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メリーに首ったけ


評価 : ★★★★
(1999/1/30公開 アメリカ 20世紀FOX 119分)


~アノことだけを考えたおかしなおかしなラブ・ストーリー

タイトルそのままメリーに首ったけになった男たちが繰り広げる爆笑ストーカーラブコメディの決定版。

ちょっと前に「ふたりにクギづけ」のレビューを書いたのですが、この作品はその監督のボビー&ピーター・ファレリー兄弟の名前を覚えるきっかけになったコメディ作品です。それまではあんまりよく知らなかったんだけど、このくだらないのにサイコーに強烈なインパクトが楽しくてある意味天才的(確信犯的というかなんというか)・・・特に犬がスゴイ(^^;(笑) 予告編は全然面白くなかったんだけど、本編は「ムトゥ」以来の場内大爆笑を経験したのを覚えています。
「ふたりにクギづけ」を観てた時にその話をしたら、家族が見たことないって言ってたので、先週レンタルしてきて久々に観ました(半額クーポン配布期間中だったし)。

内容は、高校時代に恋したメリー(キャメロン・ディアズ)を音信普通になって13年たっても忘れられずセラピーに通うテッド(ベン・ステイラー)、明らかに胡散臭い保険調査員ヒーリー(マット・ディロン)、メリーの友人タッカー(リー・エバンス)などなど、メリーに恋した男達が繰り広げるメリー大争奪戦のコメディ。

直接的なギャグ(究極のドジともいう)&下ネタオンパレード・変態ストーカー映画の大傑作です。・・・って書くと下品極まりなくてすごそうですけど、一応、誉めてるんですけどね(^^;(日本語ってムズカシー) だって公開時のチラシのコピーだって「爆笑ストーカーラブコメディ」ですよ!「ストーカー」なのに「爆笑」って「ラブコメ」って・・・すごくない?(笑)
あ、下ネタっていっても「最終絶叫計画」みたいにものっすごく下品で観るにたえないっていうほどでもなく、笑い飛ばせる程度のものですが(笑) うちの家族、「えー(^^;」とか言いながらすごく笑ってましたよ(^^;

主演のキャメロン・ディアズ演じるメリーのキュートでさわやかな容貌が作品に華を添えているような・・・っていうか唯一の救いのような?(笑)
だけど、13年前のハイスクール時代を演じるにはちょっと無理を感じますね、16歳の設定は無理だろう~、だいたいいくら外国人が日本人より老けて見えるっていってもあんな女子高生いないって(^^;
特に、主人公のベン・ステイラー演じるテッドなんて全然イケてないです!
これをキュートというメリーの趣味がよくわからないです、いくら「人間、顔だけじゃないのよ」といってもあれがキュートってのは信じられない(・_・;)(驚) だってあんなことが・・・!(謎)

あと、あの不死身犬には大爆笑する他ありません(笑)
そういえば一時期、動物愛護協会や知的障害者を保護する団体からクレームがとかなんとか言われてたけどどうなったんだろう?叩かれてたみたいだけど、この監督って愛のある撮り方してると思うんだけどなぁ・・・でも真面目な人は理解できないかな(^^;
とにかく何も考えないで笑いたいならこれはまさにもってこいの映画でしょう!
ただし一緒に観る人は選んだほうがいいでしょう。
下ネタのわからない人とかB級映画観ても笑えない人とか泣かせるヒューマンドラマ一筋の人と一緒だとかなりキツイかもしれない・・・そういう意味でこの映画はきっちり評価が分かれる作品だと思いますが、もう何も考えずに笑ってください、それがイチバン!

本編のところどころに登場する謎のシンガーの歌ではないですが本当に「メリーにはなにかあるのさ♪」って感じですね、メリーの魅力の虜になる人が多いのもうなずけます。観ればあなたも「メリーに首ったけ」、ほんとにそんな感じがしてきます・・・その後の行動はかなり衝撃(というか笑劇?)ですが(爆)

とにかくよくできた映画です。製作のファレリー兄弟、作り方が上手い!
細かいところにもきっちりとした伏線がはってあって丁寧なフォローがされているし、映画自体には直接無関係な謎のシンガーが登場するあたりからして笑ってしまいます。イチバン最初にシンガーが歌ってるシーンから入ったので、最初は、なんだこれ?どういう映画?って一瞬当惑したのですが・・・あああ、まさか最後にあんなことになるとは・・・!

・・・ということで、本編につきましてはあの笑いを文章ではそのままお伝えしきれないので詳しい解説は差し控えさせていただきます、興味のある方はぜひ自分の目で観て笑ってください(笑)

# パンフレットは500円で情報満載!「この映画で動物は虐待されていませんが、人間の俳優は捨て身覚悟です。」っていきなり最初のほうの見開きに書いててもうそこからツボ(笑) 登場人物イラスト図鑑(メリーが似てねー(^^;)も面白くまとめてて、パンフレットもとても丁寧に作られていてイイ。

※ 旧CinemaFile掲載文を加筆・修正して掲載。

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