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プロデューサーズ


評価 : ★★★★☆
(2006/4/8公開 アメリカ/コロンビア 134分)

『オペラ座の怪人』『シカゴ』ですら獲ることができなかった、トニー賞12部門、史上最多受賞のブロードウェイ・ミュージカルが完全映画化!!

もう・・・なんだろう・・・この異常なまでにハイテンションでエネルギッシュな舞台は・・・おいら、ミュージカルは好きなんでたいていの場合、すぐに気持ちが入り込めるほうなんだけど、初っ端からあまりにも強力なエネルギーをぶつけられた衝撃でちょっと引いてしまった・・・痛くてパワフルで濃過ぎる強烈キャラがたくさん出てくるから体調のいい時を選んで観ないとちょっとつらいかもしれないなぁ( ̄▽ ̄;)←見事に撃沈した人
いやあ、だって、具体的なシーンがあるわけじゃないけどセリフがちょっと下品だし(?)、それにあんなに逞しいエロばあさん達や次々登場する一癖も二癖もありまくりな人達やここはゲイ屋敷( ̄ロ ̄lll)?みたいに次々沸いて出てくるゲイ達を一度に観たのは初めてじゃなかろうか・・・もう、なんというか・・・あらゆる意味でお腹イッパイな作品でした・・・好きだけど、引いてしまって大笑いできず笑顔で「・・・えー( ̄▽ ̄;)」「クスッ」という感じかな・・・あ、それより劇中に出てくる口をあんぐりあけた客と同じ感覚かも( ̄▽ ̄;)
(※ちなみに一緒に観に行った人や隣にいた見知らぬ中年女性は大喜びでゲラゲラ笑ってました( ̄▽ ̄;))

内容は、1959年のニューヨークを舞台にかつてはブロードウェイで栄光を極めたものの今やすっかり落ち目で高齢のご夫人のご機嫌をとっては制作費をかき集めるプロデューサー、マックス・ビアリストック(ネイサン・レイン)と、異常に小心者の会計士レオ・ブルーム(マシュー・ブロデリック)が出会い、帳簿の整理時にショーが失敗した時のほうがプロデューサーは儲かる場合もあるという不思議なカラクリを発見。二人はすぐ打ち切りになるような史上最低のミュージカルを作って、出資金をいただこうと画策するのだが、大コケ確実のはずのショーがなぜか当たってしまい・・・というミュージカル界を皮肉った痛快ミュージカル・コメディ。

本作は1968年にも映画化されている(オリジナル作品は現在在庫切れみたいですけど参考までにこちら)のでリメイク作品なわけですが、不思議と全然古さを感じない。ただただ、パワフル、そして豪華!それが強調されてて何も気にならないというか・・・役者も揃ってるしね、特に主演二人が舞台からの続投というのがまさにピッタリって感じでいいです。
内容が多少ミュージカルの裏舞台に対して皮肉ってるものだったりタブー(風刺的だったり下品だったり)を取り扱ったものであっても許せるという本当にミュージカルが好きな人には、ぜひ観てもらいたい作品。(ただし元気な時じゃないと作品の持つ熱気にやられます・・・( ̄▽ ̄;)←やられた人)
多分、こういうのが本当の王道のミュージカルなんだろうなぁ・・・映画じゃなくてミュージカルとして生の舞台で一度観てみたいなあって思ったもん。

主役2人もすごいんだけど、なんといっても最初に登場した時のインパクトのすごさではあのゲイ×2!鳩やネオナチやばあさん軍団もすごかったんだけど、あのインパクトには誰もかなわない気がする・・・おすぎが絶賛っていうのは同じ(オカマの)匂いがするからだろうか( ̄▽ ̄;)
そういえば、あのオカマの片割れ・・・舞台版でレオ役もやってるとか。全く正反対の役じゃん( ̄ロ ̄lll)!・・・役者ってスゴイなあ、その舞台も観てみたいよ・・・(笑)
オカマ役が上手な人って本当に演技がズバ抜けてるんだよね。それこそ芸(ゲイ?)達者というか(笑)
そういえば主演の一人のネイサン・レインだって『バード・ケージ』でオカマだったよ。あの時は共演のロビン・ウィリアムスが『ミセス・ダウト』の印象が強かったもんだから絶対ロビンのほうがオカマ役だと思っていたので、ネイサン・レインだと知った時にはちょっとびっくりしたんだけどあの人も上手かった!そういえばおいらはあんまり知らなかったんだけど、ネイサン・レインってあちらの舞台業界では名前だけで客が呼べる役者ってことで有名みたいですね。
個人的にはユマ・サーマンが実はあんまり好みではないんだけれど、まあ頑張ってたかな~・・・ニコール・キッドマンがスケジュールの都合で降板しなかったらどんな映画になってただろうって思ったらやっぱりちょっと点が低くなってしまうんだよなあ、二コールはここ数年ずっと波に乗ってるし、おいらのけっこう好きな女優さんだから!
でもネオナチのリープキン役で『奥様は魔女』で共演したウィル・フェレルが出てるから一緒に出なくて返ってよかったのかもね・・・。あ、そうそう、ウィルは『奥様は魔女』ではイマイチと悪評判だったけど、こっちのように変な役がピッタリ合ってた、こういう役のほうがいいのかも(笑)
・・・それにしてもアクが強い俳優ばっかりだなあ、内容にピッタリだけど(笑)

あと、ラストのエンドロール後のおまけのオチ(特になぜか「Amazon.com」の名前がでてくるあたりと、メル・ブルックスのオチのセリフ)がとっても舞台らしくてよかったです。最後まで観ないで帰った客はバカだな(笑) あんな粋なオチまで用意するなんて、なんて遊び心のある映画なんだろう・・・いや、もはや映画じゃなくてミュージカルそのもの!
内容が内容なので、万人にオススメとは言いませんが、ミュージカル好きな方はぜひどうぞ。
もうおいらの頭の中、エンドレスで「I wanna be a producer~♪」が流れてます、勢いでサウンド・トラックCDを買ってしまいそう(笑)

# パンフレットは600円。なんだかキラキラしてて派手な表紙です・・・映画そのものを表していると言ってもいいくらい(笑) 舞台版の説明や映画製作の背景など細かいフォローがされています。

「プロデューサーズ」関連サイト
プロデューサーズ
The Producers DVD(英語)
The Producers(英語。予告動画あり)

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