ハリー・ポッターと謎のプリンス

評価 : ★★★★
(2009/7/15公開 イギリス/アメリカ/ワーナーブラザーズ 156分 原題『HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE』)

クライマックスは、ここから始まる!

ハリー、これが最後の頼みじゃ

いよいよ最終章へ向けて、クライマックスは、ここから始まる!

あああぁぁ~~~、ダンブルドアーッ!!!(T-T) (←映画未見・原作未読の方には謎の叫び)

公開初日の朝イチで観てきました、シリーズ6作目。
最初に断っておきますが、映画の前に原作は読まないようにしているので(原作のほうが深く描いていて、映画になるとカットと設定変更の連続でがっかりすることが多いためショックを和らげるためになるべく先には読まない主義)原作と比べてここが違うとかはわかりません。
(んで、このレビューは7月19日に書いていたのですが、おうちの人が映画を見るまでは一切ネタバレしないように下書きのまま放置してまして、8月に入ってからおうちの人は観に行ったんだけど、公開しようと思ったらアクセスできなくて今までかかってしまったという・・・なんか放置してる間にログインの仕様がよくわからなくなってしまっててさっきもログインするためのパスワードを思い出すのに15分かかりました・・・ってぉぃ( ̄▽ ̄;))

内容は、表面的には思春期を迎え恋愛ムードで青春真っ只中でありながら闇の力が及びつつあるホグワーツ魔法学校で、ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)が宿敵ヴォルデモートの知られざる過去に迫りながら仲間達とともに最終決戦へ向け新たな準備と戦いに挑んで行く姿を描いたシリーズ第6弾。
前作の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から引き続いてデヴィッド・イェーツ監督の作品です。(前作が評判よかったからでしょうかね)

最初のほうの橋のシーンはちょっとびっくりだったかな。
入る劇場を間違えたのではないかと(シネコンだったから)、ハリー・ポッターってファンタジーじゃなくてパニック映画だったっけと思ったくらいでした。いつもはいけ好かないマグル(普通の人間)の親戚が絡むシーンから入るのにいきなりアレだったから意外だったってのもあるんだけど(んー、一応人間界から始まったという意味ではいつもと同じだったのかなぁ?)、あれは原作通りなのかしら?

前作までと違って、「恋」の要素が入っててそれがスパイスになったからか、ダークな面ばかりでなく明るく笑えるシーンもあったりしていい感じに緊張感だけが持続することもなく退屈せずに見られました。
しかし、ハーマイオニーはわかるとして、今作でもてっぷり炸裂のロンにはびっくり。アレのいったいどこがいいのか映画を観ただけではわからないのはおいらだけか( ̄▽ ̄;)?あれならハリーのほうがいい気がするが・・・原作では見せ場がいっぱいあるんだろうか・・・?

んで、タイトルにも入ってる「謎のプリンス」。
果たしてその正体は・・・・・オマエか(゚Д゚)!
でも、ある意味、全然驚きじゃなくて、なるほどと納得してしまう人でした・・・伏線が不足しすぎというか、意外性が感じられなかったような・・・むしろなんとなく予想内の答えだったのでちょっと拍子抜けだったような気すらする。わかりやすいなぁ。(まあ原作が子どもも読めるファンタジーだし)
果たして奴は裏切り者なのかそうでないのかは次作品に持ち越しなのかなぁという感じだけどどうなんでしょうね。
そういう意味でもコピーに「クライマックスはここから始まる」とあるように、これは最終章に向けての重要な章だと思います。もしかしたら、次の最終前後編2作とセットで3部作と考えてもいいのかもね。

しかし・・・終わるの再来年かー・・・終わると寂しい気もするけど先が長いような気もするなー。前編後編の間が半年以上あくとその間に他のも観るだろうからちょっと記憶があやふやになりそうだ・・・( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは800円。ロンの双子の兄の役の二人の紹介がはずされてたのと、あらすじ書いてくれないのはいただけないよなー。次まで長いんだから思い出せるようにあらすじ途中まででもいいから書いてくれよぉ~・・・。


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ハリー・ポッターと謎のプリンス

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K-20 怪人二十面相・伝


評価 : ★★★★
(2008/12/20公開 日本/東宝 137分)

違う、オレは二十面相じゃない!

怪人二十面相誰だ!?

今年最後の映画館鑑賞映画はコレ。大晦日に(今日)観てきました。
わーい、観た日にアップって久しぶりだー( ̄▽ ̄;)←ダメすぎ

内容は、1949年第二次世界大戦を回避し19世紀から続く華族制度で極端な貧富の格差社会が広がっているもう一つの世界の帝都を舞台に、富裕層を狙って鮮やかな手口で窃盗を繰り返して世間を騒がせている怪人二十面相にはめられて濡れ衣を着せられたサーカスの天才曲芸師・遠藤平吉(金城武)が自らの汚名をそそぐべく二十面相と対峙する力を身につけていき・・・といういったい誰が二十面相なのか?というミステリー要素も含んだアクションアドベンチャー。

えーと、バットマン?マスク・オブ・ゾロ?スパイダーマン?みたいな・・・アメコミ?
日本でもアメコミ作れるのかっ!?ってびっくりするほどアメリカンコミックのような映画でした。
VFXと美術がすげー!
なんだあのクオリティは、と思ったら、ALWAYS三丁目の夕日のスタッフが手がけていると知って少し納得。
リアルじゃないものをリアリティのあるものに変える技術はすごいや。タワーとか空撮とか仕掛けとか好きだね~。
所々で佐藤嗣麻子監督っぽい映像だなーと思ったけど(女性の撮り方とかが、「エコエコアザラク」のカラーっぽいなあというかなんというか・・・)、トータルで観たら全く新しい質感の映画っぽくなってたのが面白かったです。

原作は北村想の『怪人二十面相伝』らしいので(読んでいないので内容はわかりませんが)、江戸川乱歩の明智小五郎のイメージを忘れて素直に観れば楽しいと思います。
真剣なシーンもあるけどコメディ要素も充分に入った映画なんで、乱歩のイメージは忘れたほうがいいでしょう。もちろん、社会派映画でもありませんのでそういう期待をするとハズレだろうと思います。

アメコミだなーとかどこかで観たような~みたいなシーンがあるとか突っ込み所は多々あるでしょうけれど、なによりも作り手が楽しんで作っているのがわかる映画なので観てて気持ちよかったです。
しかし金城武が大根に見えたのは一緒に映っている國村隼が良すぎたからだろうか、日本語演技にイマイチ不安があるからだろうか・・・( ̄▽ ̄;) 後はまあいい感じに役にはまった役者を揃えてたんじゃないかなあ。仲村トオルが演じてる、平吉(金城武)が化けた明智小五郎(仲村トオル)が上手すぎ。金城武の特徴をよく捉えてるなーと思いました。

続編できそうなラストだったんで、続編あったらきっと観ると思います。

# パンフレットは600円。物語のラストというか核心に触れてるので映画観てから読んだほうがいいと思います(パンフにもそう書いてあるしね)。

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K-20 怪人二十面相・伝

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L change the WorLd


評価 : ★★★
(2007/2/9公開 ワーナー/日本 128分)

もう、誰も失いたくない ― L、最期の23日間。

※このAmazonリンクは本編ではなくメイキング(?)DVDです。

公開してけっこうすぐに観に行って2月12日に下書きしてたんだけど記事公開を寝かせていました。
なんでかっていうとー・・・個人的にものすごく消化不良だったんだよね・・・で、その時のやり場のない怒りをどわーっとネタバレ全開で書いていたので冷静になってから推敲しようと思って(-"-;
あ、松ケンはLモード全開で頑張ってたと思うよ!
でも、いろんな意味で残念な映画になってました。
正直、Lしか観るとこがないんだよな・・・でもアイドル映画というわけでもなさそうなのでなーんか中途半端っつーか・・・もうちょっとなんとかならんかったのか、と思うんだがなー。

内容は、夜神月とのデスノートを巡る戦いに終止符を打ったL(松山ケンイチ)のもとに、亡きワタリ(藤村俊二)宛ての贈り物としてタイで消滅した村の唯一の生存者の幼い少年BOY(福田響志)がやって来る。ほどなくして、真希(福田麻由子)という少女も研究所で事件に巻き込まれてワタリ宛にあるモノを持ってくるのだが、2つの事件の裏には同じ人物がいて世界を滅ぼそうとしているのがわかり、Lは最期の23日間をこの事件に懸けるのだが・・・というストーリー。

まず、そもそもの脚本がサイテー(゚Д゚)クワッッ
この脚本を書いた人もこの脚本でOKした製作サイドもどうなってんだ?と思う。
使い古しのハリウッド映画ネタか?というような観たことあるようなシーンや展開・・・おまけにそのオチはなんだというラスト・・・(-"-; (怒)
素人目に見ても、それまでの展開からしても「えええっ!?Σ( ̄ロ ̄lll)」と言いたくなるようなシーン多々。
観ている間ずーっと内心「えっ、こんなところで!?」「ハァ!?」「ありえない・・・」「えっ、なんで?」の連続・・・ついでにおそらく原作デスノートを製作サイドがきちんと読んでいないであろうと思われる矛盾も多々。(特にラスト)
ネタバレは極力控えて書くスタンスなので具体例は今日は書きませんが(多分、後日追記予定)。
Lにしたって頭脳戦は得意だけど体力戦はダメって設定になってるみたいだけど(と、映画の中で工藤夕貴が言っていた)原作ではどっちもOKなはずなんだよ(ライトとテニスの試合とかしてんだよ)、だけどあれじゃあただの犯罪捜査オタクの引きこもりじゃんよ・・・。
あと、工藤夕貴と高嶋政伸の演技がこの映画の中ではなぜかとても浮いていて違和感を感じました。キャラを作ってるんだと思うんだけどものすごく不自然だったんだよな。環境保護を目的にしていた人がテロリストになるっていう設定もアレなんだけど(求めるところが極論すぎるというか飛躍しすぎではないかと( ̄▽ ̄;))。
そして南原清隆があまりにもミスキャスト過ぎて誰だこの人選をした奴はっ!?と本気で怒りたくなるほどでした・・・あ、べつに彼そのものが嫌いというわけではありませんので誤解なきよう。あの役をやらすには人選が最悪という意味です。まあ、演技が下手で浮きまくりだということもあるんだけれど(多分、テレビドラマのチョイ役ならば許される範囲だと思うけど映画ではなー、しかもあの役ではなーという不満)、それ以前にあの人にFBIの人をやらせること自体がかなり無理がありすぎるし彼が画面に出るだけで映画の雰囲気が壊されていくので・・・(-"-;
シリアスの系統にしたいのかコメディにしたいのかオカルトちっくなものを作りたいのかどれだ(-"-;!?(怒)
余計な笑いのエッセンスなんかいらないんだよっ(゚Д゚)!
しかも笑えたならともかくとして全く笑えないんだよな、これが・・・あまりにも笑えなさすぎて哀れですらあったほど・・・。
学芸会・・・?とすら思いました。なんか、すべてが浮いている・・・「映画」にするにはあまりにもお粗末な脚本に合掌(T-T)
多分、前作の映画「デスノート」の人気とそこに登場したL(松ケン)人気にあやかって作ったんだろうなーとは思いますが、あまりにも脚本に手を抜きすぎじゃないか?頭の良い人間達のやりとりとは思えない展開と予想できるラストにおいらはがっかりでした(-"-;

ついでに、今回「リング」の中田監督に監督をさせたのはあまり意味がなかったような気がします。
ていうかむしろ前のほうがスピード感があってよかったような気すらする・・・。(どーでもいいけど中田監督の映画ってよく柳ユーレイが出てるよなー・・・)

あああー、松ケンはよかったのにー・・・。
ワタリを失くした喪失感とか、研究所の鶴見晋吾とか、平泉成とか、敵の佐藤めぐみはよかったのにー。
あの子役の男の子もラストがアレで原作とかみあってない設定で終わるのでなければよかったのにー。
ラストの曲もよかったのにー。
松ケンの頑張りに★1つ足して3つで(T-T)(脚本だけならばあれでプロか!?と思うので☆1個か0個じゃ(゚Д゚)クワッッ)

ちなみに、基本的にはスピンオフ作品なので前作のデスノートを観てなくてもある程度はわかるように作られていると思いますが観たほうが冒頭の部分はわかりやすいかも。


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L change the WorLd 公式サイト

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スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師


評価 : ★★★★
(2008/1/19公開 ドリームワークス/ワーナー・ブラザーズ/アメリカ 117分 原題『Sweeney Todd:The Demon Barber of Fleet Street』R-15

いらっしゃいませ。そして、永遠にさようなら。

2月6日に観てきました。
ゴールデン・グローブ賞を受賞していたりアカデミー賞主演男優賞にノミネートされちゃっているわりにはグロいと評判だったけれど、はぁ、なるほどね~・・・まあ、R-15指定になるのは当然だろうなー。
Yahoo!で中途半端~な評価(3.54)しか出てなかったのも両極端の賛否両論が多いのもわかる気がしました、まさに観て納得。

内容は、19世紀のロンドンのフリート街で美しい妻と生まれたばかりの娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)が妻に横恋慕したターピン判事(アラン・リックマン)の陰謀によって無実の罪で流刑にされてしまうのだが、15年後に船乗りアンソニー(ジェイミー・キャンベル・バウアー)に助けられてスウィーニー・トッドと名を変えて街に戻ってくるところから始まる。しかしパイ屋の女主人ミセス・ラペット(ヘレナ・ボナム=カーター)から妻は自殺し、娘はターピンのもとで養女にされ幽閉されているという現状を知らされて絶望したトッドは理髪店を再開してターピンへの復讐を誓い・・・というサスペンス・ミュージカル。(若干ホラーテイストあり)

あれは血しぶきドバーッ!とかおどろおどろしい雰囲気とかミュージカルとかゴキブリがうろつきまわる不衛生な環境が画面の中で繰り広げられているのを目にしても大丈夫とかそういう耐性がないと受け入れられないだろうなぁ・・・とにかく万人に受け入れられるタイプの映画ではないです。ちょっとでも苦手要素がある人はやめたほうが無難かも・・・。
おいらもハッキリ言って他人にオススメできるかと聞かれると困るんだよなあ・・・よく出来てはいるんだけど、正直に言って心に残るような「いいお話」ではないんだよね・・・こういう雰囲気が好きな人にはオススメできるけど普通の人にはすすめられないなー、特に妊婦さんには胎教に悪いよーと言ってしまうかも・・・(謎)

おいらはそれなりの覚悟をして行ったからかそれともすでに今まで観てきた映画で麻痺しているからか(?)全然平気でいつグロくなるんだろうとドキドキしている間に終わってしまい、後から思い返して「あぁ・・・フツウの人はこの映像がダメなのかー」と思いました・・・どうしよう、おいら、人として・・・_| ̄|○  
でも、だいたい血が「真っ赤なインク!」って感じの色で不自然に赤すぎるし、冒頭の血にいたっては明らかにCGだしさ!それにグロいって言ってももっとグロくて観るにたえないほどのえげつない映画は他にいっぱいあるしさ!(←どういう言い訳?)

ストーリー自体は先読みできてしまう展開をしていくからべつにどうってことないんだけれど、登場人物の演技力と全体の薄暗いどことなく寂しげな影を背負った雰囲気と、ある意味スゴイ演出(謎)に助けられていてよく出来てました。あのミセス・ラペットの叶わぬ妄想が色鮮やかなのもいい演出だったよなあ~、コミカルにさえ見えるんだけどそれがかえってカワイソウな感じが強調されて。
それにミュージカル原作の映画でもこんなに歌ばかり出てこないよなってくらい8~9割くらいミュージカル(セリフのほとんどが歌)で貫いているのと、歌自体がよく出来ていて曲調も歌詞も映像にぴったりと合っていたので(歌に関しては上手いかどうかは微妙かな~子どもが一番上手かった気がするし・・・充分に聴けるレベルではありますが他のミュージカルのほうが上手いかもしれませんけど)個人的にはよかったと思います。
ただ一曲I'll steel you, Johanna~♪(君をさらいにいくよ、ジョアナ~)っていう歌がね、もういいじゃんってくらいしつこく繰り返されて頭に残りすぎるのがちょっと・・・いいよ、若者の一目ぼれの歌なんてどーでも・・・( ̄へ ̄;)

あと、ラストの終わり方がちょっと・・・。いや、あれはあれでいいんだろうけどさ。多分、ラストをあのカットで終わらせたくて作ったんだと思うくらいラストは「あぁ・・・やっぱりねぇ」って感じで終わるんだよ(伝わるかな( ̄▽ ̄;))
でも、結局、あの人とあの人とあの人はその後どうなったの?ってのがあって、それはもしかしたらわざと見せないようにしたのかもしれないんだけど(そのほうがラストのカットが芸術的にさえ見えてくるというか活きてくるからね)、なんとなーく端折られた感じがするんだけどどうなんだろう・・・?
まあ、このテの話はキレイに終わりすぎてもイマイチになるからかな・・・?
(・・・よく考えたらどっちにしたってキレイな終わりではないか・・・( ̄▽ ̄;))

あ、それと、フツウの人はミンチやミートパイが食べられなくなるかもです・・・おいらは平気でしたけどダメだという人もいたようなので・・・理由前半に一つと後半に一つでてきます・・・おいらはどっちかっていうと前半で「うげぇぇぇ、食品衛生法とかないのかっ、この国はっ!? Σ( ̄ロ ̄lll)」と思いました・・・後半のはセリフと映像でなんとなく示唆するけどそのものずばりが出てくるわけじゃないから~・・・あ、いや、粗引きのアレ(謎)はでてきたか( ̄▽ ̄;)(謎)

それにしてもあんなにダークな雰囲気の青っ白いメイクが似合う二人ってそうそういないんじゃないかってくらいピタリとハマっていたよなあ・・・コスプレ(?)似合い過ぎ・・・(笑)
あとどうでもいいんだけど、「ハリー・ポッター・・・?」って思うくらい画質とか俳優が被るのですが気のせい・・・?
まあね、ヘレナ・ボナム=カーターはティム・バートン監督映画では常連なので(結婚はしていないけれど一緒に住んでるし2人の間には子どもも2人いるし)ともかくとして、アラン・リックマンとティモシー・スポールが揃ってしまうとおいらの目にはどうしてもハリーっぽく見えるんだよなあ・・・映画全体のカラーもあんな感じだし。

あ、そうそう、パンフレット読んで「へえー」って思ったんだけど、スウィーニー・トッドって伝説の人物のようですね。どこまで史実なのか知りませんが、そういう殺人鬼はいたといかいう話のようで(ただし実在であるという確認はとれていないようなので都市伝説かもしれないとか?)それがこの題材になったようです。
本作品は、ティム・バートン監督×ジョニー・デップという名コンビ6作目のタッグで話題になりましたけれど、以前にも「スウィーニー・トッド」というタイトルでアルバトロス配給で1997年に映画化されているみたいです。おいらは観ていませんがストーリー概略を観る限りでは、ある宝石商を追ってきた人がトッドの店でその宝石商が消息を絶ったのをつきとめて調べてみると他にもトッドの店で消息を絶った人が次々にいることがわかって猟奇事件へと発展~とかなんとかいう話らしいので今回のとは若干違うみたい。・・・まあ、内容が内容なので特別観たいとは思いませんが( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは700円。けっこう分厚いです。役者インタビューや音楽解説や伝説背景など盛りだくさんの内容ですが、キャスト紹介ですでにネタバレと思える配役紹介がそのまま書かれているので買う人は観てから読むほうが無難でしょう・・・。あと、子役の紹介は入れてくれよ~、ちょい役じゃなくてキーパーソンなんだからさ~!(゚Д゚)

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スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師

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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記



評価 : ★★★
(2007/12/21公開 ディズニー/アメリカ 124分 原題『NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS』)

すべての謎は「禁断の暗号」を解く鍵。

タイトルに「2」の文字は入っていませんが、2004年公開の『ナショナル・トレジャー』のシリーズ2作目。
あと2作は作るらしいという噂ですが、主演のニコラス・ケイジが疲れ切っていて映画業界から引退したいと言っているというような噂もあるのでどうなるんだろうなあ・・・。

さて、今回の内容は歴史学者兼冒険家(どっちが本業なのか(^^;?)のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、ウィルキンソン(エド・ハリス)と名乗る古美術商からリンカーン大統領暗殺事件の犯人による日記の一部消失されていた部分が見つかり、そこには自分の先祖のトーマス・ゲイツの名前が真犯人だと記されていると聞かされる。自身も暗殺者の末裔という汚名を着せられたことに憤慨したベンは父親のパトリック・ゲイツ(ジョン・ボイト)や友人ライリー・プール(ジャスティーン・バーサ)、恋人アビゲイル・チェイス博士(ダイアン・クルーガー)、父と別居して古代文字の研究をしている母親エイミー・アップルトン博士(ヘレン・ミレン)や現大統領(ブルース・グリーンウッド)までも巻き込んで先祖の無実を晴らすべく調査を開始。やがてリンカーン大統領暗殺事件の真実に迫ることとなる・・・というアドベンチャー。

正直に言ってしまうと・・・ディズニーなのでファミリー層向けっていうかウケを狙っている層が若干低いのかなあと思うのでまあこんなもんかなあとも思うのですが、なんというか設定とかストーリーがとっても安易だなあと思っちゃいました・・・いや、何も考えないで観るのには楽しくていいんだけど、突っ込み所満載っつーか( ̄▽ ̄;)
例えばー・・・あんなにセキュリティ高そうなところにいともあっさりと侵入できちゃったりとか(ミッション・インポッシブルもびっくり)、かゆい所に手が届くかのように御都合主義で実母が古代文字解読のプロだったりとか、大統領を連れ去るのもあっさりできちゃったりとか(ありえねー!)、またこの大統領が意外に物分りよすぎだったりとか(まさに御都合主義☆)、あんなに簡単に秘宝の場所へのしるしが見つかったりとか(いつの時代のものか知らんが風化しないのかよ・・・)、苦労して秘宝のありかにたどり着いたわりには逆からだったら簡単に行けそうだったりとか(ラストで即行、調査団が行ってたりとかね)、まあ・・・そんな感じです( ̄▽ ̄;)
まー、でもからくりとか謎解き(というほど時間かかってなくてなんで今まで誰にも解かれていなかったのが謎ってくらい速かった(笑))とかは楽しかったのでまあいいか・・・ディズニーだし。娯楽だし。
あ、あの仕掛け机欲しいなあ(笑)(←何のために( ̄▽ ̄;)?)

あと、気になるのは47ページ・・・一体何が記されていたんだろうか・・・?(で、3作目に続いたりするわけか?)
あと、エド・ハリスは悪役なのかなんなのかどうしたいのかが謎でした・・・うーん( ̄へ ̄;)
まあ、いいですが・・・。
なーんにも考えずに暇つぶし程度に観るにはいいかもって感じでしょうか~。
あまり多くを期待しないほうがいいとは思います、アドベンチャーっていうにはドキドキハラハラな見せ場が少なく感じたくらいちょっと軽めなので( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは600円。人物関係図があるので前作観てなくてもわかりやすいかも。今回はインタビュー記事が長いです。

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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

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ボーン・アルティメイタム


評価 : ★★★★☆
(2007/11/10公開 アメリカ/ユニバーサル/東宝東和 115分 原題『THE BOURNE ULTIMATUM』)

REMEMBER EVERYTHING 11.2007 FORGIVE NOTHING

えーと、こちらもなんだかんだで公開が遅れた記事ですが、12月1日に観てきました。12月2日に下書きを書き始めたというのに公開までに何日かかったのだろう・・・で、結局これが年内最後の一本となったわけです( ̄▽ ̄;)

※ この記事は公開順でトップに来るよう本日付け公開にしていますが、後日、公開日時を執筆日時に修正して2007年に鑑賞したことがわかるようカテゴリ修正します。

内容は、記憶を無くしたところからスタートする2002年公開の第一作「ボーン・アイデンティティ」、恋人と新しい人生を歩みつつあったのに過去の記憶に秘められた真実を辿ることとなる2004年公開の第二作「ボーン・スプレマシー」につぐジェイソン・ボーン・シリーズ第三作目。CIAの極秘計画トレッドストーンによって過去の記憶を消され、究極の暗殺者にされたジェイソン・ボーン(マッド・デイモン)は自分の過去の断片を辿っていくうちにある日の新聞記事がきっかけでトレッドストーンのアップグレード版のブラックブライアーという計画があったことがわかりそのネタを追いかけている記者サイモン・ロス(パディ・コンシダイン)と接触するのだがCIA対テロ極秘調査局長ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)の手が迫り・・・というスパイ・アクションの三部作完結編。

前回、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の時に続編って前作を上回るのが難しいというようなことを書いたのですが、これはもしかするとシリーズ最高の出来かもしれない。
とてもよく出来てて面白かったです。
まあ、ストーリーは三作目ともあって観ているこっちがボーンの頭のよさ(臨機応変というか頭の回転が速いという意味)やどんな窮地に追い込まれても必ず不死身という状態に慣れきってしまっていたため、あんまりドキドキはしませんでしたが(あくまで個人的にです、普通の人はドキドキハラハラだと思います( ̄▽ ̄;))、今までの謎・疑問のなんで?が決着し、テンポもよく、いい余韻を残して一応きれいに完結したように思います。(・・・もしかしたらサイドストーリーとかエピソード1みたいな作り方で続編が出るかもしれませんが一応タイトルの「ULTIMATUM(最後通告)」通り、三部作はこれできっちり終わりですよって感じの終わり方だったので納得の完結かな)
記憶を取り戻していく上で人間的な深みもでてたし、感情の動きも見えたし、エンディングの曲もバッチリだったし、前評判通りカッコよくまとめあげた上質の面白い映画になっていました。

ただ、だったらなんで満点じゃないのかというと~・・・( ̄▽ ̄;)
緊張感とかスピード感とかアクションの激しさを演出したカメラワーク(あれは手持ちカメラか?)なのだろうと思いますが、映像ブレ過ぎのシーンが多様されすぎていたような気が・・・けっこう前のほうの席に座っていたおいらには物語の醍醐味ともいうべきアクションシーンの映像が見づらくてちょっとしんどかったんですよね・・・。
あのカメラワークは演出だろうなーとはわかってるんだけど、おいら自身が手持ちカメラのブレブレ映像が苦手っぽいんだよなー・・・昔、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を観た時も最後の最後で気分悪くなっちゃって(あれはひどかった・・・)・・・あれからなんかどうにも苦手意識があって( ̄▽ ̄;)
後ろのほうで観ていたらまた違ったんだろうけれど全席指定でそこをあてがわれたもので・・・行った日が映画の日のファーストデーだったってのもあるんだろうけど人気でさー、40分前に着いたんだけどその時によさげな空席がそこしかなかったもんでしょーがなかったんだけど( ̄▽ ̄;)
んー、DVDがでたらまた観るかも。

# パンフレット・・・どこやったかなー・・・( ̄▽ ̄;)(年末に大掃除したので最近こんなのばっかり・・・)

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ボーン・アルティメイタム

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HERO


評価 : ★★★☆
(2007/9/8公開 日本/東宝 )

久利生公平、最大の危機。

※ 映画版のAmazonリンク画像が発見できなかったのでテレビ版を掲載しています(後日、差し替え予定)

9月24日に観てきました。
本当は『HERO』はどうせすぐにフジテレビで放映するだろうからテレビでもいいかな~と思って別の映画を観ようと劇場に出かけたのですが、着いたらこちらが残席僅かだったのでついこっちを観てしまいました(笑)
ま、ちょうど前日の23日の夜にドラマ・レジェンドで「HEROスペシャル」やってたしね。(どーでもいいけどどこらへんがディレクターズ・カットなのか?友人が冒頭の綾瀬はるかが出てくるところが追加だっただけじゃないかと言ってましたが)

内容は、東京地検・城西支部に6年ぶりに戻ってきた久利生公平(木村拓也)はある日、自分の離婚調停で忙しい芝山貢(阿部寛)が担当していた傷害致死事件の後任にあてられるのだが、容疑者が自供していたはずの簡単な事件だったはずなのに初公判で一転、被告は犯行を全面否認し無罪を主張。しかもこの事件の背後には久利生と山口県での事件で因縁のある大物代議士・花岡練三郎(タモリ/森田一義)が絡む贈収賄事件が深く関わっており、刑事事件無罪獲得数日本一の弁護士・蒲生一臣(松本幸四郎)が被告側弁護人に就くことに。証拠集めに奔走した久利生は事件の鍵である容疑者の車が韓国にあることがわかり、東京地検次席検事・鍋島(児玉清)の連絡で韓国のカン検事(イ・ビョンホン)に協力を要請し、事務官の雨宮舞子(松たか子)と共に釜山へ向かうのだが・・・という木村拓也が型破りな検事を演じた検事ドラマ。

ドラマの映画化といえば、成功か失敗かどっちかしかないんだけど、これはまあまあ成功のほうかなーと思います。ラストがああいう形(謎)で終わったので、納得というかホッとしたというか、ああこれで完結だなーと思った人が多いんじゃなかろうか。まあ終わり方としては良いんじゃないかと思います(一昔前のテレビ的なラストだな)。
ただちょっと「・・・そりゃやりすぎだろー( ̄▽ ̄;)」と思うシーンが多々・・・これはテレビ版でもそうだったからまあお約束なのかなぁ。テレビドラマのノリを受け継いでいて、もともとそういうものだと思っているので違和感を覚えるほどじゃなかったけど、所々、中途半端だったような気が・・・。
多分、天秤を持った銅像のアップがしつこいくらい何度も出てくる意味を考えると、一所懸命に一つの事件に深く関わる姿を描いているわりには、本編と関係ない部分は詰めが甘いなーというかアレはどうなったの?というシーンがあったから中途半端に感じるんだろうなあと思うんだけど。

例えば・・・以下、ちょっとネタバレを含むので続きは見たい人だけ反転させてどうぞ。

その1 韓国で雨宮が拉致られかけた原因のUSBはいったいどうなったのか?中身は何だったのか?説明なしに終わっちゃいました。イ・ビョンホン出すためだけの伏線なのかよっ( ̄▽ ̄;)!

その2 韓国行きの原因となった車。そもそも国道だったらNシステムあるんじゃ・・・写ってないの?そこは地道に捜査を進めるという形式重視で無視( ̄▽ ̄;)?あと、警備員が駐車スペースの少ない駐車場に停めてるのも謎。

その3 法廷シーン。政治家絡みの事件ではなく、一人の普通の人が殺された事件なのだと強調するシーンはよいとして・・・弁護士なら普通もっと弁護しない?それ以前の問題として、傍聴人のほとんど全員がマスコミってことはありえないだろー・・・一斉にどどっといなくなっちゃうのもありえない。

その4 車を探すのはわかるとして、835人分ものケータイ画像をあれだけの時間の中でどうやって確認したのかが謎だ。法廷に入ってくるなり雨宮がまるでこの紋所が目に入らぬか~!とでも言わんばかりにケータイ画像をかざすのもちょっとやりすぎのような・・・だいたいあの距離で画像にちっこく写った男なんか見えないだろう( ̄▽ ̄;)

あと、個人的に・・・タモリはいらないと思ったなぁ・・・いらないというか、ミスキャストのような・・・。なんかタモリが出てきてから急に安っぽくなった気がするんだよねー。いや、出演料は高いんだろうけど、そういう意味じゃなくて「衆議院議員、花岡練三郎です」って言われても威厳がなさすぎるというかタモリはタモリにしか見えないというか・・・秘書の石橋蓮司のほうが威厳があるくらいだし、だいたいサングラスの代議士なんか見たことねーよ・・・って感じで、無駄に豪華な出演者を用意したわりには~・・・という無理を感じました( ̄▽ ̄;)

あとは、まあまあかな~。脇役陣も素晴らしいしね。
特に香川照之はおいら個人的にはヒットだったよ!渋い!何あの貫禄!(゚Д゚)
あと、細かな笑いを誘ってくれる小日向文代と八嶋智人がオイシイかな~、阿部寛も冒頭のつかみで笑えたし(笑)
あ、あと、忘れちゃいけない、「あるよ!」のマスター田中要次も!・・・あのバーの料理は食べてみたい(笑)
あー・・・しかし、イ・ビョンホンの使い方と、中井貴一や綾瀬はるかのシーンは必要なのかどうか微妙だ・・・。
山口県の一件については、見てないとつながりはわからないけれど、まあ、見てなくても一応映画だけでも完結しているんだけどね。

メインの事件と展開自体はわりと地味~なので映画にするほどではないかもと思ったけど出演者がけっこう豪華だし海外ロケもしているみたいなのでやっぱり映画公開ということになったのかもね。こういうのは本当は一つ前の山口県の一件と一緒に2時間ドラマスペシャルで2日連続か翌週にまたがって放送してくれたらいいんだろうけどね~。テレビだったら視聴率30%とかいくかも?
個人的にはこれでエンディングに宇多田の曲がかかればなおよかったんだけどね・・・まあテーマ曲は変わらないからいいか・・・。

・・・ところで、どこが最大の危機だったのかな( ̄▽ ̄;)?

# パンフレットは600円。ドラマ版のあらすじおさらいとか人物相関図、釜山ロケ、通販グッズ解説、映画での重要シーンのセリフ入り写真など情報満載です。

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DEATH NOTE デスノート the last name

※ Amazonリンクの検索をしましたが、DVDがまだありませんでしたので後日。

評価 : ★★★★
(2006/11/3公開 日本/日本テレビ/ワーナー 140分)

2冊のデスノート。衝撃は増殖する。

そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ

11.3-誰が死に、誰が生き残るのか。

先日、テレビ放映を観て酷評したはずの『デスノート 前編』なのですが。
Yahoo!Japanのユーザーレビューの評価が4.54と異常に高い数字を出してる上に、前編を観てダメだこりゃって言ってた人ですら後編は良かったと評価を上げているじゃーあーりませんかー Σ( ̄ロ ̄lll)

なんで(・∀・;)?(素朴な疑問)

・・・というわけで興味を持ったので、予定日前日(!)だったのですが、腰痛がひどいだけで全然兆しがなさげなので、先日ワーナーマイカルで貰った12月15日まで有効期限の15周年記念の映画鑑賞チケット割引+ポップコーンS無料チケットを使いに、腰痛対策のビーズクッション持参で観に行ってきました( ̄▽ ̄;)(←チャレンジャー)
朝イチを狙ったのですが、昼イチですらチケット完売。
グッズ売り場には「以上の商品はただいま品切れ中です」って貼紙がしてあって、サントラとミサミサの指輪以外の商品が完売状態・・・ちょっと待てよ、3日に公開になったばかりだろ!?
何、その人気・・・( ̄ロ ̄lll)?(驚)

とりあえずパンフレットを買ったけど遅くなるし腰痛いしもういいかー帰ろうかなーと思ったものの、なんとなくせっかく来たのに悔しいので近くのスターバックスで10周年記念でカスタム無料だ~とか言いながら時間潰し。ちょうど店員さんにまんまと勧められて10周年限定タンブラーを買ってしまい、お茶を飲んだりして次の上映開始を狙って結局観てしまったという・・・今日はやたらと下のほうで動きまくるので(道を広げているのか?)途中で破水したらどうしようとかも思ったんだけど、まあ大丈夫かなって・・・( ̄▽ ̄;)(←やっぱりチャレンジャー)
上映開始1時間前にチケット売り場に行ったらすでにチケットは残りわずかだったので購入。
すごい人気ですな・・・。どーでもいいけど原作はたしかに漫画とはいえ、内容的に「死」を扱うものだから3歳くらいの子連れで来るのはちょっとどうかと思うよ・・・途中騒いだりしてたのを何人か見掛けたけど(;¬_¬)

それはさておき、いつものように内容から。
死神リューク(声:中村獅童)が落としたデスノートを拾い、「キラ」として法で裁けない凶悪犯の名前を書いては次々と死に至らしめる天才大学生、夜神月(月=ライト/藤原竜也)を疑う天才探偵L/竜崎(松山ケンイチ)との頭脳戦の続き。前編のラストでリュークとは別の死神レム(声:池畑慎之介)のデスノートを手に入れたキラを崇拝するアイドルの弥海砂(戸田恵梨香)が第2のキラとなって行動を開始したため、推理と捜査の方向が変わっていき・・・という二人の天才の騙しあいの頭脳戦・心理戦を描いたサスペンス。

前編で、ガッカリしていたのでそんなに期待してなかったんだけど・・・これはちょっとやられたかもなぁ( ̄▽ ̄;)
多分、原作も人気絶頂期にこういう終わり方をしたかったんじゃないかなーというくらい、ある意味、理想的なラストに変更されてました。ネタバレを避けるためどういうラストになっていたのかは書きませんが、原作ファンを大きく裏切るものではないと思います。
一応、原作を凝縮してあるし、大きな意味では原作同様のラスト(最後に書かれる名前は同じという意味)につながるんだけど、そこへの過程がちょっと違うのね。
原作ではヨツバグループとかニアとかメロとかいう人たちが出てくるんだけど、今作ではそのあたりは一切カット。
その代わり、ヨツバの代わりをアノ人にさせたりとか、オチの持っていき方が変わったりとかしてます。
でも原作と違うからって全然、不快じゃないんだなー。
むしろ映画のほうが自然っていうか、そうあってくれたほうが納得っていうラストになってます。

・・・そうなんだよなー、原作じゃあライトが迂闊なアホじゃないので隙を感じないんだけど、映画だと隙がありすぎてミスキャストじゃないのか?アホか!って感じで脚本がダメダメと思ったので前編を観て納得してなかったんだけど・・・あーなるほど、ライトはこのくらい迂闊でアホで幼稚じゃないとこのラストにはつながらんからそれでいいのかーと納得だ・・・そういう意味で天才の設定のはずなのに字が汚いってのも(字が汚い=精神が子どもという意味で)納得だ( ̄▽ ̄;)(笑)
・・・とか思いながらパンフレットを読んでいたら同様のことを監督がインタビューで答えてました。・・・だけどそれは深すぎて前編だけ観たらわからないよ・・・ _| ̄|○  

まあ、前編同様に突っ込み所はあるんだけどそれでも減ったし、CGがやたらCGくさいのが気になるっちゃ気になるけど・・・許容範囲かなー(見慣れたともいうが)。
とにかく前編より格段によくなってました。
特にLが素晴らしい。
主役食ってたね、うん、アンタの映画だよ、後半は。
(それにしても甘党の設定とはいえ、すんごいモノ食べてたしな・・・角砂糖とかシロップとかそのまま食うなよ( ̄▽ ̄;))
前編だけ観て「こりゃダメだな」って思った人でも、今作ではあれほどガッカリしないし評価が上がるかも。
原作ファンでもそんなにガッカリしないと思います。
ていうか、むしろ、映画のほうが面白い所だけを凝縮した分、弛まなくてある意味よかったのかも。
キャストがイメージに合う人と合わない人がいたりエキストラが下手だったりするので(特に前編はひどい)、ものっすごく傑作だとまでは言わないけど、後編でうまくまとめてるなーという印象でした。
前編観た人や興味のある人にはオススメします。

あ、そうそう、余談ですけど。
Yahoo!Japanのユーザーレビューとかでやたらと書かれていた脚線美って出てくる女優さん達のことだったのね。
そういえばやたらにミニスカートとかで足が強調されている気がしました。出身がグラビアとかモデルさんとかだし、サービスカットなんでしょうけど・・・でもそれで点数を上げるのは何か違うと思うぞ( ̄▽ ̄;)

# パンフレットは700円。原作に出てくるミサミサが使うデスノートちっくの装丁で作られています。前編のパンフもまとめて買ったんですが(どっちも700円)、前編より後編のパンフのほうが内容が濃いかも。

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DEATH NOTE デスノート 前編

※ Amazonリンクの検索をしましたが、DVDがまだありませんでしたので後日。

評価 : ★★★
(2006/6/17公開 日本/日本テレビ/ワーナー 126分)

デスノートに名前を書かれた人間は死ぬ。

頭脳戦を制したものが、新世界を制す。

11月3日から後編が公開されるということで、昨日の金曜ロードショーで前編を放映しているのを観ました。
これって今年の夏くらいに公開されてなかったっけ?TV放映、早いなー。

内容は、死神から手に入れたデスノートを使って法の網をくぐり抜ける凶悪犯に正義の名の元で次々と死の制裁を下していく一人の天才学生・夜神月(月=ライト/藤原竜也)と、その事件の背景に誰かの手を感じて捜査に乗り出したもう一人の天才・探偵L(松山ケンイチ)による頭脳戦・心理戦を描いたサスペンス。

・・・で、感想なんだけど。
うーん、ネット上で賛否両論、両極端な理由がわかりました。
原作を知ってるか知らないか、原作の世界観に入り込んでいるかいないかで大きく意見が分かれると思うよ・・・。
ちなみにおいらはつい最近この原作を漫画喫茶で全部読んだ直後だったので、昨日の映画はディレクターズカットだかなんだか知らんが、正直、いろんな意味でガッカリでした・・・よかったーって言う人もいるかもしれんがおいら個人的にはダメな部類だと思った( ̄▽ ̄;)

原作を超える映画ってのは残念ながらほとんどないから、あんなふうに脚本が作られていてもあんな配役でも充分OKって話なのかもしれんけど・・・製作サイドはちゃんと原作を読んだのか?と言いたい。
原作の持つ雰囲気に頑張って近づけようとはしているんだけれど、いろんな意味で原作の良いところをぶち壊している気がした( ̄▽ ̄;)
特に主人公のライトは天才という設定なのに、あんなに冒頭から堂々とノートを取り出して名前を書いたり、大声で喋ってたりと慎重さに欠けるようじゃまるでアホだ・・・( ̄ロ ̄lll)
ワタリとLの雰囲気は合っていたけれど(まあLはメイクがうまくいったというか)、ライトの父はなんだか余裕がありすぎで濃すぎるし、ミサミサと詩織の使い方は必要なんだか不必要なんだかオリジナリティをだしたんだろうけど変だし、南空ナオミがライトを疑うに至った理由も曖昧だし(あんなに突然決め付けたらただのイタイ暴走女だ)、リュークのCGはあきらかにCGっぽすぎるし・・・なんて突っ込み所が満載なんだろう・・・( ̄へ ̄;)
多分、原作の根底にある部分は、ちーっとも出てない気がする。なんか雰囲気だけ、みたいな・・・エキストラからなにからやっつけ仕事?みたいな感じでひどすぎる・・・。

でも原作知らないとか知ってるけどそんなに思い入れがないって人にはけっこう好評なんだよねー。
ちょうどテレビで観ている時においらの映画友達から「デスノート面白いな」ってメールきたしな(原作知ってる?って聞いたら案の定、知らないって言われました・・・やっぱりなー)
原作とは別物と考えるならいいかもしれません。
おいらも原作知らなかったらもっと楽しめたのかもなー・・・。
このデスノート面白いって言った友達が、原作を読んだ後の感想を聞きたいものです。

個人的に「おお!これはいい」と思うほどよかったのは予告とポスターだけ(笑)
もう予告とポスターとワタリとLのメイクにだけ点数つけようって感じ( ̄▽ ̄;)
予告はあんなにうまく出来てたのに本編がこれだとは・・・後編もテレビ待ちでいいくらいかな( ̄▽ ̄;)

そういえば、アニメ版もあるらしいです、夜中らしいので見てないけど。
こっちはどうなんでしょうね?

# パンフレット・・・買ったような買ってないような・・・劇場で観ていないことは確かなのだが、パンフレットだけ買ったような~・・・うーん、もはやショックで覚えていない( ̄▽ ̄;)

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DEATH NOTE -デスノート-

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フライトプラン


評価 : ★★★
(2006/1/28公開 アメリカ/ブエナビスタ 98分)

彼女は、航空機設計士。そして一人の母。
高度1万メートルの上空で、幼い娘が失踪した・・。

その時、最新鋭の旅客機は、史上最悪の《戦場》に変わる―!

予告編を観た時に、まるで『フォーガットン』みたいだなあと思い(予告時での設定とか映像とかの期待の持たせ方が似すぎ)、さては妄想オチかテロ犯オチかトンデモオチ(突然、実は宇宙人だったとか幽霊だったとかいいだすオチ( ̄▽ ̄;))のどれかじゃなかろーか・・・と予想していたら、まあ一応当たってました~。
・・・このテの映画はもうこれ以外のオチは存在しないのだろうか~、予想外ってのが楽しいのにな~(ボソ)。

しかし、ジョディ・フォスターの演技力に頼りきった感じがものっすごく滲み出まくっている作品になってるんだけど、なんですかこれは( ̄▽ ̄;)?

内容は、夫を亡くしたばかりの航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)が、6歳の娘ジュリア(マーリーン・ローストン)を連れて自分がエンジンを設計した最新鋭のジャンボ旅客機内で帰国途中、飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまうのだが周囲に聞いても誰も見ていないと言い、探し回っても見つからず、挙句にすでにジュリアは死んでいてあなたは精神的ショックで幻覚を見たとまで言われ、全てが信じられなくなり、カイルは一人で娘探しに奮闘する、というパニックアクションストーリー。

正直、ジョディの演技がなければ、ストーリーは突っ込み所満載のB級作品
だって、よく考えたら全部偶然に頼ってるし・・・ジョディが娘に「横になりたければ後ろの席が空いてるから横になる?」って言わなければ、そして客が全員娘を見なかったって言わなければまったく成立しなかったストーリーなんだよね・・・全部想定の範囲内でストーリーが進むってのが、まずありえんっちゅーの・・・だってああやって機内で連れ出すこと自体が無理じゃない( ̄▽ ̄;)?

それに「母は強し」の部分を強調しているから成り立つストーリーなんだけど、だからジョディの演技に惹き込まれるかどうかがストーリーとして成り立つかどうかの鍵になっているわけで・・・まあジョディはいいんですけどね、娘を探すために機内をパニックルーム(この場合のパニックルームの意味は緊急避難場所じゃなくてパニックに陥れられる部屋の意味)にしてしまうわけなんだけど、あんな人と乗り合わせちゃった乗客はもう不運としか言いようがないです。密室のはずの飛行機内から子どもがいなくなって不安にかられて極限状態で突っ走ってしまったというのはわかるけど、あそこまで他人に迷惑かけまくりな親って人としてどうなんでしょうって思いますがぁ・・・( ̄▽ ̄;)?

それに、あのジョディの正気か狂気かわからない精神的にちょっと危ういような演技で、こちらもググッとストーリーに惹きつけられはするものの、なんか最初から目がイッちゃっててあやしいなあコイツと思っていた人がやっぱりあやしかったので、

ハァ?そのまんまかよっΣ( ̄ロ ̄lll)!?

と、思わず口に出しそうになったしね・・・ああいうのは、最初に観客に見破られたらオシマイだと思いますがどうなんでしょう( ̄▽ ̄;)(致命的)
しかも動機やジョディ一家を選んだ理由がまったく不明。なんなんだ、何がしたかったんだ。しかもこの中途半端さはなんだ~・・・。

最後の爆発もあんなに用意周到に準備したわりには小規模すぎて「なんじゃそらー!?」ってコケたけど(低予算なのか?)、せめてストーリーくらいはもうちょっとひねれよ~!!
しかもアラブ人の扱いがひどくてちょっとげんなり。アラブ人だったらそういう扱いでイイとか思ってません?アラブ人が観たらきっと怒ると思いますよ?
機長に「娘が見つかったら謝罪して!」とか言うんだったら、オマエもあんなことがあったのに荷物運んでくれたんだから、娘はいたんだから私は正しかったのよ!って勝ち誇った顔してないでアラブ人に謝れってーの( ̄▽ ̄;)
なんかそういう中途半端なカットが腑に落ちないんだよなぁ・・・そういえば、冒頭の現実と過去が錯綜するあの編集も意味あるのか?って感じ(ちっとも生かされていない)。
ジョディは怪演ってくらいピッタリだったけどね。
そうそう、機長もいい感じでした。どっちに転ぶかな~と思ったけど思い返せばたいした役ではなく、浅岡ルリ子に似た客室乗務員のほうがよほど重要なわりにはたいした扱いされてないなぁと、脚本の不備に問題があるような気がしましたけど~役者の演技はみなさんそれなりに良く・・・あ、あいつの目がイッてさえなければもうちょっと謎解き要素が出てよかったかも・・・( ̄▽ ̄;)
あと、もうちょっと子どもと絡むシーンがあれば母と娘の絆とか強調できてよかったかも。

まあ、この映画はジョディたち役者の演技を観るためだけ映画ですね~。
役者の演技がいいから退屈はしなかったけど、ストーリーを気にすると成り立たないからさ(笑)

# パンフレットは・・・あ、買い忘れた( ̄▽ ̄;)

「フライトプラン」関連サイト
フライトプラン|FLIGHTPLAN
Flightplan--The Official Movie Web Site(英語)

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