K-20 怪人二十面相・伝


評価 : ★★★★
(2008/12/20公開 日本/東宝 137分)

違う、オレは二十面相じゃない!

怪人二十面相誰だ!?

今年最後の映画館鑑賞映画はコレ。大晦日に(今日)観てきました。
わーい、観た日にアップって久しぶりだー( ̄▽ ̄;)←ダメすぎ

内容は、1949年第二次世界大戦を回避し19世紀から続く華族制度で極端な貧富の格差社会が広がっているもう一つの世界の帝都を舞台に、富裕層を狙って鮮やかな手口で窃盗を繰り返して世間を騒がせている怪人二十面相にはめられて濡れ衣を着せられたサーカスの天才曲芸師・遠藤平吉(金城武)が自らの汚名をそそぐべく二十面相と対峙する力を身につけていき・・・といういったい誰が二十面相なのか?というミステリー要素も含んだアクションアドベンチャー。

えーと、バットマン?マスク・オブ・ゾロ?スパイダーマン?みたいな・・・アメコミ?
日本でもアメコミ作れるのかっ!?ってびっくりするほどアメリカンコミックのような映画でした。
VFXと美術がすげー!
なんだあのクオリティは、と思ったら、ALWAYS三丁目の夕日のスタッフが手がけていると知って少し納得。
リアルじゃないものをリアリティのあるものに変える技術はすごいや。タワーとか空撮とか仕掛けとか好きだね~。
所々で佐藤嗣麻子監督っぽい映像だなーと思ったけど(女性の撮り方とかが、「エコエコアザラク」のカラーっぽいなあというかなんというか・・・)、トータルで観たら全く新しい質感の映画っぽくなってたのが面白かったです。

原作は北村想の『怪人二十面相伝』らしいので(読んでいないので内容はわかりませんが)、江戸川乱歩の明智小五郎のイメージを忘れて素直に観れば楽しいと思います。
真剣なシーンもあるけどコメディ要素も充分に入った映画なんで、乱歩のイメージは忘れたほうがいいでしょう。もちろん、社会派映画でもありませんのでそういう期待をするとハズレだろうと思います。

アメコミだなーとかどこかで観たような~みたいなシーンがあるとか突っ込み所は多々あるでしょうけれど、なによりも作り手が楽しんで作っているのがわかる映画なので観てて気持ちよかったです。
しかし金城武が大根に見えたのは一緒に映っている國村隼が良すぎたからだろうか、日本語演技にイマイチ不安があるからだろうか・・・( ̄▽ ̄;) 後はまあいい感じに役にはまった役者を揃えてたんじゃないかなあ。仲村トオルが演じてる、平吉(金城武)が化けた明智小五郎(仲村トオル)が上手すぎ。金城武の特徴をよく捉えてるなーと思いました。

続編できそうなラストだったんで、続編あったらきっと観ると思います。

# パンフレットは600円。物語のラストというか核心に触れてるので映画観てから読んだほうがいいと思います(パンフにもそう書いてあるしね)。

「K-20 怪人二十面相・伝」関連サイト
K-20 怪人二十面相・伝

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9か月


評価 : ★★★☆
(1995/12公開 アメリカ/FOX 103分)

覚悟はできてる?

1995年の映画なのでもう10年以上前の作品になりますが、知ってる人いるかなあ?

内容は、突然、同棲中の恋人レベッカ(ジュリアン・ムーア)から妊娠を告げられてうろたえる子ども嫌いの子ども専門の精神科医サミュエル(ヒュー・グラント)が、父親としての自覚を持って恋人と子どもを家族として受け入れられるようになるまでの原題タイトルそのものズバリ「Nine Months(9か月)」の間に起こる騒動を描いたファミリー向けのラブコメディ。

女性の場合は、マリッジブルーとかマタニティブルーとか感じやすいからかよくそういう話も聞きますが、この映画の場合はその男性版。
映画だしコメディなのでちょっと大げさな作りだけど、まあ、一般的にも男性心理として家族ができるということに対する抵抗というか、今までと生活が一変することへの恐怖というか、恋人を妻にしたいと思う時や子どもができるまたはできたことを受け入れる時の気持ちの変化ってあるんじゃないかなーということを感じさせてくれる映画でした。女性の場合は、子どもができたら自分の体自体が変化していくので受け入れ態勢ができていくんだろうけど、男性の場合は自分の体で変化を実感するっていうわけじゃないから、どこで気持ちの変化が起きるのかっていうのはわからないからねぇ。実際、世の男性はどういう時に初めて実感するんでしょうね?

しかし・・・ストーリーの大筋の流れはさておきとして・・・。
主人公のヒュー・グラントそのものよりも、子沢山の隣人(あれは躾がなってませんな(゚Д゚)クワッッ)とか、ちょっとしか出てこないくせにインパクト大すぎるロビン・ウィリアムズがすごすぎる・・・特にロビンがっ!
緊急事態でもあんな産科医には絶対に当たりたくねぇ・・・いくらコメディとはいえ怖すぎるよ( ̄▽ ̄;)
傍目で見たら面白いんだけど、実際に婦人科にかかったことある人とか妊婦が見たらちょっとひくと思う( ̄▽ ̄;)←そしてひいた人

そうそう、この「Nine Months」という言葉は欧米では妊娠中の女性をさす慣用句としても使われるそうです。
出産までの日数のことを日本では昔から「十月十日(とつきとおか)」なんて言いますが、欧米では妊娠週数の数え方が違うのかな?
・・・ていうかさ、この十月十日で思い出したのだが・・・。
日本の妊娠週数の数え方ってみんな知ってるよね?カレンダー通りじゃなくて4週間(28日)で一ヶ月って数えるってこと・・・おいらの女友達(既婚)の一部は知らなかったみたいで自分の妹が妊娠した時の出産予定日の予測が一ヶ月くらいずれてて無茶苦茶だったんだけど・・・未婚ならともかくとして既婚で知らないというのもどうかと思ったのだが( ̄▽ ̄;)

# レンタルで観たのでパンフレット未購入。

えーと、そんなわけで(どんなわけで?)、おいらも昨日から日本の妊娠週数の考え方で「9か月」に入りました。
前回の検診時に「そろそろ体重コントロールをしなさい」と言われたんですけど、昨日の検診では1kg減っていたので特に何も言われず、採血検査等の後日結果が出るもの以外は異常なしでクリア。いろいろ脅されていたわりには順調のようです。昨日の担当医だった院長に何か問題ある?と言われたので、腰痛と便秘とおへそのまわりがちくちく痛むことがあるんですけどって言ったら、
「便秘は薬あるけどなくても頑張れる?冷たいようだけど、そんな腹してて問題出ない人いないから(・∀・)!胎動の影響かな。ま、頑張って(・∀・)」
で終わられました・・・さいでっか・・・そんな腹って・・・_| ̄|○
ついでに「性別言ったっけ?もう間違いなく男の子だから。絶対女の子はありえないから(・∀・)!」ってまたもダメ押しされました・・・あの、おいら毎回、そうやって念押しっつーかダメ押しされるんですけどなんででしょーか( ̄▽ ̄;)?

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ゲド戦記

評価 : ★(※ 未見のため伝聞評価( ̄▽ ̄;))
(2006/7/29公開 スタジオジブリ/東宝 約120分)※ 上映時間未確認

見えぬものこそ。

・・・観てないのに書くのもなんなのですが~、友人からの問い合わせが多いので(なんで一般公開前に聞いてくるのだろう、おいらはそっち系の仕事してる人じゃないというに・・・( ̄▽ ̄;))知ってることだけ~。

※ 公開を楽しみにしている人にとってはあんまりいい記事じゃないと思うんで、すごく楽しみにしてて自分の目で確かめたい人は以下の文を読まないほうがいいかもしれないです( ̄▽ ̄;)

先日、こちらへ来ていた従姉妹から電話があって会う機会がありまして。
三ツ屋サイダーだかなんだかの懸賞で『ゲド戦記』の試写会を当てたらしくて、その帰りに寄ってくれたみたいなのですけど、「へー、映画どうだった?」って聞くと、

「・・・う~ん(-"-;」←ホントにこんな顔してた

連れていた子どもも含めて、反応はイマイチだったみたいです・・・しかも子どもは一時間で寝たらしい( ̄▽ ̄;)
具体的に何がどうイマイチだったのか聞くと、

「怒る時の顔のアップがイヤ、気持ちワルイ(゚Д゚)クワッッ」
「テルーの唄は宣伝してるわりには劇中で唐突に一回流れるきりでエンディングでも流れなくてあまり重要ではなさそう」
「感情移入とか無理、ストーリーも子どもには無理(゚Д゚)クワッッ」
「映画としても物語としてもどうかな・・・大人でもわかりにくすぎる気が(;¬_¬) 」

・・・それって、映画として成立していないから脚本からやり直せってことでは・・・え、でもこれってジブリが20年越しで温めていた企画とかじゃなかったっけ( ̄▽ ̄;)?

好みもあるだろうと思うので、念のためにYahoo!Japanの評価も見たんだけど、★評価は2.7でした・・・って今、リンクのために確認したら2.6になってるし!まだ下がるのかよっ!・・・ていうかこれ、あの悪評高い去年の夏の失敗作『宇宙戦争』(Yahoo!Japanでは★3つ、おいらの評価は甘めにして★1つ)より評価低いんだけど・・・( ̄▽ ̄;)?

ジブリなのに・・・ああ、でも同じジブリでも宮崎でも、世界の駿じゃなくて吾郎(息子)だからか・・・所詮はまだまだ親を超えられないということか・・・_| ̄|○
そういえば製作段階でこのストーリーを監督して作るにはまだ早いとかなんとかで宮崎親子が大喧嘩とかニュースになってたよなあ・・・あれって単なる話題づくりかなと思ってたけど、もしかしてマジだったのか・・・。

・・・うん、多分、おいらは劇場で観ないな・・・いずれテレビかレンタルで見たら感想追加します( ̄▽ ̄;)

「ゲド戦記」関連サイト
ゲド戦記

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嫌われ松子の一生


評価 : ★★★★☆
(2006/5/27公開 東宝 130分 PG-12)

松子。人生を100%生きた女。

なんだかとっても久しぶりの新作レビューのような気がしますが( ̄▽ ̄;)←DVD感想投稿に失敗して一旦諦めた人
今日のお昼の回で観てきましたー。
『下妻物語』の中島哲也監督作品で、山田宗樹原作の小説を中谷美紀主演で映画化したものです。
例によって、今回も原作を読んでいないので原作との比較は避けますが(笑)、もし原作と違っていたとしてもおいらは映画として充分に楽しめたのでいい出来だと思います。

自由席だったのですが、一つおいて左の席におじいさんが座っていたので、「タイトルだけで昭和の香りがして入ってきちゃったのかなあ、予告見たらけっこうすごい内容っぽかったけどこの人、大丈夫なのかなあ( ̄▽ ̄;)」と、勝手に余計な心配までしながら観ていたのですが結局席を立たなかった模様・・・べつにどうでもいいですけど(笑)
・・・だってさぁー、「ALWAYS 3丁目の夕日」みたいなのを想像してきてたら、あまりにも違いすぎてふざけてる感じがすると思うし、ショックで危ないかもって・・・( ̄▽ ̄;)←失礼な奴

内容は昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子(中谷美紀)が、中学校教師時代にある事件を起こして家出、男性遍歴を重ねるうちにソープ嬢に転身、挙句の果てには同棲相手を殺して刑務所生活・・・などなど、波乱万丈で転落の一途を辿るばかりの一人の女の悲惨で壮絶な人生を、その時その時の幸せの絶頂をカラフルかつポップにユニークな視点で混ぜつつコメディチックにミュージカルらしく描いた奇想天外な物語。

ああ、これは・・・コメディ色とミュージカル色を強くしちゃってるけど、意外に深い作品かもしれないな(笑)
面白かったです。個人的にはけっこうツボにはまりました(笑)
『下妻物語』がスキな人なら観て損はないと思います。ただ、ちょっと後半、失速してる感じがあるけど、悲惨なのになんだか面白おかしく全体的によくまとまってるし、もしかしたらあんな最期だったけど松子は幸せだった瞬間もあるんだろうなーって思ったのでまあいいかなって・・・気にいったんでちょっと評価が甘めかも( ̄▽ ̄;)
あんなに悲惨で欠点だらけで、それでも前向きで決して死なない(死ねない)パワフルな人間って、すごいよ。人間誰しも欠点はあると思うし、完璧な人間なんていないと思うけど、あそこまで学習能力を捨てて(笑)、悲惨ながらも自分自身の人生を謳歌する人って、傍目から見ればバカに見えるかもしれないけど、実は人間的魅力に溢れた人間なのかもしれない。松子は敷かれたレールの上を歩くような人間じゃないってのが大きな魅力だと思う。
ただ万人にオススメはちょっとできないかな~、おいらは好きだけど( ̄▽ ̄;)
PG-12指定がついてるんだけど内容は限りなくR-15指定に近いと思うから・・・具体的な描写は避けますけど察してください、予告観た人は少しはわかると思うけど( ̄▽ ̄;)
ある意味下妻よりパワーアップしてると思うので・・・まあ苦手な人もいると思うけどなー、ちょっとアレはやりすぎのところもあるしなぁ・・・(謎)

観る人が今までにどんな経験をして人生を過ごしてきたかによって感じ方が違う作品だと思います。
まあ、他のどの映画だって本だって、その人の経験数によって感情移入できるかどうかが違うし、面白いとか感動するポイントがみんな同じじゃなくちゃいけないってことないんでそれぞれの感想があって当たり前なんだけどね。
愛に見放された孤独や不安感を知ってる人なら感情移入できると思うし松子のやりきれない気持ちや切なさもわかるだろうしラストもちょっとは泣けると思うんだけど、「なにこの女、バカじゃないの?」なんて思ってしまうだけのあんまりこれっていう挫折感とか空虚感を感じた経験のない人ならただ面白おかしく感じるか、逆になんだこれ?って思うかじゃないかなー( ̄▽ ̄;)
おいらの場合は、ただ面白おかしく感じただけじゃなくて後半切なくて少し泣けました・・・多分、それはおいらの抱える過去に原因があると思うのでフツウの人は「え、どこで泣くの!?」って言うかもしれませんけど・・・大事なものを失ったとか、親の愛情に飢えていたとか、好きな人に裏切られたとか、そういう経験のある人ならきっと感情移入して泣けるんじゃないかな。・・・あ、誤解のないように言っておきますけどおいらは感情移入できるとはいえ、松子みたいな人生は歩んでませんから( ̄▽ ̄;)(笑)
・・・てゆーかあそこまで激しい人生はフツウの人間では歩めない気がする・・・どこかで道をふみはずしたらそういう人生もありなのかなあってワイドショーネタとかでありそう~な雰囲気もあるといえばあるんで全くありえないとは思わないけど・・・まあディズニーみたいなミュージカルの部分は日常生活では絶対無理だけど( ̄▽ ̄;)(笑)

それにしてもあまりにも原色カラフルでポップでロックでミュージカルな世界(観た人でないと意味不明だと思うけど( ̄▽ ̄;))がスクリーンに展開されまくっていたので、目が・・・(笑)
なんかディズニーみたいだったりクラシック映画みたいだったりミュージカルみたいだったりCGアニメ使いまくりだったり殴られたり蹴られたりですごい描写もいっぱいあるんだけど、カット割が計算されてて良くできたおもちゃ箱みたいな面白さがありました。それでいて深いんだもん、中島監督ってちょっとした天才かもしれない(笑) 特にこういうぶっとんだ濃いキャラの女性を描くのが得意そうだ(笑)

いやー、それにしても・・・中谷美紀、すごい女優さんですねー。キレイだったり小汚かったり・・・特にラストのあの小汚さは『マルコビッチの穴』のキャメロン・ディアズを初めて観た時よりショックだった(笑)
・・・顔が全然変わらないのはちょっと反則だけどさ( ̄▽ ̄;)(笑)
脇役も話題になってるBONNIE PINKやAI以外も豪華で見応えあり!

あと、使われている曲がすごくいいです。サントラ欲しいなあ・・・(笑)

# パンフレットは正方形型の60ページ700円。監督インタビュー、映画で使用された歌の歌詞の一部やタイトル紹介、松子の生涯年表、年代ごとの登場人物との関係解説、花言葉松子度チェックなど、映画同様の派手できらびやかで充実した内容になっています。

「嫌われ松子の一生」関連サイト
goo 嫌われ松子の一生 オフィシャルサイト←どーでもいいんだけどここで配ってる壁紙、ちょっとイヤすぎるんですが(笑)

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ギャラクシー・クエスト


評価 : ★★★☆
(2001/01/20公開 UIP/アメリカ 102分)

Never Giveup! Never Surrender!

ゲームの「ドラゴン・クエスト」みたいなタイトルですがB級のSFコメディです。
上映映画館が少なかった気がするので(多分、単館モノ)あんまり目立った作品じゃないんだけど、多分こういうジャンルの中でもある意味、特出した大傑作だと個人的には思ってます(笑)

内容は、放送打ち切りから20年以上経っているのに今も一部のコアなファンによってファン集会が開かれるほどの人気を持つSF番組「ギャラクシー・クエスト」の出演者達が、奇妙な4人組に「自分たちの星を侵略者から守って欲しい」と助けを求められ、最初は熱狂的なファンの冗談と思っていたが彼らは本当に地球外生物のサーミアン星人で、たまたま宇宙で受信したTV番組での番組出演者達の活躍を本物と思い込んで宇宙船を用意して救援を求めてきたことがわかって・・・というありえねー!が満載のSFコメディ。

前半が過去の栄光にしがみついてる出演者の姿がつまらない上にテンポが悪いのが問題だけど(だから評価下げてるんだけど( ̄▽ ̄;))、なんかどんどん盛りだくさんな内容になっていってテンポが良くなっていって突っ込み入れながら見入ってしまい、見終わった後は面白かったし気分爽快(笑)
まあB級に愛のない人なら多分つまらないと言うと思うので一般向けな作品だとは思わないけど、B級好きでSFも好きな人はぜひご覧あれ!(笑)
多分『スター・トレック』のパロディとして意識して作ってると思うので『スター・トレック』を知ってるとなお楽しめるかなー、知らなくてもわかる話だけどね。

見所は・・・若いシガニー・ウィーバー!(笑)
日本公開は2001年なんだけど一応製作は1999年。・・・でもなんか年齢と設定に違和感が( ̄▽ ̄;)←失礼
それと、あの人があの役ってのもスゴイんだけどそれは観てのお楽しみってことで言わない( ̄▽ ̄;)(笑)
あと特撮は地味にスゴイんだけど(これも観た人しかわからないと思う表現だが( ̄▽ ̄;))、なんか全体的にものっすごいチープなところ(笑)

バカバカしいけど微笑ましい映画なので個人的にはオススメです。
ツボにはまる人ははまると思うけどなぁ・・・でもB級感丸出しだからなあ、うーん(笑)

・・・っていうかこの映画知ってる人ってどのくらいいるんだろうか、けっこう地味~な作品だからなぁ( ̄▽ ̄;)

# レンタルで観たのでパンフレット未購入。

「ギャラクシー・クエスト」関連サイト
ギャラクシー・クエスト

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キル・ビル


評価 : ★★★★
(2003/10/25公開 アメリカ/ギャガ 113分)

許せない。許さない。

ぶっとび監督(笑)、クウェンティン・タランティーノが作ったかつての東映だか日活だかのヤクザ映画テイスト盛りだくさんの映画です。

内容は、かつて、世界中を震撼させた暗殺集団の中にあって最強と謳われた暗殺者のザ・ブライド(ユマ・サーマン)が、かつてのボスのビル(デヴィッド・キャラダイン)によって自分の結婚式の真っ最中に愛する夫とお腹の子どもを殺された上、自らも撃たれて昏睡状態に陥るのだが、やがて目覚めた彼女は復讐の鬼と化して自分の幸せを奪った者を血祭りにあげていこうとするという復讐劇。

クウェンティン・タランティーノ監督って本当に日本映画が好きなんだなあ(笑)
もう、観てたら映像からバンバン伝わってくるよ!
なんだろうね、趣味丸出しっていうか・・・オタク万歳!っていうほうが正しいのかも( ̄▽ ̄;)
ある意味、『SAYURI』を作った人達なんかよりよっぽど日本映画をよく観てると思うし、研究もしてると思う。
故・深作欣二監督の映画とか大好きなんだろうな~(っていうか捧げてるし!)。
ストーリーとか展開とかB級だと思うけどイイ!
なんかやりたい放題してるんだけど、ここまで突き抜けてたらなんでもあり!

それに、日本のイメージの捉え方としてはちょっと変なところもいっぱいあるんだけど・・・例えば、変な日本語とか、なんで服部半蔵が( ̄▽ ̄;)?(しかも千葉真一(笑))とか、なんでここで「恨み節」(しかも日本語で梶芽衣子が歌ってる)の曲がかかるの( ̄▽ ̄;)?とか(いや、シーン的にはピッタリなんだけど一応外国映画だからね( ̄▽ ̄;))、オイオイッ飛行機内に日本刀持込禁止だろ( ̄▽ ̄;)!?とか、女子高生の刺客のゴーゴー夕張ってどういう名前なんだよ?そんな日本人名の人いるかよ( ̄▽ ̄;)とか、日本刀はただ振り回せばいいってもんじゃないからその殺陣はイマイチじゃねーの?とか、突っ込みどころ満載だったりもするんだけど・・・なんでだろうなぁ、なんか観てて楽しくなってしまったんだよね(笑)
片言の日本語は聞き取りづらいんだけど、まあそれもしょうがないかって許容範囲。
急にでてきたアニメも、まあいいだろう。だってオバカ映画だもん(笑)

同じようにツッコミどころ満載で片言の日本語が横行していた『SAYURI』の時はあんなにイライラしたのに、観終わった後に「なんだこれどこの国だよ、金返せよー!」とか思わなかったのはなぜだろう、ただこれはコメディだからとかいう理由だけではすまない気がする(笑)

・・・多分、『映画、愛シテマス!!!』っていう監督本人の気持ちや楽しんで作ったんだろうな~ってわかるほど日本映画大好き趣味丸出しで作りこんだ映像が圧巻すぎて、変なところがあったとしてもなんだか憎めないってことなのかもね。

でも、万人向けではないかな(笑)
ちょっと観る人を選ぶ映画になってるのはたしか。
だって、ヤクザ映画大好きな人が趣味で作ったオタク映画だし、一応「復讐劇」なわけだから血なまぐさい残酷シーンも盛りだくさんだし(笑)

スプラッタ映画がダメっていう人にはダメだろうし、それより何より日本映画をたくさん観てきた人でないとわからない面白さが隠れているコメディなので(一部、カンフー?とかのシーンもあるのでアジア映画も入ってますが(笑))、普通の人が観てもつまらないかもしれないしねぇ。人によってはなんだこりゃとかキライとか言われる映画だと思います。(そういう人はきっと、なんで観ちゃったんだろう?って思って続編のvol.2は観ないと思いますが)

・・・ああ、でもこれってたしかメジャー配給になってたよね!?
おいらは、おなじみの映画館の陰謀(笑)によって上映スケジュールが合わなくて映画館で観ることができなかったんでレンタルで観たんだけど、この映画を全国規模(ってか世界規模か?)で公開するっていうのはちょっとスゴいよ、だってオタク映画でしかもパロディっていうかコメディだもん。
やっぱりクウェンティン・タランティーノ監督っていうネームバリューの威力が大きいのか?(笑)
まあ、音楽や映像センスはいいと思うけどねー。
そういえば予告だかテーマ曲だかは布袋寅泰だったような・・・(名前の漢字、自信ない( ̄▽ ̄;))。

とにかくこの監督のセンスってスゴイね。頭の中どうなってるんだろって思うよ( ̄▽ ̄;)

# パンフレットだけは劇場で購入したはずなんだけど捜索中( ̄▽ ̄;)

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グッバイ、レーニン!


評価 : ★★★★
(2004/2/21公開 ドイツ/ギャガ 121分)

時代は変わっても、心は変わらない。

さて、ヨーロッパ映画祭で上映されていた最後の作品です。
2003年ベルリン国際映画祭でヨーロピアンフィルム賞、同年ヨーロッパ映画祭で作品賞、男優賞、脚本賞など様々な賞を受賞して、ドイツでは歴代の興行記録を塗り替えるほどヒットしたそうです。

内容は、1989年の東ベルリンを舞台に、十年前に夫が西側に亡命した反動で愛国心を強めて共産主義者の模範のような人になってしまった母クリスティアーネ(カトリーン・ザース)と、姉アリアーネ(マリア・シモン)と3人で暮らしている青年アレックス(ダニエル・ブリュール)が、反社会主義デモに参加して警察と衝突するところを偶然母に目撃されるところから始まる。息子のことがショックで心臓発作を起こして昏睡状態に陥っていた母は8ヶ月後に奇跡的に覚醒するのだが、医師は「今度強いショックを与えたら命はありません」とアレックスとアリアーネに宣告。しかし、クリスティアーネが眠っていた空白の8ヶ月の間に、ベルリンの壁が崩壊して東西ドイツは統一し資本主義国家に生まれ変わり、アリアーネは簿記学校を辞めてハンバーガー屋でバイトをしてそこで知り合った西ドイツ育ちの男を家に連れ込んで家中を模様替えしていたり、アレックスはテレビ修理工場が閉鎖されて衛星放送チューナーの訪問販売員になっていたりと時代はクリスティアーネ一人の記憶を残して大きく変わっていた。アレックスは再びクリスティアーネに大きなショックを与えないように、アリアーネが模様替えした時に捨てたはずの家具を全部元に戻したり、東ドイツの崩壊を隠すために職場の同僚を巻き込んで偽番組を自主製作したり、もう手に入らない東ドイツのピクルスを探したりして、涙ぐましい努力で母親に崩壊前の東ドイツの姿を必死に見せ続けるというユーモラスな奮闘劇。

ドイツ映画だしベルリンの壁崩壊を描いているっていうからもっと深刻で真面目な硬い映画かと思ったらわかりやすくてけっこう上質のコメディとしても楽しめるセンスがあちこちに散りばめられた社会派映画でした。
テンポもいいし、新しい文化がなだれこんできて急速に時代が変わり行く感覚が面白く見られます。
最初は、撮り方がなんだかロックストックのシリーズみたいだなぁと思ったけど、重々しくないように激動の時代を表現するにはいい手法だなあと思いました。(ヒットしたからって一時期なんでもかんでもマトリックス撮り(笑)を入れてしまったハリウッド映画と違って、伝えたいことを表現するために必要な手法をとっているって意味でね)
主人公が時代の波に逆らっている姿も、一つ一つの作業が地味~なんだけどなんか面白い・・・必死さが逆にやり過ぎて滑稽な感じに見えるので(笑)
だって周囲は過ぎたことは忘れましょうとさっさと新しい文化に切り替えしていく最中を逆行していく姿って周囲から見ても滑稽だと思うんですよ。ものすごく古くて珍しいものを集めるアンティーク趣味とはまた違って、つい最近まであったものを探すんだもん、しかも若者がですよ。時代の最先端を積極的に取り入れるはずの若者が逆行するっていう姿がより滑稽で面白く感じるんだろうなあ・・・その証拠に姉ちゃんは時代の波にのまれることのほうが楽しそうだもん。

ストーリーも音楽もキャストも、そしてタイトルさえもよく出来てて、特にヘリで運ばれていくレーニン像と母の対面は秀逸。そこにテーマのすべてが詰まってると言っても過言ではないほどインパクト大!上手いなぁ(笑)

あと、もう一つのテーマとして・・・ちょっとネタバレになりますが。
お母さんは最後には息子が嘘をついていることを知ってたんじゃないかな。
知ってて騙されているふりをしていたんだと思います。具体的にそれがわかる描写がなかったので(看護婦とか夫と話しているシーンやテレビじゃなくて息子の顔を見ているシーンでなんとなく知っていることを匂わせてはいたと思うんだけれど)、多分、観てる人に考えてほしいってことなんだろうなあ。どっちもが騙し騙されしてる中に確実に親子愛が感じられました。

よく考えたらあんまり派手さのある映画じゃないんだよね。
そりゃベルリンの壁崩壊のシーンとかもあるけれど、あれって映画のためにセットを組み立てて再現したんじゃなくて実際のニュース映像を使ってるんじゃないかな。だから、ベルリンの壁の崩壊とか実際の時代背景をリアルタイムで知っている人のほうが面白く感じるかも。リアルタイムで知らなくても、当時の東ドイツについて知識を入れてから観たほうがわかりやすくて面白いかもしれない。その時代を生きているドイツ人だったら(特に東ドイツに住んでいた人だったら)間違いなく心に残る作品になるんじゃないかな。
コメディちっくだけど、社会風刺と家族愛というテーマがしっかり描かれているんで、「観た~楽しかった~終わり」じゃなくて後からいろいろ考えさせられる映画でした。

・・・ただ、特別派手な演出がないし、途中ちょっと中だるみするところもあるので、べつにわざわざ劇場で観る必要はないかなぁ~・・・いい映画なんだけどねぇ。どちらかというと自宅鑑賞向きかも。レンタルをオススメします。

# 旧作、企画上映で観たためパンフレット未購入。

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キング・コング


評価 : ★★★★
(2005/12/17公開 ニュージーランド・アメリカ/UIP 188分)

アカデミー賞受賞監督ピーター・ジャクソン最新作

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の監督が贈るアドベンチャー超大作!

すべてはこの映画のために―
『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督が贈るスペクタクル・アドベンチャー!

キング・コングの映画は何度か続編とかリメイク版とかアニメ版とか、なんだかよくわからないけどそれ便乗?っていう日本で作られたわけわからない版(あるのは知ってるけど観たことないから謎)とかを含めて少なくとも7~8回は作られているという特撮怪獣映画大好きな方には古典中の古典として人気の作品ですが、メリアン・C・クーパーとアーネスト・B・シュードサック監督・製作、フェイ・レイ主演で1933年に作られたオリジナル版は時おり何かの特集などで映る有名なシーン(エンパイア・ステート・ビルに登ったでかいゴリラが暴れてるっていうシーン)しか観たことがないので、比較してどうとかいうのはわからないんですけど・・・えーっと、キング・コングってこんな話だったの?・・・だって・・・あ、まあそれは後で書きましょう、とりあえず内容から。

内容は、1930年代初頭のニューヨークで冒険映画を作ろうとしていた野心家の映画監督カール・デナム(ジャック・ブラック)は映画会社から金がかかりすぎるとして映画を断念するよう言われ主演女優にも逃げられとさんざんだった時に偶然にも出演舞台が閉鎖されて職を失って食べるのにも困っていた美しい女優アン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)を見つけ映画に出るよう話を持ちかけ、脚本家ジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)もできていなかった脚本を船の中で書かせるためにうまく騙して船に乗せたまま出港。危険な航海で座礁した末、目的地の幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へ辿り着いたが、そこで原住民に襲われ、命からがら船に戻ったところでまたアンがさらわれて船員と撮影クルー達で探しに行くのだが、アンは儀式に引っ張り出されてコングに恐竜や巨大化した虫がたくさんいるジャングルの中へ連れ去られる。船員と撮影クルーは死人を出しながらもなんとかアンを救出したが、撮影カメラが壊れたことでカールがコングを連れてニューヨークへ戻って見たことのない世界をみんなに見せる見世物にしようと思いつきクロロフォルムや網などを使ってコングを生け捕りにして連れ帰るのだがアンを気に入ったコングはアンを探して暴れだし・・・という1933年に作られたとは思えないほどの映像とストーリーのインパクトが今でも知られるほど有名で後世の怪獣映画に影響を与えたパニックムービー。

よく出来てるんだけど・・・キング・コングが登場するまでの前振りがものすごく長い(笑)
いつ出てくるんだろうって観ていたのだけど、やっと出て来たと思ったら上映開始からなんと約一時間経過
えー、それって長すぎない( ̄▽ ̄;)?

前編はアドベンチャー系タイタニック(アヤシイ地図+船での恋+岩にぶつかって座礁)。
えー・・・その展開ってなんか寄せ集めのような・・・しかも船員のエピソードは描いたわりには後々あんまり必要なかったような展開だったんで別にそんなに時間をかけていれなくてもよかったかも・・・何か重要なことに関わってくる伏線かと思ってたんだけど期待したほど何もなかったのでちょっとがっかりしたよ( ̄▽ ̄;)

中盤はキング・コングVS恐竜で、まるでジュラシック・パーク(笑)
一部のシーン(自然がいっぱい、骸骨もいっぱい、フラッシュバックのように映る気持ち悪いシーンたくさん)がまるで「ロード・オブ・ザ・リング」そのもの・・・どっちもピーター・ジャクソン監督だからなあ。そういえば予告編観た時にも、「あー・・・なんかロード・オブ・ザ・リングの世界だなぁー」と思ったので、そういう構図が好きなんでしょうね。
しかし原住民はともかくとして巨大虫のシーンは気持ち悪すぎなのではずしてくれー!
うぉぇぇ( ̄ロ ̄lll)(←きっとこんな顔で観てました)
・・・ていうかあのシーンはあんなに長く撮る必要があるのか( ̄▽ ̄;)?
あと、あんなにジャングルの中で駆け回っているのに女優さんは怪我一つしないし顔もあんまり汚れないし服は汚れてもそんなに破けないのね、ありえなーい(笑)
それにあんなでっかいゴリラをどうやってニューヨークへ連れて行ったんだろう?
ストーリーに特に影響のないどうでもいいところはやたらと長いのにそのへんは全部カットなのかよ・・・えー( ̄▽ ̄;)?
ロード・オブ・ザ・リング3部作の3倍のカット数の最新VFX使ったりとかしてたんじゃなかったのかよー、そこにそのシーンは入ってなかったのかよー( ̄▽ ̄;)?

後編でやっとビルのてっぺんに登るという有名なシーン登場。
見世物にされた劇場を逃げ出してアンを探すキングコングはすごいです。そこらの金髪を捕まえて顔を見て違うとわかったらポイと投げ捨て。また捕まえてはポイと投げ捨て・・・まるでバナナの皮かなんかのようだ。
どーでもいいけど、アンの衣裳ってマリリン・モンローを意識なのかな?
顔はニコール・キッドマンみたいだけどそれは意識とかいう以前の問題なので無視できるけど・・・ええ、美人なのでいいんです(きっぱり)!すごくキレイに撮ってもらってましたよ、キング・コングが惚れるのも納得ってくらいの「女優」役でした。
あとハイヒールであんなところをどんどん上って行って、ハシゴに片手で捕まれるっていうのもどうよ?って気がしますが・・・まあそこもいいか・・・よく考えたらあんなでかいゴリラがビルを登ったら普通ビルが壊れるだろうって思うけど許容範囲でOKだからいいや( ̄~ ̄;)
アンを見つけ出して夜の公園だかどこかの凍った池か川のところで一緒にくるくると滑っているシーンと最後にキング・コングと女優が見つめ合うシーンがとても印象的でした、特に目が。
二人の間に言葉があるわけじゃないんだけど雰囲気がね、言葉がなくてもわかりあえてる感じ。
美しい夕日を眺めているシーンも秀逸。
ラストシーンはちょっと切なくてホロリときます・・・最後までヒロインを守り通して戦い死んでいく様はやっぱり素敵。どんなにごついゴリラだとはいえ、純真無垢で子どものようなその瞳と、男として戦い落ちて行く勇姿に感動しました。
あ、でもあの監督の最後のセリフはどうなんだろう?いや、意味はわかってるからあれはあれでいいんだけどさあ・・・「女優」のせいじゃなくてもともとはオマエが元凶じゃないのか、とかちょっと突っ込み入れたくなったんで。

あ、後、終わってからなんですが、エンドロールの後に出たオリジナル版製作者とフェイ・レイに捧ぐっていう敬意を払ったメッセージがとてもよかったです。本当にこの作品を愛してるんだなあと思いました。思い入れが深いから巨額の費用(映画会社が出した予算枠を超えたので監督の私費もかなり投じたらしいです、9歳の時からの夢だったんだって)を使ってこの映画にかけたのでしょうね、キング・コングの描写は言葉を話さないかわりにとても表情豊かで製作者の意気込みが感じられました。
ああいう怪獣特撮モノってけっこう映画にするには難しいと思うんですよ。人形みたいにしてもダメだし、キング・コングの場合は野生なんだから怖くないゴリラにしてしまうのもダメだもんね、やっぱり恐怖を感じながらもその表情や態度で無垢な気持ちを表現できてないとただの作り物になって子ども騙しになってしまう。でも本作ではちゃんと命が吹き込まれていたように感じたのでよかったと思います。
そういえばキング・コングの役ってロード・オブ・ザ・リングでゴラムをやったアンディ・サーキスだったんですね、船のコックの役もしていたから二役していたみたいだけど、さすがだ!

後編までがちょっと何かの映画の継ぎ合わせみたいな感じがして長いのだけれど(それでこんな話だったの?って思ったんですけどね)、ラストは素晴らしいです。
わかっている話なのに感動できるっていうのはすごいことだと思うのですよ、オリジナルを越えるのは難しいですからねえ・・・その証拠にといってはなんだがオリジナル以降で作られたものはわりと駄作という噂だし( ̄▽ ̄:)
リメイクでも続編でも同じですけど、最初がヒットするとなかなか後に続けてというのは難しいですね。
でもここまでキング・コングを表情豊かにしたのはCGのワザとはいえ、見事ですよ。
途中ちょっと気持ち悪いしかなり長いけれど、ぜひ大画面で観ることをオススメします。

こんなにも深い思い入れで作られたリメイク版ってそうそうないような感じがするので、オリジナル版もレンタル探して見てみようかな。

・・・あ、そういえばどこかの情報番組(多分、めざましテレビ)で見たんだけど、ピーター・ジャクソン痩せたねえ!
「ロード・オブ・ザ・リング」の時は典型的な太り過ぎぷっくぷくの白人だったのに、小学生の体重分くらい(25kgだっけ?)落としてたよ・・・すげえ( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは横長で56ページある特別版1800円のと通常サイズの通常版600円の2種類。・・・1800円って!高っ!もう一本普通に観れるじゃん!・・・と、思ったので、一応映画館のスタッフの人に「特別版と通常版の違いはなんですか?」と聞いて中身だけパラパラと確認させてもらって通常版を買ってきました。あんまりちゃんと見てこなかったけど、特別版にはキングコングの顔のCGの作り方とかいうのもあったような・・・いや、べつにいらないけど。通常版も通常とは思えないほど内容が濃く、ピーター・ジャクソン監督がこの映画にかけた意気込みなどが感じられるようになっています。

「キング・コング」関連サイト
キング・コング

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月曜日に乾杯!


評価 : ★★
(2003/10/11公開 フランス・イタリア/ビターズ・エンド 127分)

ちょっとヴェニスへ行ってきます。

これも元職場のツテで観た映画です。
実は、何を上映するのか聞いた時にコレが入っていたので「え、何でコレ?」と聞き返した映画です・・・ていうのも、一応コメディらしいんだけど、フランス人には面白いのかもしれないが、おいらにはこれの面白さがイマイチよくわからんかったから・・・この映画をコメディのカテゴリに入れるのはいかがなもんかな( ̄▽ ̄;)

内容は、フランスの小さな村で妻、2人の息子、年老いた母と一緒に暮らすヴァンサン(ジャック・ビドウ)が、好きなようにタバコも吸えない工場での単調な毎日の仕事や家庭で邪魔者扱いされている人生に疲れて、ある日突然仕事をサボり、旅に出ることを思いついて父親から得た金で姿を消して長期の旅行に出てしまう姿を追ったお話。

なんなのだろうなー、そもそもタイトルも内容と関係があるのかないのかさっぱりわからん。
一応、「働く人にとって月曜日って『はぁ・・・また疲れる一週間が始まるよ・・・』ってなんだか憂鬱だよねー、さぼっちゃいたいよー」で、突然仕事サボっちゃって長期旅行に出てしまった人にカンパーイ!オマエやるじゃーん!ってことみたいなんだけど・・・べつにそれが月曜だったのかどうかってのも説明がないから不明。

仕事も面白くないし妻や子どもからも邪魔物扱いされているようなお父さんが見たら、仕事サボっていきあたりばったりに旅してっていうのはいい感じに憧れる世界なのかもしれないが、家族からしたら急に誰にも告げずにふらりと長期旅行に行かれた日には心配もするし収入も断たれて生活もなりたたなくて迷惑だなあとか考えちゃうわけですよ。ていうか仕事に対しても家庭に対しても責任感とかないのか?
・・・そもそもそれを考えてしまう時点で、すでにこの映画が面白くなくなってるってことなんだけどね。

だいたい、登場人物がみんなどこか一風変わってるというか一癖あるんだけど、そのわりには特に大きな事件が起こるわけでもなんでもなく、彼らの普通の日常をひたすら描いているだけ。特に旅行に出るまでの日常がだらだらと長すぎで飽きるんだよな・・・子ども達のエピソードもべつにそんなに長く描く必要はないし。
旅行先で見たことのない景色を見るのは感動だけど、別に特出したスゴい事件が起こるわけでもなく、そこら中から聞こえてくる音だって日常の音だし、結局は日常から逃れることなんてできないって感じでまただらだらとすすんでいくだけ。嫌で逃げ出した仕事と同じ仕事を結局お金がなくなってやることになったりとか・・・父親から貰ったお金で旅に出てもちょっとハメはずしただけでちっとも成長してないんじゃないのか・・・?
で、かなり長い間留守にしていたわりには、家族もべつに責めるわけでもなく今まで通り(というか少しだけ温かく?)迎えてくれたっていうオチでオシマイ。

・・・・・えええええー!?いつ何が起こるんだろうと期待して眠いのを堪えて、一所懸命に画面を観ていたのに、結局ラストはそれだけっ!?( ̄▽ ̄lll)

旅に出ていたからといって別に教訓を得たみたいでもないし、なにより主人公に目覚しい成長があるわけでもないし、観てても得られるものは何もないし、なんなんだこのオチは。・・・ああ、それを考えろってことなのか?
わっかんねーよっ!( ̄▽ ̄;)

旅行先で知り合った男とハメはずして遊んだけど月曜になってその男が仕事に行くのを見て結局は生きていくために働くのはしょうがないことなのだと悟って乾杯とか、月曜に家に帰ってきたらちょっと家族の接し方がよくなってて乾杯とか結局はそっちに結びつくのか?そうなのか?それとも旅先のあちこちで知り合った人と乾杯したからなのか?
・・・むうう、微妙だ。なんだか答えがわからなくてものすごく消化不良な感じ。
(※ さっき調べたら原題の「LUNDI MATIN」は月曜日の朝って意味らしいです。乾杯って関係ないじゃんっ!?)

あーあー日常がつまんないなーゆっくり旅にでも行きたいよーと感じる人が観たら、このたるーい展開が一緒にサボって旅してるみたいで面白いのかもしれないが、セリフが少ない・説明がない・ストーリーに起伏がないの3拍子でおまけに得られるものが何もないっていうんじゃ楽しめないんだよな・・・映像は旅行した気分に浸れるという意味ではイイと思うけど。
日常の枠から少しだけ外れてみたいなーと思う人や、だるーいフランス映画が好きっていうちょっとそのテの映画のマニアな人にはウケるかもしれんが、娯楽映画に非日常の楽しみを求める一般人は観てもきっとつまんないと思います。だるすぎるよ・・・_| ̄|○
その証拠に、劇場では寝てる人がめちゃくちゃ多かったみたいで、あちらこちらからいびきが聞こえてきました。他の3本が良いだけにものっすごく浮いて見えました・・・うーん。年齢とか性別とか立場が違えば共感するところもあるのかもしれんが、今のおいらではちょっと無理。2002年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)と国際批評家連名賞を受賞してるけど、そんなに共感できなかったんで、多分、もう二度と観ないと思う(笑)

# 旧作、企画上映で観たためパンフレット未購入。

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コーラス


評価 : ★★★★
(2005/4/9公開 フランス/ヘラルド 97分)

涙がこぼれそうなとき、歌があった。

昨日、元職場のツテでヨーロッパ映画祭にお誘いいただきまして(ありがとうございます)、ここ数年以内の旧作ばかりですが1日4本鑑賞という新記録に挑戦してきました。ていうかどれを観るか聞かれた時に、とりあえず3本で残りはチケットが余ってたら下さいって言ったら全部空きがあるってことだったんで、朝10時半~夜8時半くらいまで(笑) 平井堅が歌バカなら昨日のおいらはきっと映画バカです(まあ上には上がいるのでそこまで観てないと思うけど)。
家では暇な時にずーっとDVDとかGyaOとか垂れ流しにしてますがあんまり集中して観ているわけじゃないのでべつに何本観てても平気なんですが、昨日のはもともと映画館としての専用シートがあるホールではなかったので、さすがに4本は腰が少しツラかったヨ・・・。でも5本までは耐えられそうな気がした自分に驚き☆
今まではシネコンで1日3本立て続けが最高記録だったのだが(笑)

そんなどうでもいい前置きはさておき(だったら書くな(^^;)。

内容は、指揮者ピエール・モランジュ(ジャック・ペラン)が母の葬儀のために帰郷した際に、子どもの頃に問題児たちが集まるフランスの片田舎にある寄宿舎「池の底」でかつて一緒に集団生活をしていたペピノが1949年当時赴任してきた音楽教師クレマン・マチュー(ジェラール・ジュニョ)の遺品の日記を持って現れるところから始まり、マチューの日記を通して音楽を諦めかけた音楽教師と子ども時代のモランジュ(ジャン=バティスト・モニエ)ら問題児達が合唱を通じて心温まる交流をしていったという過去の回想を感動的に描いた物語。

いい映画なんだけど、なんかどこかで観たような設定・・・(笑)
「ニュー・シネマ・パラダイス」(これは多分、映画監督サルヴァトーレ役と今回の大人になったモランジュ役が同じジャック・ペランだったからだろうな)や「天使にラブソングを2」(音楽で悪ガキ生徒をとりまとめていくところとか、一人が特出して歌が上手いとか)とか「今を生きる」(のロビン・ウィリアムスが演じた教師役。わからなければ、日本で言えば金八先生とか「学校」で西田敏行が演じてた役とか)とかの要素を混ぜたように感じられたんですけど気のせい?
まあ、べつにそれは映画業界ではありがちなのでべつにいいですが。

とにかく歌声が秀逸。ソロで歌うモランジュの声が、言われているようにまさに天使の歌声。素敵。さすが3000人の中から選ばれ、サン・マルク合唱団でもソリストを努めていた実績のある声だと納得できます。
個人的にはマチューがモランジュに歌う姿勢をアタマから一本の紐で釣られているようにと教えているシルエットの姿が印象的でした・・・っていうのも、私自身、中学時代にコーラス部に所属していて、その時の恩師も同じように一人ずつ頭に指を置いて指導してたことを思い出したんで・・・あら懐かしい(笑) あの指導ってコーラスの世界では共通の指導法なのかな。
それに子ども達がとても愛らしい。
特に子ども時代のペピノ(マクサンス・ペラン)がめちゃくちゃかわいい!目がくりくりしてて愛らしさ二重丸!
余談ですが、彼はジャック・ペランの息子だそうです。そういえば監督のクリストフ・バラティエもジャック・ペランの甥だとか。・・・身内動員で作るってまるで自主製作映画みたい(笑)

しかし、ストーリーが少し惜しい!
だってさぁ、あんなにお世話になった先生だっていうのに冒頭でペピノが言うまで名前を忘れてるか( ̄▽ ̄;)?
だいたいその他大勢と違ってソロやってたんだろう、オマエ!
あんな先生は一生のうちで出会える確率低いってのに(ていうか体罰校長の下でそれまでいたんだから逆に印象が強くて当たり前だろうに)薄情過ぎないか?
自慢じゃないけど、私は恩師の名前を覚えてますよ、今でもフルネームで言えますともさ、ああ書けるともさ。
おいらだってソロで舞台に立ったことがあるから同じ立場だぞ?( ̄・・ ̄)フンッ(←緊張しすぎて舞台上のことはあんまり覚えてないが)
まあ、50年も経ったら忘れるよって言われればそれまでだけどさ・・・。

# 旧作、企画上映として観たのでパンフレット未購入。

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