ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記



評価 : ★★★
(2007/12/21公開 ディズニー/アメリカ 124分 原題『NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS』)

すべての謎は「禁断の暗号」を解く鍵。

タイトルに「2」の文字は入っていませんが、2004年公開の『ナショナル・トレジャー』のシリーズ2作目。
あと2作は作るらしいという噂ですが、主演のニコラス・ケイジが疲れ切っていて映画業界から引退したいと言っているというような噂もあるのでどうなるんだろうなあ・・・。

さて、今回の内容は歴史学者兼冒険家(どっちが本業なのか(^^;?)のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、ウィルキンソン(エド・ハリス)と名乗る古美術商からリンカーン大統領暗殺事件の犯人による日記の一部消失されていた部分が見つかり、そこには自分の先祖のトーマス・ゲイツの名前が真犯人だと記されていると聞かされる。自身も暗殺者の末裔という汚名を着せられたことに憤慨したベンは父親のパトリック・ゲイツ(ジョン・ボイト)や友人ライリー・プール(ジャスティーン・バーサ)、恋人アビゲイル・チェイス博士(ダイアン・クルーガー)、父と別居して古代文字の研究をしている母親エイミー・アップルトン博士(ヘレン・ミレン)や現大統領(ブルース・グリーンウッド)までも巻き込んで先祖の無実を晴らすべく調査を開始。やがてリンカーン大統領暗殺事件の真実に迫ることとなる・・・というアドベンチャー。

正直に言ってしまうと・・・ディズニーなのでファミリー層向けっていうかウケを狙っている層が若干低いのかなあと思うのでまあこんなもんかなあとも思うのですが、なんというか設定とかストーリーがとっても安易だなあと思っちゃいました・・・いや、何も考えないで観るのには楽しくていいんだけど、突っ込み所満載っつーか( ̄▽ ̄;)
例えばー・・・あんなにセキュリティ高そうなところにいともあっさりと侵入できちゃったりとか(ミッション・インポッシブルもびっくり)、かゆい所に手が届くかのように御都合主義で実母が古代文字解読のプロだったりとか、大統領を連れ去るのもあっさりできちゃったりとか(ありえねー!)、またこの大統領が意外に物分りよすぎだったりとか(まさに御都合主義☆)、あんなに簡単に秘宝の場所へのしるしが見つかったりとか(いつの時代のものか知らんが風化しないのかよ・・・)、苦労して秘宝のありかにたどり着いたわりには逆からだったら簡単に行けそうだったりとか(ラストで即行、調査団が行ってたりとかね)、まあ・・・そんな感じです( ̄▽ ̄;)
まー、でもからくりとか謎解き(というほど時間かかってなくてなんで今まで誰にも解かれていなかったのが謎ってくらい速かった(笑))とかは楽しかったのでまあいいか・・・ディズニーだし。娯楽だし。
あ、あの仕掛け机欲しいなあ(笑)(←何のために( ̄▽ ̄;)?)

あと、気になるのは47ページ・・・一体何が記されていたんだろうか・・・?(で、3作目に続いたりするわけか?)
あと、エド・ハリスは悪役なのかなんなのかどうしたいのかが謎でした・・・うーん( ̄へ ̄;)
まあ、いいですが・・・。
なーんにも考えずに暇つぶし程度に観るにはいいかもって感じでしょうか~。
あまり多くを期待しないほうがいいとは思います、アドベンチャーっていうにはドキドキハラハラな見せ場が少なく感じたくらいちょっと軽めなので( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは600円。人物関係図があるので前作観てなくてもわかりやすいかも。今回はインタビュー記事が長いです。

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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

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ボーン・アルティメイタム


評価 : ★★★★☆
(2007/11/10公開 アメリカ/ユニバーサル/東宝東和 115分 原題『THE BOURNE ULTIMATUM』)

REMEMBER EVERYTHING 11.2007 FORGIVE NOTHING

えーと、こちらもなんだかんだで公開が遅れた記事ですが、12月1日に観てきました。12月2日に下書きを書き始めたというのに公開までに何日かかったのだろう・・・で、結局これが年内最後の一本となったわけです( ̄▽ ̄;)

※ この記事は公開順でトップに来るよう本日付け公開にしていますが、後日、公開日時を執筆日時に修正して2007年に鑑賞したことがわかるようカテゴリ修正します。

内容は、記憶を無くしたところからスタートする2002年公開の第一作「ボーン・アイデンティティ」、恋人と新しい人生を歩みつつあったのに過去の記憶に秘められた真実を辿ることとなる2004年公開の第二作「ボーン・スプレマシー」につぐジェイソン・ボーン・シリーズ第三作目。CIAの極秘計画トレッドストーンによって過去の記憶を消され、究極の暗殺者にされたジェイソン・ボーン(マッド・デイモン)は自分の過去の断片を辿っていくうちにある日の新聞記事がきっかけでトレッドストーンのアップグレード版のブラックブライアーという計画があったことがわかりそのネタを追いかけている記者サイモン・ロス(パディ・コンシダイン)と接触するのだがCIA対テロ極秘調査局長ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)の手が迫り・・・というスパイ・アクションの三部作完結編。

前回、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の時に続編って前作を上回るのが難しいというようなことを書いたのですが、これはもしかするとシリーズ最高の出来かもしれない。
とてもよく出来てて面白かったです。
まあ、ストーリーは三作目ともあって観ているこっちがボーンの頭のよさ(臨機応変というか頭の回転が速いという意味)やどんな窮地に追い込まれても必ず不死身という状態に慣れきってしまっていたため、あんまりドキドキはしませんでしたが(あくまで個人的にです、普通の人はドキドキハラハラだと思います( ̄▽ ̄;))、今までの謎・疑問のなんで?が決着し、テンポもよく、いい余韻を残して一応きれいに完結したように思います。(・・・もしかしたらサイドストーリーとかエピソード1みたいな作り方で続編が出るかもしれませんが一応タイトルの「ULTIMATUM(最後通告)」通り、三部作はこれできっちり終わりですよって感じの終わり方だったので納得の完結かな)
記憶を取り戻していく上で人間的な深みもでてたし、感情の動きも見えたし、エンディングの曲もバッチリだったし、前評判通りカッコよくまとめあげた上質の面白い映画になっていました。

ただ、だったらなんで満点じゃないのかというと~・・・( ̄▽ ̄;)
緊張感とかスピード感とかアクションの激しさを演出したカメラワーク(あれは手持ちカメラか?)なのだろうと思いますが、映像ブレ過ぎのシーンが多様されすぎていたような気が・・・けっこう前のほうの席に座っていたおいらには物語の醍醐味ともいうべきアクションシーンの映像が見づらくてちょっとしんどかったんですよね・・・。
あのカメラワークは演出だろうなーとはわかってるんだけど、おいら自身が手持ちカメラのブレブレ映像が苦手っぽいんだよなー・・・昔、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を観た時も最後の最後で気分悪くなっちゃって(あれはひどかった・・・)・・・あれからなんかどうにも苦手意識があって( ̄▽ ̄;)
後ろのほうで観ていたらまた違ったんだろうけれど全席指定でそこをあてがわれたもので・・・行った日が映画の日のファーストデーだったってのもあるんだろうけど人気でさー、40分前に着いたんだけどその時によさげな空席がそこしかなかったもんでしょーがなかったんだけど( ̄▽ ̄;)
んー、DVDがでたらまた観るかも。

# パンフレット・・・どこやったかなー・・・( ̄▽ ̄;)(年末に大掃除したので最近こんなのばっかり・・・)

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ボーン・アルティメイタム

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ALWAYS 続・三丁目の夕日


評価 : ★★★☆
(2006/11/3公開 東宝/日本 146分)

昭和34年、日本の空は広かった。

会いたい人がいる。待っている人がいる。

なんだかんだで去年の11月28日の夕方に以下を書いていたにもかかわらず、文章推敲のために保留にしたまま年をまたいでの記事公開になってしまいましたが( ̄▽ ̄;)

※ この記事は公開順でトップに来るよう本日付け公開にしていますが、後日、公開日時を執筆日時に修正して2007年に鑑賞したことがわかるようカテゴリ修正します。

金曜がレディースデーの映画館で11月9日に観てきました。
なんか大ヒット上映とかであちこち混んでいるという噂だったのでわざと一番ガラガラそうな映画館に行ったのですが(ォィ( ̄▽ ̄;))、意外に客が入っていてびっくりしたよ・・・もう何年も昔のことだけど、おいらを含めて客2人とかいうことがあった映画館だったので絶対空いてると思ったんだけどなぁ( ̄▽ ̄;)
(※ 何を観たかは前作の『ALWAYS 三丁目の夕日』の時にも書いたのでわかる人はわかるでしょうが、わからないけどどうしても知りたい人はカテゴリーから検索してください(笑))

内容は、前作の最後の昭和33年大晦日から数ヶ月経ち、東京オリンピックの開催が決定して高度経済成長期に向かう昭和34年の春の東京下町の夕日町三丁目を舞台にそこで暮らす人々の人間ドラマを描いた西岸良平原作の漫画の映画化の続編。経営が軌道に乗り始めていた鈴木オートでは事業に失敗した従兄弟の娘を預かることになったり、前作で黙って去って行ったヒロミ(小雪)を想い続けつつ淳之介(須賀健太)と暮らしていた茶川(吉岡秀隆)のところへ再び淳之介の実父である川渕(小日向文世)が息子を連れ戻しにやって来たことや給食費の滞納問題がきっかけで安定した生活とヒロミとの生活を取り戻せるように一度はあきらめていた芥川賞受賞の夢に向かって執筆を始めたのを町ぐるみで応援したりするのだが・・・。

前作がほとんど「おおおーっ、神!!(゚Д゚)」といえるほどストーリーも当時を再現するCG演出もうまく出来た作品だったので(あの時代を知っている人にはところどころ違和感を感じるところはあったかもしれないが、あの時代を知らないおいらからしたらなんとなくノスタルジックというか古きよき時代というかそういうちょうど高度経済成長期に向かう直前で未来に希望が持てるような「あの頃はよかった」という時代の雰囲気をうまく捉えて表現していたと思う)、続編となるとそれを越えるかどうかってのが勝負だよなあ。そういう比較ってのは続編の宿命だと思うんだ。他のどの映画と比べて、というより、前作と比べて、というのはけっこうハードルが高いんです。だいたいそうでしょ?前作の評判がよかったから続編が作られるわけだし。
で、おいらの評価としては・・・ぶっちゃけ、この続編は残念ながら前作を越えてません・・・まあ、アレを越えるのは正直難しいだろうなってことはおいらも観る前から予想はしてたんで特別がっかりもしてませんが( ̄▽ ̄;)

多分、前作を前編として今作を後編としてセットで1本だと考えるほうがいいのかも。もともと続編として作っているからか、登場人物の相関がわかるような説明とかも一切ないのでこれだけ観ても多分よくわからないと思うし。

あくまで個人的な感想ですが、今作のおいらの感想は一言でまとめちゃうと「残念」。
なんとゆーかもう本当にいろいろなところが残念なんだよなあ・・・多分、前作が素晴らしかったので期待が高すぎたって面も大きいと思うんだけど。

例えば街並みのセットとかたばこ屋の「美智子様、御懐妊」とかの貼紙とかの時代の空気を感じさせる細かい小道具はそれなりに頑張ってると思うんだけど、こちらは前作にあった昭和らしさというか未来への活力ってのが薄まってる気がするんだよね・・・そのあたりが弱いのかなぁ。
あのなんともいえない「昭和」という勢いやパワーや全体から感じられるあの時代の空気感が薄い!べつにあの時代でなくても、現代に置き換えてしまってもOKなほどに薄いのは残念過ぎるよ・・・それだけでもかなり魅力半減と言えるでしょう。ストーリーにも期待してるけどあの時代のレトロな良さを期待してる部分もあるわけだから。
CGが前作に比べて粗いのも理由かもしれない。あれは致命的だなー・・・ちょっと浮きが激しいコマがあって映画の世界より現実に引き戻されている自分に気づいてしまったので。
それと、淳之介(須賀健太)が育ち過ぎていたってのはこの際置いておくけど(もうあれは子役使ってたらもうしょうがないですよ、成長期の成長は止められないからねぇ( ̄▽ ̄;))、エピソード詰め込みすぎな上に登場人物がちょっと喋りすぎなんだよな・・・前作はもっと丁寧に作られていて、場の空気読め、みたいな・・・うーん、うまく言えないけれど雰囲気で知れというか行間を読むっていうかそういう演出がほどよく効いていて感動を誘ったと思うんだけど、今作は新しい人も含めて登場人物が多いわりにそれぞれのエピソードはさほど丁寧に描かれていなくて人物描写が浅く全部セリフで喋らせちゃってるんだよ。だいたいどのエピソードも先の展開が読めるんだけどさー、それをわざわざセリフにしてしまうことでもうそれは「お約束」になっちゃうわけで、そこがもう残念極まりないんだよね。お金で買えないモノって何だろう?とか家族って素敵だとか人は変わったり変わらなかったりするんだよね(謎)という深いテーマが根底にあるのにそれを活かしきれてないあたりが非常にもったいないなーって思いました。

あ、あとー・・・冒頭のシーンは「え?なんで?これ三丁目の夕日だよね?」だったんだけどさ・・・(謎)
まー、あれは後でつながってそういう演出かーってなるんでいいっちゃいいけどちょっと趣味に走り過ぎじゃねーの( ̄▽ ̄;)?あの演出はたとえそれが監督の遊び心だったとしても、たとえあのTOHO SCOPEが使いたかったとしても、一部のファンはイマイチに思うだろうねぇ~。作品内容を考えたら、特別必要なシーンじゃないからねぇ・・・多分、この監督の以前の作品の「リターナー」がイマイチ受け入れられない人ならまず完全にダメだろうなぁ~。山崎貴監督はせっかくALWAYSで化けたよ成功したよって言われたのに結局根本はリターナーの頃から進歩なしって言っちゃってるようなもんだしなー。(多分、監督本人はあの演出が好きなんだろうなあと思うけど・・・) 
というわけで、あのつかみはおいらはOKだったけど、内心では一方で「あぁ・・・やっちゃったのかぁ・・・」と薄々作品の出来を感じたのでありました・・・あの瞬間に期待値MAXから2くらい下がって「こりゃ前作は越えないな・・・」と悟ったからなぁ( ̄▽ ̄;) 

まあ、不満は多々ありますけれど、それなりによく出来てはいますので決して観て損ということはないと思います。ただ、観るなら前作とセットで一本と考えて観たほうがいいですね。これと前作を分けて考えるとやっぱりちょっとガッカリしちゃうと思います。
おいらはガッカリした口なので(笑)、評価は細かく言ってしまえば★3.7~3.8くらいなんで四捨五入で★4にしようか迷いましたが、やはりここは事前期待値が冒頭でダウンしたことを加味して切捨てで★3.5ということで・・・これを甘いと見るか辛いと見るかは人それぞれですが( ̄▽ ̄;)

# パンフレット・・・年末の大掃除でどこにやったかな・・・?
 まだ記事公開してなかったからパンフ棚には入れていないはずなんだが( ̄▽ ̄;)(捜索中)

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」関連サイト
ALWAYS 続・三丁目の夕日

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ハッピー・フィート


評価 : ★★★
(2007/3/17公開 ワーナー・ブラザーズ/オーストラリア/アメリカ 108分 原題『HAPPY FEET』)

このステップが、ぼくの気持ち。

超オンチな“マンブル”は、いつもひとりぼっち・・・。
彼が踊りはじめたとき、奇跡が起きる!

劇場公開時には映画館の予告で気になりつつも観られなかったので、TSUTAYAのレンタル半額キャンペーンでDVDレンタルして観ました。

・・・うーん、なんだろう、この違和感は( ̄へ ̄;)
予告のイメージに騙された感じがするのはおいらの気のせいか( ̄▽ ̄;)?
ペンギンや象アザラシの体の質感とか、海の中での水の描き方とか、スピード感あふれる動きとか、そういう映像はたしかに技術的にもスゴイと思うけど個人的にはストーリーがダメダメだったよ・・・たしか今年の第79回(作品としては2006年度)アカデミー賞の長編アニメ賞を受賞していたはずだけど、なんだろう、この観終わった後に残る中途半端感は。
予告ではディズニーちっくなアニメミュージカルで楽しそうな雰囲気を醸し出していたんだけど、前半はいいとして後半の展開はどうなのかなぁ・・・まあ、前半だって選曲とか内容とか考えたら、少なくとも子ども向けじゃない気がするんだけど・・・。

内容は、自分だけの心の歌を見つけることを何より大事とし歌でハートを伝えられないと大人になった時に最愛の人と結ばれないという規律がある南極の皇帝ペンギンたちの国で、ノーマ・ジーン(ニコール・キッドマン)とメンフィス(ヒュー・ジャックマン)の間に生まれた筋金入りの音痴でペンギンらしくないハッピーなタップダンス(?)を踊ってしまうマンブル(イライジャ・ウッド)がペンギン失格の烙印を押されて周囲から孤立したりいじめられたりしていたが、ある日、ファンキーでノリノリのアデリー・ペンギン5人組(5羽組?5匹組?)のアミーゴスと知り合い、自信を取り戻して自己のおかれている環境を打開していく様を数々のヒットナンバーとステップで綴るミュージカル・アニメーション。

うーん、おいら個人的にはあんまりオススメとは言えない(っていうか正直に言えばラストのほうで人間がでてくるあたりからの展開が特に気にくわねー)ので微妙だな~・・・。
もともと、予告と公式サイトを見てハッピーでノリがいい雰囲気だったからそういうのを期待していたため、がっかり感が大きいんだと思うんだけど・・・他所の映画系の評価サイトでは評価高いらしいんだけどおいらは画像技術と前半のストーリー以外はイマイチあいませんでした。

画像技術的には素晴らしいと思うんだけど、後半で芸達者なペンギンのかわいさを利用して環境問題に触れるような話にしてほしくなかった気がする。
なにがダメって、本当の環境問題を理解していない人が作ったんじゃないかと思うような出来なんだよな~。
ネタバレになるけれど、要は魚を乱獲する人間がいるからペンギン(とか南極の生物)は絶滅の危機に瀕しているというメッセージが最後に込められているわけなんだけど、魚の乱獲以前に地球温暖化で氷が溶けていってペンギンが住む場所だけでなくどこかの小さな島国も減っていっているってことは問題じゃないのか?
だいたい地球温暖化の原因の二酸化炭素を大量に吐き出しながらも京都議定書に調印しない国が製作に絡んでいる映画なので、自分の国のことは棚にあげておいて魚を大量に食べる国(多分、あちらは肉料理が多いので日本などのアジア圏をさしていると思うのだが)を批判するような内容なんて違和感ありまくりだ。そのあたりがペンギンのかわいさを利用して本当の環境問題から目をそらすために作られたみたいでなんかイヤ。
だいたい、こんなかわいいペンギンのエサがなくなっちゃうとかわいそうだから守ってあげなくちゃ!みたいな展開をしていくのもどうかと思う・・・じゃあ芸がなくてかわいくない生物が危機に瀕していたら見過ごされた話?って感じで。・・・それとも「人間は自分勝手だ!魚を食べる人間は悪い奴らだ!」とでも言いたい映画なのか?
そもそも水族館に連れていかれたのになんで南極に戻されたのかもよくわからない。あいつをショーに出そうというセリフの後の展開が不明過ぎ。
あと、せっかくの豪華キャストを声優にしておきながら、主人公以外のキャラは絵も似たり寄ったりだしセリフ絡みもちょこっとしかなく個性も全くいかしきれていないし(アミーゴスやラブレイスなんかもっと面白く個性豊かに描くこともできたろうにと思う。ラブレイスなんか声にロビン・ウィリアムス使ってんのにもったいない!)、歌は下手だけどタップを踏むペンギンなんていう非現実的でファンタジーな設定にしておきながらその面白い設定もイマイチいかせていないし、人間を出してきて環境問題に展開って予想外だよ・・・だいたいマンブルに倣ってダンスでエイリアン(人間)にメッセージを送ろう!なんてありえない展開じゃない?
せっかくの面白い設定が環境問題を絡めたことで全て台無しにされた感じ。何もこういうハッピーそうな予告を作ったアニメでそういうメッセージを流す必要はないと思うんだよなー、そういうのは他の映画でやってくれよ・・・。

子ども向けのハッピーな映画だと期待して親子で観たりなんかしたら確実に裏切られると思います。
ところどころ絵も怖いしなー(襲われるところとか)、あんまり子ども向けじゃないよな。カテゴリー「ファミリー」も入れてるけどファミリー向けかどうかは実際のところ微妙かも・・・。

一応、画像技術と前半に対しての評価のみで★3個にしときましたが、後半だけなら★1個かな~おいらは個人的にはかなりがっかりしたから( ̄▽ ̄;)。

# パンフレットは買ったような記憶があるようなないような・・・(後日捜索予定)

「ハッピー・フィート」関連サイト
ハッピーフィート

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ファンタスティック・フォー 銀河の危機


評価 : ★★★
(2007/9/21公開 アメリカ/21世紀FOX 92分 原題『FANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER』)

この秋、すべてが変わる。

宇宙からの使者シルバー・サーファー現る!
地球滅亡までのカウントダウンは始まった・・・

ちょうど開館一周年記念で公開作品千円均一サービスをやっている映画館があったので10月4日に観てきました。本当は『幸せのレシピ』を観ようと思っていたのだけれど、上映時間に間に合わなかったので・・・まあ、前作観てるから2作目も観てもいいかなという感じで。

内容は、宇宙の放射線を浴びたことから特殊な能力を身につけた4人組『ファンタスティック・フォー』のリード・リチャーズ/Mr.ファンタスティック(ヨアン・グリフィズ)とスーザン・ストーム/インビジブル・ウーマン(ジェシカ・アルバ)の結婚の話題が世間をにぎわせている中、強大な力を持って宇宙から飛来した銀色のボードに乗った謎の銀色の人型生命体シルバー・サーファー(ダグ・ジョーンズ)が現れ結婚式は中断。かつての宿敵ビクター・バン・ドゥーム/Dr.ドゥーム(ジュリアン・マクマホン)と共に謎の解明に当たることになるのだが・・・というシリーズ2作目のSFアクション。

まあ・・・映画そのものは前評判がさほどよくなかったのと先に観た夫が「まあDVDでもいいけど」みたいなことを言っていたため全く期待していなかったのでそこそこ楽しめました。
多分、期待していたら突っ込み所満載すぎてハズレかもなあ・・・アメコミ原作の映画はべつに嫌いじゃないけどちょっと展開の仕方とかCGとかロケーションが微妙な気が・・・( ̄▽ ̄;)
でもシルバー・サーファーはよかったです。
あの銀のボードなかったらたいしたことないのかよ!とか、悪役でありながら実は悲しい運命を背負っているだけのいい奴?とか、ちょっと美味しいところをさらっていくような敵でありました。しかし本当の敵のギャラクタス正体はよくわからんかった・・・隕石・・・?ブラックホール?・・・何?(結局わかっていない・・・)

ストーリーはいい意味で言えばわかりやすく、悪い意味で言えば薄っぺら。
展開はいい意味で言えばテンポよく、悪い意味で言えば無理矢理強引・・・と言った感じでしょうか(毒舌( ̄▽ ̄;)?)。
まあ、所詮、漫画の世界だし嫌いじゃないんだけどねぇ。
結婚式に浴衣?みたいな、なんとも変~な違和感をいくつか感じるシーンがあったのでその点は微妙( ̄▽ ̄;)
あと、ネタバレになりますが、今回はファンタスティック・フォーが地球の危機を救ったんじゃなくて、(きっかけはスーザンだったとしても)結局シルバー・サーファーが救ったような・・・?
そう観るとなんかファンタスティック・フォーの話というよりシルバー・サーファーの話だったような・・・。それが返ってよかったって気もするけど(謎)

前作を観ていたほうがわかりますが、まあこれはこれだけでも観られるかな~。一応、内容的には一作ずつで完結してるし。
特撮は、日曜の朝早くに子ども向けにやってるヒーローモノにお金をかけて大画面で観ても耐えられるくらいにアップグレードしたレベルなので、ヒーローモノ系好きな人は好きかも。発明品(あれは分裂飛行機とでもいうのか?)も楽しいし。
肩の力を抜いてかる~く楽しむ分にはいいかもです。

どうするのかはわからないけどあれは続編作れそうな感じだな~。

「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」関連サイト
ファンタスティック・フォー 銀河の危機 オフィシャル・サイト
ファンタスティック・フォー(←前作)

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ミス・ポター


評価 : ★★★☆
(2007/9/15公開 イギリス/アメリカ 93分 原題『MISS POTTER』)

その恋が私を変え、私の絵が世界を変えた。

「ピーターラビット」の作者ビアトリクス・ポターの恋と波乱に満ちた半生を描く感動作

一ヶ月以上前に観てきました・・・風邪引きだったので書くのが遅くなりましたが( ̄▽ ̄;)

ピーター・ラビットで有名な女流作家ビアトリクス・ポターの絵本デビュー直前~恋と挫折と復活までを描いた伝記モノです。女性向けという噂は聞いていましたが、なるほどたしかに女性向けかもしれません。
少女のような女性が、恋を知り、別れ、大きな試練を乗り越え、やがてたくましい職業婦人として大成していく・・・そういうお話なので。
ある程度、仕事をし、恋をし、結婚を意識したことのある女性なら(ついでにいえば、周囲から見合い結婚をすすめられたりしたことのあるような年齢であればなお)共感できる要素がつまってるんじゃないかなあ。

内容は、まだヴィクトリア王朝時代の封建的な風潮が残り、貴族などの上流階級の女性が仕事を持つことなど考えられなかった1902年のロンドンで、裕福な家庭に育った32歳の独身女性ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)が出版社に自分が描いた青い上着を羽織ったうさぎのピーター・ラビットを売り込みに行き、経営者の弟で編集者ノーマン・ウォーン(ユアン・マクレガー)が担当になって、『ピーター・ラビットのおはなし』は出版されるやいなやたちまちベストセラーとなり、絵本をきっかけとして、やがて2人は惹かれあうようになるのだが・・・という一人の女性の半生を描いた伝記ドラマ。

おいらは、ピーター・ラビットは知ってるけど実はあんまり作者のことは知りませんでした。
ついでになぜか実家に一冊だけピーター・ラビットの本があるんだけどそれが絵本デビュー作だということも映画で知った・・・(笑)
・・・なので、描いた絵がアニメーションで動くってのは予告を観て知ってはいたんだけど、まさかあんな出方だと思ってもみなかったもので、冒頭では急に描いた絵が動いたりその絵に向かって喋りかけるビアトリクスを観て、
「えっ・・・もしかしてちょっとイタイ人・・・( ̄▽ ̄;)?」
と思ってしまいました・・・だって人間の友達はいなくて描いた絵が友達とか・・・「じっとしてて」って描いた絵に言っちゃうような人って・・・空想シーンで動くんだったらわかるんだけど、観ている限りではどーもそういう出方じゃないんだよね。周囲の人は正気なんだけど、本人だけが見えている、という感じって言ったらいいのかなぁ・・・起きたまま寝てるの?白昼夢でも観てる?って感じで・・・おいら、最初は冷静な目で観てしまったもんだから映画の世界に入り込むまではちょっと引いちゃったよ( ̄▽ ̄;)
ま、そのあたりは物語に入り込みさえしてしまえば、大人になっても少女のままに夢と空想の力とを持ち合わせた女性としてうまく描いているって言えるんだけど、いきなりアレだったもんで・・・正直びっくり( ̄▽ ̄;)
いや、多分、レニーは「ブリジット・ジョーンズの日記」のイメージが強いから、とか、レニーとユアンって組み合わせは「恋は邪魔者」と同じだなーと思ったら、この組み合わせはどう考えてもコメディ路線なのでどうしてもイメージがね・・・( ̄▽ ̄;)
あと、とんとん拍子に恋愛モードに突入してしまい、とんとん拍子にうまくいってしまうのが、ちょっと出来すぎてない?という感じがしてしまいました。・・・とはいえ、途中でこの恋は突然終わってしまうので出来すぎって言っても途中までですが。
あ~・・・でもラストも出来すぎっちゃ出来すぎなんだよなぁ~・・・そうなんでもかんでもうまくいかないだろうっていうか~・・・そもそもあの映画のラストより後日の説明がなければものすごい純愛物語だった気がするんだけど・・・ま、そうなればそうなったで出来すぎだし、実話だからがラストの締めがどうなったのか説明が入るのも当然か。

なんというか、とにかく美しい物語でした。
湖水地方の風景も素敵だし、この一人の女性の成長ぶりも素敵。
ただ、ちょーっとばかり美しすぎる物語になっているような気がしたので(いやー、そんなあっさり恋人出てこなくなっちゃうの?とか、そんなたちまちベストセラー?とかさ・・・実話でもちょっとうまく行き過ぎな感が( ̄▽ ̄;))、少し評価を下げました。キレイにまとめすぎてあっさりしすぎているようなところもあるしねぇ・・・挫折からの立ち直りすら意外とあっさりだったような・・・(いや、まあ葛藤とかいろいろあるってのはわかるんだけど)。
でも、ほんのりとした優しい気持ちにさせてくれるというか、心穏やかに観られる映画だったのでオススメできるかな~。ただしファンタジー否定派というか、リアリティを追求するような人にはちょっと向かないかも(笑)

# パンフレットは~・・・しまいこんだけどどこかにあるはずなので後日追記予定( ̄▽ ̄;)

「ミス・ポター」関連サイト
映画『ミス・ポター』公式サイト|ウーマン・エキサイト シネマ(映画)
Miss Potter(英語) (←予告動画があります)

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HERO


評価 : ★★★☆
(2007/9/8公開 日本/東宝 )

久利生公平、最大の危機。

※ 映画版のAmazonリンク画像が発見できなかったのでテレビ版を掲載しています(後日、差し替え予定)

9月24日に観てきました。
本当は『HERO』はどうせすぐにフジテレビで放映するだろうからテレビでもいいかな~と思って別の映画を観ようと劇場に出かけたのですが、着いたらこちらが残席僅かだったのでついこっちを観てしまいました(笑)
ま、ちょうど前日の23日の夜にドラマ・レジェンドで「HEROスペシャル」やってたしね。(どーでもいいけどどこらへんがディレクターズ・カットなのか?友人が冒頭の綾瀬はるかが出てくるところが追加だっただけじゃないかと言ってましたが)

内容は、東京地検・城西支部に6年ぶりに戻ってきた久利生公平(木村拓也)はある日、自分の離婚調停で忙しい芝山貢(阿部寛)が担当していた傷害致死事件の後任にあてられるのだが、容疑者が自供していたはずの簡単な事件だったはずなのに初公判で一転、被告は犯行を全面否認し無罪を主張。しかもこの事件の背後には久利生と山口県での事件で因縁のある大物代議士・花岡練三郎(タモリ/森田一義)が絡む贈収賄事件が深く関わっており、刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)が被告側弁護人に就くことに。証拠集めに奔走した久利生は事件の鍵である容疑者の車が韓国にあることがわかり、東京地検次席検事・鍋島(児玉清)の連絡で韓国のカン検事(イ・ビョンホン)に協力を要請し、事務官の雨宮舞子(松たか子)と共に釜山へ向かうのだが・・・という木村拓也が型破りな検事を演じた検事ドラマ。

ドラマの映画化といえば、成功か失敗かどっちかしかないんだけど、これはまあまあ成功のほうかなーと思います。ラストがああいう形(謎)で終わったので、納得というかホッとしたというか、ああこれで完結だなーと思った人が多いんじゃなかろうか。まあ終わり方としては良いんじゃないかと思います(一昔前のテレビ的なラストだな)。
ただちょっと「・・・そりゃやりすぎだろー( ̄▽ ̄;)」と思うシーンが多々・・・これはテレビ版でもそうだったからまあお約束なのかなぁ。テレビドラマのノリを受け継いでいて、もともとそういうものだと思っているので違和感を覚えるほどじゃなかったけど、所々、中途半端だったような気が・・・。
多分、天秤を持った銅像のアップがしつこいくらい何度も出てくる意味を考えると、一所懸命に一つの事件に深く関わる姿を描いているわりには、本編と関係ない部分は詰めが甘いなーというかアレはどうなったの?というシーンがあったから中途半端に感じるんだろうなあと思うんだけど。

例えば・・・以下、ちょっとネタバレを含むので続きは見たい人だけ反転させてどうぞ。

その1 韓国で雨宮が拉致られかけた原因のUSBはいったいどうなったのか?中身は何だったのか?説明なしに終わっちゃいました。イ・ビョンホン出すためだけの伏線なのかよっ( ̄▽ ̄;)!

その2 韓国行きの原因となった車。そもそも国道だったらNシステムあるんじゃ・・・写ってないの?そこは地道に捜査を進めるという形式重視で無視( ̄▽ ̄;)?あと、警備員が駐車スペースの少ない駐車場に停めてるのも謎。

その3 法廷シーン。政治家絡みの事件ではなく、一人の普通の人が殺された事件なのだと強調するシーンはよいとして・・・弁護士なら普通もっと弁護しない?それ以前の問題として、傍聴人のほとんど全員がマスコミってことはありえないだろー・・・一斉にどどっといなくなっちゃうのもありえない。

その4 車を探すのはわかるとして、835人分ものケータイ画像をあれだけの時間の中でどうやって確認したのかが謎だ。法廷に入ってくるなり雨宮がまるでこの紋所が目に入らぬか~!とでも言わんばかりにケータイ画像をかざすのもちょっとやりすぎのような・・・だいたいあの距離で画像にちっこく写った男なんか見えないだろう( ̄▽ ̄;)

あと、個人的に・・・タモリはいらないと思ったなぁ・・・いらないというか、ミスキャストのような・・・。なんかタモリが出てきてから急に安っぽくなった気がするんだよねー。いや、出演料は高いんだろうけど、そういう意味じゃなくて「衆議院議員、花岡練三郎です」って言われても威厳がなさすぎるというかタモリはタモリにしか見えないというか・・・秘書の石橋蓮司のほうが威厳があるくらいだし、だいたいサングラスの代議士なんか見たことねーよ・・・って感じで、無駄に豪華な出演者を用意したわりには~・・・という無理を感じました( ̄▽ ̄;)

あとは、まあまあかな~。脇役陣も素晴らしいしね。
特に香川照之はおいら個人的にはヒットだったよ!渋い!何あの貫禄!(゚Д゚)
あと、細かな笑いを誘ってくれる小日向文代と八嶋智人がオイシイかな~、阿部寛も冒頭のつかみで笑えたし(笑)
あ、あと、忘れちゃいけない、「あるよ!」のマスター田中要次も!・・・あのバーの料理は食べてみたい(笑)
あー・・・しかし、イ・ビョンホンの使い方と、中井貴一や綾瀬はるかのシーンは必要なのかどうか微妙だ・・・。
山口県の一件については、見てないとつながりはわからないけれど、まあ、見てなくても一応映画だけでも完結しているんだけどね。

メインの事件と展開自体はわりと地味~なので映画にするほどではないかもと思ったけど出演者がけっこう豪華だし海外ロケもしているみたいなのでやっぱり映画公開ということになったのかもね。こういうのは本当は一つ前の山口県の一件と一緒に2時間ドラマスペシャルで2日連続か翌週にまたがって放送してくれたらいいんだろうけどね~。テレビだったら視聴率30%とかいくかも?
個人的にはこれでエンディングに宇多田の曲がかかればなおよかったんだけどね・・・まあテーマ曲は変わらないからいいか・・・。

・・・ところで、どこが最大の危機だったのかな( ̄▽ ̄;)?

# パンフレットは600円。ドラマ版のあらすじおさらいとか人物相関図、釜山ロケ、通販グッズ解説、映画での重要シーンのセリフ入り写真など情報満載です。

「HERO」関連サイト
HERO ※「HERO検定」や「HERO(疲労)回復体操」のコンテンツもあります。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団


評価 : ★★★☆
(2007/7/21公開 アメリカ/ワーナーブラザーズ 138分)

これからお前は[すべて]を失う

シリーズ5作目だったかな?前売りを買っていたので7月22日に観てきました。そして今日はもうお盆真っ只中の終戦記念日を過ぎた頃・・・おいらは何をしていたのでしょう( ̄▽ ̄;)←息子に起こされたりするので平均睡眠時間4時間・・・_| ̄|○

それはこっちにおいといて~( ̄▽ ̄;)
(まあ、ちょっとネタバレを含む内容なので記事を下書きのまましばらく寝かせていたというのもあるんだけどね・・・海外でハリポタの本の最新作のラストをバラした人がいるとかなんとかで騒動があったとかいう話を聞いたもんだから( ̄▽ ̄;))

内容は、ホグワーツ魔法学校の5年生に進級したハリー(ダニエル・ラドクリフ)はある日、ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の手先となって人間界にまで追ってきたディメンター(吸魂鬼)を前にして魔法を使ってしまい、魔法省に出頭することに。ハリーは処罰されるところをダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)によって免れるが、魔法省のファッジ魔法大臣(ロバート・ハーディー)はダンブルドアが自分の地位を横取りするために嘘の証言をしたのではないかと勘ぐり、闇の防衛術を教える教師として常にピンクの服を着ているドローレス・アンブリッジ(イメルダ・ストーントン)を監視役として学校へ送り込む。一方、仲間を集めて暗躍し始めたヴォルデモートの脅威を感じていたハリーは、アンブリッジのやり方ではヴォルデモートと戦えないというロン(ルパート・グリント)やハーマイオニー(エマ・ワトソン)の説得もうけて、ルーナ(イヴァナ・リンチ)、ネビル(マシュー・ルイス)、チョウ(ケイティー・リューング)などその他有志の者達と秘かにダンブルドア軍団を結成して必要の部屋で防衛・攻撃魔法の訓練の先生役をするのだが・・・という青春ファンタジー・アドベンチャー。

どーでもいいんですが、予告であんなに思わせぶりに言っていたハリーの額の傷の秘密って結局何( ̄へ ̄;)?
いや、皆が名前を出すことも恐れているヴォルデモートとハリーがつながっているっていうことはわかってるけどさ(それは前作までに明らかになっていたことであって今作で明らかになったわけではない)、それ以上の秘密って描かれていたか?
・・・かわりにスネイプ先生の封印したいであろう衝撃の過去が明らかになっていたけれど・・・あれはスネイプ本人も知られたくなかったろうしハリーも別に知りたい過去ではなかったろうな・・・あー、スネイプがハリーに冷たい理由はなんとなく明らかになったような感じだけどそれは明らかになると期待した秘密とは違うしな( ̄▽ ̄;)
なんつーか・・・期待したよりおっそろしく話が進まないで終わったなぁ・・・公開前に話題になってたハリーのキスシーンなんか後からのチョウの扱いを見たらどーだっていいやって感じだったしさ(えっ、結局フォローなしかよ!みたいな・・・)。原作はどうなっているのか知りませんが、映画だけ観たらチョウに対するハリーはサイテーかもしれません・・・ハリーってそんな子だっけ・・・( ̄▽ ̄;)?
作品全体が地味~なのもあって(映像的に緊迫感溢れる見せ場が少ないという意味でね、あるっちゃあるけど今までに比べたら確実に時間的にも少ない気がする)、楽しかったかどうかと言われるとちょっと微妙(苦笑)
ストーリー上、理解不能なシーンがあるわけでもないし一応つながってるし、あれは2時間半に収めるにはしょうがないのかなぁという気もしないではないのでまあこれはこれでいいか・・・。
しかし・・・ラストがどーにもこーにも・・・スターウォーズかこれは?って感じだしなー。(わかる人にはわかるネタ( ̄▽ ̄;))
あ、防衛術を教えるピンクのイタイおばちゃん(アンブリッジ)がイタイ目にあうシーンや、ロンの兄達(双子)に授業中だかテスト中だかを無茶苦茶にされるシーンは楽しかったです。
あと、特出して良かったのはルーナ役のイヴァナ・リンチかなー。あれは個人的にヒット!てっきり子役からのキャリアのある子かと思ってたらパンフ確認したらオーディションで選ばれた全くの新人だとかで驚き。作品の中でキャラが立っててすごくよかったです。あとのキャラに負けない個性が画面から出てました。キスで話題になったチョウのことも、うわー、ヘレナ・ボナム=カーターってあんな役なのか( ̄▽ ̄;)・・・って思ったのも、どーでもよくなるくらいの存在感だった(笑) 

ま、それはさておきとして。

予告で今回いなくなる人見せてしまうのはやりすぎじゃないか( ̄▽ ̄;)? しかもテレビスポットでさ!
そりゃ原作を読んでいる人は知っているでしょうけれど、おいらは原作は映画の後派なんだよう!
・・・ということでおいらは原作はまだ読んでませんが、読了の人によれば映画はカットカットが多くて端折りすぎだそうです。まあ、でもこれはこれでいいかな~という感じです。シリーズ未見の人が観たら全くわからない人間関係だろうけれど、映画のシリーズを通して観てきている人ならば原作を読んでないからといって映画が楽しめないわけではありません。そういう点では評価かなー。・・・多分、予告とコピーがイマイチなのは配給会社のセンスのせいであろう・・・ちゃんと観て作ってるんだろうか(-"-;

というわけで個人的には★3くらいかなーってところなんだけどイヴァナ・リンチが良かったので(あと、個人的にゲイリー・オールドマンとマイケル・ガンボンが好きなので(笑))0.5あげて評価は★3.5で。

# パンフレットは700円。あらすじが全く書かれていないのがアレですが( ̄▽ ̄;)、イヴァナ・リンチが選ばれたエピソードなど、裏話のほうが充実してます。一人ずつのプロフィール紹介がないのがイタイな~(T-T)

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」関連サイト
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッター オフィシャルサイト(英語)

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シュレック3


評価 : ★★★☆
(2007/6/30公開 アメリカ/ドリームワークス/アスミックエース 93分)

おとぎの国のロイヤル・バトル!
次の王様は誰だ!?

7月1日に観てきました。
(そして今日は8月1日・・・あれ( ̄▽ ̄;)?)

どーでもいいですが、人多すぎ・・・11時台のを見るために1時間前に行ったら次の回も完売って何( ̄▽ ̄;)
これから夏休みを迎えてますます人が増えるのか、それともそろそろ一ヶ月経っているので人も少なくなってきているのかは謎ですが。(いいかげん、字幕の回数も増やしてくれないか・・・そりゃ子どもをターゲットにしてるのはわかるけど字幕は夜だけしかないってどうよ?)

内容は、シリーズ前2作までと同様、おとぎの国を舞台に怪物(?)シュレックとその仲間たちを様々な映画のパロディ満載で描いたCGアニメ。シリーズ3作目の今回はプリンセス・フィオナ(声:キャメロン・ディアズ/藤原紀香)の父のハロルド国王が病に倒れ、その後継者にシュレック(声:マイク・マイヤーズ/浜田雅功)が指名されたものの王位継承なんて御免被りたいとなんとか他の候補者をとフィオナの従弟の頼りない高校生アーサー(声:ジャスティン・ティンバーレイク/橘慶太)を探す旅に出るシュレック、ドンキー(声:エディ・マーフィー/山寺宏一)、長靴をはいた猫(声:アントニオ・バンデラス/竹中直人)一行と、王位奪取を画策する悪役軍団、それに抵抗するプリンセス5の活躍を描いたコメディ・ファンタジー・アドベンチャー・アニメ。

シリーズも3作目とあってか安定・・・というか、どうなんだろうなー。ちょっとひねりが足りないかも?
ストーリー展開があまりにもストレートというか予測可能範囲なんだよね。途中、「・・・え(・∀・;)!?」と思うようなシーンもあるけど(フィオナの母の女王とか、プリンセス5とか・・・個人的にはもっと観たかったなあ、あのバトルシーンは。特に白雪姫怖すぎ(笑))、だいたい予測調和というか~・・・まあこの手の映画はそういうもんなんだけど、1作目、2作目ほどの驚きやコメディ色は強くない気がします。笑えるけどね。
多分~・・・全体を通して、『責任』というテーマが入っているからなんだろうなぁ。
今までのようにお気楽に楽しむという雰囲気だけでは描けない重いテーマが後ろにあるのも(死や復讐や親になることも含めてね)一つの理由かなと思ったりしています。そういう意味では今作は今までとちょっとテイストが違うので、また楽しみ方が変わってるかも。
ただ、そういうものを描くためにコメディ度は低いので今までと同じような(あるいはそれ以上の)パロディとしての笑いをものすごく期待しすぎるとはずしちゃうかもです。まあ、だからといって面白くないと言ってるんじゃないんだけどね。なんというか~シュレックが怪物としてもっていた気質とかブラックユーモア的な毒々しさが失われて丸くなってるのが、せっかく怪物を主役にしているのにちょっともったいないかなーという気がするんだよね。
まあ、でも、人間もそうだけど時代とともに年を経るごとに成長するんだよっていう話なんだろうなー。

そうそう、若干ネタバレになりますけど予告編で既に何度も流れていたんでもう書いてしまいますが。
CMでやたら流れていたシュレック・ベビーのことなんですが、実際はあんなにたくさんではないので・・・突然、父親になるということの重大性を知った男ってあんなにたくさんの子ができたらどうしようとか思うもんなんですかね?それともシュレックが体がでかいわりには将来の不安を考えると気が小さい奴ってだけ?(笑) おいらは男親が初めて子を授かったとわかった時の気分っていうのはよくわからんが・・・( ̄▽ ̄;)。
しかしまあ、それでも一回の妊娠であんだけ産まれたら普通よりは多いと思うけど・・・実際最初にあんなに生まれたら大変すぎるよなぁと自分の現状に照らし合わせてみたりする・・・うちの息子は朝、喉チョップとか体のぼりとか髪の毛つかんで引っ張ったりとかしておいらを起こすんですよ、8ヶ月になってすでに8kg以上あるし力が強いのでそのうちおいら死ぬんじゃね?とか思うよ・・・ってそれは映画とは関係ないですが( ̄▽ ̄;)

それにしてもCGの技術は上がってたなぁ、本物との合成かと思うようなシーンもあったり。あと、相変わらず曲のセンスはいいなー!ちょっとサントラ欲しいくらいだよ。

まあ、気楽に笑うぜ!っていう楽しみ方を期待するとちょっと違うかもしれないけど、それぞれのキャラクターの成長物語として観るにはいいかな~。シリーズの中では一番コメディ色が薄くなっているので笑いを期待する人には強くオススメはしませんけれど、でもプリンセス5はぜひ観てほしい・・・なんかあれだけで番外編が作れそう(笑)

そうそう、そういえば、Viral Walkerでシュレック関係の動画が観られるタグを配布してましたんで貼り付けときます(チャンネルを変えてインタビューとかいろいろ観られるみたい)↓

# パンフレットは700円。製作裏話(実はスタッフの間で20人以上ものベビーラッシュがあったとか)なども盛りだくさんです。

「シュレック3」関連サイト
シュレック3
Yahoo!映画-『シュレック3』特集

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舞妓Haaaan!!!


評価 : ★★★★☆
(2007/6/13公開 東宝 120分)

京都は日本の宝どす。

6月27日に観てきました。
ちょっと上映開始時間を勘違いしていて電車を1本遅らせてしまったので冒頭を見逃したのが惜しまれるが・・・ううう、2~3分ほどの見逃しとはいえかつてないミスだ、悔しい(T-T)
(この悔しさはDVDがリリースされたあかつきに解消を・・・!(゚Д゚)クワッッ)

内容は、高校時代の修学旅行で訪れた京都で迷子になった時に舞妓と遭遇したことにより熱狂的な舞妓ファンになったインスタントラーメン製造の鈴屋食品・東京本社勤務の鬼塚公彦(阿部サダヲ)が、京都支社(実は「かやく工場」と言われてバカにされている所で要は左遷)への転勤が決まり、同僚の大沢富士子(柴咲コウ)を京都の女だと思っていたら実は三重の女だったということもあってあっさりポイ捨てして、念願のお茶屋へ直行するものの「一見さんお断り」のルールに呆気なく追い返されはねかえされてしまう。なんとかお茶屋に行く手立てはないものかと思っていたらなんと、鈴屋食品の社長・鈴木大海(伊東四朗)がお茶屋の常連だったということがわかり、社長に「仕事で結果を出せば、好きなだけお茶屋に連れて行ってやる」と言われた公彦は、寝る間も惜しんで仕事に取り組み、遂にかやく別売りのオリジナルカップ麺「あんさんのラーメン」を完成させ一大旋風を巻き起こす。
しかしやっとの思いでお茶屋デビューした日に、以前、公彦のサイトに書き込みをしていたプロ野球選手の内藤貴一郎(堤真一)が隣の座敷から乱入。その後、公彦は舞妓をかけてなにかにつけて内藤と張り合うことに・・・という宮藤官九郎脚本のコメディ。

いやあ・・・クドカンワールド炸裂だなー!(笑)
そんなに期待していなかったからか(いや、テレビでもいいんじゃないかなーと思っていたという意味でね。最初のチャットシーンなんかは「電車男」でもやってたし)、かなり面白かったです。「一見さんお断り」のミュージカルのようなシーンとか、素人にもわかるような舞妓の世界の描き方とか、球場パフォーマンスとかはやっぱり映画ならではかな~という気もします。真矢みきの着物でラインダンスはカッコイイし!
それにコメディとはいえ特に舞妓や芸妓の世界の描き方は『SAYURI』よりも忠実でよっぽどいいしさ!(笑)(←当たり前か、比べるなって感じ?( ̄▽ ̄;))

それにしても、主役とはいえ、阿部サダヲ、テンション高すぎな上にアップで出過ぎ(笑)
予告編で柴崎コウが阿部サダヲをケータイカメラで隠し撮りして「カッコイイ~」って言ってるのを観た時は、「ハァ!?どこが( ̄▽ ̄;)!?」だったけど、映画観たらちょっとカッコイイよ、すげえよ、眠れる才能が(笑)
ライバル視されている堤真一の転職につぐ転職もすごいけど、それにしっかりついていけるっていう阿部サダヲの役柄のほうが面白く感じます。なんだかもう阿部サダヲの顔がアップになってるのを見るだけで笑えてしまうのは反則のような・・・なんつーかもう阿部サダヲ満開!って感じですべてを食ってるんだよなあ~、あの恐ろしいほどのハイテンションぶりを見るだけでも無駄に元気になってしまう気が( ̄▽ ̄;)(笑)
エエエェェェエエエ(・∀・;)!?ってシーン(ありゃホントにやったら大問題だからCGだよな?)もあるんだけど、許容範囲(笑)

脇役もスゴイよね。生瀬勝久と伊東四朗ホントにちょい役でしか出ていない北村一輝や植木等やMr.オクレなんかもしっかり記憶に残るくらい。
あ、そういえば、植木等は本作品が遺作になったようですね。西陣の社長さんという、ご本人にぴったりの役柄でした。(最後の最後のエンドロール後に植木さんへのメッセージが出てましたけど、ご冥福をお祈り致します)

おいらはけっこう好きな映画ですが評価は分かれるかも。
ただ、ラストのまとめがちょっと強引でそれまでの無駄なハイテンションの勢いが失速したような気がするので評価は4.5で。
あー、そうそう、観る人はラストの夢川をどりでの阿部サダヲと堤真一は必見です(謎)

それにしても映画館で大きな笑い声が起きるってのは久々の経験かもな~、長らく映画館に通わない生活をしていたからってのもあるかもしれんけど(笑)

# パンフレットは600円。舞妓の基礎知識や映画内で出てくるスポーツ新聞やロケ地マップなども満載。ミュージカルシーンで歌われている「一見さんお断り」や主題歌の「お・ま・えローテンションガール」(グループ魂に柴崎コウが)の歌詞もついている上に、ついでに別冊おまけで双六ポスターつきというサービス満点の一品となっております(笑)

# 関係ないけど、グループ魂って阿部サダヲがボーカルなのねー。ラストのエンドロールで曲が流れたのを聴いて、阿部サダヲと声の似た人が歌ってるんだなーと思ったら似ているどころか本人だったよ・・・阿部サダヲが俳優以外に歌手活動をしているって知らなかったのおいらだけ?( ̄▽ ̄;)

「舞妓Haaaan!!!」関連サイト
【映画】舞妓Haaan!!!の公式サイトどす。
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(7月1日まで限定で、映画の中に出てくる『ぼんの舞妓日記』公開中!)

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