ツイスター


評価 : ★★★
(1996/7公開 アメリカ/UIP 113分)

時に、自然は人間の最も恐るべき敵になる

劇場ごと観客を吹き飛ばす凄まじい破壊力!

台風13号の被害が場所によっては甚大なようですが、皆さん、大丈夫でしょうか?
昨日から普通のニュース系もワイドショー系も「竜巻の通り道にそって被害がでています!」とか言ってるのを見て、日本でもあんなにすごい被害が出るような竜巻ってできるんだ・・・と、今更ながらおいらは驚きました。
規模が違うかもしれないけど(実際見てないからわからないけど)、被害映像を見ている限りではまるで「ツイスター」って映画みたいじゃん。日本じゃ牛が飛んだり家が飛んだりはないよなーと思っていたんだけど、実際、こうやって家が全壊しちゃうんだ・・・。
台風で床下とか床上浸水の被害っていうニュースは数限りなく見た覚えがあるんだけど、周辺は大丈夫なのに竜巻の通り道に当たった家だけ大きな被害ってアメリカのニュースや映画じゃないと観たことなかったからさ。
・・・そんなわけで、別の記事を書いている途中だったのですが、こちらを思い出したので先に投稿。

内容は、幼い頃に父を竜巻によって亡くしてからその脅威の力にとりつかれたように竜巻を追う観測チームを率いる女性、ジョー・ハーディング(ヘレン・ハント)が、恋人のメリッサ(ジャミー・ガーツ)を連れて離婚届けにサインを貰うために訪ねてきた夫のビル(ビル・パクストン)と成り行きで再び組んで、彼らの昔の仲間だったジョーナス(ケーリー・エルウェス)達のチームと競うように、竜巻調査機の「ドロシー」をなんとか竜巻の中心に入れようと自然の大いなる力に挑んでいくというパニック・ムービー。

・・・まあ、なんというか、CG使いまくりで想像通りの画が展開されていくので映像的には特別すごい驚きはないし、脚本は人間描写がなってない上に設定はこじつけっぽいし、あの竜巻にしかける機械の名前もドロシーって『オズの魔法使い』からとったんだろ?って感じでわざとらしい気がするし、個人的にはなんだかグダグダな映画だなあと思ったんですが( ̄▽ ̄;)←失礼
それでもそこは迫力の映像と音響で押し切っているので観れるっちゃ観れてしまうんだよねえ。そこがスゴイかも(違う意味で)。
ストーリーはイマイチだけど、よーく観れば観るほどCG技術ってすごいでしょ?SFXって素晴らしいでしょ?っていう力技で押し切ってB級じゃないよって強調してんのかなぁと思うと笑ってしまうんだけど・・・だってさー、普通じゃ飛ばないようなモノがあれだけいろいろ飛びまくっても主役2人は危ない目にあっても絶対飛ばないんだよ( ̄▽ ̄;)?・・・ありえん(笑)
まあ、映像に免じて★3つかなー、脚本だけなら★1個がいいところだが( ̄▽ ̄;)

まあ、これは映画だから笑ってられますけど(っていうか本来は笑う映画じゃないんだろうが( ̄▽ ̄;))、本当に被害にあわれた方は大変ですよね。こればかりは気をつけようがないもんなぁ・・・竜巻の通り道に当たっちゃったらもう運が悪かったとしか・・・。
まだまだ台風シーズンですから、天気予報をチェックして、できる限り防災対策もして、いつでも避難できるように準備して気をつけるように心がけないといけませんね。

# パンフレット捜索中・・・なんだかんだいって劇場で観たからどこかにあるはずなんだよなー( ̄▽ ̄;)

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海猿 LIMIT OF LOVE


評価 : ★★★★
(2006/5/6公開 東宝 117分)

愛でしか、救えない。

あんまり時間を置いても忘れてはいけないのでそろそろ書いておきます・・・ってもうすでに観てから二週間近く経ってるな( ̄▽ ̄;)

2004年に映画化され、その後、2005年にフジテレビ系でテレビドラマにもなった『海猿』の最終章だそうで、映画としては2作目です。順番としては映画(1)→ドラマ→映画(2)となるみたい。
実は、おいらはドラマあんまり熱心には見てなかったんで(2~3回観たかな?っていう程度)見てわかるかどうかちょっと不安だったんだけど、充分観られました。
一応、シリーズとして話はつながっているんだけど、初めて観る人でも大丈夫なように一話完結になっているし、必要最低限の設定はわかるようになっているので予備知識がなくても充分な内容になっています。
ただ、これまでのヒロインとの出会いや結婚に至るまでにどんなことがあったのかという関係を知るには不十分ですけど・・・まあべつにそこはそんなに重要でもないからいいや。
二人の背景はわからなくても、ストーリーは充分わかるし(笑)
シリーズをずっと観てきた人には、エンドロールや途中に過去の回想シーンやNGシーンとしてちょっとだけ出てくるんで「ああ、見た見た!懐かしい」と思える場面がでてきます。
初めての人にも今までシリーズを観てきた人にもOKな内容になってるんじゃないでしょうか。

内容は、潜水士として成長し、現在は異動先の鹿児島第十管区で機動救難隊員として海難救助の最前線で働いて恋人の伊沢環菜(加藤あい)と遠距離恋愛をしていた仙崎大輔(伊藤英明)が、鹿児島沖3キロの海上で乗客620名を乗せた大型フェリー船の座礁事故にバディの吉岡哲也(佐藤隆太)と駆けつけるのだが、船内に積載されていた195台もの車両が引火で爆発を引き起こし、もはや下は浸水・上は火事という究極の状況で沈没寸前に陥る中、決死の救出活動に挑むという救助ストーリー。

原作は漫画らしいですが、おいらは「映画は原作を超えられない」と思っているので原作を読んでません、もともとあんまり漫画を読む人でもなかったので(キライというわけじゃないんですけどね( ̄▽ ̄;))、今後も読む予定もありません。だから原作と比較するとっていう話はできませんので避けます(笑)
原作と違う~とか、先の展開が読めるとか、ハリウッド映画のマネ、とかいう感想も見ましたけど、そんなことは、あらすじ見たら最初からわかってるわけで、特においらは問題だと思ってません( ̄▽ ̄)(笑)
・・・ってか、宣伝で最初から続編だとわかってるんだし、あらすじとか前作とか観たら、キャラもストーリー展開もわかるだろうにそこに文句をつける人がちょっと理解できない・・・シリーズものなんだからわかるだろうに、何をどう期待しているんだろう( ̄▽ ̄;)
おいらの所見では、あんたは学芸会ですか?ってくらい演技が下手に見える加藤あいがイチバン問題に見えましたけど、「加藤あい、かわいいー!」って書き込みはあっても、演技のよしあしはあんまり触れてる人がいないのね・・・まあそんなもんか・・・( ̄▽ ̄;)
ストーリー的に問題があるとすれば、プロポーズよりさっさと脱出して人命救助するのが先ではということ( ̄▽ ̄;)
おーい、そんな時間ないだろっ!( ̄ロ ̄lll)とか、そんな悠長に冗談言ってる暇ないだろ( ̄ロ ̄lll)とか、早く友達助けに行けよっ( ̄ロ ̄lll)とか、おまえらいつの間にそんなところまで移動したの( ̄ロ ̄lll)?とか、妊婦にあんなことさせて大丈夫なのか( ̄ロ ̄lll)!?とか、いろいろ突っ込み所は満載なのですが、まあそこはイライラするにせよ、まあこれはこれで楽しめるかなと・・・ちょっと物足りないところもあったんだけどね、例えば石黒賢はせっかく潜水士の格好したんだから、もうちょっと活躍したらよかったのにとかさ(笑)

でも、製作者サイドの意気込みはなんとなくわかりました。あれどうやって撮ったのかなあ、けっこうよくできてたし。撮影大変だったんじゃないかなー、水のシーンとか火事のシーンとか・・・あれはCGだけじゃ無理だからな。
前作では、もうちょっと軽いノリの遊びの部分がたくさん入っていたように思うんですけど、今回は例えて言うならば付け合せがほんの少しあるメインディッシュのみの映画・・・見入っていると少し疲れるような気が・・・いや、いいんだけど( ̄▽ ̄;)

主に男性向けかな。実際にある職業を題材にしているので、そういう意味では観る価値はあると思います。人命救助って素晴らしい仕事だと思うし、広くいろんな人に知ってもらうという意味では貢献した映画じゃないかな。
実際はこんなにうまくいくとは思いませんけどね( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは600円。シリーズの過去の歴史や人物相関図もあるのでわかりやすいです。

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タイタニック


評価 : ★★★★
(1997/12/公開 アメリカ/FOX 189分)

運命の恋。
誰もそれを裂くことはできない。

1912年の今日、4/14は何の日か知ってます?
あのタイタニック号が23:40頃に氷山に衝突した日です(沈んだのは日をまたいで15日になってから)。
実は『タイタニック』は史上最大の豪華客船のよる海難事故として注目を集め何度も映像化されているのですが、一つ前の記事『スライディング・ドア』で引き合いに出したので1997年製作のジェームズ・キャメロン版について書いておこうかなーと思って、そういえばタイタニックっていつの話だっけ、とGoogleで検索したら出てきました。偶然とはいえ、とってもタイムリー(時代は違うからちょっとこじつけっぽいか( ̄▽ ̄;)?)。

もうヒットしすぎて有名すぎるくらい有名になって大ロングランだったから知らない人のほうが少ないような気がするけど、まずは一応、いつものように内容紹介から。

内容は、現代で1500人の乗客とともに北大西洋3773メートルの深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業時に見つかった裸体に「碧洋のハート」という宝石を身につけた若い女性の絵画をテレビで見101歳の女性ローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)が孫娘のリジー(スージー・エイミス)とともにラベット(ビル・パクストン)に会いに来て自分はタイタニック号事故の生存者で、テレビで公開された絵のモデルだというところからタイタニック号で実際に起きた悲劇の航海が、語られていき、1912年にイギリスのサウサンプトン港から処女航海に出ようとするタイタニック号に、賭けで勝ってチケットを手に入れて三等に乗り込んだ画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と、上流階級のアメリカ人で大資産家で婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)と娘の結婚を強引に決めた母親ルース(フランシス・フィッシャー)、コロラドの富豪夫人モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)と当時17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)が乗り合わせ、ローズが飛び降りようとしたところをジャックが救ったことによって出会い、それが運命の出会いとなって恋物語に発展し強い絆で結ばれたのも束の間、船が氷山に衝突してタイタニック号が沈むことに・・・という史実をベースにしたラブストーリー。

多分、これってディカプリオ人気もあって、何度も劇場に足を運んで観た人もいるだろうし、すごく好きだって言う人もいるだろうし、名作だって言う人も多いと思うんだけど・・・ごめん、おいらは一人で劇場へ行ってポップコーン片手にものっすごく客観的に冷静に観てしまったのでそこまでの名作だとは思わなかったんだ( ̄▽ ̄;)
えーと、何がダメだったかっていうと・・・ローズ?(笑) 
深窓の令嬢の設定のわりには必要以上に逞しすぎて肉厚も豊かすぎで二の腕太っ・・・斧振り回してるし( ̄▽ ̄;)!
・・・いや、まあ必死の状況だからとかそういうのもわかるけどなんかちょっと・・・あの人戻ってなかったらジャックは生きてたかも?とか、死んだらすぐ手を離して海の底にポイなのかよ!とか、ご令嬢があんなに逞しく海ざばざば泳いじゃって死体からホイッスル奪って自分は助かっちゃうのかよ!とか考えるとちょっとさぁ・・・お嬢さん、あまりにも強すぎないかい( ̄▽ ̄;)?
・・・まあ、あれだけ逞しければ生き残れるよな・・・( ̄▽ ̄;)(納得)
あと、最大の問題点は、現実に起こった傷ましい悲しい事件をベースに、大金かけて大掛かりなセットとCGで作ったリアルタイムで沈む船を見るという大スペクタクルが全て二人の愛を盛り上げてしまう演出に使われちゃってるっていうところがもう個人的にちょっとどうなのかなぁと・・・たしかに沈没していくところとかはスゴイと思うよ、でもCGのすごさのほうが目立ってしまったかな。だいたいそこに至るまでの過程が長い( ̄▽ ̄;)
あー、あと、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「My Heart Will Go On」はけっこう好きかも。
しかし小さなエピソードで沈むまで音楽を奏でていたカルテットとか沈み行く船の中での老夫婦とか脇役の描写もそこそこよかったのに全部を消し去る二人の愛のエピソードが大映しってのが(いや、まあ主人公だからねぇ、わかるんだけど・・・)あれー?って感じで・・・まあおばあちゃんの回想録だからあれでもいいのか・・・オチがちょっと微妙だが( ̄▽ ̄;)

そういえば、これ観終わった後で、後ろにいたカップルがあの状況だったらお互い助けに戻るかどうかでもめていました(笑) なんかものすごい喧嘩に発展していっていたけどどうなったんだろう、もう覚えてないけど( ̄▽ ̄;)

ところで、「Titanic: The Sequel」って、知ってます?
ちょっと今更感が漂いすぎてアレだけど、まあよく出来てること・・・これ見て騙される人もいたりして(笑)
そういえば何年か前に、実はジャック(レオナルド・ディカプリオ)は生きていた!という内容で続編を製作するかも~とかいう噂がたしか囁かれていたような記憶があるけれど(テレビで見た記憶があるなあ、めざましテレビかなあ?)、結局どうなったんでしょうねえ。
ディカプリオはタイタニックに出演したことはイメージが固定化しすぎて失敗だったと思ってるっていう記事をどこかで見た気がするので、本人が嫌がってお蔵入りになったのかな?

# パンフレット捜索中・・・多分、た行の棚に埋もれているはずだが~( ̄▽ ̄;)

「タイタニック」関連サイト
Titanic
20th Century Fox

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大怪獣東京に現る


評価 : ★★
(1998/09/26公開 101分)

えーと、GyaO Cinemaでやってたんですけどね(っていうか4/25まで配信中だからまだやってるんだけどね)、このB級くさいタイトルにあやしさを感じつつも、なぜか気になってついつい観てしまいました。だって桃井かおりが出てるんだもん。

いやぁ・・・なんというか。
あらゆる意味でちょっとした衝撃をくらいましたよ(謎)

内容は、福井県にあるのどかな町を舞台に、東京に現れた大怪獣出現事件のニュースを見て慌てふためく人々や、ごく普通の生活を続ける人々の人間模様を描いたコメディ。

えーと。
タイトルが「大怪獣東京に現る」なんだけど舞台は福井県だし、その大怪獣(ゴジラか( ̄▽ ̄;)?)とやらも東京から大阪方面へ周辺を破壊しながらうろうろしてるし、なんだかよくわからないけど九州地方からも亀型大怪獣(ガメラか( ̄▽ ̄;)?)が現れてきてぶつかったところで戦いだしたり、米軍やら中国・北朝鮮・韓国連合軍が狙い打ちするという設定なんだけど、致命的なことに大怪獣が出てきません(笑)
ぜーんぶ、テレビニュースで伝えられるだけ(しかも映らなくて赤と緑の矢印で日本列島内での進行方向が示されるだけ)という・・・なんだこれ、ありえない、ありえないよー!?の連続( ̄▽ ̄;)
撮り方がグランドホテル形式(THE有頂天ホテルと同じ)でたくさんの人の人間模様をそれぞれ描いて最後にまとめるという形式なんだけど、またこのオチがひどい・・・無理やりすぎて唖然。ある意味、衝撃(・∀・;)

・・・あれだけの俳優を使ってよくこんなの作ったなぁとは思うけど・・・多分、もう二度と観ないだろうなぁ( ̄▽ ̄;)
ゴジラとガメラを戦わせるコメディを作ろうとして、製作会社が違うから版権の問題で訴えられたら嫌だなーとわざと怪獣をださなくて周囲の人の反応だけであおるという逃げ道作ったような映画なんだもん・・・B級っていうかC級っていうかD級っていうかなんというか。
発想は大胆だと思うけどさぁ・・・これってどうなの( ̄▽ ̄;)?

・・・っていうかそれ以前の問題として何で観てしまったんだろう( ̄▽ ̄;)←バカ

# ネット配信で観たためパンフレット未購入。・・・ってか映画館でやってても観に行ってないと思う(笑)

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フライトプラン


評価 : ★★★
(2006/1/28公開 アメリカ/ブエナビスタ 98分)

彼女は、航空機設計士。そして一人の母。
高度1万メートルの上空で、幼い娘が失踪した・・。

その時、最新鋭の旅客機は、史上最悪の《戦場》に変わる―!

予告編を観た時に、まるで『フォーガットン』みたいだなあと思い(予告時での設定とか映像とかの期待の持たせ方が似すぎ)、さては妄想オチかテロ犯オチかトンデモオチ(突然、実は宇宙人だったとか幽霊だったとかいいだすオチ( ̄▽ ̄;))のどれかじゃなかろーか・・・と予想していたら、まあ一応当たってました~。
・・・このテの映画はもうこれ以外のオチは存在しないのだろうか~、予想外ってのが楽しいのにな~(ボソ)。

しかし、ジョディ・フォスターの演技力に頼りきった感じがものっすごく滲み出まくっている作品になってるんだけど、なんですかこれは( ̄▽ ̄;)?

内容は、夫を亡くしたばかりの航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)が、6歳の娘ジュリア(マーリーン・ローストン)を連れて自分がエンジンを設計した最新鋭のジャンボ旅客機内で帰国途中、飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまうのだが周囲に聞いても誰も見ていないと言い、探し回っても見つからず、挙句にすでにジュリアは死んでいてあなたは精神的ショックで幻覚を見たとまで言われ、全てが信じられなくなり、カイルは一人で娘探しに奮闘する、というパニックアクションストーリー。

正直、ジョディの演技がなければ、ストーリーは突っ込み所満載のB級作品
だって、よく考えたら全部偶然に頼ってるし・・・ジョディが娘に「横になりたければ後ろの席が空いてるから横になる?」って言わなければ、そして客が全員娘を見なかったって言わなければまったく成立しなかったストーリーなんだよね・・・全部想定の範囲内でストーリーが進むってのが、まずありえんっちゅーの・・・だってああやって機内で連れ出すこと自体が無理じゃない( ̄▽ ̄;)?

それに「母は強し」の部分を強調しているから成り立つストーリーなんだけど、だからジョディの演技に惹き込まれるかどうかがストーリーとして成り立つかどうかの鍵になっているわけで・・・まあジョディはいいんですけどね、娘を探すために機内をパニックルーム(この場合のパニックルームの意味は緊急避難場所じゃなくてパニックに陥れられる部屋の意味)にしてしまうわけなんだけど、あんな人と乗り合わせちゃった乗客はもう不運としか言いようがないです。密室のはずの飛行機内から子どもがいなくなって不安にかられて極限状態で突っ走ってしまったというのはわかるけど、あそこまで他人に迷惑かけまくりな親って人としてどうなんでしょうって思いますがぁ・・・( ̄▽ ̄;)?

それに、あのジョディの正気か狂気かわからない精神的にちょっと危ういような演技で、こちらもググッとストーリーに惹きつけられはするものの、なんか最初から目がイッちゃっててあやしいなあコイツと思っていた人がやっぱりあやしかったので、

ハァ?そのまんまかよっΣ( ̄ロ ̄lll)!?

と、思わず口に出しそうになったしね・・・ああいうのは、最初に観客に見破られたらオシマイだと思いますがどうなんでしょう( ̄▽ ̄;)(致命的)
しかも動機やジョディ一家を選んだ理由がまったく不明。なんなんだ、何がしたかったんだ。しかもこの中途半端さはなんだ~・・・。

最後の爆発もあんなに用意周到に準備したわりには小規模すぎて「なんじゃそらー!?」ってコケたけど(低予算なのか?)、せめてストーリーくらいはもうちょっとひねれよ~!!
しかもアラブ人の扱いがひどくてちょっとげんなり。アラブ人だったらそういう扱いでイイとか思ってません?アラブ人が観たらきっと怒ると思いますよ?
機長に「娘が見つかったら謝罪して!」とか言うんだったら、オマエもあんなことがあったのに荷物運んでくれたんだから、娘はいたんだから私は正しかったのよ!って勝ち誇った顔してないでアラブ人に謝れってーの( ̄▽ ̄;)
なんかそういう中途半端なカットが腑に落ちないんだよなぁ・・・そういえば、冒頭の現実と過去が錯綜するあの編集も意味あるのか?って感じ(ちっとも生かされていない)。
ジョディは怪演ってくらいピッタリだったけどね。
そうそう、機長もいい感じでした。どっちに転ぶかな~と思ったけど思い返せばたいした役ではなく、浅岡ルリ子に似た客室乗務員のほうがよほど重要なわりにはたいした扱いされてないなぁと、脚本の不備に問題があるような気がしましたけど~役者の演技はみなさんそれなりに良く・・・あ、あいつの目がイッてさえなければもうちょっと謎解き要素が出てよかったかも・・・( ̄▽ ̄;)
あと、もうちょっと子どもと絡むシーンがあれば母と娘の絆とか強調できてよかったかも。

まあ、この映画はジョディたち役者の演技を観るためだけ映画ですね~。
役者の演技がいいから退屈はしなかったけど、ストーリーを気にすると成り立たないからさ(笑)

# パンフレットは・・・あ、買い忘れた( ̄▽ ̄;)

「フライトプラン」関連サイト
フライトプラン|FLIGHTPLAN
Flightplan--The Official Movie Web Site(英語)

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ザスーラ

評価 : ★★★★
(2005/12/10公開 アメリカ/SPE 110分)

地球に帰りたければ、クリアしろ。

それは、究極のリアル・ボード・ゲーム。

攻略できるのか?支配されるのか?

「ジュマンジ」から10年―。
予測不可能な、新しい、衝撃が始まる。

「ジュマンジ」から10年。その進化レベルは、予測不可能!

※ Amazonで検索してもでてこなかったので、またDVDが発売される頃にリンクします

順番でいえば、12月21日に「キング・コング」とセットで観たのでもっと前に書く予定でしたが、リクエストがあったので後回しになっちゃいました。いやぁ、リクエストは貴重ですのでとってもありがたい(ありがとうございます!)と思っているのでいいんですけど、早く書き上げないと忘れてしまいそうでなんだかヤバい(笑)
だってコレって軽~く観て楽しむタイプの映画なんだもん・・・軽~く忘れそうです( ̄▽ ̄;)

ロビン・ウィリアムズが出演していた「ジュマンジ」の続編として宣伝されていた映画ですが、以前と同じキャストがでてくるわけではないので別モノと考えたほうがいいかも。作者は同じクリス・ヴァン・オールズバーグだけど、「ジュマンジ」から引き継がれているものといえばすごろくゲームの内容が現実に反映される点くらいかな。

※ パンフレットを読むと、原作では「ジュマンジ」のラストでザスーラの主人公二人が公園で見つけたジュマンジの箱を抱えて走っていて、「ザスーラ」でジュマンジのゲーム盤の下に隠れるように入っていたザスーラのゲーム盤を見つけてプレイする・・・とつながるらしいですが、映画ではお父さんが中古購入した家の地下物置で見つけるからつながってないんだよね~。ゲームも以前のようにサイコロ使ってすすめていくっていう形じゃないし。まあ、「ジュマンジ」を観ていない人でも楽しめるように作っているということかな。

内容は、お父さん(ティム・ロビンス)が仕事で出かけた後、兄ウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)と些細なことで喧嘩をして地下室に閉じ込められた弟ダニー(ジョナ・ボボ)が、階段の奥で“ザスーラ”と書かれた古いボードゲームを見つけ、誰にもかまってもらえず字も読めないのでルールも理解できないままにゲームを始めてしまう。
でてきたカードの内容をウォルターに読んでもらった次の瞬間、家の中を大量の隕石が突き抜け、なんと窓の外は宇宙空間に変わってしまっていた。弟達の面倒を見る気がなく緊急時以外部屋に入るなといつも言っている姉のリサ(クリステン・スチュワート)の部屋に飛び込んで2人で事情を説明するが、リサはデートの約束のほうを優先してしまい外を見て夜になってしまったと勘違いし大急ぎで支度を始める。困った2人はゲームの内容が現実に起こることを証明するためにリサの前でゲームをするのだが、ダニーがひいたカードでリサが凍り付いてしまい・・・という奇想天外なメッセージを現実に反映するリアル・ボード・ゲームとそのゲームを始めてしまったいつも喧嘩ばかりしている兄弟が協力しあってクリアを目指すというお話。

チラシの宣伝コピーの文章を見て気付いたけれど、もう「ジュマンジ」から10年も経つのかー!早ーい!
10年経っているだけあってスケールが大きくなってCGもかなり進化していたと思うけれど、「ジュマンジ」よりは奇想天外度が落ちるかな~。宇宙といえば次は何がでてくるだろう?と考えたら、次の展開が読めるんだよね~。だいたい想定内の範囲でストーリーが進行していったんでもうひとひねりあったら更によかったかも。
「ジュマンジ」を観た時にかなりの意外性を楽しんだので、続編って宣伝してるならやっぱりそれ以上の意外性を求めてしまうから、どうしても少し辛めに評価つけてしまうのはしょうがないかな~と思うけどね。

でも単純に何も考えないで観たら楽しいです。
このテの映画は「宇宙なのに酸素どうなってんだよ」とか「宇宙服なしで宇宙に飛び出しても平気なのかよ」とかそういう細かいところは気にしちゃダメ(笑) 「SAYURI」みたいに大真面目に撮ってる映画じゃないので、そこは突っ込みナシでOK!
独断と偏見が入っているかもしれないが、もともとそういう何でもアリのファンタジー系の話だもんね~(笑)
それにあのゲーム盤、古ぼけて見えるけど、けっこう斬新で楽しい!
ゲーム盤本体には指示が何も書いてないのに指示カードが飛び出てくるとか、自動でコマが動くっていうのもなんだかワクワクする要素があっていいね。
ジュマンジの時はゲーム盤がまるで見つけてくれと言わんばかりに箱の中から太鼓の音がしてミステリアスさを出していたけど、今回は普通の人生ゲームとか入っていそうな箱であっさり見付かっちゃうのでそこがちょっとがっかりだったんだけども、あのゲーム盤本体のつくりとオープニングの古いアメリカンコミック調の絵でザスーラのゲーム説明をしているのがセンスあってちょっと面白かったからまあいいや。
主人公の子ども2人もかわいいしね。とにかくこの2人の活躍ぶりと、CGが見所です。

よく考えたら出演者って5人だけしかいないんだよなあ・・・そのわりには全く飽きさせずに上手く作れてる気がする。ヒロインはいないけど・・・あ、あの怖いと恐れられていた美人の姉ちゃんか・・・凍りついたところは見物だがまあヒロインにありがちなロマンスはアレだったんでともかくとして(笑)、宇宙飛行士もポイントだけ出てて主役2人をくってなかったので(どーでもいいけどトム・クルーズに似て見えるのはおいらだけ(^^;?)あくまで子ども主体にしてドキドキワクワク感を盛りたてているのがいいのかもねぇ。
こういうありえないことの連続がバカバカしいって思ってしまったらたいして面白くないかもしれないが、子どもの気持ちに返って観る映画だと思うよ。だから子どもメインの話になってるんだと思うし。
今みたいにコンピューターゲームがどの家庭にもあるわけじゃなかった頃、人生ゲームとかのボードゲームってしたことない?あれを懐かしく思い出させる感じもあるから、大人でもワクワク感を疑似体験できるんじゃないかな。
でてくるロボットだってザスーラ本体だってかなり昔風のデザインだしね(笑) 家を破壊されるのは嫌だが、あのゲームちょっと欲しいなぁ~(笑)

どっちかというとファミリー向けかな~。
「ジュマンジ」ほど大人向けにひねくれていないし、ほとんどのシーンがゲームをしている子ども2人をメインにしているので全体的にちょっと子ども向きのような気がしますが、非現実の世界にリアルささえ求めなければ(つまりは、現実にありえないシーンを観ても否定せずにSFファンタジーとして割り切って楽しめるのであれば)大人でも子どもでも楽しめる内容だと思います。CGスゴイし、けっこうキレイに面白くまとめているのでサクッと軽~い気持ちで観るのがオススメです。誰も死なないし、そんなに怖いシーンも気持ち悪いシーンもないので(ゾーガンっていう宇宙人がちょっと見た目グロいけど)大丈夫。
ゲームを通して兄弟の絆が描かれていますので、ただのドタバタSFで終わらずに少し感動要素もありますしね。
主人公二人のように毎日喧嘩ばっかりやってるお子様をお持ちのお父さんお母さん!ぜひこの冬休みにお子様を観に連れて行ってあげてください。兄弟って大切にしないとな~ということを学習してくれるかもしれませんヨ☆

・・・それにしてもティム・ロビンスって最初と最後だけなのかよ~、もっとロビン・ウィリアムズのようにいっぱい出てくるのかと思ってたのに・・・勿体無いなぁ~。

評価は四捨五入したので★4つにしていますが、気持ち的には3.7~3.8くらいかな。
やっぱり先に観たジュマンジほどの衝撃は感じなかったんで~・・・でも、テンポもいいし面白いから、ある意味ハリー・ポッターより楽しめたかも(笑) 

# パンフレットは700円。ザスーラそのままのすごろくゲームやクロスワードパズルなんかも盛り込まれていて、映画世界の楽しさがパンフレットにも遊び心として詰め込まれていてGood!原作や「ジュマンジ」についても少し解説があっていい感じにまとめられています。

「ザスーラ」関連サイト
Sony Pictures - ザスーラ

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キング・コング


評価 : ★★★★
(2005/12/17公開 ニュージーランド・アメリカ/UIP 188分)

アカデミー賞受賞監督ピーター・ジャクソン最新作

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の監督が贈るアドベンチャー超大作!

すべてはこの映画のために―
『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が贈るスペクタクル・アドベンチャー!

キング・コングの映画は何度か続編とかリメイク版とかアニメ版とか、なんだかよくわからないけどそれ便乗?っていう日本で作られたわけわからない版(あるのは知ってるけど観たことないから謎)とかを含めて少なくとも7~8回は作られているという特撮怪獣映画大好きな方には古典中の古典として人気の作品ですが、メリアン・C・クーパーとアーネスト・B・シュードサック監督・製作、フェイ・レイ主演で1933年に作られたオリジナル版は時おり何かの特集などで映る有名なシーン(エンパイア・ステート・ビルに登ったでかいゴリラが暴れてるっていうシーン)しか観たことがないので、比較してどうとかいうのはわからないんですけど・・・えーっと、キング・コングってこんな話だったの?・・・だって・・・あ、まあそれは後で書きましょう、とりあえず内容から。

内容は、1930年代初頭のニューヨークで冒険映画を作ろうとしていた野心家の映画監督カール・デナム(ジャック・ブラック)は映画会社から金がかかりすぎるとして映画を断念するよう言われ主演女優にも逃げられとさんざんだった時に偶然にも出演舞台が閉鎖されて職を失って食べるのにも困っていた美しい女優アン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)を見つけ映画に出るよう話を持ちかけ、脚本家ジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)もできていなかった脚本を船の中で書かせるためにうまく騙して船に乗せたまま出港。危険な航海で座礁した末、目的地の幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へ辿り着いたが、そこで原住民に襲われ、命からがら船に戻ったところでまたアンがさらわれて船員と撮影クルー達で探しに行くのだが、アンは儀式に引っ張り出されてコングに恐竜や巨大化した虫がたくさんいるジャングルの中へ連れ去られる。船員と撮影クルーは死人を出しながらもなんとかアンを救出したが、撮影カメラが壊れたことでカールがコングを連れてニューヨークへ戻って見たことのない世界をみんなに見せる見世物にしようと思いつきクロロフォルムや網などを使ってコングを生け捕りにして連れ帰るのだがアンを気に入ったコングはアンを探して暴れだし・・・という1933年に作られたとは思えないほどの映像とストーリーのインパクトが今でも知られるほど有名で後世の怪獣映画に影響を与えたパニックムービー。

よく出来てるんだけど・・・キング・コングが登場するまでの前振りがものすごく長い(笑)
いつ出てくるんだろうって観ていたのだけど、やっと出て来たと思ったら上映開始からなんと約一時間経過
えー、それって長すぎない( ̄▽ ̄;)?

前編はアドベンチャー系タイタニック(アヤシイ地図+船での恋+岩にぶつかって座礁)。
えー・・・その展開ってなんか寄せ集めのような・・・しかも船員のエピソードは描いたわりには後々あんまり必要なかったような展開だったんで別にそんなに時間をかけていれなくてもよかったかも・・・何か重要なことに関わってくる伏線かと思ってたんだけど期待したほど何もなかったのでちょっとがっかりしたよ( ̄▽ ̄;)

中盤はキング・コングVS恐竜で、まるでジュラシック・パーク(笑)
一部のシーン(自然がいっぱい、骸骨もいっぱい、フラッシュバックのように映る気持ち悪いシーンたくさん)がまるで「ロード・オブ・ザ・リング」そのもの・・・どっちもピーター・ジャクソン監督だからなあ。そういえば予告編観た時にも、「あー・・・なんかロード・オブ・ザ・リングの世界だなぁー」と思ったので、そういう構図が好きなんでしょうね。
しかし原住民はともかくとして巨大虫のシーンは気持ち悪すぎなのではずしてくれー!
うぉぇぇ( ̄ロ ̄lll)(←きっとこんな顔で観てました)
・・・ていうかあのシーンはあんなに長く撮る必要があるのか( ̄▽ ̄;)?
あと、あんなにジャングルの中で駆け回っているのに女優さんは怪我一つしないし顔もあんまり汚れないし服は汚れてもそんなに破けないのね、ありえなーい(笑)
それにあんなでっかいゴリラをどうやってニューヨークへ連れて行ったんだろう?
ストーリーに特に影響のないどうでもいいところはやたらと長いのにそのへんは全部カットなのかよ・・・えー( ̄▽ ̄;)?
ロード・オブ・ザ・リング3部作の3倍のカット数の最新VFX使ったりとかしてたんじゃなかったのかよー、そこにそのシーンは入ってなかったのかよー( ̄▽ ̄;)?

後編でやっとビルのてっぺんに登るという有名なシーン登場。
見世物にされた劇場を逃げ出してアンを探すキングコングはすごいです。そこらの金髪を捕まえて顔を見て違うとわかったらポイと投げ捨て。また捕まえてはポイと投げ捨て・・・まるでバナナの皮かなんかのようだ。
どーでもいいけど、アンの衣裳ってマリリン・モンローを意識なのかな?
顔はニコール・キッドマンみたいだけどそれは意識とかいう以前の問題なので無視できるけど・・・ええ、美人なのでいいんです(きっぱり)!すごくキレイに撮ってもらってましたよ、キング・コングが惚れるのも納得ってくらいの「女優」役でした。
あとハイヒールであんなところをどんどん上って行って、ハシゴに片手で捕まれるっていうのもどうよ?って気がしますが・・・まあそこもいいか・・・よく考えたらあんなでかいゴリラがビルを登ったら普通ビルが壊れるだろうって思うけど許容範囲でOKだからいいや( ̄~ ̄;)
アンを見つけ出して夜の公園だかどこかの凍った池か川のところで一緒にくるくると滑っているシーンと最後にキング・コングと女優が見つめ合うシーンがとても印象的でした、特に目が。
二人の間に言葉があるわけじゃないんだけど雰囲気がね、言葉がなくてもわかりあえてる感じ。
美しい夕日を眺めているシーンも秀逸。
ラストシーンはちょっと切なくてホロリときます・・・最後までヒロインを守り通して戦い死んでいく様はやっぱり素敵。どんなにごついゴリラだとはいえ、純真無垢で子どものようなその瞳と、男として戦い落ちて行く勇姿に感動しました。
あ、でもあの監督の最後のセリフはどうなんだろう?いや、意味はわかってるからあれはあれでいいんだけどさあ・・・「女優」のせいじゃなくてもともとはオマエが元凶じゃないのか、とかちょっと突っ込み入れたくなったんで。

あ、後、終わってからなんですが、エンドロールの後に出たオリジナル版製作者とフェイ・レイに捧ぐっていう敬意を払ったメッセージがとてもよかったです。本当にこの作品を愛してるんだなあと思いました。思い入れが深いから巨額の費用(映画会社が出した予算枠を超えたので監督の私費もかなり投じたらしいです、9歳の時からの夢だったんだって)を使ってこの映画にかけたのでしょうね、キング・コングの描写は言葉を話さないかわりにとても表情豊かで製作者の意気込みが感じられました。
ああいう怪獣特撮モノってけっこう映画にするには難しいと思うんですよ。人形みたいにしてもダメだし、キング・コングの場合は野生なんだから怖くないゴリラにしてしまうのもダメだもんね、やっぱり恐怖を感じながらもその表情や態度で無垢な気持ちを表現できてないとただの作り物になって子ども騙しになってしまう。でも本作ではちゃんと命が吹き込まれていたように感じたのでよかったと思います。
そういえばキング・コングの役ってロード・オブ・ザ・リングでゴラムをやったアンディ・サーキスだったんですね、船のコックの役もしていたから二役していたみたいだけど、さすがだ!

後編までがちょっと何かの映画の継ぎ合わせみたいな感じがして長いのだけれど(それでこんな話だったの?って思ったんですけどね)、ラストは素晴らしいです。
わかっている話なのに感動できるっていうのはすごいことだと思うのですよ、オリジナルを越えるのは難しいですからねえ・・・その証拠にといってはなんだがオリジナル以降で作られたものはわりと駄作という噂だし( ̄▽ ̄:)
リメイクでも続編でも同じですけど、最初がヒットするとなかなか後に続けてというのは難しいですね。
でもここまでキング・コングを表情豊かにしたのはCGのワザとはいえ、見事ですよ。
途中ちょっと気持ち悪いしかなり長いけれど、ぜひ大画面で観ることをオススメします。

こんなにも深い思い入れで作られたリメイク版ってそうそうないような感じがするので、オリジナル版もレンタル探して見てみようかな。

・・・あ、そういえばどこかの情報番組(多分、めざましテレビ)で見たんだけど、ピーター・ジャクソン痩せたねえ!
「ロード・オブ・ザ・リング」の時は典型的な太り過ぎぷっくぷくの白人だったのに、小学生の体重分くらい(25kgだっけ?)落としてたよ・・・すげえ( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは横長で56ページある特別版1800円のと通常サイズの通常版600円の2種類。・・・1800円って!高っ!もう一本普通に観れるじゃん!・・・と、思ったので、一応映画館のスタッフの人に「特別版と通常版の違いはなんですか?」と聞いて中身だけパラパラと確認させてもらって通常版を買ってきました。あんまりちゃんと見てこなかったけど、特別版にはキングコングの顔のCGの作り方とかいうのもあったような・・・いや、べつにいらないけど。通常版も通常とは思えないほど内容が濃く、ピーター・ジャクソン監督がこの映画にかけた意気込みなどが感じられるようになっています。

「キング・コング」関連サイト
キング・コング

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ソウ


評価 : ★★★☆
(2004/10/30公開 アメリカ/アスミック・エース 103分)

目覚めたら老朽化したバスルーム
足首には鋼鉄の鎖
対角線上にもう一人の男
間には自殺死体・・・
このノコギリは何に使うのか

前評判はけっこう良かったんだけど、見た宣伝チラシが転がった死体バージョンと切断された足バージョンのどっちもどっちな2種類だったので、なんだか生理的にちょっとヤバそうな雰囲気って思って劇場で観なかったんですけど、家族がレンタルしてきたので観ました。

・・・案の定、予感的中( ̄▽ ̄lll)

内容は、理由も分からぬまま目が覚めたらアタマを打ち抜かれた死体が転がる薄汚いバスルームで対角線上の壁に足首を鎖で繋がれていた2人の男、アダム(リー・ワネル)と医者のゴードン(ケイリー・エルウィズ)が、謎の殺人鬼ジグソウに密室の中で人殺しゲーム(6時までにアダムを殺すか、2人とも死ぬか)をさせられ精神的に追い詰められていく様をショッキングに描いたサスペンス・スリラー。

「CUBE」とか他にも密室系のお話を観ているので、話はそんなに衝撃的でもなくてまあこんなもんかって感じたんだけど、短期間(18日間)撮影のわりには、すごくよく出来てる。監督のジェームズ・ワンもまだ26歳という若さだし、これがデビュー作というのに2004年サンダンス映画祭でかなりの話題になっていたからなかなかの手腕だってことだし。
脚本を書いているリー・ワネルがアダムの役をしてて、わりと映像も荒削りだなあと感じたので低予算なのかな?とは思ったんだけど(ほとんどのシーンが密室で2人きりだしね)、不気味な緊張感とスリルのある展開が面白くて結局最後まで観てしまい予想のつかないラストに「やられた!」とは思ったんだけど・・・なんなんだろう、この後味の悪さは。

犯人の意図と製作者サイドの伝えたいことがよく見えなかったので、おいらの頭の中には最初から最後まで「?」が舞ってました・・・生きてることに感謝しろよっていうのは伝わったんだけど、犯人の動機がそれを教えるためだけだったとしたらあまりにも陳腐すぎない?って感じがするんだよね。動機が弱いというか・・・そんなことを伝えるためだけにそうまでして仕掛けを用意する必要があるのか?精神的に追い詰めて誘導していくといっても、罠にかかるかどうかの展開はわりと運に頼ってるし。
観客をびっくりさせようというオチは、たしかに「えー!?」だったけど・・・っていうのは、まさかあんな形で最後に出てくるという予想はしてなかったってのと、あんな長時間あそこでじっとしていたのか?っていう矛盾を感じたからってのの両方なんだけどね。「え、オマエそこで見てたのかよ!?」って突っ込みたくなりました。
ちょっと無理があるよなぁ~・・・演出としては面白いけれど、あれをやってしまったら反則じゃないのか~?ていうか電流を流す装置ってアイツが自分で押してたんだろ?とかいくらなんでも呼吸してたらわかるだろうとか鍵がなくなる設定って最初にアレが足に絡まって抜けない限り無理がない?とか思い返してみればおかしい点がいっぱい。あれがOKだったらハッキリ言って何でもアリじゃないのか・・・。

そして何より痛い、痛すぎるヨ、自分のアレをアレでああするなんて( ̄▽ ̄;)
(※ヒントというか答えは最初に出したのでもう書きません、思い出しただけで痛いからっ!)
聞いていたほど怖いとは思わなかったけど、やっぱりアレは観てて痛いって!!!

若い感性でアタマを使って作った映画だなあっていうのはわかるし、全体に謎が絡んでる雰囲気とか、オチで予想を裏切ってくれるセンスは好きだけど、救いがない上にアレをアレでああしたシーンが「ぎゃああああ!」と叫びそうなので一回でご馳走様って感じ・・・あんまり何度も観たい映画ではないですな、好きな人は好きなんだろうが。人にオススメできるかというとちょっと微妙( ̄▽ ̄;)
・・あ、初デートとかで観るのはマズいと思いますヨ、予告にも「精神的にストレスを感じる映画なので、ひとりで観て下さい」ってあったけど、その通りで、耐性ないと確実に引くと思います(笑)

多分、ストーリー自体にそんなに怖さはないけれど、アレをアレでああしているのと犯人がアイツであそこにいたっていうどんでん返しが衝撃過ぎて観た直後は、うわあスゴイ!と思ってしまうから、高評価なんだろうな。後でいろいろ考えるとあまりにも、うううーん・・・?という矛盾が多いから、考えないほうが楽しめるかも。
んー、極限状態の描写とかは上手いとは思うが、どう観ても一発勝負ネタだなー。痛いし気持ち悪いし。
続編が公開されてるみたいだけど同じようにストーリーが進んだら、観客のほうもネタを見破ってしまってつまらなくなるかも。

※ 指示語ばかりですみません(^^;

# レンタルで観たのでパンフレット未購入。

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TUBE チューブ

評価 : ★★★
(2004/11/6公開 韓国 116分)

地下鉄を乗っ取って爆弾を仕掛けた凶悪犯と一匹狼っぽい刑事の対決を描いたサスペンス・アクション。
「シュリ」の脚色と助監督を担当した、ペク・ウナクの初監督作品というから期待して観てみれば・・・ちょっと期待しすぎだったかなあ。
地下鉄での銃撃戦やアクションはたしかにすごいので別に退屈はしないけど、説明不足のシーンが多すぎ
観終わった後に変に「?????」と思うシーンが多々。
ヒロイン(遠藤久美子に似て見えるのは私だけか?)はなぜいつもバイオリンケースを背負っているのか?・・・ていうかバイオリンケースだったってのも、そのバイオリンを物質に取られていたってことも特典映像で初めて知ったよ。
あと、そんなに接点がなかったのに主人公(劇団ひとりに似て見えるのは私だけか?)とヒロインがなんであそこまで惹かれあっているのかもよくわからない。
電車のプロ達と親交がある刑事もなんでそんなに仲良いのかもわからないし。
内部事情がほとんど不明でどうにもこうにも理解し辛い。
SWATをあんなに動員しといて全然弾がかすりもしないのもどうかと思うし、だいたいSWATのくせに2人ほど相手にして全滅なんて弱すぎ。防弾チョッキ着てないのかよ?とか。
ラストに重大な秘密を手にする人も、お前何者?って感じだし。
ところどころ笑いのシーンを入れているけど変な合間に入れてあるので妙に浮いて見えるし、どういう映画にしたいのかがよくわからない。
アクションに重点を置きすぎてカットしてしまったのか、脚本がダメすぎたのか知らないけど、観客を置いていったまま突っ走ってしまった感じ。すべてが中途半端なんだよな。
そりゃ作り手は自分達で登場人物の心理背景とかわかってるんだろうからいいだろうけどさ、一回通して見るだけの観客はそこまではわかりませんよ?
それに内容が「スピード」+「踊る大捜査線 (どっちかというと「交渉人 真下正義」)」って感じで観たことあるよーなないよーなという気がかなりしたから特に新鮮味はなかったかなあ。逆にものすごく突っ込み所満載でそればかりが目立った気がする。

でも、脇役が素晴らしい。それも特に室長が素敵だ!
まあそれだけでもべつにいいかな~という気はするかな。個人的には「シュリ」のほうが好きだけど。

# DVDレンタルで観たのでパンフレット未購入。

「TUBE チューブ」関連サイト
TUBE

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ディープ・ブルー

評価 : ★★★★
(1999/10/9公開 アメリカ ワーナー・ブラザーズ 105分)

恐怖、絶叫、そして・・・絶望。
それは、より大きく、より速く、よりずる賢い。

キレイなほうのディープ・ブルーについて書いたのでついでに怖いほうのディープ・ブルーのことも書いておきます。
実はこちらの原題は「DEEP BLUE」ではなく「DEEP BLUE SEA」。
でも海の壮大さを描いたものではなく、海の上に建てられた巨大な海洋医学研究施設でサメの脳組織から新薬を製造する研究をしていた博士がDNAを操作した結果、巨大化して高度な知能までも手に入れたサメと死闘を繰り広げる人たちのお話。

初めて観た時の感想は、「怖すぎる」でした。今でこそストーリーを知っているので見れますけど、初めて劇場で観た時は瞳孔開きっぱなしじゃないかと思ったくらい怖かったです。
観るまではどうせジョーズの2番煎じだろうなという程度の軽い気持ちだったのですが、私が悪かったです、ごめんなさい。ま・じ・で、初めて観た時は超怖かったです、シャレになりません・・・上映が始まってからあんなに長い時間、ムンクの叫び状態になっていたのはきっと初めてだと思います(驚愕)
レニー・ハーリン監督、すごいです!
息をつかせぬ予想だにしない展開・・・「この人は主要人物だから最後まで生き残るだろう」と思わせておいたと思ったらびっくりすぐほどあっけなくバクバク食われてしまうんですもの、びっくりです。

例えば(ネタバレですけどかなり最初のほうなので支障はないと思われる部分から)、サミュエル・L・ジャクソンが「皆で頑張って生き残ろう!」みたいなことを言う訳ですよ。この人以外はほとんど知らない人ばかりだったしそれまでのストーリーの中ではかなり重要な役っぽかったので、その言った直後にサメにかっさらわれて海の中へ連れて行かれてもきっとなんとかして戻って来るし大丈夫だろうって思うじゃないですか。でも、あっさり数匹のサメに窓の外で引き裂かれていました。・・・その時点でもう再生不能。
えええええ Σ( ̄ロ ̄lll)!!!???
展開としてはその繰り返しです。「私が囮に!」と言う人も立派に「ただのエサ」と化していました(^▽^;
しかし、最後の最後で「ああ、ここに全然関係ない普通のサメが来て残ったあの人をバクリといっちゃったらそれはそれですごいだろうなあ」と考えてしまった私はあまりの恐怖に感覚が麻痺してしまったのかもしれません(笑)

この映画は公開後すぐに友人と観た映画だったのですが、二人ともあまりの衝撃映像に上映終了後しばらく口をきけませんでした(笑)
その後、友人から「タイトルからキレイな映画を想像していたのに(云々)」という素敵メールが。たしかにその通りだ、まさかあそこまで違うものとは思わなかった(^^;

しかし一方で後から思い返してみればツッコミどころ満載で面白いです(謎)
ものすごくB級っぽい(笑)
ラストにあんなに死闘を繰り広げた後に流れる音楽の軽いこと軽いこと・・・楽園ムードです。ギャップがすごすぎます。いいのかそれで(^^;

まあ・・・いい意味で(?)予想をはるかに裏切ってくれる映画なのでびっくりしたい方にオススメです。
心臓の弱い人は・・・やめたほうがいいかも。

「ディープ・ブルー」関連サイト
ディープ・ブルー

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