« ネット利用雑感 | Main | アルナーチャラム 踊るスーパースター »

マグノリア

評価 : ★★★★
(2000/2/26公開 アメリカ/ニューラインシネマ 187分)

人生に、こんなにびっくりできるんだ。
見たことのない何かに・・・、すべての人々が遭遇する。そこに希望は・・・。

一つ前にプチ怒りモードの日記を書いたので、こんな映画の感想を一つ(笑)

内容は、死期を迎えた大物プロデューサー、彼と確執のある息子、プロデューサーの妻とその看護人、ガンを宣告されたTV人気司会者、彼に恨みを持つ娘、娘に恋する警官、過去の栄光にすがる元天才少年など、ロサンゼルスに住む総勢12名の24時間を描いた群像劇。

いやあ、なんというか、その・・・びっくりした(笑)
それしか言い様がないですね、ラストがあんな予測のつかない展開になる映画なんて・・・B級色強いんだけど、はっきり言って予測つかなすぎのラストだったん驚いた以外の感想が出てこないです、あんなの初めて観た(^^;

主役を一人に定めず12人のオムニバスの話を最後に巧みに(?)1つのストーリーにまとめあげるとは・・・手法自体は『パルプ・フィクション』や『フォー・ルームス』などのように他の映画でもあるのですが12人もの役者を組み合わせるというのはさすがですね、ポール・トーマス・アンダーソン監督。ベルリン映画祭でのグランプリもうなずけるほど、その無茶とも言える企画力に驚きです、やっぱり最後がアレだし(^^;←もうラストの印象しか残ってない

さて12人の俳優ですが、それぞれが個性的ながらもやはりピカイチは本作の女性を虜にするカリスマ役でゴールデングローブ賞(最優秀助演男優賞)を獲得したトム・クルーズでしょう!
冒頭の台詞のあまりの品のなさ(っていうかはっきり言ってあの日本語訳すごいよ、戸田奈津子さん・・・他にも「Lady」で「おばさん」と訳したり、今作はかなり突っ走ってませんか(^^;)にはびっくりしましたが、新たな一面を見たような・・・。
他には、いつも口が半開きの人のいい看護師を演じていたフィリップ・シーモア・ホフマン、死に際の旦那を演じたアール・パートリッジ、その看病に疲れて自らもヒステリックなノイローゼに陥っていた妻の役をしていたジュリアン・ムーア、天才クイズ少年を演じたジェレミー・ブラックマン、天才少年を息子に持ってそれを食い物にしている父親役のマイケル・ボウエン、ひたすらいい警官を演じていたジョン・C・ライリー、その警官の恋人になる薬中毒娘のメローラ・ウォルターズ、その娘の父親でテレビ番組司会者のジミー・ゲイターとその妻メリンダ・ディロン、昔はスターだったのに落ちこぼれてしまった男を演じるウィリアム・H・メイシー、事件のアドバイスをラップで語る少年を演じたエマニュエル・L・ジョンソン・・・すべての物語が一つになるとき、そこには信じられない光景が現れるのです。でもあんな偶然は一生のうちに経験などできません、普通は(^^;

どこがどう面白いっていうのは12人もいるし途中までけっこう難解なのでなかなか伝えられないし、つながっていないようで最初からつながっているっていう話(観た人でないと意味不明)だからかなり評価が分かれる作品だと思うんだけど、もうとにかくラストなんですよ、キーは。あのオチ、あのけっこう強引なあのオチに全てが!
少なくとも、確かに、広告チラシのコピーにある「見たことのない何か」に遭遇できました。いや、アレ自体は見たことあるんですけど、まさかあんなにああなるなんて!あんな状態は外国ではたまにあるみたいだけど日本ではあんまりなさそう・・・っていうか今まで一度もそんなニュースすら見た記憶がないヨ!

・・・ってことで気になる方は観てください(^^; 
個人的にストーリーはさておきとして構成は天才的だと思うんですが・・・3時間超えてて長いんでなかなか人にオススメは出来かねるんで、気になる方だけどうぞって感じかな。;

オチ観ても「えー(^^;!?」って思うんでわかりにくいんですけどね~、ちょっと不思議系(笑)
でも、空からアレが降ってくるってのはアメリカの諺にあるみたいなんで、アメリカ人ならオチをきちんと理解できるのかな。日本人はオチの理解ちょっと難しいだろうな~。

# パンフレット探索中・・・買った記憶はあるのだがまだ整理できてません(^^;

|

« ネット利用雑感 | Main | アルナーチャラム 踊るスーパースター »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference マグノリア:

« ネット利用雑感 | Main | アルナーチャラム 踊るスーパースター »