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パコと魔法の絵本


評価 : ★★★★☆
(2008/9/13公開 日本/東宝 105分)

子どもが大人に、読んであげたい物語。


10月1日鑑賞。(そして今日は12月・・・)

一応、前評判は聞いていたし、この監督の他の作品(「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」など)も好きだし、予告を観て面白そうと思ってチェックしていた作品でしたが、まさかあんな映画だとは。
なんというか・・・これってこの監督の集大成?って感じかなあ。
間違いなく今年観た映画のベスト5に入る作品だと思う。

内容は、変な人ばかりが集まっている病院を舞台に一日しか記憶がもたない少女パコ(アヤカ・ウィルソン)と誰にも心を開かない偏屈ワガママジジイ大貫(役所広司)との奇妙な交流を中心に、パコがいつも読んでいる絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」を病院の医者・看護婦・患者でお芝居にして見せてあげようとする物語。

すごい原色、極彩色のオンパレード。
CGアニメも使いまくり。
脚本は、無理に無理なお笑いやCGを挟んだりとか、ハッキリ言ってあんまり上手じゃない。ファンタジーなようでちょっとグロかったりもするし。舞台劇のような展開なので(というか、もともと舞台劇だったらしいというのを最近知ったけど本当なのかな?)、それが苦手な人はついていきにくいかも。
でも、個人的には嫌いじゃない。ちゃんと笑えてちゃんと泣けた。あんなフザケた映画なのにあんなキレイな涙を流させる(感動できるという意味)ようになってるなんてすごいかも。
展開とオチがちょっとアレだけど・・・あの阿部サダヲは反則だよなぁー(^^;

あと、最近はCGがうるさすぎる(技術がすごいだろー的にどうでもいいような部分にまでCG使いまくりという意味)映画が多いんだけど、この映画はあんなにCG使いまくりなのに気にならなかったな・・・きっとこの映画の中心が「童話」だからなんだろうけれど。こういう絵本のような話はこのくらいゴテゴテとCGでデコレーションしまくってやらないと逆にダメかもしれない。ハリウッドファンタジーとはまた違う日本製ファンタジーを見せてもらえてなんだかいい意味で期待を裏切られた感じ(笑)
あ、童話っていうわりには子ども向けじゃなくてどっちかというと大人向けの映画でしたけどね(登場人物が一癖も二癖もある人ばかりとか、それぞれが複雑な事情を抱えているとかいろんな意味で)。
ストーリーはべつに複雑じゃなく、どちらかといえばわかりやすすぎるほどに簡潔です。そういう意味ではサックリ観られると思います。
まあ、あの世界観にハマれる人なら好きになれる映画じゃないかな、観る人を選ぶ映画だとは思うけれど。人によってはついていけなくてドン引きするかもしれないけど(謎)、個人的には好きな映画でした。

・・・しかし隣にいた親子の子どものうちの一人(小さい子のほう)が途中から「怖いよー!」と大号泣してて集中力が途切れるっての・・・(-"-;
まあ、あの映像は怖いかもねぇ(小池栄子が最初誰かわからないくらい怖すぎだったし)・・・親も連れてくる映画を選べっての・・・っていうか平日のど真ん中の真昼間になんで小学生がいたのかが謎すぎるんですが???

# パンフレットは~・・・・・・・・(略) ※後日追記予定。

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