ハリー・ポッターと謎のプリンス

評価 : ★★★★
(2009/7/15公開 イギリス/アメリカ/ワーナーブラザーズ 156分 原題『HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE』)

クライマックスは、ここから始まる!

ハリー、これが最後の頼みじゃ

いよいよ最終章へ向けて、クライマックスは、ここから始まる!

あああぁぁ~~~、ダンブルドアーッ!!!(T-T) (←映画未見・原作未読の方には謎の叫び)

公開初日の朝イチで観てきました、シリーズ6作目。
最初に断っておきますが、映画の前に原作は読まないようにしているので(原作のほうが深く描いていて、映画になるとカットと設定変更の連続でがっかりすることが多いためショックを和らげるためになるべく先には読まない主義)原作と比べてここが違うとかはわかりません。
(んで、このレビューは7月19日に書いていたのですが、おうちの人が映画を見るまでは一切ネタバレしないように下書きのまま放置してまして、8月に入ってからおうちの人は観に行ったんだけど、公開しようと思ったらアクセスできなくて今までかかってしまったという・・・なんか放置してる間にログインの仕様がよくわからなくなってしまっててさっきもログインするためのパスワードを思い出すのに15分かかりました・・・ってぉぃ( ̄▽ ̄;))

内容は、表面的には思春期を迎え恋愛ムードで青春真っ只中でありながら闇の力が及びつつあるホグワーツ魔法学校で、ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)が宿敵ヴォルデモートの知られざる過去に迫りながら仲間達とともに最終決戦へ向け新たな準備と戦いに挑んで行く姿を描いたシリーズ第6弾。
前作の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から引き続いてデヴィッド・イェーツ監督の作品です。(前作が評判よかったからでしょうかね)

最初のほうの橋のシーンはちょっとびっくりだったかな。
入る劇場を間違えたのではないかと(シネコンだったから)、ハリー・ポッターってファンタジーじゃなくてパニック映画だったっけと思ったくらいでした。いつもはいけ好かないマグル(普通の人間)の親戚が絡むシーンから入るのにいきなりアレだったから意外だったってのもあるんだけど(んー、一応人間界から始まったという意味ではいつもと同じだったのかなぁ?)、あれは原作通りなのかしら?

前作までと違って、「恋」の要素が入っててそれがスパイスになったからか、ダークな面ばかりでなく明るく笑えるシーンもあったりしていい感じに緊張感だけが持続することもなく退屈せずに見られました。
しかし、ハーマイオニーはわかるとして、今作でもてっぷり炸裂のロンにはびっくり。アレのいったいどこがいいのか映画を観ただけではわからないのはおいらだけか( ̄▽ ̄;)?あれならハリーのほうがいい気がするが・・・原作では見せ場がいっぱいあるんだろうか・・・?

んで、タイトルにも入ってる「謎のプリンス」。
果たしてその正体は・・・・・オマエか(゚Д゚)!
でも、ある意味、全然驚きじゃなくて、なるほどと納得してしまう人でした・・・伏線が不足しすぎというか、意外性が感じられなかったような・・・むしろなんとなく予想内の答えだったのでちょっと拍子抜けだったような気すらする。わかりやすいなぁ。(まあ原作が子どもも読めるファンタジーだし)
果たして奴は裏切り者なのかそうでないのかは次作品に持ち越しなのかなぁという感じだけどどうなんでしょうね。
そういう意味でもコピーに「クライマックスはここから始まる」とあるように、これは最終章に向けての重要な章だと思います。もしかしたら、次の最終前後編2作とセットで3部作と考えてもいいのかもね。

しかし・・・終わるの再来年かー・・・終わると寂しい気もするけど先が長いような気もするなー。前編後編の間が半年以上あくとその間に他のも観るだろうからちょっと記憶があやふやになりそうだ・・・( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは800円。ロンの双子の兄の役の二人の紹介がはずされてたのと、あらすじ書いてくれないのはいただけないよなー。次まで長いんだから思い出せるようにあらすじ途中まででもいいから書いてくれよぉ~・・・。


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ハリー・ポッターと謎のプリンス

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デトロイト・メタル・シティ


評価 : ★★★☆
(2008/8/23公開 日本/東宝 104分)

僕がしたかったのは・・・こんなバンドじゃない!!

8月27日鑑賞。・・・なのに今は11月。なぜぇ( ̄▽ ̄;)?←UPしたと思って忘れていたから。

劇場で貰った予告冊子(宣伝チラシっていうか薄い本っていうかそういうやつ)に原作の漫画から一話だけ抜いてだいたいどういう話なのか紹介してたのを先に読んでいたら横から見ていた夫が面白いとハマったらしく翌日なぜか家に第1巻があり、その翌日にはなぜか2巻までもがあり更にあれよあれよといううちに全巻(6巻)揃っていました・・・何を買ってきている、夫( ̄▽ ̄;)

んで、面白いよーとすすめられて読んでみたら(読んだのかよ、という突っ込みはナシで( ̄▽ ̄;))かなり危ない言葉がずらずらずらずらと並んでいるので(出てくる歌のタイトルなんか「SATSUGAI」だしな・・・いいのか、映画と連動して本当に現実に実際のCDがショップに並んでいたがいいのか?)、まさか映画ではそのまま言ってないだろうなーと思っていたらけっこうそのまんま使われていたのでびっくりしました・・・ストーリーは微妙に変えてあるみたいだけど、よくそのままでやったなー( ̄▽ ̄;)
(あ、出てくるのはひどい言葉ばかりだけど一応ギャグ漫画なんで笑えるように出来ている)

内容は、ポップでオシャレな渋谷系ミュージシャンを夢見て大分の田舎から上京してきた心優しい青年、根岸崇一(松山ケンイチ)が、なぜか悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のギター&ボーカルのヨハネ・クラウザーⅡ世として大活躍してしまいファンの間ではもはやカリスマとなって有り得ない伝説が勝手に作られていくほどなのだが、自分が本来やりたい音楽とのあまりのギャップに苦悩。憧れの相川由利(加藤ローサ)や家族などにバレないようひた隠しつつバンドから脱退する機会をさぐるものの事務所の女社長(松雪泰子)に脅されて続けていくうちに、二重生活が混乱していき・・・という若杉公徳原作のギャグ漫画を実写化したコメディ。

うん、単純にギャップのすごさとストーリー展開は面白かった。
・・・けど、おいらにはデスメタルはよくわからないので、DMCの曲は肯定できない・・・なんであんなに変なというかある意味とってもマニアックで妙ちくりんな信者(ファン)がたくさんついているのか?
(・・・っていうかエンドロールで初めて「SATSUGAI」って曲の歌詞が何て言ってるのかわかったよ、劇場の音響がよすぎるのか劇中のライブで使用されていた曲は爆音としか思えないBGMしか聞こえなかったもん(;¬_¬) )

キャストは、うまい具合によく似せてたかなー。
特に松山ケンイチはすごいよー・・・あれはもう松山ケンイチ本人でもなければデスノートのLでもなく、根岸くんとクラウザーさんにしか見えなかった・・・しかも二重人格の同一人物じゃなくてメイクが違うからなのか、全く別々の人に見えた・・・おそるべし、役者魂・・・( ̄ロ ̄lll)。(っていうかどっちかと言うと、メイクってあんなに人を変えられるのかーというふうにも見えるが( ̄▽ ̄;))
あれだったらストーリーは原作と若干違う展開とはいえ(でも1,2巻の面白いところをうまくつなげてまとめてました)原作ファンも納得じゃないかなー、若いけど素晴らしい俳優だね!
でもそれ以上に松雪泰子のキレっぷりにびっくりした(・∀・;)
ひぃー、顔は原作と全く似てないのに・・・。
あと、対決するジャック・イル・ダークってジーン・シモンズ(「KISS」ってバンドの人)なんだね!最初は力也かと思ったが(ぇ?)・・・本物じゃん( ̄▽ ̄;)
ある意味、あのキャストは神だな・・・。

ただ、内容が内容なので・・・いや、面白いんだけど一昔前のゴールデンタイムでなら絶対無理(「ピー!(規制音)」がいっぱい出てきてもおかしくはないセリフ満載)だろうから万人向けとは思わないんでねぇ~、このテのギャグが受け入れられる人(くだらないものが好きな人)向けかなあ・・・実写にしたらB級に陥りそうな内容を松ケン他のキャストで救われている気がするしなあ( ̄▽ ̄;)

あ、個人的には田舎に帰った後の牛のくだりは原作に忠実でかなり面白かった(笑)

# パンフレットは(思ったより)小型。値段おいくらだったかな~( ̄▽ ̄;)?
 クラウザーさんと根岸くんのギャップが楽しめます。

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DMC|デトロイト・メタル・シティ

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青の炎


評価 : ★★★
(2003/3/15公開 日本/東宝 116分)

世界の“NINAGAWA”が描く―17才の魂の鮮烈な輝きと挫折―

これもテレビ放映の深夜映画で観ました。おかげで寝たのは放送終了後の早朝5時過ぎです・・・_| ̄|○

まあ、それはどうでもいいとして(・・・いいのか( ̄▽ ̄;)?)。

内容は、17歳の高校生・櫛森秀一(二宮和也)が、10年前に母と離婚した継父の曾根隆司(山本寛斎)が家に舞い戻り傍若無人に振る舞って母・友子(秋吉久美子)と妹・遥香(鈴木杏)に暴行をはたらき今までの家族三人の穏やかな生活を脅かすようになったため警察や弁護士に相談するのだが、問題が解決できないと悟り、やがて自らの手でインターネットや本などから情報を集めて完全犯罪計画を練り上げて実行するのだがその完璧なはずの計画も綻びが見つかり・・・という若者の心の葛藤も描いたサスペンス。

うーん、個人的には微妙~な映画でした。
何が微妙って主人公の二宮和也とコロンボかと思うような刑事役の中村梅雀はOKとしてもなあ・・・なんというか、あやや(松浦亜弥)のセリフの喋り方がこの作品と合わないっていうかものっすごく浮いててあの喋り方を聞くと途端に「アイドル映画( ̄▽ ̄;)?」と思ってしまうんだよね・・・彼女、他のドラマとかならともかくこの映画では黙ってるほうがいいよ~・・・。
あと、ちょい役の唐沢寿明と竹中直人は出演する必要があったのかどうかが謎だ・・・あまりにもキャラが濃いのでストーリーと関係ないのにそこだけ浮いて見えてしまう・・・多分、笑える要素の一つに置いたのかもしれないけれど全体の雰囲気をそうやって緩和する必要があるのかどうかはちょっと謎だ・・・だって「あれっ?」って一瞬でも作品から現実へ引き戻されるもんね~、もしかしたらそういう演出なのかもしれないけどさ、おいら的にはびみょー( ̄▽ ̄;)

ストーリー自体はちょっと大雑把な感じだけど多分原作をぎゅっとまとめようとしたらこれはこれでなかなかいい長さにまとめられてるんじゃないかなーと思うのでよかったと思うし、主人公がアイドルというにはもったいないほどの好演をしていたので、詰めが甘いっつーか、ちょっと惜しいなーという感じがしました。もうちょっと犯罪にいたるまでの気持ちの持っていきようとかプロセスとかを掘り下げられたら更によくなったんじゃないかなーと思いますが。
あの家庭環境にある17歳の少年が犯罪に手を染めるまでの葛藤って大変なもんだと思うよ、この少年ってのが根っからの悪い奴っていうんじゃなくて家族を守ろうとしての犯行であっていい奴だから特にさ~。
嘘をついたらその嘘を隠すためにまた嘘を重ねるということが表しているように、些細な偶然から綻びが拡大してだんだんと転落していく様はちょっと簡単にそうなっていきすぎてる気がしてそんなあっさり進んでいっていいものか?とすら思いました。

んー、多分、何が惜しいって・・・最後、何も残らないんだよなぁ・・・全体的に地味~で動きがほとんどない(出てくるシーンは同じ場所が多い)ので、印象に残るシーンとかがあんまりないというか・・・あ、でも博物館?か何かの長いエスカレーターは印象的だったかも。でも水槽とか主人公がガレージを部屋にしてるのとかはさっぱり意味わかんね・・・( ̄▽ ̄;)
おいらは原作を知らないんだけど、あのラストはいかがなものか?ってのもあるんだよなー。いったい原作のラストってどんなのなんだろ。(あ、ちなみに、原作は『黒い家』の貴志祐介氏だそうです)
まあ、興味は抱くけど、別に知っても知らなくてもいいやって感じがするんでやっぱり評価は微妙です( ̄▽ ̄;)
映像は味があるというかキレイなんだけどね~、ちっちゃくまとめたな~って感じかな(エラソー( ̄▽ ̄;))。


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青の炎

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団


評価 : ★★★☆
(2007/7/21公開 アメリカ/ワーナーブラザーズ 138分)

これからお前は[すべて]を失う

シリーズ5作目だったかな?前売りを買っていたので7月22日に観てきました。そして今日はもうお盆真っ只中の終戦記念日を過ぎた頃・・・おいらは何をしていたのでしょう( ̄▽ ̄;)←息子に起こされたりするので平均睡眠時間4時間・・・_| ̄|○

それはこっちにおいといて~( ̄▽ ̄;)
(まあ、ちょっとネタバレを含む内容なので記事を下書きのまましばらく寝かせていたというのもあるんだけどね・・・海外でハリポタの本の最新作のラストをバラした人がいるとかなんとかで騒動があったとかいう話を聞いたもんだから( ̄▽ ̄;))

内容は、ホグワーツ魔法学校の5年生に進級したハリー(ダニエル・ラドクリフ)はある日、ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の手先となって人間界にまで追ってきたディメンター(吸魂鬼)を前にして魔法を使ってしまい、魔法省に出頭することに。ハリーは処罰されるところをダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)によって免れるが、魔法省のファッジ魔法大臣(ロバート・ハーディー)はダンブルドアが自分の地位を横取りするために嘘の証言をしたのではないかと勘ぐり、闇の防衛術を教える教師として常にピンクの服を着ているドローレス・アンブリッジ(イメルダ・ストーントン)を監視役として学校へ送り込む。一方、仲間を集めて暗躍し始めたヴォルデモートの脅威を感じていたハリーは、アンブリッジのやり方ではヴォルデモートと戦えないというロン(ルパート・グリント)やハーマイオニー(エマ・ワトソン)の説得もうけて、ルーナ(イヴァナ・リンチ)、ネビル(マシュー・ルイス)、チョウ(ケイティー・リューング)などその他有志の者達と秘かにダンブルドア軍団を結成して必要の部屋で防衛・攻撃魔法の訓練の先生役をするのだが・・・という青春ファンタジー・アドベンチャー。

どーでもいいんですが、予告であんなに思わせぶりに言っていたハリーの額の傷の秘密って結局何( ̄へ ̄;)?
いや、皆が名前を出すことも恐れているヴォルデモートとハリーがつながっているっていうことはわかってるけどさ(それは前作までに明らかになっていたことであって今作で明らかになったわけではない)、それ以上の秘密って描かれていたか?
・・・かわりにスネイプ先生の封印したいであろう衝撃の過去が明らかになっていたけれど・・・あれはスネイプ本人も知られたくなかったろうしハリーも別に知りたい過去ではなかったろうな・・・あー、スネイプがハリーに冷たい理由はなんとなく明らかになったような感じだけどそれは明らかになると期待した秘密とは違うしな( ̄▽ ̄;)
なんつーか・・・期待したよりおっそろしく話が進まないで終わったなぁ・・・公開前に話題になってたハリーのキスシーンなんか後からのチョウの扱いを見たらどーだっていいやって感じだったしさ(えっ、結局フォローなしかよ!みたいな・・・)。原作はどうなっているのか知りませんが、映画だけ観たらチョウに対するハリーはサイテーかもしれません・・・ハリーってそんな子だっけ・・・( ̄▽ ̄;)?
作品全体が地味~なのもあって(映像的に緊迫感溢れる見せ場が少ないという意味でね、あるっちゃあるけど今までに比べたら確実に時間的にも少ない気がする)、楽しかったかどうかと言われるとちょっと微妙(苦笑)
ストーリー上、理解不能なシーンがあるわけでもないし一応つながってるし、あれは2時間半に収めるにはしょうがないのかなぁという気もしないではないのでまあこれはこれでいいか・・・。
しかし・・・ラストがどーにもこーにも・・・スターウォーズかこれは?って感じだしなー。(わかる人にはわかるネタ( ̄▽ ̄;))
あ、防衛術を教えるピンクのイタイおばちゃん(アンブリッジ)がイタイ目にあうシーンや、ロンの兄達(双子)に授業中だかテスト中だかを無茶苦茶にされるシーンは楽しかったです。
あと、特出して良かったのはルーナ役のイヴァナ・リンチかなー。あれは個人的にヒット!てっきり子役からのキャリアのある子かと思ってたらパンフ確認したらオーディションで選ばれた全くの新人だとかで驚き。作品の中でキャラが立っててすごくよかったです。あとのキャラに負けない個性が画面から出てました。キスで話題になったチョウのことも、うわー、ヘレナ・ボナム=カーターってあんな役なのか( ̄▽ ̄;)・・・って思ったのも、どーでもよくなるくらいの存在感だった(笑) 

ま、それはさておきとして。

予告で今回いなくなる人見せてしまうのはやりすぎじゃないか( ̄▽ ̄;)? しかもテレビスポットでさ!
そりゃ原作を読んでいる人は知っているでしょうけれど、おいらは原作は映画の後派なんだよう!
・・・ということでおいらは原作はまだ読んでませんが、読了の人によれば映画はカットカットが多くて端折りすぎだそうです。まあ、でもこれはこれでいいかな~という感じです。シリーズ未見の人が観たら全くわからない人間関係だろうけれど、映画のシリーズを通して観てきている人ならば原作を読んでないからといって映画が楽しめないわけではありません。そういう点では評価かなー。・・・多分、予告とコピーがイマイチなのは配給会社のセンスのせいであろう・・・ちゃんと観て作ってるんだろうか(-"-;

というわけで個人的には★3くらいかなーってところなんだけどイヴァナ・リンチが良かったので(あと、個人的にゲイリー・オールドマンとマイケル・ガンボンが好きなので(笑))0.5あげて評価は★3.5で。

# パンフレットは700円。あらすじが全く書かれていないのがアレですが( ̄▽ ̄;)、イヴァナ・リンチが選ばれたエピソードなど、裏話のほうが充実してます。一人ずつのプロフィール紹介がないのがイタイな~(T-T)

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」関連サイト
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
ハリー・ポッター オフィシャルサイト(英語)

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タッチ


評価 : ★
(2005/9/10公開 東宝 116分)

初めての恋の切なさも、キラキラ輝く

・・・金曜ロードショーだったっけ?
あだち充原作の人気漫画「タッチ」の実写版をテレビ放映してたんだけど見ました?

・・・・・ひどすぎる( ̄ロ ̄lll)

いや、劇場公開の時にかなりイヤ~な予感がしたので観なかったんだけど、TVでやってるのを観たら、あまりのひどさにびっくりして数日間、感想も書けませんでした・・・。思いっきり脱力してしまって( ̄▽ ̄;)
まあ、あの原作を2時間でやるっていうのがそもそも無理あるけどさぁ~・・・原作を知っているだけにアレはちょっとないんじゃないのか・・・アニメのほうがまだいいぞ( ̄▽ ̄;)

内容は、かつて一世風靡した漫画が原作なので有名すぎるくらいだと思うんだけど一応、いつものように簡単に説明しておくと、明青学園に通う双子の兄弟の上杉達也(斉藤祥太)と和也(斉藤慶太)が幼馴染の浅倉南(長澤まさみ)との恋模様を混ぜ込みつつ甲子園を目指す様を描く青春モノ。

原作が有名すぎるのも問題なのだろうが(原作を超えられないという意味で)、イメージに合ってんだか合ってないんだかわからない役者、おっ!?と思わせるような展開のなさ(野球シーンですら迫力ないしちっとも感情移入できない)が致命的。原作の持つ無言の間に漂う雰囲気とかそういうの全部中途半端。
正直、失敗作だと思う。ホントは評価なしか☆くらいにしておきたいくらいだけど、有名すぎる原作に挑戦しただけでも努力賞みたいなもんか・・・って感じかな~。一応、双子使ってみたりしてるし。ただ必要なところを省きすぎているのと最後が無理矢理な作りなのでやっぱりいただけないなあという印象しか残らない。

そうだなぁ、強いて言えば・・・アイドル映画?
原作を知らない長澤まさみのファンだけは喜びそうな作り方だよな(ボソッ)

この分じゃあ、今年公開の「ラフ」も同じような気がするなぁ( ̄▽ ̄;)(観ないけど)

# テレビ放映で観たのでパンフレット未購入。

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下妻物語


評価 : ★★★★
(2004/05/29公開 東宝 102分)

わたし根性ねじまがってまーす

桃子とイチゴの、
あまくない友情!?

実は全く期待せずに観たんだけど、これが意外にヒット。
深田恭子も土屋アンナもハマリ役。
特に個人的には「ジャスコ」のネタがツボ・・・ジャスコって協賛してんのかな?(笑)

内容は、嶽本野ばら原作の同名小説で、茨城県下妻を舞台に大好きなロリータファッションブランドを身に着けることだけが生き甲斐の高校生・桃子(深田恭子)がお洋服を買う資金集めの為に父親(宮迫博之)がやっていたブランド品のバッタもの販売を開始して知り合ったまったく自分と正反対のヤンキー娘・イチゴ(土屋アンナ)とやがて奇妙な友情という絆で結ばれていく様を描いた青春コメディ。

かなりのおバカ映画なので、観る人がそのバカさを受け入れられるかどうかがウケるかどうかのポイントだと思いますが、私はけっこう好きです・・・なんというか、あの強引なストーリー展開の仕方と鑑賞後の爽快感がたまらん(笑)

性格も見た目ももうまるっきり正反対の二人の絶妙な掛け合いとか、ストーリー展開のテンポとかすごくイイ。
出演者全部がアクが強くて変に印象に残る人ばっかりなんだけど(そういう意味では『真夜中の弥次さん喜多さん』とかもそうなんだけど)、だからってキャラクターの変さだけに頼ってるんじゃなくて意外に深い台詞が散りばめられていたりするのでただのバカ映画ってあなどれないあたりがスゴイんだよね(笑)
軽いノリで映像でものすごく遊んでいるのにけっこう丁寧に作りこまれていてきっちり女性の友情を見事に作り上げている点は素敵。

まあ、完璧コメディ仕様なので単にそこだけを観てバカみたいって面白くないって思う人もいるかもしれないけど、意外に深いので個人的にはけっこうオススメです(笑)
無茶苦茶なストーリーのわりにはしっかりまとまってるあたりが神業ちっく(笑)
けっこう元気のない時に観ると元気がでるかも。

それにしても下妻って本当にあんな街なのかな?とそこがとても気になったんですけど実際どうなんですかね?
やっぱりジャスコ一色?とかさ( ̄▽ ̄;)←どうしてもそこが気になるらしい

# レンタルで観たのでパンフレット未購入。

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コーラス


評価 : ★★★★
(2005/4/9公開 フランス/ヘラルド 97分)

涙がこぼれそうなとき、歌があった。

昨日、元職場のツテでヨーロッパ映画祭にお誘いいただきまして(ありがとうございます)、ここ数年以内の旧作ばかりですが1日4本鑑賞という新記録に挑戦してきました。ていうかどれを観るか聞かれた時に、とりあえず3本で残りはチケットが余ってたら下さいって言ったら全部空きがあるってことだったんで、朝10時半~夜8時半くらいまで(笑) 平井堅が歌バカなら昨日のおいらはきっと映画バカです(まあ上には上がいるのでそこまで観てないと思うけど)。
家では暇な時にずーっとDVDとかGyaOとか垂れ流しにしてますがあんまり集中して観ているわけじゃないのでべつに何本観てても平気なんですが、昨日のはもともと映画館としての専用シートがあるホールではなかったので、さすがに4本は腰が少しツラかったヨ・・・。でも5本までは耐えられそうな気がした自分に驚き☆
今まではシネコンで1日3本立て続けが最高記録だったのだが(笑)

そんなどうでもいい前置きはさておき(だったら書くな(^^;)。

内容は、指揮者ピエール・モランジュ(ジャック・ペラン)が母の葬儀のために帰郷した際に、子どもの頃に問題児たちが集まるフランスの片田舎にある寄宿舎「池の底」でかつて一緒に集団生活をしていたペピノが1949年当時赴任してきた音楽教師クレマン・マチュー(ジェラール・ジュニョ)の遺品の日記を持って現れるところから始まり、マチューの日記を通して音楽を諦めかけた音楽教師と子ども時代のモランジュ(ジャン=バティスト・モニエ)ら問題児達が合唱を通じて心温まる交流をしていったという過去の回想を感動的に描いた物語。

いい映画なんだけど、なんかどこかで観たような設定・・・(笑)
「ニュー・シネマ・パラダイス」(これは多分、映画監督サルヴァトーレ役と今回の大人になったモランジュ役が同じジャック・ペランだったからだろうな)や「天使にラブソングを2」(音楽で悪ガキ生徒をとりまとめていくところとか、一人が特出して歌が上手いとか)とか「今を生きる」(のロビン・ウィリアムスが演じた教師役。わからなければ、日本で言えば金八先生とか「学校」で西田敏行が演じてた役とか)とかの要素を混ぜたように感じられたんですけど気のせい?
まあ、べつにそれは映画業界ではありがちなのでべつにいいですが。

とにかく歌声が秀逸。ソロで歌うモランジュの声が、言われているようにまさに天使の歌声。素敵。さすが3000人の中から選ばれ、サン・マルク合唱団でもソリストを努めていた実績のある声だと納得できます。
個人的にはマチューがモランジュに歌う姿勢をアタマから一本の紐で釣られているようにと教えているシルエットの姿が印象的でした・・・っていうのも、私自身、中学時代にコーラス部に所属していて、その時の恩師も同じように一人ずつ頭に指を置いて指導してたことを思い出したんで・・・あら懐かしい(笑) あの指導ってコーラスの世界では共通の指導法なのかな。
それに子ども達がとても愛らしい。
特に子ども時代のペピノ(マクサンス・ペラン)がめちゃくちゃかわいい!目がくりくりしてて愛らしさ二重丸!
余談ですが、彼はジャック・ペランの息子だそうです。そういえば監督のクリストフ・バラティエもジャック・ペランの甥だとか。・・・身内動員で作るってまるで自主製作映画みたい(笑)

しかし、ストーリーが少し惜しい!
だってさぁ、あんなにお世話になった先生だっていうのに冒頭でペピノが言うまで名前を忘れてるか( ̄▽ ̄;)?
だいたいその他大勢と違ってソロやってたんだろう、オマエ!
あんな先生は一生のうちで出会える確率低いってのに(ていうか体罰校長の下でそれまでいたんだから逆に印象が強くて当たり前だろうに)薄情過ぎないか?
自慢じゃないけど、私は恩師の名前を覚えてますよ、今でもフルネームで言えますともさ、ああ書けるともさ。
おいらだってソロで舞台に立ったことがあるから同じ立場だぞ?( ̄・・ ̄)フンッ(←緊張しすぎて舞台上のことはあんまり覚えてないが)
まあ、50年も経ったら忘れるよって言われればそれまでだけどさ・・・。

# 旧作、企画上映として観たのでパンフレット未購入。

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ALWAYS 3丁目の夕日


評価 : ★★★★☆
(2005/11/5公開 東宝 133分)

携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。

47年後に逢いましょう。

東京タワーが建設中だったあの頃・・・
昭和33年の東京を舞台に空前のスケールで送る、夢と希望の国民エンタテインメント映画!!

邦画にしては珍しく、たいして大きく鳴り物入りの宣伝をしていないわりにはとても評判がいいようだったので12月2日に観てきました。
実はノーマークだったんですけどね・・・めざましテレビなどで軽部さんがイイと言っていたので、いくら映画好きの軽部さんがイイと言ってもそんなにたいしたことないって思うのもあるんで(まあテレビ的にはああいう仕事をしてたら本音は言い辛いだろうし(^^;)一応参考にYahoo!ムービーの評価を見てみたら、平均が5つ星中4.8!?
ちょっとないくらいの評価の高さだったので観に行こうと思い立ったのでした。
以前、「明日があるさ THE MOVIE」を観た時に2人しかいなかった映画館だったので(笑)、今回も少ないかなーと思っていたら意外にけっこう人がいてびっくり。なんだ、この人気は。

原作は、西岸良平「三丁目の夕日」(1973年から小学館ビッグコミックオリジナル連載開始で今も連載中らしい)。
私は原作を全く知らないので、原作と比較してどうなんだろうっていうのはわかりませんが、ほのぼのとした心温まる映画になっています。たいていの場合、前評判がいいと実際観た時はコケることが多いのですが(今年なら「宇宙戦争」がそうですな(笑))、この作品は公開してからの評判がよかったのでちょっと期待。でもあんまり期待しすぎてもダメな場合が多いので本当にちょっとだけ(笑)
でも、観てみたらマジで「観てよかった!」というレベルでした。
ストーリーはわりと普通なので嫌いな人は嫌いなんだろうけどねー、個人的にはとても感動できましたよ。

内容は、昭和33年の東京の夕日町三丁目を舞台に自動車修理工場・鈴木オートを営む鈴木家の人々(堤真一、薬師丸ひろ子、堀北真希、小清水一揮)、その鈴木オートの向かいで茶川商店という駄菓子屋を営みながらしがない小説を書いている茶川竜之介(吉岡秀隆)、飲み屋のおかみ・ヒロミ(小雪)、ヒロミの知り合いの子で親に逃げられた少年・淳之介(須賀健太)との人間模様と心の触れ合いを描いた下町人情ドラマ。

決して裕福ではないけれど、人々の義理人情が当たり前のように周囲に溢れていて、ご近所さんはみんな顔見知りだし鍵をかけずに外出しても平気で安心できる暮らしがあり、誰もが明るい未来を夢見ることができる時代・・・日本にもこんな古き良き時代があったんだなあって再確認するとともに、その時代には生まれていなかったけれどなんだか妙な懐かしさを覚えました。今のように子どもが犯罪のターゲットになるようなニュースが毎日のように繰り返し伝えられる世の中がくるなんてあの当時には想像できないでしょう。それくらいほのぼのとした時代の情緒が感じられる作品でした。
この時代を本当に生きてきた人達は今でも現役バリバリだろうから、そういう人達が見たら、やはりセットなどがちょっと違うと感じる部分もあるとは思いますけどそういう部分は無視でもいいと思います。ファンタジーだと思って観たらいいんだって。細かいところでこの時代にこういうのは違う~とかいう叩かれ方をしても当然の時代を設定しているんだからしょうがないでしょう、だいたい監督はこの時代に生まれてるんじゃないんだから本当の昭和33年を知らないはずだし。でもそこはそんなに重要じゃない。
この作品の中には、今の豊かな時代のせいで忘れかけていた本当の温かさと優しさがある。それを感じるだけでもいいと思う。
そして思い出して欲しい。知って欲しい。物質的な豊かさだけが本当の豊かさではないということを。
夢を見ることが出来なくなっている時代に、夢を描ける大人がたくさんいたあの頃を羨ましく思ってほしい。
この映画には何かが欠けた今の時代を埋めるその「何か」があるように思います。

吉岡秀隆がとってもイイ。堤真一もいい味だしてる。薬師丸ひろ子も時代を感じさせてイイ。堀北真希と子役達も良かった。
山崎監督って「ジュブナイル」「リターナー」の時みたいに、アニメの影響大でVFXでSFドンパチ大好きのイメージが強かったので(勝手にそう思ってました、すみません(^^;)正直、どうなのかなぁ~と思ってたけど、今回はべつにCGがなくても充分なほどの人情作品になってました。あ、CGもよく見れば浮いてるところもあったけど、ストーリーにハマればけっこう違和感なく観られて楽しいですよ(笑)

悪役はいないし、あの頃の普通の日常と人間模様を描いただけなのに、純粋に楽しく笑えて、ホロッと泣けて、後でじんわり幸せな気分になれる映画。なんだろう、普通なのにツボなんですよ。
世代関係なく、感動できるいい作品です。オススメ。
作品のメイキングをおさめたALWAYS 三丁目の夕日 夕日町のひみつもDVDがでてるそうです。TSUTAYAとかにありそうなのでcheck!

・・・すごい、観る前はたいした期待をしてなかったのに、今これ読み直したらけっこう熱く語ってるヨ(笑)

# パンフレットは横長の700円。主要キャラのインタビュー記事、撮影裏話、D-51の歌う主題歌「ALWAYS」の歌詞、そして当時の東京タワー来館者プログラムの復刻版が付録でついている盛りだくさんの内容です。

「ALWAYS 三丁目の夕日」関連サイト
ALWAYS 三丁目の夕日

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メリーに首ったけ


評価 : ★★★★
(1999/1/30公開 アメリカ 20世紀FOX 119分)


~アノことだけを考えたおかしなおかしなラブ・ストーリー

タイトルそのままメリーに首ったけになった男たちが繰り広げる爆笑ストーカーラブコメディの決定版。

ちょっと前に「ふたりにクギづけ」のレビューを書いたのですが、この作品はその監督のボビー&ピーター・ファレリー兄弟の名前を覚えるきっかけになったコメディ作品です。それまではあんまりよく知らなかったんだけど、このくだらないのにサイコーに強烈なインパクトが楽しくてある意味天才的(確信犯的というかなんというか)・・・特に犬がスゴイ(^^;(笑) 予告編は全然面白くなかったんだけど、本編は「ムトゥ」以来の場内大爆笑を経験したのを覚えています。
「ふたりにクギづけ」を観てた時にその話をしたら、家族が見たことないって言ってたので、先週レンタルしてきて久々に観ました(半額クーポン配布期間中だったし)。

内容は、高校時代に恋したメリー(キャメロン・ディアズ)を音信普通になって13年たっても忘れられずセラピーに通うテッド(ベン・ステイラー)、明らかに胡散臭い保険調査員ヒーリー(マット・ディロン)、メリーの友人タッカー(リー・エバンス)などなど、メリーに恋した男達が繰り広げるメリー大争奪戦のコメディ。

直接的なギャグ(究極のドジともいう)&下ネタオンパレード・変態ストーカー映画の大傑作です。・・・って書くと下品極まりなくてすごそうですけど、一応、誉めてるんですけどね(^^;(日本語ってムズカシー) だって公開時のチラシのコピーだって「爆笑ストーカーラブコメディ」ですよ!「ストーカー」なのに「爆笑」って「ラブコメ」って・・・すごくない?(笑)
あ、下ネタっていっても「最終絶叫計画」みたいにものっすごく下品で観るにたえないっていうほどでもなく、笑い飛ばせる程度のものですが(笑) うちの家族、「えー(^^;」とか言いながらすごく笑ってましたよ(^^;

主演のキャメロン・ディアズ演じるメリーのキュートでさわやかな容貌が作品に華を添えているような・・・っていうか唯一の救いのような?(笑)
だけど、13年前のハイスクール時代を演じるにはちょっと無理を感じますね、16歳の設定は無理だろう~、だいたいいくら外国人が日本人より老けて見えるっていってもあんな女子高生いないって(^^;
特に、主人公のベン・ステイラー演じるテッドなんて全然イケてないです!
これをキュートというメリーの趣味がよくわからないです、いくら「人間、顔だけじゃないのよ」といってもあれがキュートってのは信じられない(・_・;)(驚) だってあんなことが・・・!(謎)

あと、あの不死身犬には大爆笑する他ありません(笑)
そういえば一時期、動物愛護協会や知的障害者を保護する団体からクレームがとかなんとか言われてたけどどうなったんだろう?叩かれてたみたいだけど、この監督って愛のある撮り方してると思うんだけどなぁ・・・でも真面目な人は理解できないかな(^^;
とにかく何も考えないで笑いたいならこれはまさにもってこいの映画でしょう!
ただし一緒に観る人は選んだほうがいいでしょう。
下ネタのわからない人とかB級映画観ても笑えない人とか泣かせるヒューマンドラマ一筋の人と一緒だとかなりキツイかもしれない・・・そういう意味でこの映画はきっちり評価が分かれる作品だと思いますが、もう何も考えずに笑ってください、それがイチバン!

本編のところどころに登場する謎のシンガーの歌ではないですが本当に「メリーにはなにかあるのさ♪」って感じですね、メリーの魅力の虜になる人が多いのもうなずけます。観ればあなたも「メリーに首ったけ」、ほんとにそんな感じがしてきます・・・その後の行動はかなり衝撃(というか笑劇?)ですが(爆)

とにかくよくできた映画です。製作のファレリー兄弟、作り方が上手い!
細かいところにもきっちりとした伏線がはってあって丁寧なフォローがされているし、映画自体には直接無関係な謎のシンガーが登場するあたりからして笑ってしまいます。イチバン最初にシンガーが歌ってるシーンから入ったので、最初は、なんだこれ?どういう映画?って一瞬当惑したのですが・・・あああ、まさか最後にあんなことになるとは・・・!

・・・ということで、本編につきましてはあの笑いを文章ではそのままお伝えしきれないので詳しい解説は差し控えさせていただきます、興味のある方はぜひ自分の目で観て笑ってください(笑)

# パンフレットは500円で情報満載!「この映画で動物は虐待されていませんが、人間の俳優は捨て身覚悟です。」っていきなり最初のほうの見開きに書いててもうそこからツボ(笑) 登場人物イラスト図鑑(メリーが似てねー(^^;)も面白くまとめてて、パンフレットもとても丁寧に作られていてイイ。

※ 旧CinemaFile掲載文を加筆・修正して掲載。

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私は「うつ依存症」の女


評価 : ★★★☆
(2003/9/13公開 アメリカ/ドイツ 99分)

しあわせの処方箋

すんごいタイトルですが、映画の邦題がコレだったんで私のことではないです(念のため(^^;)。
原題は「PROZAC NATION」。PROZACは、現在広く処方されている抗鬱剤のことらしいです。

ああ、いつの間にかクリスティーナ・リッチもこんな役をやるようになっていたのだね・・・「アダムス・ファミリー」や「キャスパー」に出ていた頃の印象のほうが強すぎていつまでも子ども感が抜けないのだが(童顔のせいもありますが)、演技派女優になってるなぁ。あの童顔でタバコをやたら吸うのは役の上とはいえちょっといただけないけど(^^;

日本公開は2003年ですが、製作は2001年です。
日本でも鬱病患者が増えてきたためか最近になってから鬱は一人で悩んでないで病院へ~っていう内容のCMをよく見るようになりましたが、アメリカではセラピーを受けたことのある人って本当に多いみたいで社会問題の一つとして早い段階でこういう映画を作ることができたのでしょうね。

内容は、娘に過度の期待を抱く母と、その母と不仲で家を出て音信不通になっていた父との間で、鬱症状など精神的負担を抱えたリジー(クリスティーナ・リッチ)が、ハーバード大学に入学してからの精神不安定な様子を描き、やがて病気と向かい合って克服していくというドラマ。作家エリザベス・ワーツェルの自伝小説を映画化したものです。

鬱病については本で軽く読んだ程度なので具体的なことはあんまりよく知りませんが、主人公の気持ちはなんとなくだけれどわかる気がしたので、現代人の誰もが鬱病にかかる要素を持っているような気がしました。
こういう役柄ってすごく難しいと思うのだけれど、クリスティーナ・リッチの熱演ぶりがすごいので・・・特にこの主人公の場合は、両親が不仲であるという家庭環境と母親の過度の期待によるところが鬱病に追い詰められた大きな原因だと思うので、特別特殊な環境でない分、わかりやすかったです。一人っ子で育った人だったら特に、親の過度な期待をプレッシャーに感じることって経験するんじゃないかなあ。子どもって、小さい頃なら特にだけど親の期待に応えたいと思う気持ちが強いので頑張ってしまうんだよね・・・。あと、親が不仲っていうのも子どもにとってはかなりストレスになると思います。親は大人だからいいけれど、子どもの前で喧嘩ってマジでやめてほしい。大人のほんの些細な心無い言葉が子どもを深く傷つけることもあるってことは知っておいたほうがいいかもね。
だからラストのほうで、母親が言ったセリフが主人公を救うきっかけになったんじゃないかなと思います。

さて。
病気ってわかってなかったら(そして鬱病がどういうものかという知識を持っていなかったら)、ただのワガママでムカツク奴としか思えないけれど、その背景や気持ちがわかると随分と悲しい病ですね。
悪いって思っても自分ではどうしようもなくなっているんだけど、結果、周囲を振り回してしまい見放されていくっていう過程を辿る病気。接するほうもかわいそうって思っても、他人の気持ちを察する前に自分の心を傷つけられることに不快感を感じるうちは本当に理解してあげることは難しいから、メンタルな病気の素を取り除くのって本当に難しいものだなあと思いました。多分、真面目な人ほど鬱になりやすいんだろうけどなかなか周囲に理解してもらうのは難しいからね・・・そう思うとセラピストってすごい!
こういう病気を抱えてセラピーを受けている人って、自分でもなんとかしなくてはということはわかっているんだろうなと思うんですけど、結局、理解してほしいのにしてもらえない状況を自分が作り出していることは理解できてないってことなんだよね、あるいはもう自制心がきかなくなってどうしようもなくなっている状態。
風邪や腹痛と違って薬ですぐに治るものでもないし、メンタルな病は表面に出ても理解もされにくいし、大変です。

ストレスはできるだけ発散して鬱な状態を作らないようにすることがいいのでしょうが、生きている間に家庭環境の変化や様々な人間関係があるし、いいことばかりもありませんからね~。ある程度、人間関係をうまく構築できるように自己コントロールできるように幼い頃からトレーニングすることは必要でしょうね。
特に、最近は核家族化が進み、兄弟姉妹もない子どもが多いので、学校などの集団生活は大事でしょう。最近では人間的成長よりも受験勉強を重視する親が多いようだけれど、受験勉強だけをするところが学校ではありませんからね。

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