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ハリー・ポッターと炎のゴブレット


評価 : ★★★★
(2005/11/26公開 アメリカ ワーナー 157分)

〔闇の帝王〕現る。

11・26世界戦(三大魔法学校対抗試合)開幕。
―それは、陸・海・空―全てに仕掛けられた〔闇〕への入口

そして、遂に〔闇の帝王〕(ヴォルデモート)現る。

昨日の14日の夜に、ジャパン・プレミア試写会(先日、三角くじを引いて当たったやつ)に行ってきました。
某メルマガでは「上映後に抽選会があります!」と書いていたので、場所は違えどもやっぱりプレミアだしーと期待してたんですが、荷物検査されたけど特に何のイベントもなく、客はエンドロールの途中で帰り始め、騙された感満載
ケチだーケチだーケチだー、せめて「プレミア」ってつけるくらいなら、荷物検査もするくらいなら、舞台挨拶は無理にしても抽選会とかしろよぉぉぉ!マスコミプレスを配れないならせめてチラシくらい配れよぉぉぉ!あったのは上映前の映画館紹介の噛みまくりアナウンスだけじゃん・・・そりゃ最高のデジタル映像と最高の音響システムを導入しましたってのは自慢だろうけれど、だから何?って感じじゃん・・・ようするに何がプレミアかっていうと最高施設で他の人よりも更に一足お先に観れますよってそれだけかい!
・・・やっぱりね、あのこれって招待状っていうよりコピーでは?と思った試写会当選ハガキのコピーの横に申し訳程度にハンコを押しただけのB5用紙を貰った時に気付くべきだったよ_| ̄|○
18時開場、18時半上映開始のくせに当日10時から指定席券と引き換えしますとか席がなくなる可能性がありますがその際はご容赦下さいという注意書きも今思えば変だったよ・・・。平日だしーと思って11時半にチケットカウンターに行ったら「もうすでにけっこう埋まってるんですけどここかここならどうですか」と言われた席がちょっと変なところだったしね・・・その後、何時間も待ったさ・・・元職場が近所でよかったさ(ランチ食べて、その後、時間潰しにお邪魔しに行きました(^^;)・・・あれで何もなかったらどこで時間を潰せと~!?映画終わったら周辺施設全部閉店してたしさ、終わってから映画館のスタッフに見送られて出ても何にも嬉しくない・・・前の席を蹴るとか途中で普通に立ち上がって出て行くとか客の質も悪かったし・・・。

・・・ま、それは映画本編と関係ないのでさておき内容(^^;。

ホグワーツ魔法魔術学校主催で100年の封印を破りもはや伝説となっている“三大魔法学校対抗試合”が復活し、炎のゴブレットによって各校から1名ずつ選ばれた代表選手3名が魔法の力を競い合う交流戦を繰り広げるのだが、そこになぜか立候補もしていなければ17歳以上という年齢制限にも満たない14歳のハリー(ダニエル・ラドクリフ)がなぜか4人目の選手として選ばれてしまい、わけもわからぬままに罠がはられた危険な試合に挑んでいくというストーリーのハリー・ポッターシリーズ映画化第四段。

雰囲気、変わり過ぎ( ̄▽ ̄;)

今回はシリーズ初のイギリス人監督のマイク・ニューウェル(「フォー・ウェディング」とか作ってます)に変わり、製作に回っていたクリス・コロンバスが製作総指揮のほうに行ってしまい、音楽もジョン・ウィリアムズからパトリック・ドイルに変更ってことで、今まで作り上げてきたイメージを大きく壊していて、メインキャストに変更はないものの「ハリー・ポッター」という名前の別の映画を観た気がしました

うーん、今までの作品が好きな人はちょっと驚くと思うなあ・・・いろんな意味で。
これまた賛否両論わかれそうだ・・・。
あ、個人的には映画本編はともかくとして、音楽をジョン・ウィリアムズから変更したのはどうかと思うけどなぁ~、ジョン・ウィリアムズのほうが好きなんで。後、エンドロールの終わりのほうで歌を流したのはかなり失敗だと思うよ、正直イケてないし今まで築き上げてきた雰囲気が壊れた・・・エンドロールは「アズカバンの囚人」のほうが秀逸だ(^^;

映画としての出来はいい。
テンポがよくて157分全く飽きさせないし、ハリーの成長に合わせて作品も大人の鑑賞に耐え得る(子どもだましとか子どもっぽいってことはない)ものになっているし、CG技術も格段に上がっていたし、何より人物心理描写は今までより掘り下げられていて思春期のエピソードもよく出来ているのでクオリティは高いと思う。
どちらかといえばダーク度が高めになっているけれど、面白いシーンはより面白く、怖いシーンはより怖くってそんな感じかな。
けれど、前作までの内容をわかっていないと人物設定の説明が全くなしで進んでいくので、初めて観る人には作品の背景がわからなくてちょっと厳しいかもしれない。
前作まで観ていないと(観ていても(^^;)謎な部分が多いので要は原作を読めということかな~と理解したけれど、原作ファンからすればかなりカットされているとのこと・・・うーん、だらだら忠実に再現するより、面白いシーンと人物描写をもっと掘り下げることを選んだのかなぁ。これがいいのか悪いのかは原作を読んでみてからじゃないとわからないんで、また後日、読んでから書きますが(^^;

そうそう、今までのシリーズで肝心なところではそんなに大きく活躍しなかったハリーが、今回はかなり活躍しています。そのかわり、ロン(ルパート・グリント)やハーマイオニー(エマ・ワトソン)はお年頃な描写のほうが多くて(それも面白いんだけど)、いつものようなストーリー進行のヒントをくれるような活躍はしてません。嫌味なドラコ・マルフォイに至っては「あれ?あんたいたの?」ってくらい出番が少ないし(笑)
それにしても成長したなぁ~・・・あれで14歳って設定?
ハリーも成長してるけど、一番びっくりしたのはネビルの成長ぶり。でかくなったなぁ!(縦に)
ロンの双子の兄達はあんまり変わらないけれどロンはますます格好よくなっていました~、同時に思春期特有の不器用さが目立ってましたが。
ハーマイオニーはかわいさがちょっと崩れていたのが少し悲しかった・・・小さい頃にかわいかった子は大きくなるとそうでもないというのは本当かも(T-T) ハーマイオニーが一瞬でもキレイに思えたのはダンスに登場した時だけだけどあんなドレス着てたら当たり前だしねぇ(「ウェディングドレスの花嫁はたいてい誰でもいつにも増してキレイになる」という法則と同じ(^^;)。
めざましテレビで言ってた5000人の候補者の中から選ばれたハリーの初恋(?)の人、チョウ・チャン(ケイティ・ルング)もそんなに言うほど出てこないしね~。
シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)に至っては、「えええっ!?ゲイリー・オールドマンなのにその扱いって・・・」とびっくりです(^^; 3作目の「アズカバンの囚人」の時よりかなりひどい(^^;
トイレに住んでいたマートルは今回はお風呂へ引越し(?)てるんだけど、変キャラに磨きかかって更に変キャラになっていてちょっとびっくりした。
他にも、個性豊かな新キャラもたくさん出てくるんで目が離せません!
(原作未読でパンフレットもないので校長達の関係とか細かいところは見えないけど本筋に関係ないので気にしない(^^;)

あと、日本ではR-15指定って聞いたんですけど(ちなみにイギリスではA12指定。保護者同伴が望ましいというPG12よりもより厳しく12歳以下は保護者同伴が必要となっております)・・・まあ、ずーっとってわけじゃないんだけど怖い映像もたしかにあります、導入部と結末が特にそうかな。今回は前作までと違ってマグルのダーズリー一家の描写がありません。その代わりちょっと(?)ショッキングな画面が・・・クィディッチワールドカップの前後くらいに流れます。闇の印が出たあたりから気味悪さが上がりますんで、一部のシーンについては小さいお子様が見たらトラウマになっちゃうかもしれません。ファンタジーと呼ぶにはちょっと精神的にキツイなーと思うシーンもあります・・・迷路とかね。死人も出ますしね・・・(演技だから真似とはいえあんな死体を見せるのは、たとえ一瞬でもお子様にはキツそう・・・)。
それに蛇とか蜘蛛とか得体の知れない虫とかは個人的にめっちゃくちゃキツかったっす(T-T)
オープニングで髑髏から出てくる蛇って!ギャー!

そうそう、一般人の中でも最速レビューの一つに入ると思うので、以下は完全ネタバレで核心に迫る内容もあるので白文字で書いておきます
観る前だけどどうしても見たい!って人だけ反転させて見るといいです(^^;

今回、一番かわいそうなのはセドリック。あの時に「1、2、3」でハリーと一緒にゴブレットを掴んでいなかったらあんな死に方しなかったのでは・・・ハリーの優しさが裏目に出てしまって罪作りだね・・・。あと、個人的にヴェルデモート復活の時に、この人の鼻はいつできるんだろう?って期待してたんだけど、結局、鼻がないままの復活で終わってしまった(笑) マルフォイの親父は嫌味な奴だと思ってたけどヴォルデモートの手先だってわかってちょっとびっくり。ただの嫌味な親父じゃなくて闇の世界と通じてたのか(この件に関しては連れが「なんかシリーズの最後のほうで改心するか、息子に殺されるかしそうだよねー」って言ってましたがどうなんでしょう?)。あと、ヴォルデモートとトム・リドルは親子?同一人物?ってのが混乱してます・・・ハリーがあの趣味の悪い墓の銅像に捕まっている時にヴォルデモートが「親父の墓の上に立っているな」って言ってたんだけど、たしか前の「アズカバンの囚人」の時にトム・リドル=ヴォルデモートじゃなかったっけ???よくわからん・・・。よくわからんといえば、あんなに危険なのにわざわざ封印を破って対抗試合する気が知れない・・・「大事なもの」として湖の底に連れて行かれて捕まっていた人は救出されなかったらどうなっていたのだろう?マクゴナガル先生が「そろそろ助け出さないと」って言ってたのは、助け出さないと死んでしまうって意味じゃないの?そんな死と隣り合わせの競技(てゆーか意図してなかっただろうけど実際死人でたんだけど)を大事なお子様を預かっている学校が主催してていいのー?しかも湖の底に連れていかれた人達ってみんな実際に競技をする参加者じゃないわけじゃん・・・そりゃダンスパーティとかやって競技しなくて観覧するほうでも全員が参加者っていう意味のことを言ってたけどさー。ダンスといえば、ハリーが誘いたかったチョウ・チャンはそんなにはっとするほどの美人でもないし、いったい何に惹かれたのかよくわからない・・・あれならハーマイオニーのほうが数段かわいいと思うけどなぁ。あのシーンも思春期だからっていう申し訳程度にでてきたような気も・・・だって女の子を誘うより危険なクィディッチの試合のほうが得意っていうくだりにつながるだけでしょう~、多分ロンやハーマイオニーがお年頃だからハリーもお年頃の描写を入れてみましたっていうおまけっぽい(^^; あと、毎回、闇の魔術に対する防衛術の先生は一癖あるよね~、毎回同じような結末を辿ってる気がする(^^;

まあ、いろいろありますけど、THXとかデジタルも音響も最新の設備の劇場で観れたら幸せ。
多分、大画面で観たほうがいいと思いますよ。スピード感とスリルが溢れた迫力あるシーンが多いので。

今回はラストのハーマイオニーの一言に今までと今後の展開の全てが集約されている気がしますので、お見逃しお聞きのがしなく。まあ、3人も成長してるし監督も変わったしね~(ヒント)。

ところで、ヴォルデモートって「名前を言ってはいけないあの人」でしたよね。
今回、めちゃくちゃ名前出てくるんですけど?(笑)

# パンフレットはまだ売られてなかったので未購入~。通常公開になったら買いに行きます。

「ハリー・ポッター」関連サイト
Harry Potter and the Goblet of Fire(日本語)
Harry Potter and the Goblet of Fire(英語)

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Comments

4000番のキリ番のコメントをこちらに移しました。
名古屋の試写会で観たけれど、特にサプライズはなかった。(荷物検査とスポンサーのTV局のアナウンサのスピーチは、あった。)パンフレットは、前売りをしていたけれど買いませんでした。“名前を出すのも恐ろしい”ヴォルデモート卿が具体化されていたね。正体がわからないほうが、コワさが強調できると思います。次の作品に期待します。

Posted by: れな as みぃ | 2005.12.20 07:46 PM

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