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レインメーカー

評価 : ★★★★
(1998/6/27公開 アメリカ ギャガ 135分)

ぎゃーっ、パソコンの調子が悪くって書いてた文章全部消えたよΣ( ̄ロ ̄lll)・・・くっそー、気を取り直して(T-T)

今日は、9月の月間ロードショーとしてパソコンテレビGyaO〔ギャオ〕 Cinemaで取り上げられていた「レインメーカー」について。10/1まで無料で観られますので興味のある方はどうぞ!(ってまた取り上げるの遅かったから残り上映期間短いなー、すみません(^^;)

原作は日本でもファンの多い作家、ジョン・グリシャムの『原告側弁護人』。
グリシャム原作の映画化は本作で6本目になるので、原作ファンは観た人が多い映画でしょう。
ちなみにグリシャム原作で映画化された他の作品は、「法律事務所」「ペリカン文書」「依頼人」「評決のとき」「処刑室」・・・1本ぐらいはご存知の方も多いのでは? 特に有名なのはトム・クルーズ主演「ザ・ファーム/法律事務所」とジュリア・ロバーツ主演「ペリカン文書」でしょうか。私はこのテの映画もけっこう好きなので多分「処刑室」以外は観てますね(多分っていうのは映画化された時のタイトルは「処刑室」ではなかった気がするんだけど思い出せないので)。

レインメーカーとは「雨のごとく金を降らせて成功する弁護士」という意味だそうです。
ということで、ストーリーは、レインメーカーを目指す若き法律家のルーディ・ベイラー(マット・デイモン)が相棒デック・シフレット(ダニー・デビート)と共に、白血病患者に対して支払いを拒否している悪徳保険会社グレート・ベネフィット社とその弁護士・ドラモンド(ジョン・ボイト)と裁判で争う法廷ドラマ。・・・ここにクレア・デーンズ演じるケリー・ライカーとのサイドストーリー的なお話も絡んできますが、こちらは驚くほどあっさり終わってしまう展開なんでどーでもいいです。普通なら正当防衛とはいえ暴力夫を殺した妻があんなにあっさりうまく出て来れると思わないし・・・ルーディとケリーの間にロマンス?みたいなシーンがあったので、ケリーが実は計算ずくで正当防衛になるように仕向けた犯罪だった!とかなら面白いなーって考えながら観てたんだけど何のひねりもなくて残念でした(^^;(←深読みしすぎ(^^;?)。まあそこがうーん・・・って感じなんだけど、法廷内での新米弁護士とベテラン弁護士との緊張感あふれるやりとりが見ものです
アメリカは訴訟社会と言われていますが、その現場を垣間見るような裁判所での戦いは見応えがあります。そういえば、アメリカで弁護士(役でなくて本物の弁護士ね)になるには演技力が必要と聞いたことがあるのですが(多分、ジム・キャリーの「ライアーライアー」か何かで観たような)、なるほどね~というシーンも多々。陪審員に感情論で訴えかけるにはやはり演技力は必要。あとどんな細かいことでも揚げ足をとるようにねちっこく突付いていったり、時間をかけて調査していく地道さも必要。弁護士という職業が決して華やかではないということ、そして訴訟社会アメリカの病んだ部分をクローズアップして考えさせる作品になっています。

主演のマット・デイモンはハマリ役です、苦悩系が似合う人。
脇役では相棒役のダニー・デビートのコミカルさや、ボスのミッキー・ロークのチャラ男っぷりも面白いです。
そして保険会社側の弁護士役のジョン・ボイト。さすがだね~!本作でゴールデングローブ賞(助演男優賞)を受賞していますが、もー悪役といえばこの人!ってくらい悪人面です、悪人役が似合いすぎます(笑)「アナコンダ」の時も「ミッション:インポッシブル」の時も、うわぁこの人すっげー悪いオッサンだーっ悪どさが顔ににじみでてるよ!って思いましたけど、今作もかなり悪人度高いです、ここまで悪人が似合い過ぎると逆に素敵(笑) ちなみに、この人は「トゥームレイダー」などで人気のアンジェリーナ・ジョリーの実の父であります。(似てるような似てないような・・・)

そんな感じで、脚本も(ケリーの件以外は)良く出来ていてキャストにも恵まれており、135分という長さでもあまり中だるみせず充分な見応えのある作品でした。法廷モノと言っても難しい企業と企業の間のスパイ的犯罪や殺人などの複雑な話ではなく、日本でも充分あり得る話だと思いますので観て損はないと思いますよ、オススメ。

# パンフレットは600円。さすがコッポラ監督とグリシャム原作と鳴り物入りで公開しただけあって2人の紹介ページもあります。

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