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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語


評価 : ★★★★
(2005/5/3公開 アメリカ/アスミック・エース 109分)

幸せだった三姉弟妹を次々と襲う、最悪の不幸がはじまる

三姉弟妹を襲う最初の不幸は、両親を亡くした全焼の自宅火事

あまりに可哀想で読むのを止められず、世界中でベストセラーとなった原作映画化、いよいよ日本上陸

えらい長いタイトルですが、公開時の邦題がこれです。
劇場で観ようと思っていたのにタイムスケジュールが合わずに見逃した作品です。やっとレンタルで観ました。

内容は、火事で両親を失ったボードレール家の天才発明家少女・14歳の長女ヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)、本好きでありとあらゆる本を読んで記憶している長男クラウス(リーアム・エイケン)、4本の歯であらゆるものに噛み付くのが趣味の次女で末っ子サニー(カラ・ホフマン&シェルビー・ホフマン)が、自分達に残された莫大な遺産目当ての強欲な親戚オラフ伯爵(ジム・キャリー)に付きまとわれて数々の災難に見舞われるが、それぞれの個性を発揮してうまく立ち回るというファンタジックコメディー。
原作は三姉弟妹の不幸をウリにして世界でベストセラーになっている児童書『世にも不幸なできごと』シリーズ。

タイトルとオープニングアニメのあまりのギャップに「あれっ、観る映画間違えたかな?」と思いましたが、なるほどそういう遊び心か・・・つかみはOK?ってやつ?(笑) ティム・バートンとかが好きそうな話ですね(笑)
それにしても脇役キャラが無駄に豪華なんですが(笑)
ジム・キャリーは影の主役だし(笑)、メリル・ストリープはまだ見せ場が多いからともかくとして、ダスティン・ホフマン!ちょっとしか・・・っていうか本当にあまりにもほんの少ししか出ていないけどあれは絶対ダスティン・ホフマンに違いないと思うのですが・・・エンドクレジットに名前があったかも不明なくらいだし、劇中に役名も出てこなかったような気がするんだけどあの顔は絶対間違いないって!
ちなみに、レモニー・スニケットの声は(出てきますけど、ほとんどシルエットで顔が出てこない)ジュード・ロウらしいです。うあー。全員何でもやります!のキワモノ俳優ばかり・・・(笑)
でもこういう毒りんごファンタジー(本当は美味しいものだけれど毒が入ってるという意味ね)にはピッタリ!
でも肝心の主役の3姉弟妹は、長男長女の活躍はあったけれど、次女の活躍が少なかったのはちょっとがっかり。脚本にもう少し次女の活躍エピソードを加えて欲しかった。だってせっかく何にでも噛み付くって設定をわざわざ紹介してるのに、その能力を使って活躍っていうシーンが少なかったのはもったいなさすぎ。
逆にジム・キャリーはコメディちっくにオーバーアクションしつつも、観ているこちらがなんて憎たらしい奴だろうと思うほどムカつく悪役に徹していて面白い。この人はこういう何変化もするような役をやらせると本当に上手いよなあ。元が児童文学とはいえ、やっぱりタイトル通り「不幸せな物語」として成立するのはジム・キャリーの上手さにあると思う。普通にコメディとして面白いだけなら、不幸せに見えないもんね。

また、画的にも秀逸。薄曇のような暗さの中にも青白く浮き上がるような独特の雰囲気を作り出していて、美しさが際立っているし、オープニングのアニメやエンドクレジットの影絵風のアニメーションも楽しい。撮り方と見せ方がとても上手い作品です。

ところどころ疑問が残るし、ラストに今時珍しく「The End」の文字がでたけれど、ちょっと意味深な終わり方だったので続編を製作する予定?という気もします。今後が楽しみ(笑)

ところで、サニーは双子の女の子が演じていたようですが、ダスティン・ホフマンと関係あるのかな?
孫って噂がありますが、検索しても真実がわかりません。誰か知ってたら教えて下さい(^^;

評価は星4つですが、気持ち的には3.8かな~。

# レンタルで観たのでパンフレット未購入。

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