インセプション



評価 : ★★★★☆
(2010/7/23公開 アメリカ/WARNER BROS PICTURES 148分 原題『INCEPTION』)

犯罪現場は、お前の頭の中。

久々の映画!
7月末までの映画チケットを貰ってたので行ってきました。
ここのところ時間が合わなくて全然観られなかったので映画鑑賞自体が久々なんだけども。
(あぁあぁ~、アリスやらなんやら観たいものはいっぱいあったんだが、子どもが体調崩したりでなかなか行く機会が取れなかったんだよ・・・)

実は正式な公開は今日からだそうで。
シネコンに行って行き当たりばったりでその時間に入れる映画を選んで入ったので劇場でてから貼ってあるポスター見るまで気づかなかったんだけども、どうやらこれを見た17日は先行上映だった模様。
CM流れてたからもうやってるんだと思ってたよ・・・。

内容は、他人の夢の中に潜入してアイデアを盗み出す企業スパイのコブ(レオナルド・ディカプリオ)が、サイトー(渡辺謙)から成功すれば再び家族のもとで幸せな人生を取り戻すことができるようにしてやるかわりにターゲットの潜在意識にあるアイデアを植え付ける“インセプション”をするよう依頼を受けるのだが、自ら集めた最高のスペシャリスト集団とともにそのかつてない危険なミッションを実行するのだが亡くなった妻モル(マリオン・コティヤール)の影に翻弄され・・・というSFサスペンスアクション。

最初のほうで、なんか『メメント』っぽいな~と思ったら、まさにそのクリストファー・ノーラン監督の作品でした(笑)
ということはさておきとして(そうそう、監督が誰かとかも全くチェックしてないで入ったんだよ、今回は)

いやあ、ものっすごくよくできてた!
映像もよくできてたんだけども(街のカフェでいろんなものが爆発するシーンがあるんだけれども夢の中でCGだと思ったら、実は実写で作ってるんだねアレ)、何より脚本が上手い!
最初のシーンが最後のほうのシーンのアレにつながるのかとか、いろいろ複雑に絡み合うんだけれども最後はパズルのピースがピタリとはまるような爽快感で劇場を後にできました。
ただ、上映時間が長く、情報量がものすごく多い(時間軸がバラバラになった状態で伏線が前後して絡み合う)映画なので疲れる人は疲れてしまうかもしれないなーというのとサイトーほどの権力があれば別に企業スパイにそんなことをさせなくてもいいんじゃ?とか冷静に思い返すと思ったりしちゃったので☆半分減らしました。
でも気分的には★5つ満点に近いくらいで。
ギリギリまで丁寧に作ったんじゃないかなーと感じさせる映画になってました。
そうそう、予告だけ観たら、他人のアイデアを盗むことを強調してる気がしてたけども、本筋は植え付けるほうなんだよね。最初に思いこんでいた先入観と違うものになっていたからかなんか新鮮なものを見たという気がしました。

うーん、久々にCGなどの映像頼りじゃなくて(いや、映像もけっこうすごいんだけれどもね)ストーリーが見応えのある洋画を見たな~という感じがしたので満足です!
個人的にはけっこうオススメ。

# パンフレットは横長小さめ。写真も解説もたっぷりでこちらも読み応えありました。

「インセプション」関連サイト

インセプション

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007 慰めの報酬


評価 : ★★★☆
(2009/1/24公開 イギリス/アメリカ ソニーピクチャーズ 106分 原題『QUANTUM OF SOLACE』)

傷ついた心が、共鳴する。

公開待ち記事が溜まってきたので急遽書いた順にアップ・・・アカデミー賞もあるしな( ̄▽ ̄;)

007シリーズ22作目、ダニエル・クレイグ主演2作目の作品。1月24日鑑賞。

内容は、前作「カジノ・ロワイヤル」で愛した女性を失ったボンド(ダニエル・クレイグ)が、私情の復讐心を挟まずプロとして任務遂行できるか葛藤しつつ、家族を殺され復讐の機会を窺う謎の女カミーユ(オルガ・キュリレンコ)と共に闇の組織へ立ち向かっていく姿を描いたサスペンスアクション。

前作のラスト直後(一応、設定では10分後だか1時間後だか)から始まる物語で、人間関係などの説明は一切ないので前作おさらい必須です。
知らないと多分、度々出てくるヴェスパーという名前が何者かわからないし、ボンドがなぜ誰に対して復讐の気持ちを持っているのかというのがわからないと思います。
一応、前作とは敵ボス(?)が違うので本作だけでも見られないことはないと思うけど、知ってるのと知らないのとでは全然違うだろうなあ・・・。

冒頭から中盤まではダイ・ハード?マトリックス?ジェイソン・ボーンのシリーズ?みたいなシーンも多々でしたけど、前作に引き続いてハードボイルドっていうかリアル(?)なエージェント像でした。
(でも個人的には同じようなアクションモノであればジェイソン・ボーンシリーズのほうがストーリー的にもアクション的にも上じゃないかなあと思うけどね。多分、今までのジェームズ・ボンドのイメージが強すぎてまだどうにもしっくりきていないというのが大きな原因だと思うので好みの問題かとも思いますが)

それにしてもなんか暴力シーンがますます多くなってない?
本作の根底にあるものが登場するボンドガールの背景も含めて「復讐」なので致し方ないのかもしれないけれど。
しかし主人公が愛する女性を失って復讐心で更に・・・っていう設定はわからなくもないが、あれでPG指定とかつかないのが不思議だ・・・。あまりにも淡々と殺してしまうのでスパイっていうよりも暗殺者?って気すらしたくらい。

そういう意味であんまり007っぽくはなかったかも。
あ、セクシーさもなかった気がするなー、終始渋かった。
ボンドがダニエル・クレイグに変わってからはコメディ要素がまるでなく、渋いアクション路線に変更になっててそれは全然構わないんだけど(Qの発明品?がないのがちょっと寂しいが)、新ボンドの年齢設定が28~31ってのだけがちょっといただけない気が( ̄▽ ̄;)(←パンフレットか何かで見た情報)
あちらの方って日本人の見た目年齢よりも老けて見えるし、そもそもダニエル・クレイグの実年齢って・・・たしか前作(2006年公開)で38歳とかなんとかだったから・・・サバ読みすぎじゃね?( ̄▽ ̄;)

そーそー、映画とは直接の関係はないんですが(←ストーリーに関係するとかそういう意味ではないという意味です)、iKnow!って語学学習サイトがあるんですけれど、そこに007の映画関連(裏話的なもの)の映像などが出てますね。語学学習ついでに見てみるのもいいかもです。

# パンフレットは前作に引き続いて大型(-"-; 棚に入りにくいので個人的には普通サイズにしてほしい・・・。情報量はそこそこありますがね。

※ カテゴリータイトル、悩んだんですけど、「007」(ダブルオーセブン)シリーズとして「た行」に登録しました。

「007 慰めの報酬」関連サイト
007/ 慰めの報酬 -オフィシャルサイト-

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容疑者Xの献身


評価 : ★★★★☆
(2008/10/4公開 日本/東宝 128分)

その愛は、解けない

ガリレオが苦悩する、その謎とは?

10月15日鑑賞。(今はいつ・・・?)

なるほどね、だから「容疑者Xの『献身』」なのか・・・。 ラストにはすべてがつながってタイトルそのままの内容だったということがわかります。
「ガリレオ」というタイトルを出さないあたり、力の入れ方が違うなとは思っていましたが、石神(堤真一)に焦点をあてた映画にしてたからなのかな。

そういうわけでかどうかはわかりませんが、今回はドラマ版のように、それは必要なのか?と毎回思うような変な数式(あれ毎回書いてるけど書きながら解くような意味あるの?画的にあったら面白いだけ?)を書きなぐりながら推理の答えを導き出していくシーンはなく、ただ静かにストーリーが進行していくのでテレビ版のようなノリを期待すると裏切られます。
でも湯川(福山雅治)の人間的な一面を垣間見られたり映画的な作り(演出)になっていたので、いい意味で裏切られたかも。

内容は、貝塚北警察署管轄内で顔を潰され指も焼かれて指紋を消された男性の死体が発見され、内海薫(柴崎コウ)と草薙俊平(北村一輝)が、被害者の別れた妻・花岡靖子(松雪泰子)へ聞き込みに向かうのだが彼女は娘と映画館にいたという完璧なアリバイがあったため、“ガリレオ”こと湯川学(福山雅治)に相談を持ちかけてみたら、偶然にも靖子のアパートの隣に住む高校の数学教師・石神哲哉(堤真一)が、湯川の学生時代の親友だったことが判明。石神は湯川が自分の知る限り本物の天才とは彼のことだと評するほどの頭脳の持ち主だったのだが、やがて湯川は石神がこの事件に関わっているのではと疑念を持ち始め・・・というミステリー。

はー、松雪泰子と堤真一はうまいなー、観てて安心できる役者だー。
松雪なんかこの前観たのってデトロイトメタルシティだから真逆すぎ・・・本当に同じ人( ̄▽ ̄;)?
で、劇中で、石神(堤真一)が「湯川(福山雅治)、君は相変わらず若々しいな、羨ましいよ・・・」というセリフがあるんだけど、ホントに福山は若々しいね。ホントに年を経ているのか・・・?
(まあ、男性は女性と比べて特に老ける速度が遅い気がしますが)

それにしても堤真一はいい役者だわー。
彼は森田芳光監督の『39~刑法第三十九条~』の時から注目しだした人だけれど、今回はこれまた役に深みが出たというか・・・。本来、彼はガタイがよくてドンと構えたような雰囲気が似合うはずなのにボソボソ喋る抑えた演技のせいか老けて疲れた感じがよくでてたし。特に「僕には友達はいないよ」と「この事件の真相を暴いたところで誰も幸せになれないんだよ」というセリフは印象的でした。
あと、天井一面に出てくる四色問題。あれは、石神の内面を表しているようで実に面白い。
ただ、あんな大きな犠牲(謎)を払ってまでなぜ?という答えとして、湯川が「石神は、容姿を気にするような人間ではなかった。僕はあの瞬間に気づいたんだ。彼は恋をしている、とね」というセリフにはイマイチ賛同できるようなできないような感じがしましたが・・・。
なんかな~・・・「恋」とはちょっと違う感じがするんだよなあ~、「家庭」とか「家族」とか「仲の良い親子の平穏な日常」とかそういう身近な幸せへの憧れの気持ちのほうが強い気がする。お隣の生活音を聞くことで自分もその一員になれているような幸福感があったのではないかと・・・あぁ、うまくまとまらないな、自分で何を書いているんだかわからなくなってきた( ̄▽ ̄;)
原作だとそういう感情より「恋」の感情のほうが大きいのだろうか?時間があれば一度読んでみたいかも。

んー、いろいろ書きたいけれどこのテの作品はどこまでネタバレしていいのかわからないからなぁ~。
いろいろな意味で観る価値ある作品だと思うのであまり事前に内容に触れずに純粋に観てもらったほうがいいかもです。

しかし。
とっても深みのあるいい作品なのに、後に残るものが何もないのが残念。
なんで何も残らないんだろう?
切なさとか運命とか才能はあっても運・不運で人生これほどまでに違うのかとかそういう人間が普段向き合わないような面と向き合うこととか真実を暴くことは必ずしもいい結果ではないとか愛っていろんな意味で罪だとか幸せってなんなんだろうとかいろいろ考える要素は充分だし、丁寧に作りこまれている作品だとは思うんだけど・・・ん~、全体的に地味だからかなあ・・・?
ストーリー的にはテレビでやってた科学(物理?)実験とか関係ない話なのでわざわざ映画にしなくてもテレビの2時間スペシャルでもいいんじゃ?みたいな地味~な話だもんな~。
それともテレビのような遊び的な要素を排除してるから、テレビドラマの先入観を裏切られてるからかなあ?
宣伝ポスターには福山&柴崎を前面に押し出してるけど、実は堤&松雪がメインの映画になってるからかなあ?
個人的には好きな映画なんだけどねえ・・・。

あ、KOH+の主題歌『最愛』、この映画にぴったりでよかったなあ~・・・。
テレビ版の『KISSして』とは違ってバラードなんだけど、歌詞も曲調もぴったりしっくり当てはまります。
ラストの堤真一の慟哭にかぶせると涙が止まらないでしょう~!

# パンフレットには原作者コメントやテレビドラマ版解説も入ってます。

「容疑者Xの献身」関連サイト
容疑者Xの献身(映画)
東野圭吾『容疑者Xの献身』特設サイト|文芸春秋
東野圭吾ガリレオシリーズ特設サイト『倶楽部ガリレオ』|文芸春秋

映画版も文芸春秋版もどちらにも四色問題が出てきます。
一応、解いたけど(そして文芸春秋のほうではプレゼントの壁紙とスクリーンセーバーももらったけど)「美しく」解くってどうするんだろうね?文芸春秋版の四色問題のQ4の美しい解き方がさっぱりわかりません・・・_| ̄|○

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20世紀少年 - 第一章 - (終わりの始まり)


評価 : ★★★☆
(2008/8/30公開 日本/東宝 142分)

世界が終わろうとしています。
ぼくらの"ともだち"によって―。

9月10日鑑賞。(そして今日は12月・・・)

おいらは原作の漫画を知らないので原作と比べてどうというのはわかりませんが、三部作の一作目としてはまあまあなのかなーと・・・最初、映像がテレビ的だったのでがっかりしたんだけど(テレビ局が製作に携わってるのでしょうがないかなとは思うが、ところどころ火曜サスペンス劇場っぽいのはなんとかならんのか・・・?)、原作を知らない者に原作への興味を抱かせるには充分の内容だったかと思います。
とりあえず早く続きが観たいと思ったからね。(次回予告の作り方は上手かったな・・・)

内容は、コンビニを経営しながら失踪した姉キリコ(黒木瞳)の赤ちゃんカンナの面倒を見ているケンヂ(唐沢寿明)がまだ小学生だった頃(1969年)に書いた、20世紀の終わりに人類滅亡を企む悪の組織とそれを阻止する正義の味方の物語“よげんの書”が、1997年に謎の教団を率いる正体不明の教祖“ともだち”の手によって実現されようとしているのをかつての仲間たちと共に阻止しようと立ち上がるのだが・・・という、漫画家・浦沢直樹の同名人気コミックを、原作者自らが脚本に関わって堤幸彦監督が実写化した未来サスペンスストーリーの第一部。
 
無駄に豪華な登場人物が多すぎる上に場面展開があっちこっちいくもんだから誰にも感情移入できないまま終わってしまったのは残念だったんだけど、もしかして漫画もそういう感じなのか???(いや、チラシの裏に原作と実写のキャラを並べてる一覧があったんだけど、やたら人が多かったので・・・)
まあ感情移入できないってのは普通なら致命的なんだけど、続編予告観た限りではこれはただのプロローグだと考えたら別に不満になるほどでもないかな。
それにしても手塚治虫風というかなんというか・・・あとアレってゴジラ?え、それってオウム真理教?あんた、X JAPANの真似?みたいなどこかで見たような~・・・がいっぱいあったような・・・。
なんだろう、どことなく懐かしさをともなうような(親世代の人達が子どもの頃に思い描いた世界征服するロボットとかそういうのを現代アレンジなしにそのまま実写にした感じの)映像と演出でございました。あ~20世紀(の1970~1990年代くらい)ってきっとそうだったよな~っていう懐かしさとでも言えばいいのかなあ・・・うーん、説明が難しいな。
最後はいいところで切ってあって次の場面へ向かったので「えぇぇっ!?」と思ったり、ラストに出てきたの誰?って思ったりしたけど(それは後で誰かわかったんだけど、時間軸の場面展開早すぎ・・・)、まあそれは連作ではアリな構成なのでまあOK。
しかし前半のサスペンスっぽいような感じはよかったんだけど、トヨエツが出てきたあたりから演出が失速していったような気がするのは気のせいか( ̄▽ ̄;)?(いや、あれはトヨエツが悪いんじゃないんだけど・・・)
この調子で3部作突っ走られるとそれはそれで問題かもなあ、プロローグだけなら許せる範囲だけど・・・まあ端役まで原作と似ている(んだよな?)豪華キャストを揃えたことと続編への期待値を込めて評価★3.7ってとこですかね。

それにしてもミッチーとオリエンタルラジオの使い方ってどうなの・・・?

そういえばAmazonでDVD検索した時に終わりの始まりってサブタイトルついてたけど映画公開時ってついてたっけなあ・・・?(記憶の彼方・・・)

# パンフレットは・・・・・あれ、どこ( ̄▽ ̄;)?(ぉぃ)

「20世紀少年」関連サイト
20世紀少年 ※ リンク先は2008/11/21から第2章にリニューアルしています。

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ダークナイト

※ この記事は後日、追記します。

評価 : ★★★★★
(2008/8/9公開 アメリカ/ワーナー 152分 原題『THE DARK KNIGHT』)

最凶の敵が、来る

本日、8月11日に観てきました。
おいらが観た当日中にレビューを書くなんてどのくらいぶりだろう・・・でも書かずにはいられない!
(とゆーわけで息子は無駄に疲れさせてとっとと寝てもらった( ̄▽ ̄;))

今年の1月22日に複数の処方薬による急性中毒で28歳という若さで亡くなったヒース・レジャーの遺作かもと思ったので(※実は亡くなる直前まで撮影中だった『パルナッサス博士の想像力』が撮影したところまでそのまま使ってその後のシーンは代役をたてての撮影続行となったので遺作にはならなかったんだけど)、これはぜひにと思い以前からチェックしていたので観に行ったのですが、

クオリティ高っΣ( ̄ロ ̄;)!!!

なんだ、このアメリカン・コミック原作とは思えないほどのクオリティの高さは・・・(・∀・;)
アメコミ原作ってのはやっぱりコミックの世界観ってのが普通は出るんだけども、どっちかというと狂気のリアリティを追求したつくりになっています。ティム・バートンが作ったバットマンとは描く方向性が違い過ぎだなー、シリーズとしては同一に並べられるんだろうけれど、まったく別物だと思ったほうがいい。クリストファー・ノーラン監督、ある意味、天才じゃないか?

そして、

ジョーカー役のヒース・レジャーがかなり怖すぎ( ̄ロ ̄lll)

メイクが最初から崩れ気味だからなのか、迫真の演技というよりも鬼気迫る怪演ぶりが際立ってて主役を喰ってたからか、はたまた本人が本当に死んでしまったからかはわかりませんが、圧倒、そして完敗(おいらの負け)。(←何に負けたのかはよくわからんが( ̄▽ ̄;))

なるほどねぇ~、こりゃイギリスで年齢制限が不適切とか言われて騒がれるわけだ・・・。
外国のほうが日本より年齢制限の上映規制が厳しかったりするんだけど、アメリカではPG-13(13歳未満には不適切な場面ありと保護者に強く警告するもの)、イギリスでは12A(12歳未満は要保護者同伴)がついてました。
日本は?というとおいらの見落としでなければ何もついてなかったはず・・・たしか劇場の上映スケジュールの欄に指定がついていると記載があるんだけど見当たらなかったので。
・・・まあ、いくら夏休みだからってちびっ子は観ちゃいかんわな~、アメコミだからってなめちゃいかんよ、あの怪演ぶりはちょっとしたトラウマになるかもしれんぜ( ̄▽ ̄;)

まあそんな感じで・・・残りの補足レビューは近日中に書きますが、総合評価は★4.7くらいかな。
ヒース・レジャーの狂気たっぷりの存在感で、ちょっとした不満部分(アクションがちょっと少なめか?とか2作目にしてヒロインが交代とかいろいろ)なんかふっとんだので★は5つにしときました。あのヒース・レジャーは怖いけど観る価値あると思うよ!

・・・てなわけで取り急ぎ速報まで。

# パンフレットは700円。まだ途中までしか読んでいないのだけど、この映画に関するサイトが30以上もあるとか(主要人物ごとのサイトがあったり、劇中の警察や鉄道や貿易会社やレストランのサイトまでもが作られているとか!)、おおっと思うようなネタも書かれていたりします。惜しいのは亡くなったヒース・レジャーのインタビュー記事がないこと~・・・間に合わなかったんだろうなぁ。あんだけの演技をしたんだからインタビュー記事を読みたかった・・・。

「ダークナイト」関連サイト
ダークナイト

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L change the WorLd


評価 : ★★★
(2007/2/9公開 ワーナー/日本 128分)

もう、誰も失いたくない ― L、最期の23日間。

※このAmazonリンクは本編ではなくメイキング(?)DVDです。

公開してけっこうすぐに観に行って2月12日に下書きしてたんだけど記事公開を寝かせていました。
なんでかっていうとー・・・個人的にものすごく消化不良だったんだよね・・・で、その時のやり場のない怒りをどわーっとネタバレ全開で書いていたので冷静になってから推敲しようと思って(-"-;
あ、松ケンはLモード全開で頑張ってたと思うよ!
でも、いろんな意味で残念な映画になってました。
正直、Lしか観るとこがないんだよな・・・でもアイドル映画というわけでもなさそうなのでなーんか中途半端っつーか・・・もうちょっとなんとかならんかったのか、と思うんだがなー。

内容は、夜神月とのデスノートを巡る戦いに終止符を打ったL(松山ケンイチ)のもとに、亡きワタリ(藤村俊二)宛ての贈り物としてタイで消滅した村の唯一の生存者の幼い少年BOY(福田響志)がやって来る。ほどなくして、真希(福田麻由子)という少女も研究所で事件に巻き込まれてワタリ宛にあるモノを持ってくるのだが、2つの事件の裏には同じ人物がいて世界を滅ぼそうとしているのがわかり、Lは最期の23日間をこの事件に懸けるのだが・・・というストーリー。

まず、そもそもの脚本がサイテー(゚Д゚)クワッッ
この脚本を書いた人もこの脚本でOKした製作サイドもどうなってんだ?と思う。
使い古しのハリウッド映画ネタか?というような観たことあるようなシーンや展開・・・おまけにそのオチはなんだというラスト・・・(-"-; (怒)
素人目に見ても、それまでの展開からしても「えええっ!?Σ( ̄ロ ̄lll)」と言いたくなるようなシーン多々。
観ている間ずーっと内心「えっ、こんなところで!?」「ハァ!?」「ありえない・・・」「えっ、なんで?」の連続・・・ついでにおそらく原作デスノートを製作サイドがきちんと読んでいないであろうと思われる矛盾も多々。(特にラスト)
ネタバレは極力控えて書くスタンスなので具体例は今日は書きませんが(多分、後日追記予定)。
Lにしたって頭脳戦は得意だけど体力戦はダメって設定になってるみたいだけど(と、映画の中で工藤夕貴が言っていた)原作ではどっちもOKなはずなんだよ(ライトとテニスの試合とかしてんだよ)、だけどあれじゃあただの犯罪捜査オタクの引きこもりじゃんよ・・・。
あと、工藤夕貴と高嶋政伸の演技がこの映画の中ではなぜかとても浮いていて違和感を感じました。キャラを作ってるんだと思うんだけどものすごく不自然だったんだよな。環境保護を目的にしていた人がテロリストになるっていう設定もアレなんだけど(求めるところが極論すぎるというか飛躍しすぎではないかと( ̄▽ ̄;))。
そして南原清隆があまりにもミスキャスト過ぎて誰だこの人選をした奴はっ!?と本気で怒りたくなるほどでした・・・あ、べつに彼そのものが嫌いというわけではありませんので誤解なきよう。あの役をやらすには人選が最悪という意味です。まあ、演技が下手で浮きまくりだということもあるんだけれど(多分、テレビドラマのチョイ役ならば許される範囲だと思うけど映画ではなー、しかもあの役ではなーという不満)、それ以前にあの人にFBIの人をやらせること自体がかなり無理がありすぎるし彼が画面に出るだけで映画の雰囲気が壊されていくので・・・(-"-;
シリアスの系統にしたいのかコメディにしたいのかオカルトちっくなものを作りたいのかどれだ(-"-;!?(怒)
余計な笑いのエッセンスなんかいらないんだよっ(゚Д゚)!
しかも笑えたならともかくとして全く笑えないんだよな、これが・・・あまりにも笑えなさすぎて哀れですらあったほど・・・。
学芸会・・・?とすら思いました。なんか、すべてが浮いている・・・「映画」にするにはあまりにもお粗末な脚本に合掌(T-T)
多分、前作の映画「デスノート」の人気とそこに登場したL(松ケン)人気にあやかって作ったんだろうなーとは思いますが、あまりにも脚本に手を抜きすぎじゃないか?頭の良い人間達のやりとりとは思えない展開と予想できるラストにおいらはがっかりでした(-"-;

ついでに、今回「リング」の中田監督に監督をさせたのはあまり意味がなかったような気がします。
ていうかむしろ前のほうがスピード感があってよかったような気すらする・・・。(どーでもいいけど中田監督の映画ってよく柳ユーレイが出てるよなー・・・)

あああー、松ケンはよかったのにー・・・。
ワタリを失くした喪失感とか、研究所の鶴見晋吾とか、平泉成とか、敵の佐藤めぐみはよかったのにー。
あの子役の男の子もラストがアレで原作とかみあってない設定で終わるのでなければよかったのにー。
ラストの曲もよかったのにー。
松ケンの頑張りに★1つ足して3つで(T-T)(脚本だけならばあれでプロか!?と思うので☆1個か0個じゃ(゚Д゚)クワッッ)

ちなみに、基本的にはスピンオフ作品なので前作のデスノートを観てなくてもある程度はわかるように作られていると思いますが観たほうが冒頭の部分はわかりやすいかも。


「L change the WorLd」関連サイト
L change the WorLd 公式サイト

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スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師


評価 : ★★★★
(2008/1/19公開 ドリームワークス/ワーナー・ブラザーズ/アメリカ 117分 原題『Sweeney Todd:The Demon Barber of Fleet Street』R-15

いらっしゃいませ。そして、永遠にさようなら。

2月6日に観てきました。
ゴールデン・グローブ賞を受賞していたりアカデミー賞主演男優賞にノミネートされちゃっているわりにはグロいと評判だったけれど、はぁ、なるほどね~・・・まあ、R-15指定になるのは当然だろうなー。
Yahoo!で中途半端~な評価(3.54)しか出てなかったのも両極端の賛否両論が多いのもわかる気がしました、まさに観て納得。

内容は、19世紀のロンドンのフリート街で美しい妻と生まれたばかりの娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)が妻に横恋慕したターピン判事(アラン・リックマン)の陰謀によって無実の罪で流刑にされてしまうのだが、15年後に船乗りアンソニー(ジェイミー・キャンベル・バウアー)に助けられてスウィーニー・トッドと名を変えて街に戻ってくるところから始まる。しかしパイ屋の女主人ミセス・ラペット(ヘレナ・ボナム=カーター)から妻は自殺し、娘はターピンのもとで養女にされ幽閉されているという現状を知らされて絶望したトッドは理髪店を再開してターピンへの復讐を誓い・・・というサスペンス・ミュージカル。(若干ホラーテイストあり)

あれは血しぶきドバーッ!とかおどろおどろしい雰囲気とかミュージカルとかゴキブリがうろつきまわる不衛生な環境が画面の中で繰り広げられているのを目にしても大丈夫とかそういう耐性がないと受け入れられないだろうなぁ・・・とにかく万人に受け入れられるタイプの映画ではないです。ちょっとでも苦手要素がある人はやめたほうが無難かも・・・。
おいらもハッキリ言って他人にオススメできるかと聞かれると困るんだよなあ・・・よく出来てはいるんだけど、正直に言って心に残るような「いいお話」ではないんだよね・・・こういう雰囲気が好きな人にはオススメできるけど普通の人にはすすめられないなー、特に妊婦さんには胎教に悪いよーと言ってしまうかも・・・(謎)

おいらはそれなりの覚悟をして行ったからかそれともすでに今まで観てきた映画で麻痺しているからか(?)全然平気でいつグロくなるんだろうとドキドキしている間に終わってしまい、後から思い返して「あぁ・・・フツウの人はこの映像がダメなのかー」と思いました・・・どうしよう、おいら、人として・・・_| ̄|○  
でも、だいたい血が「真っ赤なインク!」って感じの色で不自然に赤すぎるし、冒頭の血にいたっては明らかにCGだしさ!それにグロいって言ってももっとグロくて観るにたえないほどのえげつない映画は他にいっぱいあるしさ!(←どういう言い訳?)

ストーリー自体は先読みできてしまう展開をしていくからべつにどうってことないんだけれど、登場人物の演技力と全体の薄暗いどことなく寂しげな影を背負った雰囲気と、ある意味スゴイ演出(謎)に助けられていてよく出来てました。あのミセス・ラペットの叶わぬ妄想が色鮮やかなのもいい演出だったよなあ~、コミカルにさえ見えるんだけどそれがかえってカワイソウな感じが強調されて。
それにミュージカル原作の映画でもこんなに歌ばかり出てこないよなってくらい8~9割くらいミュージカル(セリフのほとんどが歌)で貫いているのと、歌自体がよく出来ていて曲調も歌詞も映像にぴったりと合っていたので(歌に関しては上手いかどうかは微妙かな~子どもが一番上手かった気がするし・・・充分に聴けるレベルではありますが他のミュージカルのほうが上手いかもしれませんけど)個人的にはよかったと思います。
ただ一曲I'll steel you, Johanna~♪(君をさらいにいくよ、ジョアナ~)っていう歌がね、もういいじゃんってくらいしつこく繰り返されて頭に残りすぎるのがちょっと・・・いいよ、若者の一目ぼれの歌なんてどーでも・・・( ̄へ ̄;)

あと、ラストの終わり方がちょっと・・・。いや、あれはあれでいいんだろうけどさ。多分、ラストをあのカットで終わらせたくて作ったんだと思うくらいラストは「あぁ・・・やっぱりねぇ」って感じで終わるんだよ(伝わるかな( ̄▽ ̄;))
でも、結局、あの人とあの人とあの人はその後どうなったの?ってのがあって、それはもしかしたらわざと見せないようにしたのかもしれないんだけど(そのほうがラストのカットが芸術的にさえ見えてくるというか活きてくるからね)、なんとなーく端折られた感じがするんだけどどうなんだろう・・・?
まあ、このテの話はキレイに終わりすぎてもイマイチになるからかな・・・?
(・・・よく考えたらどっちにしたってキレイな終わりではないか・・・( ̄▽ ̄;))

あ、それと、フツウの人はミンチやミートパイが食べられなくなるかもです・・・おいらは平気でしたけどダメだという人もいたようなので・・・理由前半に一つと後半に一つでてきます・・・おいらはどっちかっていうと前半で「うげぇぇぇ、食品衛生法とかないのかっ、この国はっ!? Σ( ̄ロ ̄lll)」と思いました・・・後半のはセリフと映像でなんとなく示唆するけどそのものずばりが出てくるわけじゃないから~・・・あ、いや、粗引きのアレ(謎)はでてきたか( ̄▽ ̄;)(謎)

それにしてもあんなにダークな雰囲気の青っ白いメイクが似合う二人ってそうそういないんじゃないかってくらいピタリとハマっていたよなあ・・・コスプレ(?)似合い過ぎ・・・(笑)
あとどうでもいいんだけど、「ハリー・ポッター・・・?」って思うくらい画質とか俳優が被るのですが気のせい・・・?
まあね、ヘレナ・ボナム=カーターはティム・バートン監督映画では常連なので(結婚はしていないけれど一緒に住んでるし2人の間には子どもも2人いるし)ともかくとして、アラン・リックマンとティモシー・スポールが揃ってしまうとおいらの目にはどうしてもハリーっぽく見えるんだよなあ・・・映画全体のカラーもあんな感じだし。

あ、そうそう、パンフレット読んで「へえー」って思ったんだけど、スウィーニー・トッドって伝説の人物のようですね。どこまで史実なのか知りませんが、そういう殺人鬼はいたといかいう話のようで(ただし実在であるという確認はとれていないようなので都市伝説かもしれないとか?)それがこの題材になったようです。
本作品は、ティム・バートン監督×ジョニー・デップという名コンビ6作目のタッグで話題になりましたけれど、以前にも「スウィーニー・トッド」というタイトルでアルバトロス配給で1997年に映画化されているみたいです。おいらは観ていませんがストーリー概略を観る限りでは、ある宝石商を追ってきた人がトッドの店でその宝石商が消息を絶ったのをつきとめて調べてみると他にもトッドの店で消息を絶った人が次々にいることがわかって猟奇事件へと発展~とかなんとかいう話らしいので今回のとは若干違うみたい。・・・まあ、内容が内容なので特別観たいとは思いませんが( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは700円。けっこう分厚いです。役者インタビューや音楽解説や伝説背景など盛りだくさんの内容ですが、キャスト紹介ですでにネタバレと思える配役紹介がそのまま書かれているので買う人は観てから読むほうが無難でしょう・・・。あと、子役の紹介は入れてくれよ~、ちょい役じゃなくてキーパーソンなんだからさ~!(゚Д゚)

「スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師」関連サイト
スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師

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ボーン・アルティメイタム


評価 : ★★★★☆
(2007/11/10公開 アメリカ/ユニバーサル/東宝東和 115分 原題『THE BOURNE ULTIMATUM』)

REMEMBER EVERYTHING 11.2007 FORGIVE NOTHING

えーと、こちらもなんだかんだで公開が遅れた記事ですが、12月1日に観てきました。12月2日に下書きを書き始めたというのに公開までに何日かかったのだろう・・・で、結局これが年内最後の一本となったわけです( ̄▽ ̄;)

※ この記事は公開順でトップに来るよう本日付け公開にしていますが、後日、公開日時を執筆日時に修正して2007年に鑑賞したことがわかるようカテゴリ修正します。

内容は、記憶を無くしたところからスタートする2002年公開の第一作「ボーン・アイデンティティ」、恋人と新しい人生を歩みつつあったのに過去の記憶に秘められた真実を辿ることとなる2004年公開の第二作「ボーン・スプレマシー」につぐジェイソン・ボーン・シリーズ第三作目。CIAの極秘計画トレッドストーンによって過去の記憶を消され、究極の暗殺者にされたジェイソン・ボーン(マッド・デイモン)は自分の過去の断片を辿っていくうちにある日の新聞記事がきっかけでトレッドストーンのアップグレード版のブラックブライアーという計画があったことがわかりそのネタを追いかけている記者サイモン・ロス(パディ・コンシダイン)と接触するのだがCIA対テロ極秘調査局長ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)の手が迫り・・・というスパイ・アクションの三部作完結編。

前回、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の時に続編って前作を上回るのが難しいというようなことを書いたのですが、これはもしかするとシリーズ最高の出来かもしれない。
とてもよく出来てて面白かったです。
まあ、ストーリーは三作目ともあって観ているこっちがボーンの頭のよさ(臨機応変というか頭の回転が速いという意味)やどんな窮地に追い込まれても必ず不死身という状態に慣れきってしまっていたため、あんまりドキドキはしませんでしたが(あくまで個人的にです、普通の人はドキドキハラハラだと思います( ̄▽ ̄;))、今までの謎・疑問のなんで?が決着し、テンポもよく、いい余韻を残して一応きれいに完結したように思います。(・・・もしかしたらサイドストーリーとかエピソード1みたいな作り方で続編が出るかもしれませんが一応タイトルの「ULTIMATUM(最後通告)」通り、三部作はこれできっちり終わりですよって感じの終わり方だったので納得の完結かな)
記憶を取り戻していく上で人間的な深みもでてたし、感情の動きも見えたし、エンディングの曲もバッチリだったし、前評判通りカッコよくまとめあげた上質の面白い映画になっていました。

ただ、だったらなんで満点じゃないのかというと~・・・( ̄▽ ̄;)
緊張感とかスピード感とかアクションの激しさを演出したカメラワーク(あれは手持ちカメラか?)なのだろうと思いますが、映像ブレ過ぎのシーンが多様されすぎていたような気が・・・けっこう前のほうの席に座っていたおいらには物語の醍醐味ともいうべきアクションシーンの映像が見づらくてちょっとしんどかったんですよね・・・。
あのカメラワークは演出だろうなーとはわかってるんだけど、おいら自身が手持ちカメラのブレブレ映像が苦手っぽいんだよなー・・・昔、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を観た時も最後の最後で気分悪くなっちゃって(あれはひどかった・・・)・・・あれからなんかどうにも苦手意識があって( ̄▽ ̄;)
後ろのほうで観ていたらまた違ったんだろうけれど全席指定でそこをあてがわれたもので・・・行った日が映画の日のファーストデーだったってのもあるんだろうけど人気でさー、40分前に着いたんだけどその時によさげな空席がそこしかなかったもんでしょーがなかったんだけど( ̄▽ ̄;)
んー、DVDがでたらまた観るかも。

# パンフレット・・・どこやったかなー・・・( ̄▽ ̄;)(年末に大掃除したので最近こんなのばっかり・・・)

「ボーン・アルティメイタム」関連サイト
ボーン・アルティメイタム

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青の炎


評価 : ★★★
(2003/3/15公開 日本/東宝 116分)

世界の“NINAGAWA”が描く―17才の魂の鮮烈な輝きと挫折―

これもテレビ放映の深夜映画で観ました。おかげで寝たのは放送終了後の早朝5時過ぎです・・・_| ̄|○

まあ、それはどうでもいいとして(・・・いいのか( ̄▽ ̄;)?)。

内容は、17歳の高校生・櫛森秀一(二宮和也)が、10年前に母と離婚した継父の曾根隆司(山本寛斎)が家に舞い戻り傍若無人に振る舞って母・友子(秋吉久美子)と妹・遥香(鈴木杏)に暴行をはたらき今までの家族三人の穏やかな生活を脅かすようになったため警察や弁護士に相談するのだが、問題が解決できないと悟り、やがて自らの手でインターネットや本などから情報を集めて完全犯罪計画を練り上げて実行するのだがその完璧なはずの計画も綻びが見つかり・・・という若者の心の葛藤も描いたサスペンス。

うーん、個人的には微妙~な映画でした。
何が微妙って主人公の二宮和也とコロンボかと思うような刑事役の中村梅雀はOKとしてもなあ・・・なんというか、あやや(松浦亜弥)のセリフの喋り方がこの作品と合わないっていうかものっすごく浮いててあの喋り方を聞くと途端に「アイドル映画( ̄▽ ̄;)?」と思ってしまうんだよね・・・彼女、他のドラマとかならともかくこの映画では黙ってるほうがいいよ~・・・。
あと、ちょい役の唐沢寿明と竹中直人は出演する必要があったのかどうかが謎だ・・・あまりにもキャラが濃いのでストーリーと関係ないのにそこだけ浮いて見えてしまう・・・多分、笑える要素の一つに置いたのかもしれないけれど全体の雰囲気をそうやって緩和する必要があるのかどうかはちょっと謎だ・・・だって「あれっ?」って一瞬でも作品から現実へ引き戻されるもんね~、もしかしたらそういう演出なのかもしれないけどさ、おいら的にはびみょー( ̄▽ ̄;)

ストーリー自体はちょっと大雑把な感じだけど多分原作をぎゅっとまとめようとしたらこれはこれでなかなかいい長さにまとめられてるんじゃないかなーと思うのでよかったと思うし、主人公がアイドルというにはもったいないほどの好演をしていたので、詰めが甘いっつーか、ちょっと惜しいなーという感じがしました。もうちょっと犯罪にいたるまでの気持ちの持っていきようとかプロセスとかを掘り下げられたら更によくなったんじゃないかなーと思いますが。
あの家庭環境にある17歳の少年が犯罪に手を染めるまでの葛藤って大変なもんだと思うよ、この少年ってのが根っからの悪い奴っていうんじゃなくて家族を守ろうとしての犯行であっていい奴だから特にさ~。
嘘をついたらその嘘を隠すためにまた嘘を重ねるということが表しているように、些細な偶然から綻びが拡大してだんだんと転落していく様はちょっと簡単にそうなっていきすぎてる気がしてそんなあっさり進んでいっていいものか?とすら思いました。

んー、多分、何が惜しいって・・・最後、何も残らないんだよなぁ・・・全体的に地味~で動きがほとんどない(出てくるシーンは同じ場所が多い)ので、印象に残るシーンとかがあんまりないというか・・・あ、でも博物館?か何かの長いエスカレーターは印象的だったかも。でも水槽とか主人公がガレージを部屋にしてるのとかはさっぱり意味わかんね・・・( ̄▽ ̄;)
おいらは原作を知らないんだけど、あのラストはいかがなものか?ってのもあるんだよなー。いったい原作のラストってどんなのなんだろ。(あ、ちなみに、原作は『黒い家』の貴志祐介氏だそうです)
まあ、興味は抱くけど、別に知っても知らなくてもいいやって感じがするんでやっぱり評価は微妙です( ̄▽ ̄;)
映像は味があるというかキレイなんだけどね~、ちっちゃくまとめたな~って感じかな(エラソー( ̄▽ ̄;))。


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青の炎

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DEATH NOTE デスノート the last name

※ Amazonリンクの検索をしましたが、DVDがまだありませんでしたので後日。

評価 : ★★★★
(2006/11/3公開 日本/日本テレビ/ワーナー 140分)

2冊のデスノート。衝撃は増殖する。

そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ

11.3-誰が死に、誰が生き残るのか。

先日、テレビ放映を観て酷評したはずの『デスノート 前編』なのですが。
Yahoo!Japanのユーザーレビューの評価が4.54と異常に高い数字を出してる上に、前編を観てダメだこりゃって言ってた人ですら後編は良かったと評価を上げているじゃーあーりませんかー Σ( ̄ロ ̄lll)

なんで(・∀・;)?(素朴な疑問)

・・・というわけで興味を持ったので、予定日前日(!)だったのですが、腰痛がひどいだけで全然兆しがなさげなので、先日ワーナーマイカルで貰った12月15日まで有効期限の15周年記念の映画鑑賞チケット割引+ポップコーンS無料チケットを使いに、腰痛対策のビーズクッション持参で観に行ってきました( ̄▽ ̄;)(←チャレンジャー)
朝イチを狙ったのですが、昼イチですらチケット完売。
グッズ売り場には「以上の商品はただいま品切れ中です」って貼紙がしてあって、サントラとミサミサの指輪以外の商品が完売状態・・・ちょっと待てよ、3日に公開になったばかりだろ!?
何、その人気・・・( ̄ロ ̄lll)?(驚)

とりあえずパンフレットを買ったけど遅くなるし腰痛いしもういいかー帰ろうかなーと思ったものの、なんとなくせっかく来たのに悔しいので近くのスターバックスで10周年記念でカスタム無料だ~とか言いながら時間潰し。ちょうど店員さんにまんまと勧められて10周年限定タンブラーを買ってしまい、お茶を飲んだりして次の上映開始を狙って結局観てしまったという・・・今日はやたらと下のほうで動きまくるので(道を広げているのか?)途中で破水したらどうしようとかも思ったんだけど、まあ大丈夫かなって・・・( ̄▽ ̄;)(←やっぱりチャレンジャー)
上映開始1時間前にチケット売り場に行ったらすでにチケットは残りわずかだったので購入。
すごい人気ですな・・・。どーでもいいけど原作はたしかに漫画とはいえ、内容的に「死」を扱うものだから3歳くらいの子連れで来るのはちょっとどうかと思うよ・・・途中騒いだりしてたのを何人か見掛けたけど(;¬_¬)

それはさておき、いつものように内容から。
死神リューク(声:中村獅童)が落としたデスノートを拾い、「キラ」として法で裁けない凶悪犯の名前を書いては次々と死に至らしめる天才大学生、夜神月(月=ライト/藤原竜也)を疑う天才探偵L/竜崎(松山ケンイチ)との頭脳戦の続き。前編のラストでリュークとは別の死神レム(声:池畑慎之介)のデスノートを手に入れたキラを崇拝するアイドルの弥海砂(戸田恵梨香)が第2のキラとなって行動を開始したため、推理と捜査の方向が変わっていき・・・という二人の天才の騙しあいの頭脳戦・心理戦を描いたサスペンス。

前編で、ガッカリしていたのでそんなに期待してなかったんだけど・・・これはちょっとやられたかもなぁ( ̄▽ ̄;)
多分、原作も人気絶頂期にこういう終わり方をしたかったんじゃないかなーというくらい、ある意味、理想的なラストに変更されてました。ネタバレを避けるためどういうラストになっていたのかは書きませんが、原作ファンを大きく裏切るものではないと思います。
一応、原作を凝縮してあるし、大きな意味では原作同様のラスト(最後に書かれる名前は同じという意味)につながるんだけど、そこへの過程がちょっと違うのね。
原作ではヨツバグループとかニアとかメロとかいう人たちが出てくるんだけど、今作ではそのあたりは一切カット。
その代わり、ヨツバの代わりをアノ人にさせたりとか、オチの持っていき方が変わったりとかしてます。
でも原作と違うからって全然、不快じゃないんだなー。
むしろ映画のほうが自然っていうか、そうあってくれたほうが納得っていうラストになってます。

・・・そうなんだよなー、原作じゃあライトが迂闊なアホじゃないので隙を感じないんだけど、映画だと隙がありすぎてミスキャストじゃないのか?アホか!って感じで脚本がダメダメと思ったので前編を観て納得してなかったんだけど・・・あーなるほど、ライトはこのくらい迂闊でアホで幼稚じゃないとこのラストにはつながらんからそれでいいのかーと納得だ・・・そういう意味で天才の設定のはずなのに字が汚いってのも(字が汚い=精神が子どもという意味で)納得だ( ̄▽ ̄;)(笑)
・・・とか思いながらパンフレットを読んでいたら同様のことを監督がインタビューで答えてました。・・・だけどそれは深すぎて前編だけ観たらわからないよ・・・ _| ̄|○  

まあ、前編同様に突っ込み所はあるんだけどそれでも減ったし、CGがやたらCGくさいのが気になるっちゃ気になるけど・・・許容範囲かなー(見慣れたともいうが)。
とにかく前編より格段によくなってました。
特にLが素晴らしい。
主役食ってたね、うん、アンタの映画だよ、後半は。
(それにしても甘党の設定とはいえ、すんごいモノ食べてたしな・・・角砂糖とかシロップとかそのまま食うなよ( ̄▽ ̄;))
前編だけ観て「こりゃダメだな」って思った人でも、今作ではあれほどガッカリしないし評価が上がるかも。
原作ファンでもそんなにガッカリしないと思います。
ていうか、むしろ、映画のほうが面白い所だけを凝縮した分、弛まなくてある意味よかったのかも。
キャストがイメージに合う人と合わない人がいたりエキストラが下手だったりするので(特に前編はひどい)、ものっすごく傑作だとまでは言わないけど、後編でうまくまとめてるなーという印象でした。
前編観た人や興味のある人にはオススメします。

あ、そうそう、余談ですけど。
Yahoo!Japanのユーザーレビューとかでやたらと書かれていた脚線美って出てくる女優さん達のことだったのね。
そういえばやたらにミニスカートとかで足が強調されている気がしました。出身がグラビアとかモデルさんとかだし、サービスカットなんでしょうけど・・・でもそれで点数を上げるのは何か違うと思うぞ( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは700円。原作に出てくるミサミサが使うデスノートちっくの装丁で作られています。前編のパンフもまとめて買ったんですが(どっちも700円)、前編より後編のパンフのほうが内容が濃いかも。

「デスノート」関連サイト
DEATH NOTE -デスノート-

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