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ワールド・トレード・センター


評価 : ★★★★
(2006/10/14公開 アメリカ/UIP 129分)

勇気、そして生還 ―
これは、真実の物語。

ちょっとバタバタしていて間があいてしまいましたが( ̄▽ ̄;)、10月15日のワーナーマイカル15周年サンクスキャンペーン(どれを観ても千円のサービスデー)で観てきました。
Yahoo!Japanでの評価が意外に低かったのでどうだかな~と思ってたんだけど他に観たいのもなかったので( ̄▽ ̄;)←そんな時でもイベントに参加する人

観てみたら評価の低い大半の理由はなんとなくわかりましたわ・・・なるほどね、実話でリアルタイムでテレビを通して起こった現実と一瞬にして奪われた多くの人命とその被害の大きさを知ってしまってるだけに、助かった警官2人とその家族だけに焦点を絞って「ああ、助かってよかったよね!」というハッピーエンド的にまとめたこの映画のエンディングを受け入れるには、他の犠牲があまりにも大きすぎて違和感を感じるんだよな・・・この2人だけが助かったらそれでいいのか?みたいな感じっていうか・・・( ̄▽ ̄;)
しかもあの事件って大きな犠牲を払ったけれど正確なことがうやむやのままで、まだ何も解決していないしね。アルカイダがやったとか報道されているけれど、それだって主犯が真実を語ったわけではないので(実行犯なんか当の飛行機で突っ込んで死んでるしなー)何が真実なのかいまだわからないという気もします。

あと、もう一つの不評理由・・・ニュースで連日報道されていた飛行機がビルに突っ込む決定的瞬間の映像は映画の中で使われてなくて盛り上がりに欠けるという理由みたいなんだけど・・・あれはおいら個人的にはべつにそういうシーンを差し込んで盛り上げる必要がないと思うんで、この編集のままなくてもいいと思いました。
遺族感情への配慮だと思うし、そこがないのを盛り上がりに欠けるとかいうのはちょっと違うと思うんだよなぁ。
そういうのは変な期待だと思う。おいらは学生時代に阪神大震災で被災してるんで、瓦礫の中で身動き取れなくてこのまま助かるのか死んでしまうのかわからない恐怖ってのはある意味一瞬で死んでしまう恐怖より怖いかもしれないってことが想像つくんだけど・・・もー、おかげでおいらはハンカチがびしょぬれになるくらい泣いたさー、瓦礫の中の恐怖とか地震の恐怖ってのはおいらにとってはもうトラウマみたいになってるんで( ̄▽ ̄;)
まあほとんど(多分8割近く)のシーンが瓦礫の中で埋まってる二人の顔のアップ(しかも画面が薄暗くてよくわからない)でそれに回想シーンと家族が心配してるシーンが交互にでてくるようにして展開していくのでどこかでドラマチックな盛り上がりを期待するような作品にはなってないんだよねー・・・でも、この映画ってのは事実を事実として受け止めてあの日の記録を残すような映画にしてると思うのでべつにこれはこれでいいと思います。
ただ宗教的なシーンが出てくるのはちょっとやりすぎっぽいかな( ̄▽ ̄;)

あの事件から5年を区切りとして映画を作ったことに賛否両論あるみたいですが、おいらは個人的には多くの人があの日の記憶を失っておらず、かつ、遺族感情的にも一区切り落ち着くであろうこの時期に公開というのはベストな選択だと思います。「ユナイテッド93」も(こっちは劇場が遠くて観に行けなかったのだが( ̄▽ ̄;))同時期公開だしね。・・・でも実際、被害にあったとか大切な人や身内を亡くされた方にとってはなかなか5年で片付く話ではないかもしれませんが・・・。

ただし、過度な演出効果(ドラマティックな演出)の期待はしない方向で観るのがいいかな~というところでしょうか。正直な話~・・・この前テレビで見た特番のほうが視聴者を惹きつける魅力があった気がしますんで( ̄▽ ̄;)

あと、ラストのアレがな~・・・アメリカ人は世界の中心だヒーローだみたいな、戦争を正当化するようなあの蛇足的なその後の展開をチラッと伝えている場面があるのがちょっとシラけるかもなぁ・・・あの戦争って今じゃ「ホントのところ必要なことだったの?」って話だし・・・。

一応、評価は四捨五入して★4つなんだけど(おいらの評価は★5つまでしか設定してないんで( ̄▽ ̄;))、気分的には3.7くらいかな~といったところでしょうか。再現ドラマ的には淡々としてるけど実際瓦礫の中に立ったことがある身としては事実ってああいうもんだよなって思うからセットとか作りはあれでよかったと思うんだけどね~、なんか映画としてストーリーを観るには今一歩足らんという感じが残ったんで。
(足らんというよりは・・・なんかアメリカらしいっつーか・・・客観的に観て残る違和感とか御都合主義がある点が問題なんだよな、多分・・・。ハリウッド映画なんかほとんどそうだから今更気にしてもしょうがないんだけど・・・)

# パンフレット・・・買ったけどどこに置いたのか~バタバタしていて忘れてしまった~家の中にあることだけは確かなんだが( ̄▽ ̄;)
  映画製作の意図(どうしてこの時期に?とかそういう内容ね)とか、書かれてます。

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Comments

あれ、宗教的なシーンじゃないよ。ジーザスがミネラルウォーターの入ったペットボトル差し出すなんて。どっちかというとジョークの類いでしょ。

もしかして本人が本当に見た夢なんじゃないのかな。

Posted by: 配偶者 | 2006.10.31 10:40 PM

いや、イエスが出てくるあたりが国民の意識レベルの根底にキリスト教があるという意味で宗教的ということです。

Posted by: りす | 2006.10.31 11:28 PM

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