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間宮兄弟


評価 : ★★★☆
(2006/5/3公開 アスミックエース/日本 119分)

小さな幸せがいっぱい

だって間宮兄弟を見てごらんよ。
いまだに一緒に遊んでるじゃん。

毎年、年明け1本目は何にしようか悩むのですが(やっぱり年明け1本目だから正月らしい映画だよなー → 正月らしい映画って何だろう???「有頂天ホテル」はもう書いてしまったしなー、うーん( ̄へ ̄;)・・・とかいう後から思えばどーでもいい悩み)、例に漏れず今年も何にしようか悩んで気づいたら10日になっていました・・・というわけで、更新が止まってましたが元気ですので( ̄▽ ̄;)

で、結局、悩んでも浮かばなかったので(ォィ)、イチバン最近DVDで観たのでとりあえずこれってことで。

内容は、東京下町のマンションで、三十代になってもベイスターズの試合をスコアをつけながら熱心にテレビ観戦したり、山盛りのポップコーン片手にビデオ鑑賞したりと仲良く同居を続ける間宮兄弟(兄・ビール会社の商品開発研究員である明信=佐々木蔵之介、弟・小学校の校務員である徹信=ドランクドラゴンの塚地武雅)の日常を描いたもの。

原作は江國香織の同名タイトルらしいですが(小学館刊)、原作は読んでいないので比較はナシで書きます。
本当に、ただ二人の日常を描いただけなのでそれ以上でもそれ以下でもない何も特別な事件が起こらない映画です。かといってつまらないわけじゃなくクスッと笑えたり「ああ、やっぱりねぇ」とか「だめねぇ(笑)」とか「え、なんで?」とか突っ込み入れつつ、「あーあるある!日常でもあるよね、こういうこと」と共感(?)できたりするエピソードなどが盛り込まれているので、ほのぼのしながら観るのにはいいかも。というか、ほのぼの路線だけで出来た映画と言ってもいいかもね。(癒し系?)
兄弟を取り囲む女性達の恋とか、会社の上司の不倫とかも、兄弟の不器用さを強調するのにいい感じでさらっと取り込まれていて、観ててそんなに嫌味な感じもなかったですし。
不器用だけど純粋にまっすぐに前向きに一所懸命生きている、そんな二人の兄弟愛がとてもよく描かれていたと思います。

正直な話、いい年した男が二人(しかも部屋や行動を見る限り、どちらもちょっとオタクっぽい)べったりと仲良く暮らしているという設定はちょっとキモチワルイと思うのだけど(あれ、兄弟っていう設定じゃなかったらゲイか?って思うよな( ̄▽ ̄;))、ああいうふうな兄弟っていいなあとさえ思うくらいで、観た後の微妙に嫌な感じとでもいうのか、そういうのがなかったので脚本が上手いんだろうな~。
森田芳光監督の昔ながらのタッチが戻ってきたようです。(あ、でも次回作は「椿三十郎」だっけ?)

最近じゃ親子間や兄弟姉妹間の殺人事件のニュースもしょっちゅうニュースで流れてますけど、こういうわかりあえる兄弟像っていいんじゃない?
現実にここまでぴったり寄り添って生きてるような兄弟ってなかなか見ない気もしますけど・・・子どもの間は喧嘩しまくって大人になると落ち着くとは言うけど、あそこまでぴったり息が合うってのもねぇ・・・( ̄▽ ̄;)
まあ、でも、今の世の中だからこそ、こういう映画っていいなあって思うのかもしれません。

ストーリーの起伏があんまりないので好き嫌いは分かれると思うけど、おいらはけっこう好きかなー。
なんでもない日常を描いただけなんだけど、そのなんでもない日常を一所懸命生きてるだけでも小さな幸せがいっぱいあるんだってことも気づかせられるし、兄弟でも姉妹でも親子でも何でもわかりあえる相手がいるっていいなっていうこともわかるし、そういう普段気づかないような小さいことが素敵だなあと改めて感じることのできるほのぼのさがある映画でした。

・・・それにしても(そういう設定なんだろうけど)似てない兄弟だな( ̄▽ ̄;)(いや、まあ、映画だし・・・)
そうそう、どうでもいいけど、脇役がけっこういいかも!
特に中島みゆきがあんな役で出てくるとは思わなかった(笑)
あと、ラストのおまけサプライズはちょっと面白いかな~、あれがあるから余計「現実にこんな兄弟はいないって」って思っちゃうけどさ。

「間宮兄弟」関連サイト
間宮兄弟

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