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エリン・ブロコビッチ

評価 : ★★★★
(2000/5/27公開 アメリカ/SPE 131分)

全米史上最大の和解金を手にした女。
最近、いつ燃えた?

内容は、巨大企業を相手に史上最大級の集団訴訟に勝利したシングルマザーのエリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)の活躍を描いたヒューマン・ドラマ。

ないないと評判のジュリア・ロバーツの胸をよくもあそこまで持ち上げたものだなと、ハリウッドの技術に仰天!(ォィ)いやあ、あの胸の谷間は見事でございました、思わず過去の作品で確認してしまったほどです(笑)
・・・ってしょーもない話はともかくとして(ハリウッドブラというか特製寄せて上げてブラ[本当はワンダーブラとかグッドアップブラというらしい]の威力ってすごいね!)、実話の訴訟問題を元にしている深刻さもあるのですがはっきりいって痛快で面白いサクセスストーリーでした。
私はパンフレットを読むまで気付かなかったのですが、本物のエリン・ブロコビッチ本人も1カット登場していたりして本当によく出来ている作品です。ジュリアの20センチ丈のスカートに7.5cmのハイヒールは実在の本人のスタイルに忠実に従ったというのですからその点でも製作者サイドの入れ込みようは半端じゃありません
宣伝チラシのコピーに「全米史上最大の和解金を手にした女」って書いてあったんで結末は最初からわかっていたのですが、それでも素直に面白い作品だなあと思えました。観た後の爽快感もイイ。

離婚歴2回、子ども3人、無職、学歴なし、キャリアなし、預金16ドル、元ミス・ウィチタであったこと以外ヒロインらしいところが何もないような口がとても悪い女性をジュリア・ロバーツが嫌味っぽくなく爽快でパワフルに演じています。
実際に近くにこんな人がいたらあまりの真っ直ぐさと無造作さ、遠慮のなさに敬遠するかもしれませんが(^^;、その存在感が圧倒的で、観ているこちらが元気になれるパワーを秘めた作品となっています。特に女性にはウケるのではないでしょうか。アルバート・フィニー演じる上司のエド・マスリーが理解があってユーモアもある役どころでとってもよかったし。

ただ、育児と仕事に揺れる心や訴訟をめぐる住民とのやりとりは丁寧に描かれていましたが、肝心の裁判があっさり省かれていたのには「え?これで終わり?」とちょっと拍子抜けしてしまいましたので評価は★4つくらいかなぁ。

※ 旧CinemaFile掲載文を修正・加筆して掲載。

「エリン・ブロコビッチ」関連サイト
Erin Brockovich(英語)

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