マグダレンの祈り


評価 : ★★★★
(2003/10/11 イギリス/アイルランド/アミューズピクチャーズ 118分 R-15指定 原題『THE MAGDALENE SISTERS』)

前を見続ける、何があっても。

アイルランドの修道院。
3万人の少女たちの隠された真実の歴史。

24日に新作映画を映画館に観に行く予定なんだけど、それまで放置もアレなんでGyaOで観た映画の感想を書いておきます。
ある意味とても衝撃的な映画だったんで年明け1回目に書くような内容の映画ではないと思いましたが、映画としては非常に深いものがあるし女優さん達の演技は素晴らしいし、この内容に目をそらすのもまた違う気がするしね。

内容は、1964年のアイルランドにある性的に堕落した女性を祈りと洗濯労働によって神へ奉仕して罪を悔い改め更生させる目的で作られたマグダレン修道院へ、従兄弟にレイプされた罪で親に連れて来られたマーガレット(アンヌ=マリー・ダフ)、その持って生まれた美貌で周囲の少年の目を惹きつけてしまうことが罪とされて孤児院から連れてこられたバーナデット(ノラ・ジェーン=ヌーン)、未婚の母となったことが罪として生まれたばかりの子どもを神父に取り上げられて親に連れてこられたローズ(ドロシー・ダフィ)の3人の女性が経験する囚人以上に自由のない非人間的扱いを受ける修道院の実態を描いた衝撃の実話を元に描いた物語。俳優ピーター・ミュランの監督第2作目で、2002年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。(監督本人もちょこっと出演しています)

まず衝撃なのがこれが実話に基づいたものだということ。
それも、このテの修道院は実はいくつかあったようなのだけれども、最後の修道院は1996年まであったということ。1996年って言えば、つい最近ですよ?こんなことが現代で許されるの?
性的に堕落って言っても、ここに送られた女性は創立当初に想定されていた娼婦などではなく、どう考えても不当な理由で連れて来られたに過ぎないのに反論は一切許されず人間的扱いをしてもらえないなんて。
カトリックがどうのこうの言う気はないですが、あんな不当な理由で「家の恥」として親が子どもを手放してしまうもんですかね?
そしてそこまでして守らなければいけない宗教観や家って何なの?
これって守るべきはずの親が、子どもを闇に葬ってるのと同じだよね?
そしてもともとは娼婦を更生させるはずの施設だったというマグダレン修道院の中では、ちょっと頭のゆるいクリスピーナ(アイリーン・ウォルシュ)をおそらく騙して性的関係を結んだ堕落した神父、お金が何より大事で気にいらなければ神の名のもとに連れて来られた女性たちを虐待しまくるシスター達・・・あんたらのほうが精神的に病んでるから更生が必要だよとしか思えない。
・・・・・もう、おぞましいとしか言いようのない内容でした。
これがまた最近まで実際にあった実話だっていうんだからもう有り得ないよね。日本に生まれてよかったよ・・・。

この映画は公開当時、バチカンから抗議を受けたそうです。
まあ内容が内容だけに全ての神職者があんなのじゃないだろうからそりゃ抗議も受けるだろうねって話ですけれど、3万人もの少女達が不当に受けた悲しみと絶望、そういう実態が実際あったということに目を背けてはいけないような気がします。

アイルランドの映画ってあんまり観た記憶がないので、この映画に出ている女優さん達も知らない人が多かったんだけど、もうセリフを言わずとも表情だけで語れる女優さん達と、残酷な内容とは裏腹に美しい自然描写、批判に傾いているがゆえに淡々としているのにドラマ性もある一本筋の通ったストーリー展開・構成・編集、どれも素晴らしいものでした。そりゃ受賞もするわ。
ただ内容が内容だけに万人にオススメできるものではないと判断して★4つ。

# 関連サイトは既に消滅しているのかGoogle検索しても出てきませんでした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ミス・ポター


評価 : ★★★☆
(2007/9/15公開 イギリス/アメリカ 93分 原題『MISS POTTER』)

その恋が私を変え、私の絵が世界を変えた。

「ピーターラビット」の作者ビアトリクス・ポターの恋と波乱に満ちた半生を描く感動作

一ヶ月以上前に観てきました・・・風邪引きだったので書くのが遅くなりましたが( ̄▽ ̄;)

ピーター・ラビットで有名な女流作家ビアトリクス・ポターの絵本デビュー直前~恋と挫折と復活までを描いた伝記モノです。女性向けという噂は聞いていましたが、なるほどたしかに女性向けかもしれません。
少女のような女性が、恋を知り、別れ、大きな試練を乗り越え、やがてたくましい職業婦人として大成していく・・・そういうお話なので。
ある程度、仕事をし、恋をし、結婚を意識したことのある女性なら(ついでにいえば、周囲から見合い結婚をすすめられたりしたことのあるような年齢であればなお)共感できる要素がつまってるんじゃないかなあ。

内容は、まだヴィクトリア王朝時代の封建的な風潮が残り、貴族などの上流階級の女性が仕事を持つことなど考えられなかった1902年のロンドンで、裕福な家庭に育った32歳の独身女性ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)が出版社に自分が描いた青い上着を羽織ったうさぎのピーター・ラビットを売り込みに行き、経営者の弟で編集者ノーマン・ウォーン(ユアン・マクレガー)が担当になって、『ピーター・ラビットのおはなし』は出版されるやいなやたちまちベストセラーとなり、絵本をきっかけとして、やがて2人は惹かれあうようになるのだが・・・という一人の女性の半生を描いた伝記ドラマ。

おいらは、ピーター・ラビットは知ってるけど実はあんまり作者のことは知りませんでした。
ついでになぜか実家に一冊だけピーター・ラビットの本があるんだけどそれが絵本デビュー作だということも映画で知った・・・(笑)
・・・なので、描いた絵がアニメーションで動くってのは予告を観て知ってはいたんだけど、まさかあんな出方だと思ってもみなかったもので、冒頭では急に描いた絵が動いたりその絵に向かって喋りかけるビアトリクスを観て、
「えっ・・・もしかしてちょっとイタイ人・・・( ̄▽ ̄;)?」
と思ってしまいました・・・だって人間の友達はいなくて描いた絵が友達とか・・・「じっとしてて」って描いた絵に言っちゃうような人って・・・空想シーンで動くんだったらわかるんだけど、観ている限りではどーもそういう出方じゃないんだよね。周囲の人は正気なんだけど、本人だけが見えている、という感じって言ったらいいのかなぁ・・・起きたまま寝てるの?白昼夢でも観てる?って感じで・・・おいら、最初は冷静な目で観てしまったもんだから映画の世界に入り込むまではちょっと引いちゃったよ( ̄▽ ̄;)
ま、そのあたりは物語に入り込みさえしてしまえば、大人になっても少女のままに夢と空想の力とを持ち合わせた女性としてうまく描いているって言えるんだけど、いきなりアレだったもんで・・・正直びっくり( ̄▽ ̄;)
いや、多分、レニーは「ブリジット・ジョーンズの日記」のイメージが強いから、とか、レニーとユアンって組み合わせは「恋は邪魔者」と同じだなーと思ったら、この組み合わせはどう考えてもコメディ路線なのでどうしてもイメージがね・・・( ̄▽ ̄;)
あと、とんとん拍子に恋愛モードに突入してしまい、とんとん拍子にうまくいってしまうのが、ちょっと出来すぎてない?という感じがしてしまいました。・・・とはいえ、途中でこの恋は突然終わってしまうので出来すぎって言っても途中までですが。
あ~・・・でもラストも出来すぎっちゃ出来すぎなんだよなぁ~・・・そうなんでもかんでもうまくいかないだろうっていうか~・・・そもそもあの映画のラストより後日の説明がなければものすごい純愛物語だった気がするんだけど・・・ま、そうなればそうなったで出来すぎだし、実話だからがラストの締めがどうなったのか説明が入るのも当然か。

なんというか、とにかく美しい物語でした。
湖水地方の風景も素敵だし、この一人の女性の成長ぶりも素敵。
ただ、ちょーっとばかり美しすぎる物語になっているような気がしたので(いやー、そんなあっさり恋人出てこなくなっちゃうの?とか、そんなたちまちベストセラー?とかさ・・・実話でもちょっとうまく行き過ぎな感が( ̄▽ ̄;))、少し評価を下げました。キレイにまとめすぎてあっさりしすぎているようなところもあるしねぇ・・・挫折からの立ち直りすら意外とあっさりだったような・・・(いや、まあ葛藤とかいろいろあるってのはわかるんだけど)。
でも、ほんのりとした優しい気持ちにさせてくれるというか、心穏やかに観られる映画だったのでオススメできるかな~。ただしファンタジー否定派というか、リアリティを追求するような人にはちょっと向かないかも(笑)

# パンフレットは~・・・しまいこんだけどどこかにあるはずなので後日追記予定( ̄▽ ̄;)

「ミス・ポター」関連サイト
映画『ミス・ポター』公式サイト|ウーマン・エキサイト シネマ(映画)
Miss Potter(英語) (←予告動画があります)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ワールド・トレード・センター


評価 : ★★★★
(2006/10/14公開 アメリカ/UIP 129分)

勇気、そして生還 ―
これは、真実の物語。

ちょっとバタバタしていて間があいてしまいましたが( ̄▽ ̄;)、10月15日のワーナーマイカル15周年サンクスキャンペーン(どれを観ても千円のサービスデー)で観てきました。
Yahoo!Japanでの評価が意外に低かったのでどうだかな~と思ってたんだけど他に観たいのもなかったので( ̄▽ ̄;)←そんな時でもイベントに参加する人

観てみたら評価の低い大半の理由はなんとなくわかりましたわ・・・なるほどね、実話でリアルタイムでテレビを通して起こった現実と一瞬にして奪われた多くの人命とその被害の大きさを知ってしまってるだけに、助かった警官2人とその家族だけに焦点を絞って「ああ、助かってよかったよね!」というハッピーエンド的にまとめたこの映画のエンディングを受け入れるには、他の犠牲があまりにも大きすぎて違和感を感じるんだよな・・・この2人だけが助かったらそれでいいのか?みたいな感じっていうか・・・( ̄▽ ̄;)
しかもあの事件って大きな犠牲を払ったけれど正確なことがうやむやのままで、まだ何も解決していないしね。アルカイダがやったとか報道されているけれど、それだって主犯が真実を語ったわけではないので(実行犯なんか当の飛行機で突っ込んで死んでるしなー)何が真実なのかいまだわからないという気もします。

あと、もう一つの不評理由・・・ニュースで連日報道されていた飛行機がビルに突っ込む決定的瞬間の映像は映画の中で使われてなくて盛り上がりに欠けるという理由みたいなんだけど・・・あれはおいら個人的にはべつにそういうシーンを差し込んで盛り上げる必要がないと思うんで、この編集のままなくてもいいと思いました。
遺族感情への配慮だと思うし、そこがないのを盛り上がりに欠けるとかいうのはちょっと違うと思うんだよなぁ。
そういうのは変な期待だと思う。おいらは学生時代に阪神大震災で被災してるんで、瓦礫の中で身動き取れなくてこのまま助かるのか死んでしまうのかわからない恐怖ってのはある意味一瞬で死んでしまう恐怖より怖いかもしれないってことが想像つくんだけど・・・もー、おかげでおいらはハンカチがびしょぬれになるくらい泣いたさー、瓦礫の中の恐怖とか地震の恐怖ってのはおいらにとってはもうトラウマみたいになってるんで( ̄▽ ̄;)
まあほとんど(多分8割近く)のシーンが瓦礫の中で埋まってる二人の顔のアップ(しかも画面が薄暗くてよくわからない)でそれに回想シーンと家族が心配してるシーンが交互にでてくるようにして展開していくのでどこかでドラマチックな盛り上がりを期待するような作品にはなってないんだよねー・・・でも、この映画ってのは事実を事実として受け止めてあの日の記録を残すような映画にしてると思うのでべつにこれはこれでいいと思います。
ただ宗教的なシーンが出てくるのはちょっとやりすぎっぽいかな( ̄▽ ̄;)

あの事件から5年を区切りとして映画を作ったことに賛否両論あるみたいですが、おいらは個人的には多くの人があの日の記憶を失っておらず、かつ、遺族感情的にも一区切り落ち着くであろうこの時期に公開というのはベストな選択だと思います。「ユナイテッド93」も(こっちは劇場が遠くて観に行けなかったのだが( ̄▽ ̄;))同時期公開だしね。・・・でも実際、被害にあったとか大切な人や身内を亡くされた方にとってはなかなか5年で片付く話ではないかもしれませんが・・・。

ただし、過度な演出効果(ドラマティックな演出)の期待はしない方向で観るのがいいかな~というところでしょうか。正直な話~・・・この前テレビで見た特番のほうが視聴者を惹きつける魅力があった気がしますんで( ̄▽ ̄;)

あと、ラストのアレがな~・・・アメリカ人は世界の中心だヒーローだみたいな、戦争を正当化するようなあの蛇足的なその後の展開をチラッと伝えている場面があるのがちょっとシラけるかもなぁ・・・あの戦争って今じゃ「ホントのところ必要なことだったの?」って話だし・・・。

一応、評価は四捨五入して★4つなんだけど(おいらの評価は★5つまでしか設定してないんで( ̄▽ ̄;))、気分的には3.7くらいかな~といったところでしょうか。再現ドラマ的には淡々としてるけど実際瓦礫の中に立ったことがある身としては事実ってああいうもんだよなって思うからセットとか作りはあれでよかったと思うんだけどね~、なんか映画としてストーリーを観るには今一歩足らんという感じが残ったんで。
(足らんというよりは・・・なんかアメリカらしいっつーか・・・客観的に観て残る違和感とか御都合主義がある点が問題なんだよな、多分・・・。ハリウッド映画なんかほとんどそうだから今更気にしてもしょうがないんだけど・・・)

# パンフレット・・・買ったけどどこに置いたのか~バタバタしていて忘れてしまった~家の中にあることだけは確かなんだが( ̄▽ ̄;)
  映画製作の意図(どうしてこの時期に?とかそういう内容ね)とか、書かれてます。

「ワールド・トレード・センター」関連サイト
ワールド・トレード・センター

| | Comments (2) | TrackBack (0)

タイタニック


評価 : ★★★★
(1997/12/公開 アメリカ/FOX 189分)

運命の恋。
誰もそれを裂くことはできない。

1912年の今日、4/14は何の日か知ってます?
あのタイタニック号が23:40頃に氷山に衝突した日です(沈んだのは日をまたいで15日になってから)。
実は『タイタニック』は史上最大の豪華客船のよる海難事故として注目を集め何度も映像化されているのですが、一つ前の記事『スライディング・ドア』で引き合いに出したので1997年製作のジェームズ・キャメロン版について書いておこうかなーと思って、そういえばタイタニックっていつの話だっけ、とGoogleで検索したら出てきました。偶然とはいえ、とってもタイムリー(時代は違うからちょっとこじつけっぽいか( ̄▽ ̄;)?)。

もうヒットしすぎて有名すぎるくらい有名になって大ロングランだったから知らない人のほうが少ないような気がするけど、まずは一応、いつものように内容紹介から。

内容は、現代で1500人の乗客とともに北大西洋3773メートルの深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業時に見つかった裸体に「碧洋のハート」という宝石を身につけた若い女性の絵画をテレビで見101歳の女性ローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)が孫娘のリジー(スージー・エイミス)とともにラベット(ビル・パクストン)に会いに来て自分はタイタニック号事故の生存者で、テレビで公開された絵のモデルだというところからタイタニック号で実際に起きた悲劇の航海が、語られていき、1912年にイギリスのサウサンプトン港から処女航海に出ようとするタイタニック号に、賭けで勝ってチケットを手に入れて三等に乗り込んだ画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と、上流階級のアメリカ人で大資産家で婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)と娘の結婚を強引に決めた母親ルース(フランシス・フィッシャー)、コロラドの富豪夫人モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)と当時17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)が乗り合わせ、ローズが飛び降りようとしたところをジャックが救ったことによって出会い、それが運命の出会いとなって恋物語に発展し強い絆で結ばれたのも束の間、船が氷山に衝突してタイタニック号が沈むことに・・・という史実をベースにしたラブストーリー。

多分、これってディカプリオ人気もあって、何度も劇場に足を運んで観た人もいるだろうし、すごく好きだって言う人もいるだろうし、名作だって言う人も多いと思うんだけど・・・ごめん、おいらは一人で劇場へ行ってポップコーン片手にものっすごく客観的に冷静に観てしまったのでそこまでの名作だとは思わなかったんだ( ̄▽ ̄;)
えーと、何がダメだったかっていうと・・・ローズ?(笑) 
深窓の令嬢の設定のわりには必要以上に逞しすぎて肉厚も豊かすぎで二の腕太っ・・・斧振り回してるし( ̄▽ ̄;)!
・・・いや、まあ必死の状況だからとかそういうのもわかるけどなんかちょっと・・・あの人戻ってなかったらジャックは生きてたかも?とか、死んだらすぐ手を離して海の底にポイなのかよ!とか、ご令嬢があんなに逞しく海ざばざば泳いじゃって死体からホイッスル奪って自分は助かっちゃうのかよ!とか考えるとちょっとさぁ・・・お嬢さん、あまりにも強すぎないかい( ̄▽ ̄;)?
・・・まあ、あれだけ逞しければ生き残れるよな・・・( ̄▽ ̄;)(納得)
あと、最大の問題点は、現実に起こった傷ましい悲しい事件をベースに、大金かけて大掛かりなセットとCGで作ったリアルタイムで沈む船を見るという大スペクタクルが全て二人の愛を盛り上げてしまう演出に使われちゃってるっていうところがもう個人的にちょっとどうなのかなぁと・・・たしかに沈没していくところとかはスゴイと思うよ、でもCGのすごさのほうが目立ってしまったかな。だいたいそこに至るまでの過程が長い( ̄▽ ̄;)
あー、あと、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「My Heart Will Go On」はけっこう好きかも。
しかし小さなエピソードで沈むまで音楽を奏でていたカルテットとか沈み行く船の中での老夫婦とか脇役の描写もそこそこよかったのに全部を消し去る二人の愛のエピソードが大映しってのが(いや、まあ主人公だからねぇ、わかるんだけど・・・)あれー?って感じで・・・まあおばあちゃんの回想録だからあれでもいいのか・・・オチがちょっと微妙だが( ̄▽ ̄;)

そういえば、これ観終わった後で、後ろにいたカップルがあの状況だったらお互い助けに戻るかどうかでもめていました(笑) なんかものすごい喧嘩に発展していっていたけどどうなったんだろう、もう覚えてないけど( ̄▽ ̄;)

ところで、「Titanic: The Sequel」って、知ってます?
ちょっと今更感が漂いすぎてアレだけど、まあよく出来てること・・・これ見て騙される人もいたりして(笑)
そういえば何年か前に、実はジャック(レオナルド・ディカプリオ)は生きていた!という内容で続編を製作するかも~とかいう噂がたしか囁かれていたような記憶があるけれど(テレビで見た記憶があるなあ、めざましテレビかなあ?)、結局どうなったんでしょうねえ。
ディカプリオはタイタニックに出演したことはイメージが固定化しすぎて失敗だったと思ってるっていう記事をどこかで見た気がするので、本人が嫌がってお蔵入りになったのかな?

# パンフレット捜索中・・・多分、た行の棚に埋もれているはずだが~( ̄▽ ̄;)

「タイタニック」関連サイト
Titanic
20th Century Fox

| | Comments (0) | TrackBack (0)

GERRY ジェリー


評価 : ★
(2004/9/18公開 アメリカ/ギャガ 103分)

”Elephant”, it all started from here.

GyaO Cinemaで今日のお昼まで上映中の映画です。
なんでギリギリまで書かなかったかというと、一般的な商業映画が好きな人には多分向かない映画だろうなーと思ったから。んー、なかなか解釈がしづらい(意図が理解しづらい)映画です。

内容は、ミスをした時やお互いのことすらも「ジェリー」と呼び合う二人の若者が砂漠をドライブ中に休憩で車を降り、軽いハイキングのつもりで歩いていたらやがて荒野で道に迷い生死をさまようほどの危機的に「ジェリー」な事態に陥ってしまい、最後は一人しか戻って来なかった・・・いったい二人の間に何が?というようなお話。

ごめん、おいらにはとにかく難解すぎてよくわからなかった( ̄▽ ̄;)
最初から2人の関係やどこへ向かおうとしているのか何がしたいのかという設定そのものの説明も省かれているし製作目的や意図も不明。そもそも二人はお互いを「ジェリー」と呼び合っているけれど、それが本当に名前なのかもあやしいところ・・・だって「失敗」とか「ミス(過ち)」とか「間違い」とか「ハプニング遭遇」とかいう意味でも全部「ジェリー」って言ってるんだもん、なんだそれ、だよ・・・もしかして流行らせたかったのか?
台詞もほとんどないしBGMもちょこっとしかついてないからストーリーなんてあってないようなもの。ほとんどのカットが延々と長回しで2人や周囲の自然を映したものだから起伏がほとんどなくてただただ冗長に感じるんだよね。
予告に騙されて、荒野の中でさまよい続けてやがて生死の危機に直面する極限状態の中で二人は!?というサスペンス要素をちょっとでも期待していたおいらがバカだったよ・・・ていうかこんなのサスペンスってジャンルに入れるなよ、Amazon( ̄▽ ̄;)
マット・デイモンとケイシー・アフレック(ベン・アフレックの弟)が荒野や砂漠の中をちょっと喋ってまた歩く、ちょっと喋ってまた歩くの繰り返しばっかり。道に迷って困ってはいるんだろうけど、緊張感があんまりなくてだらだらとあんまり計画性もなく歩いているばかりじゃあねえ・・・実話が元らしいから、日常の中に非日常は存在するということを言いたいのかも?
大自然の前に人間って小さくて無力だねというビジュアル映画なんだろうか?とも思うけど・・・観る人によっては解釈が変わるんじゃないかなあ・・・。
もうおいら、途中でこれは荒野のイメージビデオか何か?と思ったよ・・・(違)

・・・っていうか、それ以前の問題として、

これほど眠くなる映画も珍しい・・・っていうかおいら上映開始10分で寝たよ( ̄▽ ̄;)

だって冒頭は延々とだだっぴろい田舎道を車が走ってるのを後ろから撮ってるだけで、出演者が出てくるまで開始から4分、イチバン最初の台詞が出てくるまでに開始から6分、次の台詞は開始から8分ですよ!(←計った)
ほとんど台詞なくて景色~景色~景色~・・・。
・・・おかげで3回も視聴しなおしたよ、睡魔との闘いだったよ _| ̄|○ ←それでもラストを見届けようと頑張ってみた人(苦痛に耐えたので誰か褒めてください(T~T))

いやー、これほど観るのが苦痛っていうか観るのに努力が必要な映画って他にあんまり知らないかも( ̄▽ ̄;)

とにかくものっすごく疲れた!寝ないように頑張って観るのが疲れるって映画としてありえないよー!
画も音楽も全部が寝てくれといわんばかりの作りってどういうこと?音楽なんか睡眠導入にぴったりの音楽だよ!後半は回想映像ループだし。
倍速どころか超高速早送りで観てもいいかもって思ったくらいだよー!

180度の半円形のでっかいスクリーンで30分くらいに短縮して見られたら「ああ、スゴイ」くらい思ってちょっとは面白かったかもしれないなーなんて思うけど、家庭の小さい画面では限界がありすぎてムリムリムリ!
集中力が持続できなくて寝てしまうよー、画(構図とか自然の大きさとかを感じさせる作り)はキレイだけどストーリーの中に気持ちが入り込めないよー。ラストはちょっと衝撃だけどあれだってなんでいきなりそういうことになるの?それでどうなるの?ってよくわからんし、家の人にストーリーを要約(?)して言ったら「それって実はホモ映画なんじゃないの?」って言われるし、もーなんだかよくわからーん!( ̄▽ ̄;)

自然(特別感動するような雄大とかキレイとか感じるようなものではない)をじーっと見ているのが好きな人はいいかもしれないけど、精神的に余裕がない人(じっとしているのがキライな人や、飽き性で集中力に欠ける人、ストーリーに意味を求めたり話の展開のテンポの良さを求める人)は観ちゃだめー、すぐ退屈して絶対寝ちゃうから。

・・・でも眠れない時に見たら眠れるかもね。
それって「映画」としては本末転倒の欠陥だなって思うけど( ̄▽ ̄;)

# ネット配信で観たためパンフレット未購入。

「GERRY」関連サイト
GERRY

| | Comments (2) | TrackBack (0)

アンナと王様(1999年版)


評価 : ★★★☆
(2000/2/5公開 アメリカ 20世紀FOX 147分)

マーガレット・ランドン原作「王様と私」のリメイク。
一人の女性の情熱が王国の運命を変えた。

Yahoo!Japanのトピックスを見ていたら、バックストリート・ボーイズのニック・カーターと中国人女優バイ・リンが結婚か?みたいなニュースが出ていたので、バイ・リンが出てた映画を取り上げてみます。といっても主役で出ているわけじゃないんだけど(^^;

「王様と私」というタイトルで1956年に映画化され、アニメ化もされ、ミュージカルにもなってる有名なお話なので知っている人も多いと思いますが、19世紀中頃に実在した英国人女性が宮廷教師として赴任した時の体験記を史実に沿って描いたストーリーのリメイク版です。

たんなるリメイクとは違っていて、スケールの大きなストーリーでした。

本国のタイでの撮影許可がおりなかったためマレーシアに巨大セットを作ったと噂には聞いていましたが、あれは全部本当にセット?と思うほどの迫力!
セットだとしたら往年の名作『クレオパトラ』に匹敵するくらいでは・・・いや、もしかしたら超えているかも。すごい、すごすぎる!(でも最近の技術ならCGでも充分に作れるような気もしないではない・・・と思えてしまうあたりが少し悲しい(^^;)

ストーリーはありがちな二番煎じになっておらず人間をしっかりと捉えていましたし、アンナと王様の台詞のやりとり一つ一つが身分を超えた友情(愛情?)が深まっていくのを感じさせるあたりが丁寧に作られていることを物語っていました。ちょっとエピソード満載の感もあるけれど特に飽きることもなかったので素直にいい映画だったと思います。なにより、ロマンスを描いた映画なのに、お互いの立場をわきまえたプラトニック・ラブで終わったのがいい感じでした~。あれでラストにでもあの2人が一緒になっちゃったりしたら、それまでのいい感じがに台無しになっちゃうしね。そのあたりを心得てるらしいところがイイ!

アンナ(ジョディ・フォスター)のあの勇敢さ、精神的な力強さ、正しいと信じる道を行く姿勢、そのすべてが格好良かった。彼女は母親であり父親であり先生であり、そして愛を知った一人の孤独な女性だった。あのような生き方はとても真似できないでしょう、憧れではあるけれど。
そしてシャム王国の賢い王、モンクット王(チョウ・ユンファ)。その家族を暖かく見守る眼差し、王でありながら新しい風(アンナを通じての外国文化)を受け入れるまるでおだやかな水面をたたえる大河のような懐の大きさ、こちらも格好良かった。数多くの子供たち(60人くらいいる(^^;)の中から一人の娘をコレラで亡くしたシーンではこの人は伝統と格式と権威だけにしばられた厳格な王ではなく心底、娘の前ではただの父親だったのだなぁとこちらがせつなくなってしまったほど。
そして、通常なら「ただのオッサンじゃん(^^;」と思うような格好をしていても、これほど品があって威風堂々としていてチャーミングで権威のある大人の東洋人男性が他にいるでしょうか?
国王に側室として献上されたタプティム(バイ・リン)もものすごい美人ってわけじゃないんだけど、アメリカ人が思うであろう東洋美人ってイメージがなんとなく出てていい感じ。恋人と引き裂かれて連れて来られたって設定はかわいそうだけど(^^;
んー。素晴らしい・・・このキャスティングには脱帽だなぁ。

# パンフレットは500円。舞台裏や、実在したモンクット王についての史実も書かれています。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

シンデレラマン

評価 : ★★★★☆
(2005/9/17公開 アメリカ/ブエナビスタ 144分)

心で語り継がれる《奇跡の実話》

さすが、ロン・ハワード監督だなあ。
この人の描く人間ドラマは安心して観られるので。
(普通すぎて嫌いっていう人もいるけど・・・)

パンフレットの最初のほうに、
「家族の幸せだけを願っていたら、いつの間にか”アメリカの希望”になっていた・・・-これは、そんな父親の物語です」
と書いてあるのですが、まさにその通りの実話を映画化したお話です。
かつては無敵で負け知らずで羽振りのよかったのボクサーのジェームズ・J・ブラドッグ(ラッセル・クロウ。以下、役名をジムと記す)とその妻メイ(レネー・ゼルヴィガー)、そしてその間の3人の子ども達は、ジムの右手の故障から運に見放され、大恐慌のあおりをまともに受け、どん底の貧困生活を送っていた。ある日、勝ち目のない試合の話を持ちかけられてジムはまたリングへ復活し、やがて一夜にして栄光をつかんで国民的ヒーローになる・・・というお話。
ただのボクシング映画ではなく、家族愛と人間そのものの内に秘めた力がテーマになってて深い感動作品でした。

何より、ジム・ブラドッグを演じるラッセル・クロウがイイ!彼と子ども達の間には深い家族の絆と愛情が見える。
ボクシングのシーンも、映画の中のボクシングを鑑賞に来ている客たちと一緒に立ち上がって拍手を贈りたくなるほどで、迫力あるファイトシーンがリアル・・・もっとも本当のボクシングはあんなに顔面パンチ入れたら顔の形が変わってしまうのが普通なのだがそこは映画なので・・・それでも充分な迫力だと思ったけど(^^;
この作品はきっと彼の代表作の一つになるでしょう。

妻のメイを演じるレネー・ゼルヴィガーが夫を心配している姿や、子ども達に何もしてやれないお金がない状況を悔やんで外へ飛び出すシーンもいい。(あれは家庭を持ってる人でないと分かりにくいシーンかもしれないが・・・)

脇役でジムのマネージャーのジョー・グールドを演じるポール・ジアマッティも上手い!ブラドッグに次々に激を飛ばすシーン、貧困で生活費に困ってプライドを捨てて援助を願いに来たブラドッグを心から哀れそうに見る眼、私財を投げ打っていたことがメイにバレるシーンなどがとてもいい。助演男優賞をあげたいくらい!
この人の奥さん役の人も、主人を心から信頼しているんだなあという夫婦の絆を感じさせてくれてよかった・・・勝つか負けるかわからないような人のために自分の家の財産を全て投げ打つことに了承できる奥さんなんてなかなかいないもんね。

それにお金に困っていてお金の話がたくさんでてくるのに、強欲にならずこの作品に品位を持たせているところがいい。
主人公は必要以上の金に対する欲がない。彼が欲しているのは家族を守るためのお金であって、自分が遊ぶために使うお金ではないということ。彼の幸せは家族の幸せ、そこがまさに理想の父親像。

かけがえのないもの、守るべきもの、大事なモノを背負っている人間はいざという時の強さが違うね。
なくすものが何もない人生よりも、大切なものを見つけた後の人生のほうが(常にいつなくしてしまうかもしれないという不安はつきまとうかもしれないけれど)より充実した人間らしい生き方ができるんじゃないかな。ラストの対戦相手のように派手な生活をすることや勝ち負けにこだわるより、慎まい生活で挫折も知っている人生のほうがより心が豊かかもね。それに自分のためじゃなく戦ってるっていうのがすごくいいんだよなあ。
落ちたところからでも這い上がってくる、まさにアメリカンドリーム・・・だから彼は国民的ヒーローとしても称えられたのでしょう。(実在する人らしいから、ラストのエンドロールにでも本当のファイトシーンの映像をちょこっと流してくれたらよかったのになー、見てみたかった。1974年に67歳で亡くなっているので、ボクシングをしていた頃の映像があるかないかわからないけど・・・映画ではラジオ中継だったしなあ)
人生とは、常に決まったストーリーがなく再演できないハプニングがつきものな生の舞台。
どんな場所で、誰と共演するか、どんな物語になるか、どこで降りてしまうか降ろされてしまうか、それは誰にもわからない。
だけど、上演終了後に、自分の人生を生き抜いてよかったなあ、と思える人生であること、それが何より重要。
きっと、この主人公のジム・ブラドッグ本人も、途中どん底に落ちた時期もあるけれど、最期はよかったなあと思えたと思います。ラストに一気にその後の人生が語られた時に、私はそう確信しました。

・・・って、絶賛しといて、満点じゃない理由は~・・・再起をかけたボクサーにしては見た目が~・・・「グラディエーター」の時の筋肉はどこへ行ってしまったの?って感じでね(^^;
ファイトシーンはよかったんだけどね、なんか見た目が勝てそうになかったもので・・・子どもに譲って食事もろくにとってないしさぁ、あんなので本当に勝てるのか?と矛盾を感じてしまった・・・まあ、守るべきもののために戦ったんだから勝てたのかもしれませんがー・・・。
あと、どん底に落ちた生活苦がなぜかそんなに感じられなかったところ・・・なんでだろうなぁ・・・みんな演技上手いんだけどなぁ。レネーが貧しくなってからも、ちっとも痩せて見えなかったからだろうか・・・。

# パンフレットは700円。この映画に対するロン・ハワード監督の熱意が感じられます。あと、プチトリビアとして、恐慌時代に割れたガラスを交換する余裕がなかったためセロテープがバカ売れしたというエピソードなんかも書いてました。

「シンデレラマン」関連サイト
Universal Pictures:Cindereraman
シンデレラマン

| | Comments (2) | TrackBack (0)

アタック!ナンバーハーフ


評価 : ★★★☆

(2001/4/14公開 タイ/クロックワークス・吉本興業 104分)

日曜は朝早くから出かけて、ものすっごく濃い~いミュージカルを堪能してきました(笑)
そのミュージカルに、『SMAP×SMAP』で木村拓哉と稲垣吾郎がやってるホストもどきにそっくりな人たちが出てきたのを見て、今日の感想文はコレにしようと思いました(笑)(途中で2役でオカマの役もしてたんですよ)
・・・これで何を見たかわかる人はかなり濃い人だ(^^;

さて、この作品はDVDでレンタルして観たのですが、内容はオカマ軍団が男子バレーで国体にでるという話なんですけど(なんでそんなものを借りるんだ、とか言うな)、これがなかなか面白い。

じつはこれは1996年の実話を映画化したものです。
あまりにもマンガちっくに完成された脚本のような実話なのでそのへんの背景を知っているとスゴすぎるのですが、いやあこれがなかなか。さすが公開当時話題になっただけのことはあります(単館でしかやってなくて近くの映画館だと一館しかやっていなかったのですが、上映スケジュールがあわなくて劇場では見られなかったんですけどね)

しかし、

タイのオカマってキレイだなあ

・・・とか思って観てたんですけど、後で気づきました。
本物(のオカマ)は一人で後は本当はノーマル(一般の男性)でした Σ( ̄ロ ̄lll)アッ

うわぁ、偽物のオカマに騙されたよ(T-T)

あの化粧法を教えていただきたいものです。
ニューハーフって本物の女性よりもとても女性らしくてキレイな人が多いですよね。
絶えず努力してるんだろうなぁ・・・。
・・・ええ、どうせ私は今日努力もせずノーメイクで外に出ていましたさ(T-T)←化粧しても土台は同じとか思っている

日本人だったら「Shall we dance?」「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の周防正行監督あたりが好きそうな(作りそうな)雰囲気の映画だな~って感じですね。化粧一発本領発揮のインパクトはすごすぎる(笑)

# レンタルDVDで観たのでパンフレット未購入。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ミュージック・オブ・ハート

評価 : ★★★★
(2000/9/9公開 アスミックエース 123分)

いま、聞こえる・・・
50人の子供たちが弾く50挺のヴァイオリン

クライマックスはカーネギーホール
実話だから感動も大きい

ニューヨーク、イーストハーレム。
彼女の教える"キラキラ星"は、やがて全世界に感動をとどける。

最近、元同僚の人にオーケストラの演奏会に誘われて行ったので(ついでに再来週またご招待していただけることになったんで行く予定♪)バイオリン(ヴァイオリン)の出てくる映画を取り上げてみようかな。

内容は、2人の子供に恵まれ幸せな人生を送っていたロベルタ(メリル・ストリープ)は夫に裏切られた後、自立するために昔の友人でライターのブライアン(エイダン・クイン)の紹介でジャネット(アンジェラ・バセット)が校長をつとめるハーレムの小学校でヴァイオリンを教える臨時教師として働くようになるが、さまざまな障害にもめげずに子ども達に音楽を通して希望と自信と集中力を教えつづける彼女のもとに、ある日、音楽教室閉鎖の問題が立ちあがって・・・というストーリー。けっこう感動モノです。
しかし、いい映画だと思うんだけど、あんまりヒットした記憶がないのはなんでかな(^^;

それにしても、おおおーっ、『スクリーム』でその鬼才ぶりを発揮して有名なウェス・クレイヴン監督がこんなヒューマン映画を撮るとは!意外!勝手にホラー専門のマニアックな監督だと思ってた!(←決め付け過ぎ)

そして、出演者が豪華!
特に、クラシック好きな人なら必見(必聴)モノですよ、アイザック・スターンがでてるし、ジョシュア・ベル(「世界でもっとも美しい人トップ50」に入ってた人です、たしかにキレイな人ですね)もでてるし。
カーネギーホールでの子ども達と世界のトップクラシックミュージシャン達の共演を見たときには鳥肌たちました。

ストーリーも素晴らしいんだけど音楽もやはり素晴らしい。さすが『文部省特選感動ドラマ』だ!
ヴァイオリンを教える先生の役のメリル・ストリープはこのためにヴァイオリンを猛特訓したらしいですが、ちゃんと演技して喋りながら弾く姿は「演技」じゃなくてホントの先生のようでした。
で、パンフレットを読んでいたら、メリルはこれまで楽器を触ったことがなく(!)1日4~6時間の2ヶ月の猛特訓であれだけの演奏をしてたと知って感動と同時に驚き。・・・だってメリル・ストリープってこの映画が出来た当時50歳だったんですよ!なんてすごい女優魂(というか集中力)なんでしょう!見習わねば・・・。

しかもこれ、実話だっていうんだからすごいです。それも過去ではなく現在に実在する女性の13年間の軌跡を綴ったものなのです。実在する人を演じるってとても難しいことですよね。メリル・ストリープが名実ともに大女優であることを再確認してしまった作品でした

余談ですが、グロリア・エステファンがちょい役で出ているのに驚きました。
まあ『ドグマ』でアラニス・モリセットも出てたし、なんかタイトル忘れたけどわけのわからないB級映画にマイケル・ジャクソンも出てたくらいでしたから大物歌手がちょい役で映画出演するのは流行りなのかもしれません。
ちょい役といえば(ちょい役とは言えないのかもしれないけど)マコーレー・カルキンの実弟のキーラン・カルキンがメリルの2人目の息子役で出てました。彼はマコーレーと違って遅咲きのようですが最近よく見かけます。主役級になるのは厳しいかもしれませんが、脇役としてはいい俳優になりそう。お兄ちゃんは最初が良すぎて失敗しちゃったから(逮捕されてたしねえ・・・)悪い方に流れないように頑張ってもらいたい!

# パンフレット捜索中・・・。

※ 旧CinemaFile掲載文を修正・加筆して掲載。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ムーラン・ルージュ!

評価 : ★★★★☆
(2001/11/17公開 アメリカ/20世紀FOX 128分)

ふたりの愛、ひとつの運命。

パリ、1899年この街で、最も愛された一人の女・・・
彼女の名はサティーン

多分、私はミュージカルが好きなんだな(笑)

久々に自宅でDVD鑑賞(しながら片付け)してみました。
このDVDも数年前の某電気店の閉店セールで半額以下でゲットした掘り出し物なのですが(そんなのばっかり(^^;)、個人的には何度観ても好きな作品の一つです。中には一回観て忘れちゃうのもあるんだけどね~。

内容は、1899年の豪華で華麗なショーで人気のナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」を舞台に本格的な女優を目指しているサティーン(ニコール・キッドマン)と駆け出しの青年舞台作家クリスチャン(ユアン・マクレガー)の悲恋を描くミュージカル。(悲恋といってもコメディの要素も多々あり)

一番最初に結末をユアン・マクレガーが言ってしまうので、最初からラストが悲劇になるのはわかってるんですけど、とっても見応えのある歌やダンスが楽しくって(特に最初のほうのサティーンの部屋で公爵と脚本家を間違えてるシーンと、本物の公爵に新しい脚本に資本金を出してもらうようみんなで訴えかけるシーンがコミカルで大好き!)突っ込み所満載だけどそんなの気にしちゃダメってくらい派手な色と演出が素敵♪
基本はミュージカル映画なんだけど、大胆な映画的演出がかなり凝っていてとても面白い。
まさに豪華絢爛とはこういうこと!

個人的にはユアン・マクレガーが歌う『your song』はモト歌を歌ってるエルトン・ジョンよりよかった!ニコール・キッドマンとの『come what may』もよかったし、この2人、意外にも歌もうまいじゃーん!ダンスも歌も心にグッときました、素敵☆

ビートルズ、マドンナ、エルトン・ジョンなどの有名な歌がセリフのように使われているので、「あっ、この曲知ってる知ってる!」って思えるところも選曲もよし!(物語の舞台は1899年だから20世紀のポップスを使うのは時代設定的にはおかしいんだけど、そんなことは全然構わず無視できるくらい演出がぴったりで楽しいからOKさっ)
ニコール・キッドマンは煌びやかな舞台と衣裳が映えていつにも増してキレイでかわいいし、ユアン・マクレガーも役にぴったり合ってるし、その他キャストの見せ方もGood!で見ているだけで楽しい。
見せ方といえば、いっちばん最初、舞台の幕開けのシーン(いや、まさにこれが舞台、と言わんばかりのあの演出は映画館で観ると等身大サイズの人が出てくるようになってるんですけど)に指揮者がでてきて、「さあ、今から豪華絢爛なショーの始まりですよ!」という雰囲気を作っているところが素晴らしい。もう本当に「華麗なるショー」なんですよ、映像の全てが!
映像の展開が速いのでついていけずに見づらいと感じる人もいるでしょうが、ショーだから展開速くてもまあそんなもんかなって思います。ちょっとミュージッククリップ的な作りだけど、ミュージカル映画だからそういうのも面白いんじゃないかな。
でも本当のミュージカルが好きな人にはわりとコケにされていたので、私はどうしようもないくらいツボにハマりまくり(笑)なんですけど、一般評価は分かれるんでしょうね。
個人的には・・・娯楽映画なんだから本物のミュージカルと比べちゃいけないと思いますが(^^;
たしかに前半喜劇で後半悲劇なので(悲劇度を高めるために前半喜劇なのかなあ・・・)前半と後半の展開のあまりのギャップに全体としてのバランスは崩れてるのは確かなんだけどね~。喜劇で押し切れたほうがよかったといえばよかったんだけど、こうしたメリハリがあるからこそ最初にラストがわかってるのにこの後どうなるんだろうって期待して観られるんじゃないかな~。

まあ、内容はコテコテでありがちな悲喜劇ミュージカルですが、徹底的にド派手な舞台や衣裳にこだわってるところと斬新な演出を楽しむ大娯楽作だと思いますので、個人的にはオススメです。

そういえば映画の前売り特典で貰った主演2人が歌ってるシングルCDどこにやったかな~?
DVD買った時の特典のプレス向けパンフ(非売品)は手元にあるんだけど。

# 非売品じゃないほうのパンフレットはCDとともに探し中~。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

1928年公開映画 1934年公開映画 1951年公開映画 1952年公開映画 1954年公開映画 1959年公開映画 1963年公開映画 1965年公開映画 1971年公開映画 1976年公開映画 1978年公開映画 1988年公開映画 1994年公開映画 1995年公開映画 1996年公開作品 1997年公開映画 1998年公開映画 1999年公開映画 2000年公開映画 2001年公開映画 2002年公開映画 2003年公開映画 2004年公開映画 2005年公開映画 2006年公開映画 2007年公開映画 2008年公開映画 2009年公開映画 2010年公開映画 作品名-あ行 作品名-か行 作品名-さ行 作品名-た行 作品名-な行 作品名-は行 作品名-ま行 作品名-や行 作品名-ら行 作品名-わ行 劇場未公開作品 情報 日記・コラム・つぶやき 映画監督 映画-B級 映画-SF 映画-アクション 映画-アドベンチャー 映画-アニメ 映画-ギャング 映画-クリスマス 映画-クレイアニメ 映画-コミック原作 映画-コメディ 映画-サクセス 映画-サスペンス 映画-スポーツ 映画-ドキュメンタリー 映画-バカコメディ 映画-パニック 映画-パロディ 映画-ファミリー 映画-ファンタジー 映画-ホラー 映画-ミステリー 映画-ミュージカル 映画-メイキング 映画-ラブコメディ 映画-ラブロマンス 映画-リメイク 映画-人間ドラマ 映画-実話 映画-戦争 映画-時代劇 映画-歴史物 映画-賞 映画-青春 映画-音楽 書籍・雑誌 説明 音楽 2012年公開映画