« 渋谷怪談2 | Main | HERO »

青の炎


評価 : ★★★
(2003/3/15公開 日本/東宝 116分)

世界の“NINAGAWA”が描く―17才の魂の鮮烈な輝きと挫折―

これもテレビ放映の深夜映画で観ました。おかげで寝たのは放送終了後の早朝5時過ぎです・・・_| ̄|○

まあ、それはどうでもいいとして(・・・いいのか( ̄▽ ̄;)?)。

内容は、17歳の高校生・櫛森秀一(二宮和也)が、10年前に母と離婚した継父の曾根隆司(山本寛斎)が家に舞い戻り傍若無人に振る舞って母・友子(秋吉久美子)と妹・遥香(鈴木杏)に暴行をはたらき今までの家族三人の穏やかな生活を脅かすようになったため警察や弁護士に相談するのだが、問題が解決できないと悟り、やがて自らの手でインターネットや本などから情報を集めて完全犯罪計画を練り上げて実行するのだがその完璧なはずの計画も綻びが見つかり・・・という若者の心の葛藤も描いたサスペンス。

うーん、個人的には微妙~な映画でした。
何が微妙って主人公の二宮和也とコロンボかと思うような刑事役の中村梅雀はOKとしてもなあ・・・なんというか、あやや(松浦亜弥)のセリフの喋り方がこの作品と合わないっていうかものっすごく浮いててあの喋り方を聞くと途端に「アイドル映画( ̄▽ ̄;)?」と思ってしまうんだよね・・・彼女、他のドラマとかならともかくこの映画では黙ってるほうがいいよ~・・・。
あと、ちょい役の唐沢寿明と竹中直人は出演する必要があったのかどうかが謎だ・・・あまりにもキャラが濃いのでストーリーと関係ないのにそこだけ浮いて見えてしまう・・・多分、笑える要素の一つに置いたのかもしれないけれど全体の雰囲気をそうやって緩和する必要があるのかどうかはちょっと謎だ・・・だって「あれっ?」って一瞬でも作品から現実へ引き戻されるもんね~、もしかしたらそういう演出なのかもしれないけどさ、おいら的にはびみょー( ̄▽ ̄;)

ストーリー自体はちょっと大雑把な感じだけど多分原作をぎゅっとまとめようとしたらこれはこれでなかなかいい長さにまとめられてるんじゃないかなーと思うのでよかったと思うし、主人公がアイドルというにはもったいないほどの好演をしていたので、詰めが甘いっつーか、ちょっと惜しいなーという感じがしました。もうちょっと犯罪にいたるまでの気持ちの持っていきようとかプロセスとかを掘り下げられたら更によくなったんじゃないかなーと思いますが。
あの家庭環境にある17歳の少年が犯罪に手を染めるまでの葛藤って大変なもんだと思うよ、この少年ってのが根っからの悪い奴っていうんじゃなくて家族を守ろうとしての犯行であっていい奴だから特にさ~。
嘘をついたらその嘘を隠すためにまた嘘を重ねるということが表しているように、些細な偶然から綻びが拡大してだんだんと転落していく様はちょっと簡単にそうなっていきすぎてる気がしてそんなあっさり進んでいっていいものか?とすら思いました。

んー、多分、何が惜しいって・・・最後、何も残らないんだよなぁ・・・全体的に地味~で動きがほとんどない(出てくるシーンは同じ場所が多い)ので、印象に残るシーンとかがあんまりないというか・・・あ、でも博物館?か何かの長いエスカレーターは印象的だったかも。でも水槽とか主人公がガレージを部屋にしてるのとかはさっぱり意味わかんね・・・( ̄▽ ̄;)
おいらは原作を知らないんだけど、あのラストはいかがなものか?ってのもあるんだよなー。いったい原作のラストってどんなのなんだろ。(あ、ちなみに、原作は『黒い家』の貴志祐介氏だそうです)
まあ、興味は抱くけど、別に知っても知らなくてもいいやって感じがするんでやっぱり評価は微妙です( ̄▽ ̄;)
映像は味があるというかキレイなんだけどね~、ちっちゃくまとめたな~って感じかな(エラソー( ̄▽ ̄;))。


「青の炎」関連サイト
青の炎

|

« 渋谷怪談2 | Main | HERO »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 青の炎:

« 渋谷怪談2 | Main | HERO »