ライラの冒険 黄金の羅針盤


評価 : ★★☆
(2008/3/1公開 アメリカ/ギャガ・コミュニケーションズ=松竹 112分)

その針は、教えてくれる。

書くのがかなり遅れましたが、3月1日に観てきましたー。

内容は、我々の世界と似ていて異なるパラレルワールドのイギリスのオックスフォードに住む「パンタライモン」という心が動物の姿をした守護精霊のダイモンと一心同体の12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)が、叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)の後を追うようにこの世界を支配する“教権”がひた隠しにするダストと呼ばれる謎の粒子の秘密を解明すべく北の地へと、自分に近づいてきたロンドン上流社会の謎の実力者コールター夫人(ニコール・キッドマン)から逃げながら危険な旅に向かうのだが・・・という冒険ファンタジー。

・・・正直、観てる時に集中力が途切れたからというのもあるのかもしれませんが(理由後述(-"-;)、原作を読んでいないもので、あれはいったいどうなんだろうね?という感じなんですが・・・。
あの世界観に入り込むまでには展開が早過ぎて「え?え?」と思っている間にあまりにも都合よくサクサク進んでいきすぎるんだよなー、しかも突っ込み所も多くて・・・という感じなんで。
しかし、だからといってよくないってわけじゃないんだよねー・・・そこが評価が難しいところ。
多分、原作を知っている人と知らない人とでは感じ方が違うと思うし、3部作通してじゃないと最終的には評価しにくい話なんじゃないかなー。
いや、映像はアカデミー賞(視覚効果賞)とってるし、ニューラインシネマなのでまあある意味期待通りでしたけど・・・ただそれ以上でもそれ以下でもないというか・・・まだ序章なので期待しすぎちゃダメってことなのかなあ~、全部観ろってことなのかなあ・・・うーん、しかし1作目って導入段階だからなー、こう最初っから微妙だとどうにもこうにもって感じだなぁ~、もうちょっとこう惹きつけるものが何かないもんかねぇ( ̄▽ ̄;)

原作好きな人が観たらどんな評価なんでしょうね?
役者陣もいいところを揃えているので原作に近いのかなぁ?という感じもしますが、あれで原作そのものって言われたらどんな子ども向けの話なんだと・・・(いや児童文学だけど)。
役者といえば個人的にはニコール・キッドマンの存在感はピカイチですごかったです。 あんまり出てこないけど重要な役らしい叔父さんは007(「カジノ・ロワイヤル」で6代目ボンドとして出てた、最近ね)かよっ!という無駄な豪華さ(笑)もある意味スゴイ。ダコタ・ブルー・リチャーズも新人と思えないほどよかったですし、クマやダイモンも好きなので一応、今回観た感触はあまりパッとしなかったけど(あくまで個人的にね( ̄▽ ̄;))今後の展開は見守ってみたいなと思います。

・・・ようするに、ラストがロード・オブ・ザ・リングみたいに次に続くように途中でブツッと切られてるわけじゃないのでこれ一本だけでも充分観られるけど、謎がよくわからないまま終わっちゃうのでこれだけで終わらせるのはもったいないかなーというところかな・・・これだけじゃあよくわからなくて結局のところ尻切れなんだよな・・・。
続編に期待したい。

・・・それにしてもクマの戦いとか謎の基地潜入とか都合よく飛んでくる魔女とかアレ何( ̄▽ ̄;)?
危機一髪みたいなシーンはサクッと切ってしまわないでちゃんと観せてくれよ~~~!
240億だか250億だかしらないけどそんな大金使ってコレ?と正直思っちゃったよ・・・。
まぁ映像はキレイなんだけどさ・・・。

あと、どーでもいいですが、左右の鑑賞マナーが最悪でした(-"-;!
開始時間に遅れてきた上に缶ビールをプシューっと開けてポップコーンの味に大声で文句を言いながら音をたてたりゴミをまきちらしたりして鑑賞してる私の左側にいたおそらく五十代と思われるカップル、家でテレビ見てるのと違うんだよっ!それがしたかったらDVDで観な(゚Д゚)クワッッ!
あと、右側にいた二十代と思われるカップル、開始直後からコンビニおにぎりの海苔のパリパリいう音がうるっさいんだよ!何食べてたのか知らないけど匂いもスゴイし。入る前に食え(゚Д゚)クワッッ
あとエンドロール直前になって男喋りすぎ、ウルサイ!そんなに喋りたければ出て行ってから喋れっつーのっ!(-"-;
左は終わったと同時に即行出て行ったんだけど(べつに特にこれが観たかったわけじゃなさそうだったからだろう)、右がずっといてあまりに喋り声がうるさくてイライラしたので小声で「うぜぇ、ウルサイ、黙れ、喋りたけりゃ出て行け」って言ったらどうやら私の真横にいた女に聞こえたようで、急に声をトーンダウンしておりましたが、男はそれにお構いなしに喋り続けてました・・・出てからにしろっつーのっ(-"-;

そんなわけで前半20分後半10分ほど集中力が途切れておりました。
最近、観に行く度にこういうマナーの悪い奴らの近くの席に当たります(-"-;
おいらの貴重な時間を返しやがれ!!!(絶叫)
・・・なのでおいらの評価は通常より辛口なのかもしれません( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは~~~どこにやったかな~~~( ̄▽ ̄;)(後日追記予定)

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」関連サイト
GAGA 映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』公式サイト

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レジェンド・オブ・ゾロ


評価 : ★★★★☆
(2006/1/21公開 アメリカ/ブエナビスタ 126分)

全世界40カ国で初登場No.1 スーパー・アクション・エンタテインメント!

最強の二人に、最大の敵が現れる―!

謎の秘密結社が、アメリカを滅亡させようとしていた!
愛する家族のために剣を捨てたゾロが、今再び立ち上がる!

先日書いた「マスク・オブ・ゾロ」の8年振りの続編です。
今回はアンソニー・ホプキンズが出ていないので(前作のラストで死んだという設定なので)、そこがものすごく残念(てゆーか不満?)だったのですが、代替キャラが登場!

息子、フォー!!!ヽ(´▽`)ノ ☆(HG風)

ゾロの一人息子、ホアキン(アドリアン・アロンソ)です。
おいら、年がいもなく、ちびっ子相手にちょっとトキメキすら覚えましたよ(笑)
カワイイし、意外に演技派でアクションもカッコイイし、見せ場炸裂ですよ!
いやぁ、血は争えないね~!蛙の子は蛙だよね~!(((○(≧∀≦)○)))(注※あくまで物語上の設定です)
現在11歳らしいですが、どこからあんな子を探し出してきたのでしょう。製作者サイドのこだわり方が素敵です。
この子、メキシコ生まれらしいのですが、本作でこの役を射止めるまで一度も英語を話したことがなかったそうですよ。毎日8時間英語の勉強をしたらしいけど、そのかいあってかとっても流暢で、役柄と同様に賢そうな子です。
キャー!!!今後楽しみですよ!(((○(≧∀≦)○)))(←大興奮)
・・・あっ、そこっ、ひかないで・・・危険な人じゃないから!・・・多分(笑)

さて、気を取り直して( ̄▽ ̄;)

内容は、1850年のカリフォルニアで、カリフォルニアがアメリカ合衆国31番目の州になることの是非を問う重要な住民投票を妨害するジェイコブ・マクギブンス(ニック・チンランド)と手下達を蹴散らした黒マントに黒マスクの民衆のヒーロー、ゾロ/アレハンドロ・デ・ラ・ベガ(アントニオ・バンデラス)は、妻エレナ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と、この投票が成功したら何も知らない息子のホアキン(アドリアン・アロンソ)のためにもゾロを引退して親子で幸せに暮らすと約束していたが、各地の投票が終わるまであと3ヶ月はゾロを続けると言ってエレナを激怒させ邸を追い出されてしまう。アレハンドロはなんとか謝ろうと思ったが、エレナから離婚手続きの申し立てが届き、自棄酒を飲む毎日を送っていたところ、心配した神父に誘われて出席したアルマン伯爵のパーティーで、アルマンの横に美しく着飾ったエレナが寄り添っているのを発見し、更に打ちのめされる。しかし、実はアルマンには危険な秘密があり、アレハンドロは再びゾロとして戦うことに・・・というアクション娯楽ストーリー。

脚本もほぼ完璧かな~、ある程度予想できる王道のストーリー展開なんだけど、やっぱり楽しい。
おいらなんかオープニングでゾロがでてきて剣で「Z」の文字をスクリーンに書いたところから一気にあのゾロの世界観の中に入り込みましたよ(笑)

見所は、やはりアクション。
ゾロは一家で強いです!神父も馬も大活躍ですよ!
(馬はちょっとワルかもしれんが(笑))
あと、前作と一味違って、ゾロも人間だなって思うような姿が見られるようになったのが今回の特徴かな。
カッコイイというより、リアルな姿(奥さんとの喧嘩とか息子に愛想尽かされてたりとかで普通のお父さんしててなんだかちょっと間抜けっぽい)が、より描かれているんだけど、だからといって前作の雰囲気を損ねているわけではないし、アンソニー・ホプキンズがいなくても大丈夫なほどにオープニングからエンディングまで盛りだくさんな内容にひきこまれることウケアイ。あのラテン系の音楽もワクワクさせてくれるし、観終えた後のスカッとした爽やかさもイイね、なんか元気になっちゃう(笑) 

基本はアクション映画ですが、コメディ色もあるし、ホロリときそうな人情味あふれるシーンもあるし、もういろいろな要素が組み合わさってて絶妙のバランスで安心して楽しめる作品になっているので意外と万人ウケすると思います。
・・・ん~、「レジェンド・オブ・ゾロ」っていうより「ファミリー・オブ・ゾロ」じゃないの?ってくらい(「of」の使い方間違ってるかもしれんが( ̄▽ ̄;))、今回は「家族」をテーマにしてるみたいだし、ゾロ本人の活躍より家族の活躍の場が増えたというのもあって、前作みたいなクールなかっこよさとか渋さにはちょっと欠けるかもしれないけど(笑)

悪役のアルマン伯爵(ルーファス・シーウェル)がちょっとアクが弱いかなと思いますが(いや、最初に紳士っぽく出てきた時から実は悪人じゃないか?って感じはでてたんだけど(笑)、自分の執事の顔の怖さには負けてたから(笑))、前作みたいに過去の因縁の対決というわけではないので、まあそんなもんかなという感じ。もう一人の悪役ジェイコブ・マクギブンス(ニック・チンランド)も顔は怖いがカッコ悪くやられる姿が目に見える気がしてなんかコミカルだしなぁ~。前作みたいに誰かが殺されてそれを恨んで~というのがベースではないから(痴話喧嘩っぽいシーンというか嫉妬は出てくるけど)、昔からの因縁の恨みとかがない分、アッサリしてます。
エレナを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズは相変わらず強くてキレイで前作から8年も経ったとは思えないほど!ファンには嬉しいですね、今回は前作よりコミカル度が上がった気がしますし、そこも必見。
ゾロ/アレハンドロを演じるアントニオ・バンデラスは、やっぱり多少老けたかなって思うけど、ゾロらしいアクションもまだキレがあるし、コミカルな中にもセクシーさは顕在だし、それに例のチョビ髭がなくなって個人的には更によくなった気が(笑)
・・・前作の最初のほうでは、小汚いチンピラだと思ってたもんなぁ( ̄▽ ̄;)(笑)(←ヒドイ人)

続編は外れるというハリウッドのジンクスを散らしてくれるほど、そして8年の空白が嘘かもって思うくらいに演者と製作者の波長が合ってるのが感じられます。やるなぁ、マーティン・キャンベル監督!(今年公開の「007/カジノ・ロワイヤル」もボンド役がダニエル・クレイグに変わったけど、監督がこの人っていうからちょっと楽しみだね!)
・・・あと、強いて言えば、キャサリンはまだイケるけどバンデラスが老ける前に作って欲しかったってことと、これにアンソニー・ホプキンズの渋さが加われば!というところかな~( ̄▽ ̄;)(贅沢)

一応、前作を見たほうがキャサリンが強い理由とかセリフの中で出てくる養父の話がわかるので更に楽しめると思いますが、前作を観ていなかったという友人も楽しかったから前作観ようかな~と言っていたので本作だけでも楽しめると思います。
元気が出る痛快娯楽アクション映画として気楽に観るのにもってこいの作品。オススメです。

# パンフレットは600円。前作より100円値上がりしましたが、カラー写真が増えているし、出演者へのインタビュー記事もあって内容が濃くなっています。そうそう、前作のパンフでは3×4cmくらいだったマーティン・キャンベル監督の写真が今回は1ページの大きさになってるんですけど・・・しかも全身(笑) いやぁ、出世したもんだ(笑)
あと、どうでもいいですが、最後のページに通販グッズが掲載されていたんですけど(劇場でも売ってましたけど)、ゾロのマスク&ハット(\2,000)なんか売ってるんですね・・・誰が買うんだろう(笑) でもハリー・ポッターのマント?とかより良心的な値段かも(笑)

「レジェンド・オブ・ゾロ」関連サイト
レジェンド・オブ・ゾロ (※スクリーンセーバーダウンロードしちゃった(笑))

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ライフ・イズ・ビューティフル


評価 : ★★★★☆
(1999/04公開 イタリア/アスミック・エース 117分)

人生は、たからもの。

いつかこの作品を取り上げようと思ってずーっと書いていたんですけど文章がまとまらなくて・・・もうね、この映画は一言で語り尽くせない魅力が満載なんですよ。
人としての愛のあり方というか、愛に包まれ愛を与える人生は素晴らしいというか・・・ああ、まとまらない~・・・を繰り返しててね・・・でも、ちょうどヨーロッパ映画祭の3本目でやっていたのでそろそろまとめて公開します(って多分、思うところがいろいろありすぎて文章として表現しきれないからまとまってないと思うけど(^^;)。

あの時代の背景にリアリティを追求する人にはウケが悪かったみたいですけど、私はとても好きな映画です。
ロベルト・ベニーニ監督・脚本・主演作で1998年のカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞、他にも同じ年のアカデミー賞(主演男優賞、音楽賞、外国映画賞)、ヨーロッパ映画賞などなど、たくさんの賞を受賞しています。

内容は、1937年、イタリアはトスカーナ地方の小さな町アレッツォで本屋を開く志を抱いてやってきたユダヤ系イタリア人のグイド(ロベルト・ベニーニ)が車の修理中に立ち寄った場所で、美しい小学校教師ドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)が小屋の上から降ってくるというまさに運命的な出会いをして彼女に恋をし、叔父ジオ(ジュスティーノ・ドゥラーノ)の紹介で当座の生活のためにホテルのボーイになって、なぞなぞ好きのドイツ人医師レッシング(ホルスト・ブッフホルツ)らと交流したりしながら、ドーラの前に何度も思いがけない方法で登場。いつしかドーラもグイドに心惹かれるようになり、幼馴染との婚約パーティの席で、大胆にも2人で逃げ出して結ばれる(※ここまでが前編)。
息子ジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)にも恵まれ、幸せな日々を過ごしていたが、時はムッソリーニによるファシズム政権下でユダヤ人迫害の嵐が吹き荒れ、ある日、ドーラが自分の母親(マリザ・パレデス)を自宅へ招待しようとしたわずかな隙に、グイドとジョズエと叔父ジオが強制収容所に連行されてしまう。ドーラも迷わず後を追って、自分から収容所行きの列車に乗り込むが男女別々の建物に入れられて会うことができない。そんな中、グイドは幼いジョズエをおびえさせないように「ここでゲームをやって得点を稼げば戦車が貰えるんだよ」と必死の嘘をつき続けたり、放送室に忍び込んで妻に呼びかけたりと、悲惨な生活の中でもユーモアを交えつつ命がけで愛する家族を想って生き長らえさせるために尽くす姿を描いた感動作。

前半がものすごく明るく楽しい雰囲気で押しまくっているので、最初は、「なんだこの変な奴は・・・口先だけでその場その場を切り抜けていこうだなんて無責任男丸出しだなぁ・・・」とあまりにも一昔前のコメディちっくでありえない展開の連続にちょっと引き気味に観ていたのですが、そのおかげで後半の悲惨な状況の中での親子愛や夫婦愛が余計際立っていることに気付きました。演出やセリフがイイよね。

特にあの「ボンジョールノ!お姫様!」というフレーズが妙に印象的でした。あれって前半では軽薄に聞こえたけれど、後半のあの状況の中で危険をおかしてそのセリフを妻に届けるシーンではもうノックアウトですよ、胸にずっしりくるセリフですね、曲の件もしかりですけど上手すぎ!(そういえば、グイドとドーラの役をしていた二人は現実でも夫婦なんですってね!)

そしてあの子どもへの愛情溢れる嘘。
ユダヤ人という理由で収容所に集められて強制労働させられているのに「ゲームに参加しているんだ、点数がたまって1番になったら最後は戦車がもらえるよ」・・・なんてもう素敵すぎます。嘘をついていられる状況ではないのに息子のことを思い遣ったあの言葉。
ただの道化師めいた人ではなく実はものすごく芯の通った男だったのですね。
あの悲惨な状況の中だというのに、あんなに薄汚れた格好でふらふらになっているというのに、いつも息子と妻のことを想っているグイドは、いつでも光り輝く太陽のような人でした。少なくとも、私にはそう見えた。
息子のジョズエが隠れている前を銃を背中に突きつけながらもふざけた態度で行進しながらウインクして大丈夫だよと安心させるように通り過ぎる父の姿にその大きな愛が表れていて涙が出そうになりました。
だから、物影の向こうからあまりにもあっさりと響いた銃声には一瞬息が止まりました。
あまりにも安易で簡単すぎて盛り上がりのBGMもなくサクッと命の灯火が断たれてしまった。
人の人生ってなんて儚いんだろう・・・っていうのがあのシーンにキュッと詰まってました。
そうだよね、普通、人が死ぬ時でもBGMなんか鳴らないし・・・決定的な死のシーンを見せないというのはある意味とてもいい演出かもしれません。

・・・で、ここで終わってしまったらただせつなく悲しくなって終わりってことで後味が悪いのですが、最後は、「ゲームに勝ったら戦車がもらえるよ、戦車でおうちに帰るんだ」と言ったグイドの嘘が現実になったかのようにアメリカの戦車がジョズエの目の前に現れ、中の人が乗せてあげようって乗せてくれて途中の道で「ママ!」とジョズエが母の姿を見つけて、母子が太陽の光の下で再会するという・・・ラストはちょっとご都合主義的だけど、いいじゃない。
たしかに、本当のユダヤ人の収容所生活はあんなにコミカルに切り抜けられるものではないと思うし、こんなにご都合主義的にいいタイミングで戦車が現れるとは思えませんけど、でもこれは家族を守る一人の男の生き様を描いた映画なんだからOK!
このラストでこそ、「ライフ・イズ・ビューティフル」ですよ、人生ってなんて素晴らしいんだろう!
グイドはいつも大きな愛を与えて、そしてその彼が守り抜こうとした家族の愛に包まれて人生を謳歌しきったんだと思いました。だって最後に命がけでついた嘘が現実になったんだもの!あそこに戦車を連れてきたのはもしかしたらグイドだったのかもしれないって奇跡を感じましたヨ。あそこで嘘が現実になるという奇跡があったからなお、人生は捨てたものじゃない、とても素晴らしいものなんだと思うわけです。

グイドのどんなに困難な状況の中でも愛とユーモアを忘れないその姿勢は立派な父であり夫でした。
ああいうのが「父」なのですよ、世のお父さん達!
あなたは家族を守るためにいつでも命を捨てる覚悟ができていますか?

たしかに、奥さんを探しに出て行かなければラストは親子3人で会えたのかもしれない。だけどそれだと、ただの御伽噺になってしまうからあれはあれでよかったんだと思います。むしろ、グイドが母子を引き合わせたような感じがして、母と子の後ろにこれからはずっといつでもいてくれているような気がしました。
決して完全なるハッピーエンドとは言えないけれど妻子はグイドの大きな愛で守られた気がして、後味悪くなくむしろ清々しさすら感じる映画でした。

あ、そういえばあの医者はかなりいただけない野郎でした。
なんなんだオマエは!使えん奴め!と突っ込みたくなりました、そこが不満~。

それ以外はかなりオススメです。家族愛の形を再確認してみてはいかがでしょうか?

# 旧作、企画上映で観たためパンフレット未購入。

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レスリー・ニールセン 裸のサンタクロース


評価 : ★★★
(2000年 アメリカ 92分 ※劇場未公開作品)

ちゃんと服、着てますけど・・・

12月も半ばにさしかかり、街がクリスマスモードから正月準備モードになりつつあります(某テーマパークの土産物店とか花屋とか雑貨屋とか100円均一の雑貨コーナーとか)。・・・早いよー、まだクリスマス終わってないじゃん。

ということで、遅ればせながら(?)クリスマス映画を。
・・・ていうか本当は遅れてないはずなんだが、遅れている気がするのはなんか悔しいな( ̄▽ ̄;)

さて、クリスマスをテーマにした映画はたくさんあるけどどれにしようかなーと思っていたら、今、ちょうどGyaOでやってたんでコレに決定。

内容は、クリスマス直前で街の至るところにサンタクロースの扮装をしている人が溢れていたある日、子どもの頃の記憶がトラウマになってクリスマス嫌いになっているテレビ・レポーターのピーター(スティーブン・エックホールド)の車の上に空から記憶喪失の本物のサンタロース(レスリー・ニールセン)が落ちてきて、クリスマスの取材ネタに苦労していたピーターはこの記憶喪失の老人を恋人のクレア(ロビン・ライヴリー)の働くデパートで子ども達と写真を撮るサンタとして雇ってもらいながら、その身元をTVを使ってクリスマスまでに明らかにしようとするのだが・・・というファンタジー。

レスリー・ニールセンで「裸の~」シリーズとくればドタバタコメディなので、そういうタイプの話かと思ったら、意外にも心温まる和み系のファンタジーでした。いつものようなB級コメディと思って観るのは間違い。
子どもの頃には持っていたのに大人になると忘れてしまうような大切な何か(信じる心、とでも言うべきかな?)を教えてくれるような、ほのぼのとしたファミリー向けのクリスマス映画になってます。
レスリー・ニールセンってサンタの格好が似合うんだねー、そういうキャラだと認識していなかったのであまりにも似合いすぎてちょっと驚き。あのエルフ達は、多分、絵本に出てくるようなファンタジックなキャラとはちょっと違い過ぎるが、まあなかなかいい味だしてます(笑)
ラストはありきたりの展開で予想できてしまったとはいえ、クリスマスって愛が溢れた夢いっぱいの素敵な日なんだなという気分が味わえていい感じ。だからあんなに賑やかに飾ってウキウキ気分が街に溢れているのかな。
あんまりドキドキワクワクするような盛り上がり感がなく予想通りにうまくまとめちゃっているので普通に仕上がってしまっているのが少し難点かな~、ファミリー向けファンタジーとしてはいい映画なんだけど。
アメリカってクリスマスになるとこういうファミリー向けのほのぼのとした微笑ましくなるような映画を出してくるのが好きだよね。日本人はなんでもかんでも便乗商売しちゃって、本来の意味を忘れてる人のほうが多いと思いますが(外国でも最近はそうかもしれんけど)、こういう映画でクリスマスの素晴らしさを見直してみるのもいいかも。

・・・まあ、内容はさておきとして。
レスリー・ニールセンが出てるからって邦題に何でも「裸の~」ってつけるなよ~!
たしかにレスリー・ニールセンは「裸の銃を持つ男」シリーズが代表作だけどさぁ、この作品はいつものようなナンセンス・ギャグ満載のコメディじゃないし、どちらかといえば脇役っぽくて主役とも言えないし、全く違う話なんだからタイトルは変えるべき!(ちなみに原題は「SANTA WHO」です)
こういうところがいいかげんでセンスないんだよなぁ・・・配給会社ってちゃんと映画を観てるんだろうか?

# 劇場未公開でネット配信で観たためパンフレットなし。

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ロザンナのために


評価 : ★★★★
(1997/12公開 アメリカ/ギャガ 98分)

君のためにぼくができること。

前回、ちょっと変わった形の夫婦愛をベースにした作品を取り上げたので、ストレートで突き抜けた夫婦愛の作品を取り上げてみます。
ちょうど今、GyaO Cinemaで16日(金)正午までやっているので観てない人はぜひどうぞ。

内容は、イタリアの小さな村で飲食店(バー?)を営むマルチェロ(ジャン・レノ)が、余命いくばくもない妻ロザンナ(マーセデス・ルール)の「死んだ娘の隣に埋葬されたい」という願いを叶えるために、残り3つしか空きが無い墓を手に入れようと村から死人を出さないようにあらゆる手を尽くして奔走するお話。

死(お墓)をテーマにしているのにどうしてこんなに滑稽で面白いんだろう。
身近な人間の死に対してこんなに絶望感のない映画も珍しいくらい全編に渡って前向きで明るいんです。
慎ましい生活でも、あそこまで愛し愛されたらたとえ儚い命であったとしても人生の幸せを謳歌したって言えるだろうなー。だから死と隣り合わせでいてもいつでも前向きなのかもしれない。
金も土地もあっても死んだような人生を送っている人が対照的に描かれていたから余計そう感じるのかもしれないけど。やっぱり人生における「愛」って重要な要素なんだねぇ。ロザンナもいつでも愛情豊かな人生を送っているからか今にも死にそうな病人に見えなかったし(ちょっと元気パンパンな気もする(^^;)。

でもいくら愛する奥さんのためとはいえちょっとやりすぎ(笑)
一生懸命に奥さんのために尽くしているのはわかるけれど、オイオイそこまでやるの!?の連続であれじゃちょっとアタマのおかしい人みたいだよ・・・極めつけになぜか上手く完全犯罪が成り立っちゃったし・・・。あれは立派な犯罪だろう、自分達さえ幸せならばいいのかそれで・・・とそのあたりが少し微妙(^^;
軽いタッチで描かれているので全然後ろ暗く感じないんだけどさすがにちょっと人としてどうなんだろう(笑)
友達なんじゃなかったのかオイって思うんで~・・・評価は3.8くらいなんだけど四捨五入で一応4つけときました、オススメできる作品だけどえ~それはちょっとどうなの~?の部分を差し引いたんで・・・娯楽作品としては上手いと思うんだけど、顔見知り相手だとさすがに笑うだけではすまんだろう( ̄~ ̄;)
あのオチは好きなんだけどね、いい意味で裏切られてラストまで完全犯罪なのかよって(笑)
・・・あ、そういえばアレを運ばされたフランチェスカはその後どうなったんだろう・・・彼女はべつに不幸になってもいいけど(笑)

とにかく、ジャン・レノの魅力がとってもよく出ています。
『レオン』の殺し屋のイメージしかない人にはぜひ観てもらいたいです。
ラブストーリー(ロマンス系)が苦手な人でもコメディとして楽しめると思います。ちょっとした(?)完全犯罪もでてくるのでそれも見所。
暗くなりがちなテーマを完全なコメディにしているのはしっかりとした「愛」をベースにそれぞれの前向きな魅力を引き出しているからでしょう(出てくるのは夫婦愛だけじゃなく、姉妹愛、家族愛もあります)。
最後まで微笑ましく観れて、観終わった後もなんだか温かい気持ちになれますよ。

それにしても、イタリアでもお墓の問題って大変なんだねぇ。日本はだいたい一家に一つって受け継いで同じ墓に入る場合が多いけど、一人一つだったらそのうち墓だらけになるよな(^^;

# ネット配信で観たのでパンフレット未購入。

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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語


評価 : ★★★★
(2005/5/3公開 アメリカ/アスミック・エース 109分)

幸せだった三姉弟妹を次々と襲う、最悪の不幸がはじまる

三姉弟妹を襲う最初の不幸は、両親を亡くした全焼の自宅火事

あまりに可哀想で読むのを止められず、世界中でベストセラーとなった原作映画化、いよいよ日本上陸

えらい長いタイトルですが、公開時の邦題がこれです。
劇場で観ようと思っていたのにタイムスケジュールが合わずに見逃した作品です。やっとレンタルで観ました。

内容は、火事で両親を失ったボードレール家の天才発明家少女・14歳の長女ヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)、本好きでありとあらゆる本を読んで記憶している長男クラウス(リーアム・エイケン)、4本の歯であらゆるものに噛み付くのが趣味の次女で末っ子サニー(カラ・ホフマン&シェルビー・ホフマン)が、自分達に残された莫大な遺産目当ての強欲な親戚オラフ伯爵(ジム・キャリー)に付きまとわれて数々の災難に見舞われるが、それぞれの個性を発揮してうまく立ち回るというファンタジックコメディー。
原作は三姉弟妹の不幸をウリにして世界でベストセラーになっている児童書『世にも不幸なできごと』シリーズ。

タイトルとオープニングアニメのあまりのギャップに「あれっ、観る映画間違えたかな?」と思いましたが、なるほどそういう遊び心か・・・つかみはOK?ってやつ?(笑) ティム・バートンとかが好きそうな話ですね(笑)
それにしても脇役キャラが無駄に豪華なんですが(笑)
ジム・キャリーは影の主役だし(笑)、メリル・ストリープはまだ見せ場が多いからともかくとして、ダスティン・ホフマン!ちょっとしか・・・っていうか本当にあまりにもほんの少ししか出ていないけどあれは絶対ダスティン・ホフマンに違いないと思うのですが・・・エンドクレジットに名前があったかも不明なくらいだし、劇中に役名も出てこなかったような気がするんだけどあの顔は絶対間違いないって!
ちなみに、レモニー・スニケットの声は(出てきますけど、ほとんどシルエットで顔が出てこない)ジュード・ロウらしいです。うあー。全員何でもやります!のキワモノ俳優ばかり・・・(笑)
でもこういう毒りんごファンタジー(本当は美味しいものだけれど毒が入ってるという意味ね)にはピッタリ!
でも肝心の主役の3姉弟妹は、長男長女の活躍はあったけれど、次女の活躍が少なかったのはちょっとがっかり。脚本にもう少し次女の活躍エピソードを加えて欲しかった。だってせっかく何にでも噛み付くって設定をわざわざ紹介してるのに、その能力を使って活躍っていうシーンが少なかったのはもったいなさすぎ。
逆にジム・キャリーはコメディちっくにオーバーアクションしつつも、観ているこちらがなんて憎たらしい奴だろうと思うほどムカつく悪役に徹していて面白い。この人はこういう何変化もするような役をやらせると本当に上手いよなあ。元が児童文学とはいえ、やっぱりタイトル通り「不幸せな物語」として成立するのはジム・キャリーの上手さにあると思う。普通にコメディとして面白いだけなら、不幸せに見えないもんね。

また、画的にも秀逸。薄曇のような暗さの中にも青白く浮き上がるような独特の雰囲気を作り出していて、美しさが際立っているし、オープニングのアニメやエンドクレジットの影絵風のアニメーションも楽しい。撮り方と見せ方がとても上手い作品です。

ところどころ疑問が残るし、ラストに今時珍しく「The End」の文字がでたけれど、ちょっと意味深な終わり方だったので続編を製作する予定?という気もします。今後が楽しみ(笑)

ところで、サニーは双子の女の子が演じていたようですが、ダスティン・ホフマンと関係あるのかな?
孫って噂がありますが、検索しても真実がわかりません。誰か知ってたら教えて下さい(^^;

評価は星4つですが、気持ち的には3.8かな~。

# レンタルで観たのでパンフレット未購入。

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ロード・オブ・ザ・リング


評価 : ★★★
(2002/3/2公開 アメリカ/ニュージーランド 178分)

2002年・春。
映画史に新たなる伝説が生まれる。

指輪を手にした者が世界を救う。

※Amazon検索したらいっぱい出てきて、このリンク先が第一部のかどうかわからないんですが一応これで載せときます。昔はネットで紹介画像を拾ってきて貼ってた時期もあるんだけど、画像は権利問題がややこしいみたいで無断使用が後で問題になったら面倒だよとある方に指摘されたことがあって、以降、うちではいわゆる「逃げ道」の商用リンクの画像しか使わないようにしてるんで、もし間違ってたら誰か教えて下さい。(←自分で確認しない奴(^^;) 画像っていっても紹介で使う分には宣伝になるんだからいいじゃんとも思うんだけどねぇ・・・。

えーと・・・過去に書いた記事がけっこう辛口批判だったので書き直そうかなぁどうしようかな~と思ったのですがコピー&ペーストしてそのまま載せておきます。
最初に観た時、相当嫌いだったみたい(この映画が好きな人、ごめんなさい)。
だってこの第一部だけパンフレット買ってないんですよ、チラシは持ってるけど(^^;(第ニ部、第三部のパンフレットはある)。

続く第二部、第三部を観たら「良かった」と思いましたが、初めて何の予備知識もなく第一部だけ観た時はこう思ったのでした。

・・・ツライ(T-T)

完結してから原作を全部読みましたが、かなりカットしてるんですね。
しかもストーリーの一部が変えられてるし(べつに特別な思い入れがあるわけじゃないからいいけど)。
壮大なスケールで描いたファンタジーの世界観とド迫力のCGには圧倒されます。

以下、試写会鑑賞後の感想↓
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職場で隣の係の女の子が上司に貰った試写券を貰ったのでこの春の話題作「ロード・オブ・ザ・リング」(アカデミー賞13部門ノミネートだそうな)を観てきました。

原作はトールキンという人が書いていてハリー・ポッターやRPGゲームの世界観の基礎になったとか言われてるファンタジーのようですね。随分昔に刊行されてて世界中(50ヶ国語くらい?)で翻訳されてるらしいのですが、ハリー・ポッターが映画化されたのに便乗するような形で本屋に積み上げられて今度はこれが映画化だよと話題になるまで私はちっとも知らなかったのでした。

まあそれはさておきとして・・・前の席のにーちゃん、座高が高いんだよ!字幕全然見えないじゃん!

・・・って憤慨しながらも気が小さくて言えないので必死に首を伸ばしていたらすんごい首痛くなってついでに頭痛もしてきたので前半40分はかなりきつかったです・・・このあたりのストーリー、覚えちゃいねえよ(T-T)

まあ、40分くらいしたらそのにーちゃんいきなりトイレに行くためにだか消えたんでよかったんですけどね・・・ええ、その後、戻ってきませんでした。あー、よかったよかった。あのままずっといたら多分、後ろから殴ってたかもです。私が犯罪者になる前に消えてくれて助かった。

で、肝心の感想なんだけど。
スケールはでかい。
多分、映画のクオリティとしてはかなり高い部類に入るでしょう、これだけのスケールの大きい世界観を映画に凝縮するのは難しいはずなんですけどまあよくできてるほうだと思うし、全編のほとんどにBGM(オーケストラ)入ってたけどそれがうるさく感じないし。

しかし・・・長い。
終わるまでに飽きはしなかったけど終わってから腰痛かった・・・。

3部作だそうで、今回は第1部(一部だけで3時間かよ・・・)。
第2部は2002年12月公開、第3部は2003年12月公開予定だそうですが・・・その頃まで第1部を覚えてねえよ、きっと(T-T)

で、個人的結論。
「ハリー・ポッターのほうが好き(T-T)」

多分、原作がとっても好きだとか、ドラクエとかファイナルファンタジーみたいなRPGが好きだとか、ネバーエンディングストーリーは最高だ!とか思う人ならウケるかもしれない。だけど私はハマれなかった(^^;

何がマズいのか?・・・って多分、好みの問題だと思うんだけど。

「指輪物語」ってこんな話なの?
あまり好きじゃない醜悪キャラが出ている・・・。
(俳優が嫌いというのではなくてキャラクターとして好きでない)
エンヤの曲ってあまり合ってないような気がするんだけど?
・・・えっ、こんなところで終わり!?

・・・ってあたりがイマイチなんだろうなー、多分。
おすぎがすごくほめていたけど、それは弓を射るおにーちゃんが好みだったからでは・・・と密かに思ってしまった(テレビで「あの弓の子がすっごく素敵なのよー!」と言ってるのを見たから)
あと、ファンタジーなのに安心して観られないあたりが好みでないのでしょう。戦いで登場キャラが死ぬシーンとかはサスペンスとかホラーとかで観るのはいいんだけど、ファンタジーっていうカテゴリで観たくないので・・・あ、でも主人公は何度でも死にかけるくせに死なないあたりはファンタジーなのかなー、うわあ、ご都合主義っぽーい(^^;

ついでに観終わった後、すごく疲れたけど何も残らなかったあたりがイマイチに思った最大の理由かも。絶対年末までストーリー覚えてないな・・・。

・・・あ、あと、風邪っぴきで頭痛がしてたってのもあるんでそのへんさっぴいて観るとよいです、まあとりあえず話題だから観ておく?って感じですかね・・・私はあまり好きでないが(^^;(プチ本音トーク)

DVD発売されて全部通して観たら・・・1本3時間として9時間!?
耐久戦だね・・・(多分観ないが)。

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昔書いた感想には具体的内容について書いてなかったのでどんなストーリーかというと、冥王サウロンが作った世界を滅ぼす邪悪な指輪を手にしたホビット族のフロド(イライジャ・ウッド)が、指輪を取り返そうとするサウロンの部下達に狙われながらも、仲間と共に指輪をこの世から永久に葬り去るために「滅びの亀裂」と呼ばれる火口へと旅に出るという冒険物語です。

・・・DVDのなんとかエディションとかで、更に長いバージョンもあるようで・・・全部通して観たって9時間じゃ終わらないみたいですね(^^;

# 最初に書いた通り、パンフレットは未購入(^^;

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ローマの休日

評価 : ★★★★★
(1954/4/27公開 アメリカ 118分)

オードリー・ヘップバーンの代表作(アメリカ映画初出演にしてアカデミー最優秀主演女優賞受賞の出世作)として有名な映画なので知っている方も多いでしょう。映画そのものを観たことがなくても、今でも映画のワンシーンのオードリーがCMやポスターやグッズになって写真を目にする機会のある名作です。
こんなに長い期間、世界に愛され話題になった女優が他にいたでしょうか?

内容は、何度もテレビ放映もされているのでいちいち書くまでもなく有名なお話ですが、ある小国の王女として生まれて窮屈な生活に嫌気がさし自由に憧れて街へ出たアン(オードリー・ヘップバーン)とアメリカの新聞記者ジョー・ブラッドリー(グレゴリー・ペック)との、たった一日限りの自由を謳歌したローマ見物、そしてロマンチックで切ない恋の夢物語。

この作品のイチバンの魅力はなんといってもオードリー!
彼女の存在に尽きます!
もー、なんてキレイで可憐で清楚で上品で可愛らしいの!
彼女が映るだけで気品が感じられるんですよ、王女役にはぴったり。
お話自体はそんなにたいしたことないんだけれど、彼女のその妖精とも讃えられたキュートな魅力にとりつかれること間違いなし。今や、「ローマの休日」といえば、ウィリアム・ワイラー監督の作品、としてではなくオードリー・ヘップバーンの映画なのです!それだけ作品の顔になってしまうインパクトがある女優さんなわけですよ。
たくさんの女優さんがいるけれど、あんな女優さんは十年に一人でるかでないかの逸材でしょう。
優れた演出家でも知られる巨匠ウィリアム・ワイラー監督が新人女優の中から一目で素質を見抜いて抜擢したというのも納得なほど、魅力的。それに監督がその魅力を全開させるような見せ方(撮り方)を心得ているというのもあるでしょう。どこを切り取っても画になる素晴らしい名作です。

しかし、オードリーは本作の前にイギリスで映画やミュージカルに出演したこともあったし化粧品のポスターになっていたこともあったのに、ほとんど無名で売れてなかったなんて信じられない。よほど見る目のない使われ方をしていたのか?
オードリーの作品は数あれど、中でもこれがイチバン素敵に映っている気がします。

ローマは昔、父が旅行して「キレイなところだけど、スリとか置き引きとか多いし、友達もカバン盗まれた」だそうなので本当は治安の悪い街なのでしょうが、この作品を観てるとそんなこと全く考えられないほどローマに憧れちゃいますね。

・・・関係ないですが、ローマといえば最近ターナーホテルの日本語ページが面白ネタとして流行してたのでそちらも興味が(笑)

# パンフレットの復刻版がなぜかうちにあるのですが(笑)私が買ったものではないため値段は不明です。一応、小さい四角い枠の中に300って書いてあるから300円っぽいんだけど。オードリーの魅力や監督や撮影裏話について語ったページの他に、昭和29年公開当時の不思議な広告(例えば「液体の宝石!濃厚香水エリザベス やるせない恋の甘さ!キスミー特殊香水」「麗しき髪の魅力はヨゥモトニック」など)がたくさん載ってます(^^;
それと一緒に裏表紙をめくったところに上映時間表が載ってるんだけど、当時の映画料金って指定席で300円、自由席で200円、早朝割引で170円、アニメだと30円均一って・・今の鑑賞料金ってすごく高くなったねっ!(いや、物価価値が違うのはわかってますが)

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レインメーカー

評価 : ★★★★
(1998/6/27公開 アメリカ ギャガ 135分)

ぎゃーっ、パソコンの調子が悪くって書いてた文章全部消えたよΣ( ̄ロ ̄lll)・・・くっそー、気を取り直して(T-T)

今日は、9月の月間ロードショーとしてパソコンテレビGyaO〔ギャオ〕 Cinemaで取り上げられていた「レインメーカー」について。10/1まで無料で観られますので興味のある方はどうぞ!(ってまた取り上げるの遅かったから残り上映期間短いなー、すみません(^^;)

原作は日本でもファンの多い作家、ジョン・グリシャムの『原告側弁護人』。
グリシャム原作の映画化は本作で6本目になるので、原作ファンは観た人が多い映画でしょう。
ちなみにグリシャム原作で映画化された他の作品は、「法律事務所」「ペリカン文書」「依頼人」「評決のとき」「処刑室」・・・1本ぐらいはご存知の方も多いのでは? 特に有名なのはトム・クルーズ主演「ザ・ファーム/法律事務所」とジュリア・ロバーツ主演「ペリカン文書」でしょうか。私はこのテの映画もけっこう好きなので多分「処刑室」以外は観てますね(多分っていうのは映画化された時のタイトルは「処刑室」ではなかった気がするんだけど思い出せないので)。

レインメーカーとは「雨のごとく金を降らせて成功する弁護士」という意味だそうです。
ということで、ストーリーは、レインメーカーを目指す若き法律家のルーディ・ベイラー(マット・デイモン)が相棒デック・シフレット(ダニー・デビート)と共に、白血病患者に対して支払いを拒否している悪徳保険会社グレート・ベネフィット社とその弁護士・ドラモンド(ジョン・ボイト)と裁判で争う法廷ドラマ。・・・ここにクレア・デーンズ演じるケリー・ライカーとのサイドストーリー的なお話も絡んできますが、こちらは驚くほどあっさり終わってしまう展開なんでどーでもいいです。普通なら正当防衛とはいえ暴力夫を殺した妻があんなにあっさりうまく出て来れると思わないし・・・ルーディとケリーの間にロマンス?みたいなシーンがあったので、ケリーが実は計算ずくで正当防衛になるように仕向けた犯罪だった!とかなら面白いなーって考えながら観てたんだけど何のひねりもなくて残念でした(^^;(←深読みしすぎ(^^;?)。まあそこがうーん・・・って感じなんだけど、法廷内での新米弁護士とベテラン弁護士との緊張感あふれるやりとりが見ものです
アメリカは訴訟社会と言われていますが、その現場を垣間見るような裁判所での戦いは見応えがあります。そういえば、アメリカで弁護士(役でなくて本物の弁護士ね)になるには演技力が必要と聞いたことがあるのですが(多分、ジム・キャリーの「ライアーライアー」か何かで観たような)、なるほどね~というシーンも多々。陪審員に感情論で訴えかけるにはやはり演技力は必要。あとどんな細かいことでも揚げ足をとるようにねちっこく突付いていったり、時間をかけて調査していく地道さも必要。弁護士という職業が決して華やかではないということ、そして訴訟社会アメリカの病んだ部分をクローズアップして考えさせる作品になっています。

主演のマット・デイモンはハマリ役です、苦悩系が似合う人。
脇役では相棒役のダニー・デビートのコミカルさや、ボスのミッキー・ロークのチャラ男っぷりも面白いです。
そして保険会社側の弁護士役のジョン・ボイト。さすがだね~!本作でゴールデングローブ賞(助演男優賞)を受賞していますが、もー悪役といえばこの人!ってくらい悪人面です、悪人役が似合いすぎます(笑)「アナコンダ」の時も「ミッション:インポッシブル」の時も、うわぁこの人すっげー悪いオッサンだーっ悪どさが顔ににじみでてるよ!って思いましたけど、今作もかなり悪人度高いです、ここまで悪人が似合い過ぎると逆に素敵(笑) ちなみに、この人は「トゥームレイダー」などで人気のアンジェリーナ・ジョリーの実の父であります。(似てるような似てないような・・・)

そんな感じで、脚本も(ケリーの件以外は)良く出来ていてキャストにも恵まれており、135分という長さでもあまり中だるみせず充分な見応えのある作品でした。法廷モノと言っても難しい企業と企業の間のスパイ的犯罪や殺人などの複雑な話ではなく、日本でも充分あり得る話だと思いますので観て損はないと思いますよ、オススメ。

# パンフレットは600円。さすがコッポラ監督とグリシャム原作と鳴り物入りで公開しただけあって2人の紹介ページもあります。

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リジー・マグワイア・ムービー

評価 : ★★★
(2003年 アメリカ 日本劇場未公開 93分)

よくも悪くもアイドル映画という感じかな~。
ストーリーは何をやってもドジで失敗ばかりのリジー(ヒラリー・ダフ)が、卒業旅行で訪れたイタリアで親友のゴード(アダム・ランバーグ)と街を散策中、イタリアの人気ポップ・デュオのパウロ(ヤニ・ジェルマン)に声を掛けられ、喧嘩別れしたパートナーのイザベラとリジーがそっくりなので代役をお願いされてアイドルとして舞台に立ってしまうというお話。
アイドル映画にしてはよく出来たシンデレラストーリーのほうかも。展開がかなりご都合主義なのは御愛嬌(笑)
歌もポップでノリがよいし、ラストの花火が上がるシーンはとてもキュート。かわいいかわいい(笑)
主人公・リジー・マグワイア役のヒラリー・ダフが好きならオススメ。
(この人、DVDのパッケージ写真や歌っている時より本編のほうが幼く見えるね)
個人的にはリジーよりもゴードの存在や、ちょっと娘をかわいがりすぎのクレイジーな家族、校長先生、マネージャーが素敵だ(笑) 

もともとは、TVシリーズ「リジー&Lizzie」というドラマらしいですが、観たことがないので背景とか詳細設定はよくわかりません。日本でもディズニーチャンネルでやってるらしいんですが、加入していないので知りません(^^;
ただ、シリーズを知らなくてもわかりやすい映画になってるので家族で楽しんで見られるでしょう。

それにしても・・・某DVD紹介記事に騙された~、「ローマの休日」っぽいっていうからどんなもんかなってレンタルしてきたのに似たようなシーンってイタリアで単車乗ってるってだけかよっ
後のシーンはこれっぽっちも似ても似つかないじゃないかよ・・・。

# 日本未公開映画のためパンフレットなし。

「リジー・マグワイア・ムービー」関連サイト
リジー・マグワイア・ムービー
The Lizzie McGuire Movie on DVD(英語)

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