりがこの映画を物語っている気がしますな・・・。

# 9月27日の試写会で観たのでパンフレット未購入。

※ 未公開の下書きストックがあるので更新はともかくとして、Amazonリンク検索と本日のコメントレスは体調不良によりまた後日ということで。すみません m(_ _)m

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Comments

先ほどチャットで話しましたが・・・(^-^;)
あっ、書いてても2人のちゃっと「ぴっ!」音が聞こえてるわ~。

さて、「この胸いっぱいの愛を」今日TUTAYAで、子供時代の話を集約した(?)映画の導入部分的レンタルDVDが置いてありました。
「黄泉がえり」がなかなかよかったので、本編が上映されたら観てみようか?と思っていましたが・・・。そんなに酷かったんですかぁ・・・。(^-^;) 危なかったなぁ、もう少しで子供時代のやつレンタルしそうだったよ。伊藤英明が少し気に入っているもんでさ。(爆★)

しかし、ついていない人はついていない・・っていうか。こんな上映会になるなんて監督もかわいそうに★ ここの発言を見るだけだと笑えちゃうんですけど、りすさんも大変でしたね。

Posted by: らぴ | 2005.09.29 09:36 PM

観た直後は★2つだったんだけど、一緒に観た友人が「えっ、2つも~!?1つでもエーッだよっ」って言って怒っていたので、書きながら考え直して下げました(笑)
役者はまあまあだったんだけどねえ・・・書いているうちにストレスがたまったので結局★1つ(^^;

伊藤英明見るだけならオススメ、脚本重視ならあんまりオススメしません(笑)

Posted by: りす | 2005.10.01 10:10 PM

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