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コーラス


評価 : ★★★★
(2005/4/9公開 フランス/ヘラルド 97分)

涙がこぼれそうなとき、歌があった。

昨日、元職場のツテでヨーロッパ映画祭にお誘いいただきまして(ありがとうございます)、ここ数年以内の旧作ばかりですが1日4本鑑賞という新記録に挑戦してきました。ていうかどれを観るか聞かれた時に、とりあえず3本で残りはチケットが余ってたら下さいって言ったら全部空きがあるってことだったんで、朝10時半~夜8時半くらいまで(笑) 平井堅が歌バカなら昨日のおいらはきっと映画バカです(まあ上には上がいるのでそこまで観てないと思うけど)。
家では暇な時にずーっとDVDとかGyaOとか垂れ流しにしてますがあんまり集中して観ているわけじゃないのでべつに何本観てても平気なんですが、昨日のはもともと映画館としての専用シートがあるホールではなかったので、さすがに4本は腰が少しツラかったヨ・・・。でも5本までは耐えられそうな気がした自分に驚き☆
今まではシネコンで1日3本立て続けが最高記録だったのだが(笑)

そんなどうでもいい前置きはさておき(だったら書くな(^^;)。

内容は、指揮者ピエール・モランジュ(ジャック・ペラン)が母の葬儀のために帰郷した際に、子どもの頃に問題児たちが集まるフランスの片田舎にある寄宿舎「池の底」でかつて一緒に集団生活をしていたペピノが1949年当時赴任してきた音楽教師クレマン・マチュー(ジェラール・ジュニョ)の遺品の日記を持って現れるところから始まり、マチューの日記を通して音楽を諦めかけた音楽教師と子ども時代のモランジュ(ジャン=バティスト・モニエ)ら問題児達が合唱を通じて心温まる交流をしていったという過去の回想を感動的に描いた物語。

いい映画なんだけど、なんかどこかで観たような設定・・・(笑)
「ニュー・シネマ・パラダイス」(これは多分、映画監督サルヴァトーレ役と今回の大人になったモランジュ役が同じジャック・ペランだったからだろうな)や「天使にラブソングを2」(音楽で悪ガキ生徒をとりまとめていくところとか、一人が特出して歌が上手いとか)とか「今を生きる」(のロビン・ウィリアムスが演じた教師役。わからなければ、日本で言えば金八先生とか「学校」で西田敏行が演じてた役とか)とかの要素を混ぜたように感じられたんですけど気のせい?
まあ、べつにそれは映画業界ではありがちなのでべつにいいですが。

とにかく歌声が秀逸。ソロで歌うモランジュの声が、言われているようにまさに天使の歌声。素敵。さすが3000人の中から選ばれ、サン・マルク合唱団でもソリストを努めていた実績のある声だと納得できます。
個人的にはマチューがモランジュに歌う姿勢をアタマから一本の紐で釣られているようにと教えているシルエットの姿が印象的でした・・・っていうのも、私自身、中学時代にコーラス部に所属していて、その時の恩師も同じように一人ずつ頭に指を置いて指導してたことを思い出したんで・・・あら懐かしい(笑) あの指導ってコーラスの世界では共通の指導法なのかな。
それに子ども達がとても愛らしい。
特に子ども時代のペピノ(マクサンス・ペラン)がめちゃくちゃかわいい!目がくりくりしてて愛らしさ二重丸!
余談ですが、彼はジャック・ペランの息子だそうです。そういえば監督のクリストフ・バラティエもジャック・ペランの甥だとか。・・・身内動員で作るってまるで自主製作映画みたい(笑)

しかし、ストーリーが少し惜しい!
だってさぁ、あんなにお世話になった先生だっていうのに冒頭でペピノが言うまで名前を忘れてるか( ̄▽ ̄;)?
だいたいその他大勢と違ってソロやってたんだろう、オマエ!
あんな先生は一生のうちで出会える確率低いってのに(ていうか体罰校長の下でそれまでいたんだから逆に印象が強くて当たり前だろうに)薄情過ぎないか?
自慢じゃないけど、私は恩師の名前を覚えてますよ、今でもフルネームで言えますともさ、ああ書けるともさ。
おいらだってソロで舞台に立ったことがあるから同じ立場だぞ?( ̄・・ ̄)フンッ(←緊張しすぎて舞台上のことはあんまり覚えてないが)
まあ、50年も経ったら忘れるよって言われればそれまでだけどさ・・・。

# 旧作、企画上映として観たのでパンフレット未購入。

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