スラムドッグ$ミリオネア


評価 : ★★★★☆
(2009/4/18 イギリス/アメリカ/GAGA 120分 PG-12 原題『SLUMDOG MILLIONAIRE』)

運ではなく、運命だった―。

今年のアカデミー賞最多8部門受賞作品です。
(おお、そーいえばアカデミー賞の記事まとめてアップしてないぞ・・・( ̄▽ ̄;))

アカデミー賞効果なのかこれの感想を聞いてくる人が多いので先にアップすることにしました(笑)
(他のも早く書けよってなあ・・・orz)

感想といえばもう一言これに尽きるだろうなー。

いやあ、とにかくよく出来てた(驚)

ただ面白い映画だとは思うけど、アカデミー受賞というのは少し不思議かも。 
アカデミー賞ってだいたいアメリカ映画らしい作品(やたら豪華だったり説教くさかったり金かけてたりいろんな意味でね)が獲得するのが主流じゃない?
ところが本作は監督はイギリス人だし、オールインドロケでセリフも字幕(通常の日本語字幕だけじゃなくて、インドの言葉で喋ってるので英語字幕つき)の部分が多いし、有名な俳優も出てないし現地でスカウトした子を使ってたりするし、パッと見てわかるくらいの低予算映画だからこれが各映画賞総なめの受賞なんて異例なんじゃないかなあ。
・・・あ、まあ底辺から這い上がるっていうアメリカンドリームっぽいストーリーは今の世相に反映して合うだろうからってのもあるのかなあ(大統領もオバマに変わったし)。アカデミー会員じゃないから世相反映とかあるのかどうかわかりませんけど。

内容は、インドの国民的人気番組“クイズ$ミリオネア”で、ムンバイ出身でスラム育ち・無学の青年ジャマール・マリク(デヴ・パテル)が、次々と難問をクリアし、ついにいまだかつて誰も辿り着けなかった残り1問までやって来たのだが、最終問題前に番組の放送時間が終わり翌日持ち越しになった直後にイカサマの容疑をかけられ、警察で拷問されるハメに。しかしそれはイカサマではなく彼の過酷な人生そのものが、出題された問題の答えにつながっていたと、その過去を語り始め・・・という現在、過去を行き来しつつ波乱万丈の人生と未来に待つ最終問題の結果となぜミリオネアに出演したのかその目的は何かを少しずつ暴きながらスリリングに描いたドラマ。
原作はヴィカス・スワラップの『ぼくと1ルピーの神様』で、監督は『トレインスポッティング』のダニー・ボイル。

始まって1時間ほどの間は、そのある意味とてもリアルな残酷映像(子ども虐待、暴力、死、裏切りなど)に観に来たことを少し後悔しかけたんだけど、まあラストまで観てしまうと、あぁよくできていたなあと。
あの120分の枠の中でよくあんなにわかりやすく今のインドの状況を描きながらヒューマンドラマやラブストーリーやいろんな要素を詰め込めたものだと驚き。多分、あの空気感はインドじゃないと撮れないでしょうね・・・そういう何かを持った映画な気がする。
ストーリー自体は思い返してみると単純で先も読めるんだけれど、強烈な生命力や躍動感に溢れたインドそのもののような底知れぬパワーに溢れた作品になってましたんで。

なんかアレだよね、インドってカレーと自分探しで変な体験しに行くところっていうイメージしかなかったんだけど(パンフレットにコラム書いてた人も同じこと書いてたから多分そう思ってる人多いんじゃねーかなーと個人的には思ってるんですが( ̄▽ ̄;))、オリンピック前の上海に行った時と同じような感覚を思い出しました。富裕層と貧困層の差って激しいんだねー。

人生いろいろあるけど無駄なものはない、とか、純粋な気持ちを持ち続けるのは大事なこと、とかいろいろ解釈はあるんでしょうけどそれよりなにより、現実の残酷さを描きながらもハングリー精神を忘れず過酷な状況の中でも前向きに生きる人の輝き(特に子どもの目の輝きは素晴らしいね)が詰まってたのが印象的。

あと、音楽とスピード感や、「クイズ$ミリオネア」自体が日本でも馴染みがあったってのもあってわかりやすかったのもよかったね。
・・・しかし番組のセットや音楽はそのまま真似して作ったり使ったりできるからともかくとして、司会ってどこの国でもみのもんたみたいなんだろうか・・・そういえば今ドラマでやってる「ザ・クイズショウ」もあんな感じの司会っぷりだよな、ストーリーは違うけど( ̄▽ ̄;)

・・・で、インドといえば個人的に自分の脳内では「ムトゥ 踊るマハラジャ」が強烈にインプットされてるんですけど(だってストーリー始まる前に画面にでっかく「スーパースター ラジニ」なーんて出るんだよ?あんなのやるってインドくらいじゃね・・・?)、やっぱりあの作曲家なのか~とか(ある意味独特)、やっぱり最後には意味があるんだかないんだかわかんないけどミュージカルっぽく踊っちゃうのか~とかいろいろ余計なことも思ってしまいました・・・まあインドらしいといえばインドらしいのかな・・・ますますボリウッド映画(インド映画産業のこと)っぽいなー( ̄▽ ̄;)

まあ、あの疾走感とスリリングな展開とセンスのよさはたまらないものがあるし、うさんくさーい「はいはい、わかりましたー」と言いたくなるような説教映画にはなってないのがよかったし(子ども時代に生きていく知恵とかすごいけどコメディとしても面白いし)、文句なく高評価できる映画だと思います。

思いますが。

・・・なんで満点じゃないのか?
もちろん、予想してなかったくらいリアルすぎる暴力描写にびびった(低予算だからか盛り上げ部分との関連で余計そこに時間かけてるように見えるんだよなー)ってのもあるんだけど、まあなんというか、ストーリーの先がだいたい読めるんだよね。
普通に考えて、あんなに都合よく知ってる問題ばっかり出るかよっていう突っ込み所もありますし(まあそれを言ったら始まらないが)、あとなんというかー・・・「若者のすべて」っぽいなあって。成長した兄弟が別々の道を歩み、やがて片方は破滅し片方は成功、そして恋人は~・・・っていう図式。みんな好きだよねー、この展開。

まあそんな感じで、個人的には満点とはいかないです。
前評判がやたらとよかったので期待しすぎてた部分もあったのかもしれませんが。
ただ、まあ本当によく出来ている映画だとは思います。
受賞したことで大きく取り上げられたけど本来なら地味~に単館上映されてDVDで観るような映画だったかなって気がするんだよなあ、そこに何か違和感があるのかもしれない。(あくまで個人的に思ったままです( ̄▽ ̄;))

# パンフレットはミリオネアらしく金色(笑) 主人公のキャスティングがどうして決まったのか(かなり重点を置いていたらしい)とか、現地でスカウトしたとかいう話もたくさん載ってます。

「スラムドッグ$ミリオネア」関連サイト
映画『スラムドッグ$ミリオネア』公式サイト

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K-20 怪人二十面相・伝


評価 : ★★★★
(2008/12/20公開 日本/東宝 137分)

違う、オレは二十面相じゃない!

怪人二十面相誰だ!?

今年最後の映画館鑑賞映画はコレ。大晦日に(今日)観てきました。
わーい、観た日にアップって久しぶりだー( ̄▽ ̄;)←ダメすぎ

内容は、1949年第二次世界大戦を回避し19世紀から続く華族制度で極端な貧富の格差社会が広がっているもう一つの世界の帝都を舞台に、富裕層を狙って鮮やかな手口で窃盗を繰り返して世間を騒がせている怪人二十面相にはめられて濡れ衣を着せられたサーカスの天才曲芸師・遠藤平吉(金城武)が自らの汚名をそそぐべく二十面相と対峙する力を身につけていき・・・といういったい誰が二十面相なのか?というミステリー要素も含んだアクションアドベンチャー。

えーと、バットマン?マスク・オブ・ゾロ?スパイダーマン?みたいな・・・アメコミ?
日本でもアメコミ作れるのかっ!?ってびっくりするほどアメリカンコミックのような映画でした。
VFXと美術がすげー!
なんだあのクオリティは、と思ったら、ALWAYS三丁目の夕日のスタッフが手がけていると知って少し納得。
リアルじゃないものをリアリティのあるものに変える技術はすごいや。タワーとか空撮とか仕掛けとか好きだね~。
所々で佐藤嗣麻子監督っぽい映像だなーと思ったけど(女性の撮り方とかが、「エコエコアザラク」のカラーっぽいなあというかなんというか・・・)、トータルで観たら全く新しい質感の映画っぽくなってたのが面白かったです。

原作は北村想の『怪人二十面相伝』らしいので(読んでいないので内容はわかりませんが)、江戸川乱歩の明智小五郎のイメージを忘れて素直に観れば楽しいと思います。
真剣なシーンもあるけどコメディ要素も充分に入った映画なんで、乱歩のイメージは忘れたほうがいいでしょう。もちろん、社会派映画でもありませんのでそういう期待をするとハズレだろうと思います。

アメコミだなーとかどこかで観たような~みたいなシーンがあるとか突っ込み所は多々あるでしょうけれど、なによりも作り手が楽しんで作っているのがわかる映画なので観てて気持ちよかったです。
しかし金城武が大根に見えたのは一緒に映っている國村隼が良すぎたからだろうか、日本語演技にイマイチ不安があるからだろうか・・・( ̄▽ ̄;) 後はまあいい感じに役にはまった役者を揃えてたんじゃないかなあ。仲村トオルが演じてる、平吉(金城武)が化けた明智小五郎(仲村トオル)が上手すぎ。金城武の特徴をよく捉えてるなーと思いました。

続編できそうなラストだったんで、続編あったらきっと観ると思います。

# パンフレットは600円。物語のラストというか核心に触れてるので映画観てから読んだほうがいいと思います(パンフにもそう書いてあるしね)。

「K-20 怪人二十面相・伝」関連サイト
K-20 怪人二十面相・伝

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ハッピーフライト


評価 : ★★★★
(2008/11/15公開 日本/東宝 103分)

ヒコーキ、飛ばします

11月21日にポイントと引き換えに無料鑑賞。
マイカルのサイトを見るまで知らなかったんだけど、今のTポイントのシックスワンダフリー(6本観たら次回は無料)のサービスって2009年の6月で終わるんだね!次からは別のポイントサービスになるとか・・・サービス移行とかめんどくせーってか、カードばっかり増えるこの社会の仕組みはなんとかならんか?なんでもかんでもカードカードカードって、持ち歩きのカード多すぎ・・・( ̄▽ ̄;)

ま、それはおいといて映画について・・・。

内容は、機長昇格を目指す副操縦士の鈴木和博(田辺誠一)と厳しい試験教官原田典嘉(時任三郎)、国際線デビューのキャビンアテンダント斎藤悦子(綾瀬はるか)とベテランキャビンアテンダント山崎麗子(寺島しのぶ)、グランドスタッフの木村菜採(田畑智子)などなど、様々な空のプロフェッショナルのスタッフがANAホノルル行き1980便のフライトを軸に織り成す人間ドラマと各ポジションの仕事ぶりを笑いと感動をまじえて描いたストーリー。

宣伝であんなに綾瀬はるかがクローズアップされていたので彼女が主役かと思っていたら微妙に違っていたのであら?と思いましたが(パイロット、キャビンアテンダント、グランドスタッフ、オペレーションコントロールセンター、管制塔、整備士のそれぞれがクローズアップされているので特に誰か一人が主役というわけではなかった)、全体的にはあれだけの人と仕事内容をわかりやすくまとめているしテンポもよくて面白かったです。
ただ、あの仕事って華やかそうに見えるけどけっこう大変なんだなという以外は後に心に残るものは特別何にもないので(そういう意味では矢口監督らしい映画っていうよりフジテレビのドラマっぽい映画かなあと思う)なーんにも考えないでちょっと笑ってみようかなっていう感じで観る映画だと思います。

撮影協力したANAは画面に出まくりですね。
大きな飛行場なのにANAの機体しか映らないってありえなくね?(笑)
まあ、いい宣伝になっているのでしょうけれど、映画と同じ飛行機に乗るのは嫌だと思っちゃいました・・・乗務員としても客としても絶対嫌( ̄▽ ̄;)

あと、登場人物背景をパンフレットにたくさん書いてあったんだけれど、あれは映画中では全然出てこなかったのでその伏線を活かしたいのであればもう少し時間を延長して見せる必要があったかなあ・・・まあなくてもストーリーとしては成り立ってはいるのでいいんだけれど。
でも知ってるほうが面白い(というか納得できる)ような設定なんかもあるので、やっぱりちょっと惜しいかもなー。
ん~、その点を考えると個人的には可もなく不可もなくという感じ?

そーいえばANAのサイトを見てたらこの映画のサイドストーリーが2本あって、11月の奇数便で上映してたらしいですね。DVD発売した時に特典映像で入るのかな。

# パンフレットは表紙が飛行機になってる(って意味わからないな( ̄▽ ̄;))横長小型サイズ。登場人物の背景や、たくさんでてくるチョイ役の人まで書かれてます。

「ハッピーフライト」関連サイト
映画『ハッピーフライト』公式サイト

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パコと魔法の絵本


評価 : ★★★★☆
(2008/9/13公開 日本/東宝 105分)

子どもが大人に、読んであげたい物語。


10月1日鑑賞。(そして今日は12月・・・)

一応、前評判は聞いていたし、この監督の他の作品(「下妻物語」や「嫌われ松子の一生」など)も好きだし、予告を観て面白そうと思ってチェックしていた作品でしたが、まさかあんな映画だとは。
なんというか・・・これってこの監督の集大成?って感じかなあ。
間違いなく今年観た映画のベスト5に入る作品だと思う。

内容は、変な人ばかりが集まっている病院を舞台に一日しか記憶がもたない少女パコ(アヤカ・ウィルソン)と誰にも心を開かない偏屈ワガママジジイ大貫(役所広司)との奇妙な交流を中心に、パコがいつも読んでいる絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」を病院の医者・看護婦・患者でお芝居にして見せてあげようとする物語。

すごい原色、極彩色のオンパレード。
CGアニメも使いまくり。
脚本は、無理に無理なお笑いやCGを挟んだりとか、ハッキリ言ってあんまり上手じゃない。ファンタジーなようでちょっとグロかったりもするし。舞台劇のような展開なので(というか、もともと舞台劇だったらしいというのを最近知ったけど本当なのかな?)、それが苦手な人はついていきにくいかも。
でも、個人的には嫌いじゃない。ちゃんと笑えてちゃんと泣けた。あんなフザケた映画なのにあんなキレイな涙を流させる(感動できるという意味)ようになってるなんてすごいかも。
展開とオチがちょっとアレだけど・・・あの阿部サダヲは反則だよなぁー(^^;

あと、最近はCGがうるさすぎる(技術がすごいだろー的にどうでもいいような部分にまでCG使いまくりという意味)映画が多いんだけど、この映画はあんなにCG使いまくりなのに気にならなかったな・・・きっとこの映画の中心が「童話」だからなんだろうけれど。こういう絵本のような話はこのくらいゴテゴテとCGでデコレーションしまくってやらないと逆にダメかもしれない。ハリウッドファンタジーとはまた違う日本製ファンタジーを見せてもらえてなんだかいい意味で期待を裏切られた感じ(笑)
あ、童話っていうわりには子ども向けじゃなくてどっちかというと大人向けの映画でしたけどね(登場人物が一癖も二癖もある人ばかりとか、それぞれが複雑な事情を抱えているとかいろんな意味で)。
ストーリーはべつに複雑じゃなく、どちらかといえばわかりやすすぎるほどに簡潔です。そういう意味ではサックリ観られると思います。
まあ、あの世界観にハマれる人なら好きになれる映画じゃないかな、観る人を選ぶ映画だとは思うけれど。人によってはついていけなくてドン引きするかもしれないけど(謎)、個人的には好きな映画でした。

・・・しかし隣にいた親子の子どものうちの一人(小さい子のほう)が途中から「怖いよー!」と大号泣してて集中力が途切れるっての・・・(-"-;
まあ、あの映像は怖いかもねぇ(小池栄子が最初誰かわからないくらい怖すぎだったし)・・・親も連れてくる映画を選べっての・・・っていうか平日のど真ん中の真昼間になんで小学生がいたのかが謎すぎるんですが???

# パンフレットは~・・・・・・・・(略) ※後日追記予定。

「パコと魔法の絵本」関連サイト
パコと魔法の絵本

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デトロイト・メタル・シティ


評価 : ★★★☆
(2008/8/23公開 日本/東宝 104分)

僕がしたかったのは・・・こんなバンドじゃない!!

8月27日鑑賞。・・・なのに今は11月。なぜぇ( ̄▽ ̄;)?←UPしたと思って忘れていたから。

劇場で貰った予告冊子(宣伝チラシっていうか薄い本っていうかそういうやつ)に原作の漫画から一話だけ抜いてだいたいどういう話なのか紹介してたのを先に読んでいたら横から見ていた夫が面白いとハマったらしく翌日なぜか家に第1巻があり、その翌日にはなぜか2巻までもがあり更にあれよあれよといううちに全巻(6巻)揃っていました・・・何を買ってきている、夫( ̄▽ ̄;)

んで、面白いよーとすすめられて読んでみたら(読んだのかよ、という突っ込みはナシで( ̄▽ ̄;))かなり危ない言葉がずらずらずらずらと並んでいるので(出てくる歌のタイトルなんか「SATSUGAI」だしな・・・いいのか、映画と連動して本当に現実に実際のCDがショップに並んでいたがいいのか?)、まさか映画ではそのまま言ってないだろうなーと思っていたらけっこうそのまんま使われていたのでびっくりしました・・・ストーリーは微妙に変えてあるみたいだけど、よくそのままでやったなー( ̄▽ ̄;)
(あ、出てくるのはひどい言葉ばかりだけど一応ギャグ漫画なんで笑えるように出来ている)

内容は、ポップでオシャレな渋谷系ミュージシャンを夢見て大分の田舎から上京してきた心優しい青年、根岸崇一(松山ケンイチ)が、なぜか悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のギター&ボーカルのヨハネ・クラウザーⅡ世として大活躍してしまいファンの間ではもはやカリスマとなって有り得ない伝説が勝手に作られていくほどなのだが、自分が本来やりたい音楽とのあまりのギャップに苦悩。憧れの相川由利(加藤ローサ)や家族などにバレないようひた隠しつつバンドから脱退する機会をさぐるものの事務所の女社長(松雪泰子)に脅されて続けていくうちに、二重生活が混乱していき・・・という若杉公徳原作のギャグ漫画を実写化したコメディ。

うん、単純にギャップのすごさとストーリー展開は面白かった。
・・・けど、おいらにはデスメタルはよくわからないので、DMCの曲は肯定できない・・・なんであんなに変なというかある意味とってもマニアックで妙ちくりんな信者(ファン)がたくさんついているのか?
(・・・っていうかエンドロールで初めて「SATSUGAI」って曲の歌詞が何て言ってるのかわかったよ、劇場の音響がよすぎるのか劇中のライブで使用されていた曲は爆音としか思えないBGMしか聞こえなかったもん(;¬_¬) )

キャストは、うまい具合によく似せてたかなー。
特に松山ケンイチはすごいよー・・・あれはもう松山ケンイチ本人でもなければデスノートのLでもなく、根岸くんとクラウザーさんにしか見えなかった・・・しかも二重人格の同一人物じゃなくてメイクが違うからなのか、全く別々の人に見えた・・・おそるべし、役者魂・・・( ̄ロ ̄lll)。(っていうかどっちかと言うと、メイクってあんなに人を変えられるのかーというふうにも見えるが( ̄▽ ̄;))
あれだったらストーリーは原作と若干違う展開とはいえ(でも1,2巻の面白いところをうまくつなげてまとめてました)原作ファンも納得じゃないかなー、若いけど素晴らしい俳優だね!
でもそれ以上に松雪泰子のキレっぷりにびっくりした(・∀・;)
ひぃー、顔は原作と全く似てないのに・・・。
あと、対決するジャック・イル・ダークってジーン・シモンズ(「KISS」ってバンドの人)なんだね!最初は力也かと思ったが(ぇ?)・・・本物じゃん( ̄▽ ̄;)
ある意味、あのキャストは神だな・・・。

ただ、内容が内容なので・・・いや、面白いんだけど一昔前のゴールデンタイムでなら絶対無理(「ピー!(規制音)」がいっぱい出てきてもおかしくはないセリフ満載)だろうから万人向けとは思わないんでねぇ~、このテのギャグが受け入れられる人(くだらないものが好きな人)向けかなあ・・・実写にしたらB級に陥りそうな内容を松ケン他のキャストで救われている気がするしなあ( ̄▽ ̄;)

あ、個人的には田舎に帰った後の牛のくだりは原作に忠実でかなり面白かった(笑)

# パンフレットは(思ったより)小型。値段おいくらだったかな~( ̄▽ ̄;)?
 クラウザーさんと根岸くんのギャップが楽しめます。

「デトロイト・メタル・シティ」関連サイト

DMC|デトロイト・メタル・シティ

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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

評価 : ★★★
(2008/8/16公開 アメリカ/東宝東和 112分 原題『THE MUMMY: TOMB OF THE DRAGON EMPEROR』)

神秘の宝をめぐり、死者の軍団との壮大な戦いが幕を開ける!

この夏、最高の冒険へ!!

8月20日鑑賞。・・・ってもう10月なんで随分と遅いアップになりましたが( ̄▽ ̄;)

内容は、古代中国で自然界を操る魔力を持った皇帝(ジェット・リー)が呪術師の娘ツイ・ユアン(ミシェル・ヨー)の愛する人を殺したことで呪われて人形にされてから約2000年後の1946年、ロンドンで幸せに暮らすリック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(マリア・ベロ)夫妻が持ち主を不死の泉へ導くとされるブルー・ダイヤ“シャングリラの眼”を上海の博物館へ戻しに行くという任務を外務省から託されるのだが、なんと現地にはハーバード大学に留学しているはずの息子アレックス(ルーク・フォード)が勝手に大学を中退して皇帝陵を発掘しており、シャングリラの眼で皇帝を生き返らせて中国を最強の国にしようとする奴らに一家で襲撃され・・・というアクション・アドベンチャー。

シリーズ通してのヒロイン(今作ではヒロインと呼べるかどうか微妙だけど)のエヴリンがレイチェル・ワイズからマリア・ベロに代わった時点で「えぇ~~~(;¬_¬) 」って感じだったんだけど・・・なんかブレンダン・フレイザーが役通りの大学生の子持ちに見えないほどの童顔だからかもしれないけど、どっちかというと老け顔(っていうかいい言い方をすれば大人の女性って感じ?)のマリア・ベロとだと画的に釣り合いが微妙な気がするのはおいらだけ( ̄▽ ̄;)?いや、アクションとかは3作目から入ってきたわりに不自然じゃなくてよかったとは思うんだけど・・・やっぱりレイチェル・ワイズと比較するとなんだかな~って感じが否めない気がするんで・・・。

それにしてもジェット・リーの扱いって・・・劇中の半分以上が石像でやっと人間の顔になったと思ったら顔が3つポンッポンッポンッって何それ・・・(・∀・;)(※観た人でないとわからないネタ)
あの瞬間、ビックリを通り越して「ぶほっ!」と失笑が漏れましたわ・・・いいのか?いいのか、ジェット・リー(・∀・;)!?
せっかくジェット・リーを出したんならそれを活かせよぉ~!ありえんだろ、せっかく出てきたのにほとんどCGって。
ていうか、どっちかといえば善人顔なので悪役としては使いにくかったからなのか?(・・・だったら何もジェット・リーでなくても・・・って話だわな・・・本末転倒( ̄▽ ̄;))
ミシェル・ヨーは・・・なんかすごく老けた気がするのはおいらの気のせいでしょうか・・・アクションに切れがないというか・・・あんな最期かよっ!?みたいな~・・・あれ、こんなおばちゃんだったっけ( ̄▽ ̄;)?

なんか前作よりキャラの描き方は浅いし(正直、イザベラ・リョン演じるリンとアレックスの関係とかは特にどーでもよかった。惹かれる理由が全くわからねーので感情移入できず・・・)、役者の使い方は前述した通りの「えっ(・∀・;)!?」って感じの唖然呆然だし、ジェット・リーとミシェル・ヨーならではと期待するほどの派手なアクションは少ないし、個人的にはいろいろとがっかりな出来でありました。
・・・それでもまあオトボケ兄貴のジョナサン(ジョン・ハナー)だけは期待通りの働きで出てたし、なぜかインディ・ジョーンズよりそこそこ楽しめたので(あれはオチがオチだけに比べてはいけないが・・・)、まぁ金返せとまでは言えないかなぁというレベルなんで一応点数は半分にしておきました。一応、時代考証とかはそれなりに出来ていたようでハリウッド特有の不自然で変で突っ込み所満載すぎるアジアをイメージだけで描いてたってことはなかったのでオマケ。

・・・正直、このシリーズが好きだというオマケであって、今回はこれ以上はつけられない・・・100点満点なら気持ち的には30~40点がいいところだろうと思う( ̄▽ ̄;)

B級っていうか、今まではそれなりにキャラクターを掘り下げるドラマがあったけど今回は行き当たりばったりすぎる上に説明があんまりなく、その上、舞台が中国に移ったことで「えっ、それって呪いとかミイラとか関係あんの?」って感じなんで(いや、一応、中国もミイラの産地だとは思うけれど今までのようなエジプトちっくなイメージとはまた違うので)C級だと思うよ・・・。

まあ、そうは言ってもこのシリーズ、嫌いじゃないからまたやるなら観るだろうけどね( ̄▽ ̄;)
(ラストの兄貴のセリフから次回作があるとすれば南米か?と思ってます)

そういえば、パンフレットにミシェル・ヨーとジェット・リーが製作サイドが我々に敬意を払ってくれたというようなことを書いてあったけれど、あの映像ではそれが理解できない・・・いいのか、あの扱いだぞ(・∀・;)!?とものすごく疑問に思えた(笑)

# パンフレット・・・あれ、どこやったっけ(・∀・;)?

「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」関連サイト

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

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ザ・マジック・アワー


評価 : ★★★★
(2008/6/7公開 日本/東宝 136分)

最後に笑うのは誰だ?

映画宣伝で一ヶ月ほど舞台挨拶やテレビ番組に出まくりでしたね、三谷幸喜監督。
あまりに宣伝しまくっているんで自分で「今までの作品より更に上の最高傑作です!」みたいなことを言ってましたけれど、逆に当たるかどうかイマイチ不安なんじゃないかとさえ思いました・・・まぁ、過去の作品の興行成績から考えても(内容はどうであれ)当たらないってことはないと思うけど( ̄▽ ̄;)
で、7月2日に観てきました。

内容は、まるで映画のセットのような街・守加護を牛耳るボス・天塩(西田敏行)の愛人・マリ(深津絵理)に手を出してしまった支配人・備後(妻夫木聡)が殺されるのを恐れ、ボスの探している殺し屋“デラ富樫”は自分の顔見知りで自分なら連れてこれると嘘を言って必死で探すも期日までに見つからず、窮地に陥った果てに自分を映画監督だと偽って連れてきた無名の役者・村田大樹(佐藤浩一)を殺し屋に仕立てて難を逃れようとするのだがそれが予想外の展開に・・・というコメディ。

一瞬しか出てこないようなちょい役にいたるまで三谷組(今までの三谷幸喜作品に出演した人のこと)、出まくり・・・中井貴一とか鈴木京香とか谷原章介とか寺脇康文とか天海祐希とか唐沢寿明とか山本耕史とか・・・その人だけでも主役か準主役をはれるような人をほんの僅かな時間しか出さないってのは贅沢な使い方だよなあ。まあ一番贅沢な使い方をされているのは市川昆監督だけど。最初はそっくりさんか!?と思ったけど(いやぁ、この前、92歳で亡くなられていたしね)、パンフレットを見たらどうも本人だったらしい・・・よく出てくれたなーと思ったら『犬神家の一族』に三谷監督がちょい役で出演した時に自ら出演交渉して出てもらったらしいです。で、これがどうやら出演遺作(という言い方が正しいのかどうかわからんが( ̄▽ ̄;))になってしまったと・・・。
あと香取慎吾ってパンフにも載ってないくらいだけど多分前作の「有頂天ホテル」の時と同じ役だよね、一瞬しか映らないけど( ̄▽ ̄;)

それにしてもこの人(三谷監督)、本当に古い映画好きなんだろうなぁ。
映画の中ではクラシック映画(って言ってもいいのかなぁ、古いには違いないけど・・・)へのオマージュを感じさせるようなシーンが多々。
いや、オマージュというよりパロディにしか見えないようなシーンも多々あったか・・・ってかよく考えたらコメディなんだからパロディで当たり前なんだよな全部( ̄▽ ̄;)
劇中映画の『暗黒街の用心棒』(ってもろに『カサブランカ』そのままなんですけど・・・)とか、劇中で撮影されてた『黒い101人の女』とか(市川監督っていったら『黒い十人の女』だよなあ・・・)、あと一瞬しか映らないのだったら公園の鳩のおばさん(『ホームアローン2』っぽいな)とか、深津絵理が歌ってた三日月のセットは見たことあるぞとか(うーむ、映画のタイトルを忘れた~・・・)、あんな小さい醤油瓶を倒してあんなにドバドバと醤油でないってばとか(^^;(これについては予告やテレビで流れてたから別にネタバレしてもいいだろうと思うので書くけど、『ゴッド・ファーザー』で頭を撃たれた人の血がテーブルクロスを染めていくところを想定したらしい・・・けど血と醤油って!違い過ぎ( ̄▽ ̄;))。

いやあ、ありえない展開ばかりだったけれど面白かったですわ。
普通に笑えたし館内でも笑い声が起こってました。何も考えないで見るにはいいかも。
冷静に見たら突っ込み所満載なのはこの手のコメディではお約束なので割愛(笑)
少し残念なのはコネタに一所懸命になりすぎたのかテンポが少し悪くなっている気がしたところ。
冗長とまではいかなくとも少し間延びして見えました。こういうコメディって畳み掛けるように進むテンポが面白かったりするので、もう少し絞ったほうがよかったかもね。まあ笑いのツボとかセンスとかは人それぞれなので一概には言えませんが・・・。
演技は特に文句ないです。佐藤浩一サイコー、西田敏行サイコー、小日向文世もある意味サイコー(笑)
主役(?)は・・・別に妻夫木じゃなくても良かった気がするけど・・・よく出てくるわりには存在感薄かったなー・・・完全に他の人に負けてたと思う(笑)
どっちかというと寺島進とかの存在感のがすごかったもん(笑)

# パンフレットは横長の600円。タイトル部分が切り取り透かしになっててタイトル通りのマジックアワーの夕空が透けて見えます。三谷監督や映画に携わったキャスト・スタッフのインタビューや作品裏話が満載です。

「ザ・マジック・アワー」関連サイト
映画「ザ・マジックアワー=The Magic Hour=」オフィシャルサイト

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アンダーカバー・ブラザー


評価 : ★★★☆
(2003/8/3公開 UIP/アメリカ 86分 原題『UNDERCOVER BROTHER』)

「007」も「ドラゴン」も真っ青。
向かう所、敵だらけ。

『ライラの冒険』の記事を~と思ったんだけど、せっかくの4月バカの日(エイプリルフール)がある月なのでオバカ映画を先にアップすることにしました。

これは先日、テレビ放映されていた深夜映画なんですが、誰だこんなのチョイスして放送する奴はと思いましたわ・・・(それをチョイスして観ているおいら達夫婦もどうかと思うが( ̄▽ ̄;))いやー、途中で寝ようと思ったのですが観出したら、あまりにあまりのくだらなさっぷりに目が釘付けで結局最後まで観てしまったのでした(寝たの4時過ぎか( ̄▽ ̄;)?)。これは放送局側の策略にハマったのでしょうか( ̄▽ ̄;)(笑)

内容は、黒人スパイ組織ブラザーフッドがハイテクの防犯システムに守られているはずの銀行で潜入操作中に貧しい人々のために金庫破りに入ったアンダーカバー・ブラザー()の華麗なカンフー技を見て、白人史上主義組織のザ・マンが次期大統領候補のバウトウェル将軍を洗脳して黒人社会を操ろうと企んでいる計画を阻止するためにスカウトするのだが、その事件の裏には大企業と驚くべき陰謀が隠されていて・・・というスパイ・アクション・コメディ。

コメディっつーか・・・パロディなのかなぁ、どっちだろ( ̄▽ ̄;)
正直に言えば、「オースティン・パワーズ」の黒人版みたいな話なのでパロディのパロディといったところかなぁ。オースティンが黒人に変わって人種差別がクローズアップされただけのような・・・ていうか、調べたら『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』と同じ脚本家(マイケル・マッカラーズ)だったよ( ̄▽ ̄;)
多分、この脚本家ははこのノリが好きなんだろうな・・・まー、すんごいくだらないんだけど、ファンキーでノリがいいのでなぜか許せてしまいます(笑)

アメリカのコメディって(というかアメリカに限らず外国のコメディって)日本人には理解できないような笑いを交えてることが多くて笑えないものが多いんだけど、これは単純なので何も考えないで見て笑えます。ブラックユーモア的なところもあるけど日本人でも笑えると思う。
とにかく色彩とか出てくるモノとかが派手で大げさ(笑)
設定自体もかなりスゴイ・・・つーか出てくるだけで笑えるあのアフロって反則( ̄▽ ̄;)
SOLID(=キメたぜ!)ってのが劇中よくでてくるセリフなんだけど、あいつが言うからハマるんだろうなと(いろんな意味で( ̄▽ ̄;))思いました・・・(謎)

それにしてもあのアフロどうなってるんだいったい・・・大きくなったり小さくなったり自由自在ってありえない(笑)
あとあの靴!どうなってんだ!?(笑)
それと無駄に有名人(ジェームズ・ブラウンとか)が出てるのもおいらのプチツボにはまりました・・・なんだろう、この無駄な贅沢ぶり( ̄▽ ̄;)(笑)
しかもジェームズ・ブラウンがあんなことに・・・!(ていうかよく出演OKしたよなー)
このB級の王道っぷりったらないよなぁとある意味感心です(笑)

オースティン同様にシリーズ化しそうなしなさそうな・・・って感じなんですが、するならちょっと遠くから見守るように観てみたい気がします・・・(笑)
まあ、もともと日本じゃ単館上映だったし、あのどこまでもファンキーなノリが理解できないとキツイだろうなーというところもあるので続編あっても上映するのかどうかは微妙ですが( ̄▽ ̄;) 

# TVで知ったのでパンフレット購入はなし(笑)

「アンダーカバー・ブラザー」関連サイト
Undercover Brother(英語)

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お熱いのがお好き


評価 : ★★★★☆
(1959/4公開 アメリカ/121分 原題『SOME LIKE IT HOT』)

ビリー・ワイルダー監督・製作・脚本のジャック・レモン、トニー・カーティス、マリリン・モンロー主演の往年の名作です。1959年のゴールデン・グローブ賞作品賞を受賞しています。その他、アカデミー賞にもノミネート(衣装だけ賞とってたけど)。
多分、映画の内容を知らなくても、モンローの歌う「I Wanna Be Loved By You」はCMなどで聴いたことのある人が多いんじゃないかな?
(わからない人は、元旦までGyaOでやってるのでそこで観るかYouTubeでタイトル入れたら映画から抜き出したシーンがまるごと見られますんで自己責任で見て下さい・・・あれってそのまま抜き出してアップしてるみたいだけど版権どうなってんのかなぁ~って思うんでおいらは直接のURLを紹介しません。たしか~日本の法律では2003年改正で発表から70年は保護じゃなかったかなぁ・・・それまでだったら50年保護だったからあと2年で切れたはずなんだけど( ̄▽ ̄;))

内容は、禁酒法時代のシカゴでマフィアの抗争に巻き込まれて聖ヴァレンタインの虐殺を目撃したサックス奏者のジョー(トニー・カーティス)とベース奏者のジェリー(ジャック・レモン)が、ギャングから追われて逃げるためにフロリダへ向かう女性楽団に女装してもぐりこむことに。二人はそれぞれジョセフィン(=女装したジョー)、ダフネ(=女装したジェリー)と名乗り、知り合ったウクレレ奏者で歌手のシュガー(マリリン・モンロー)に恋をしてしまうのだが、ジェリーは本物の大富豪オズグッド3世(ジョー・E・ブラウン)から求愛されるし、その間にジョーは女装をといて再び変装しシェル石油の御曹司と偽ってシュガーに求愛・・・しかし彼らの元には『イタリアオペラ愛好会』と名乗る追っ手のマフィアが近づいていて・・・というコメディ。

いやあ、モノクロだし50年近く昔の映画なのに不思議と古臭さを感じさせないしよく出来てて面白い!
特にジャック・レモン最高。♪マラカス ""8(^∇^8)(8^∇^)8"" シャカシャカ♪しながら求愛されたの結婚するのって話をするところとラストが可笑しかった(笑)
トニー・カーティスもだけど、女装けっこうイケてるよ、ちょっとゴツイけど多分外国だったらあんなのいるいる。途中から違和感なさすぎに見えたのはおいらが麻痺してしまったからか本当に違和感なかったからかわからないけど、あの変な富豪のオッサンが求愛するのもなんとなくわかるわぁ~(笑)
あと、マリリン・モンローって「セクシー」ってイメージだったんだけど、この映画ではとにかくキュートで可愛らしかった。背中の大きく開いた衣装とか歌ってる時の衣装とか観たらちょっと肉感が~・・・って感じで想像してたほどスタイルいい人じゃないんだなぁとは思ったけど( ̄▽ ̄;)、でも本当にキュートで素敵。実はかわいい人なんだーって思ってしまいました。モンローはあんまりまともに観たことないから他の映画でどうなのかわかりませんが。

なんでそれで女装がバレないの?っていうところもあるけど(水着とかさー)、ちょっとした小物使いや脇役の使い方までとても丁寧に作られているし、歌も内容とあっててとてもいい。それにラストの富豪のオッサンのセリフがなんと後味のよいことか・・・言ってる内容はメチャクチャなんだけどね( ̄▽ ̄;)
でもこういう観終わった後でニヤリと笑ってしまうような映画って、好きだなぁ(笑)

# GyaOで観たのでパンフレット購入なし。リバイバル上映とかしたら『風と共に去りぬ』とか『ローマの休日』みたいにパンフレットの再販とかするのかなぁ?(買うかどうかはわからんが・・・)

「お熱いのがお好き」関連サイト
古い作品なので公式サイトは見つけられませんでした。

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プラダを着た悪魔


評価 : ★★★☆
(2006/11/18公開 アメリカ/20世紀FOX 110分 原題『THE DEVIL WEARS PRADA』)

こんな最高の職場なら、死んでもいい!
こんな最悪の上司の下で、死にたくない!

恋に仕事にがんばるあなたの物語。

これ去年観たかった映画なんですけど、公開時期が産後すぐくらいでそれどころではなく( ̄▽ ̄;)、最近になってやっとDVDで観ました。

内容は、大学卒業後、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たオシャレに疎いアンドレア・サックス(愛称:アンディ/アン・ハサウェイ)が、一流ファッション誌『RUNWAY』の編集長でファッション界に絶大な影響を与える人物として誰もが恐れる悪魔のような上司ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)の元で就職することになり、一日中めちゃくちゃ理不尽な命令をつきつけられつつも次のステップの一つと考えて私生活まで犠牲にして働くのだがくじけそうになり・・・というローレン・ワイズバーガーのベストセラー小説を映画化したファッショナブルでオシャレなキャリア・ウーマンにぴったりなサクセス・コメディ。

タイトル通りプラダばっかり着ている人の話なのか?という疑問はさておきとして(おいらは疎いのでよくわからなかった( ̄▽ ̄;))、ファッション業界の一流雑誌を手がける編集の人達の話とあってブランドファッションがたくさん楽しめるのでそれだけでも女性ウケする映画じゃないかなと思います。
ただ、コピーに『恋に仕事に頑張る』って出てたけど、どっちかというといろんなモノを犠牲にして仕事を頑張っている女性の話だったような気がするなあ(笑)

まあストーリー展開のテンポもいいし、なにより悪魔のような上司ミランダを演じるメリル・ストリープの演技がイイ!(※この演技は評価されていて、2006年の全米批評家協会賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞しています)
失敗に怒鳴りつけるとかいうんじゃなくて、自分の要求(それがたとえ無茶な要求だとしても)にこたえられない人間は冷たい視線でチラッと見ては切り捨てるというのがまたクールな悪魔っぷりで素晴らしい。嫌味が似合うというかクールビューティーって感じで。この人、『101』でクルエラを演じていた時に最高と思ったけど、またこういう役でも似合うねえ(笑)

そんな悪魔のような上司がこきつかいまくる映画ではありますが陰湿~な話ではなくて、明るくノリのいい後味スッキリの王道サクセスストーリーに仕上がっています。予想通りの展開で予想通りに終わるわりには、あーあつまらないなーもうちょっとひねればいいのに・・・と思うこともないので(まあ、細かいところでは突っ込みどころは多少あるけど)、ツボは抑えているのでしょう。そういう意味では脚本とか演出が上手いのかもね。

でもありきたりで予想通りの展開に進んでいくので評価は3.5にしておきました。
とびきりイイというわけでも悪いというわけでもないので・・・普通だな~って感じで後々記憶に残るような斬新さや印象強いファッショナブルさを期待しすぎるとダメだと思います。

んー・・・仕事に疲れて元気になりたい女性にはオススメかな~。
ただ、ファッションに疎い男性とかにはこの映画の見所の魅力は半減になっちゃうかもしれません( ̄▽ ̄;)

「プラダを着た悪魔」関連サイト
映画『プラダを着た悪魔』公式サイト

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